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     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
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                  <2017年2月号>     No.0142

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(株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング

を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

(1中国春節と節分

(2)住宅関連情報  
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

 

中国春節と節分

 

 2月に入ってまだまだ寒い日が続いていますが、もうすぐ春になることを教えるように並木の

芽に変化が現れているようです。 2月3日の節分も名古屋地区では日中10度以上にな

りまあまあの天気でしたが、いつの頃からか大阪を中心とした地域の風習である恵方巻きが

全国的に展開するようになって、テレビの宣伝・コンビニの宣伝・デパートや近くの食品スーパ

ー等のチラシにまで・・・・日本人の商魂は凄まじいと・・・。

 

 全国的には、節分は豆まきをする行事が邪気を追い払うとして行われており、商売とはあ

まり結びつきにくい風習なのでしょうか恵方巻がターゲトにされたようです。もともと恵方巻きと

いう名称は無く、大阪地区で呼ばれていた名称としては「幸運巻寿司」「恵方寿司」「招福

巻」などのようで、1998年にセブンイレブンが節分をターゲットにした商品として巻き寿司を

企画して、全国発売にあたりその商品名を「丸かぶり寿司恵方巻」としたことにより、それ以

降急速に「恵方巻」が全国に広がっていったようです。 バレンタインのチョコレートと同じで、

一般の人々の消費を煽る商法が成功しているのかもしれません。

 

 節分は2月3日だと思っている方がほとんどだと思いますが、節分は立春の前日であり、

その立春は太陽の角度が315度になった日と決められているので、例えば2021年の節分

は2月2日になるそうです。 現在の中国では春節と節分の日にちが近いこともあり、春節

が大きな行事になっている関係からか、日本と同じような節分は無いようなのですが、元々

はやはり中国の春秋戦国時代ごろに発生した陰陽五行思想に由来して定着したものとの

事です。 今回は春節と立春の前日である節分との関係を調べてみましたが、自分自身

完全には理解できていない中での説明になってしまいました。

 

 節分自体は季節を分けるとして、立春・立夏・立秋・立冬の前日の事で江戸時代以降

は特に立春の前日(2月4日頃)を指すことが多くなったようです。 陰陽五行説の歴におい

ては立春を一年の始まりとしており、二十四節気を基準としてその中の十二の節(新暦では

4日〜8日)が一年を12ヶ月に分けることになり、旧暦(太陰暦)による季節のズレを正し、

季節を春夏秋冬の4等分に区分するために考案されたもので、太陽の運行を基にしており、

新暦(グレゴリオ歴)との比較においては一定のズレに収まり、立春は毎年2月3日〜5日の

範囲になってくるとの事です。

 

 要するに、基本的な多くの歴がある中において、現在中国の春節を算出するために使われ

ている旧暦と言われる太陰太陽歴があり、現在世界一般に使用されている新暦と言われる

太陽暦の一つであるグレゴリオ歴がありますが、もう一つ節分に関係した陰陽五行説の歴が

あると考えた方が理解できるかもしれません。 旧暦の正月が春節であり、中国でも基本的に

は新暦を使っていますが春節だけは旧暦により計算されています。

 

 節分に関係するのは陰陽五行説の歴で、立春が一年の初めの正月となり旧暦の春節の

前後半月の範囲に入るのですが、30年に一度は春節と立春が一致すると言われ、非常に

縁起の良い日とされています。 最近では1954年・1992年がそうで、次は2038年にな

ると予測されています。 やはりなんとなく解ったような解らない感じだと思いますが、現代に残

る多くの風習や行事は、このような歴やそのベースになる思想から生まれてきており、それらが

数千年単位で受け継がれてきている事になります。

 

 今年の中国の春節は1月28日で、公的な連休としては大晦日の1月27日から2月2日

までの7連休となっていました。10年くらい前は、一般には毎年春節の前後2週間くらいは各

企業も開店休業状態がほとんどだと言われており、早くから帰省するための鉄道やバスの切符

を徹夜して並んで手に入れ、満員の列車に数時間から数十時間乗り継いでやっと故郷に帰

り、家族と年を過ごすのが標準的な労働者でした。 最近は所得水準がかなり上がってきてい

る事や、高速道路や自家用車の普及・交通機関も特に高速鉄道網の発達、航空機の使用

の一般化によって、この時期に無理やり休暇を取って故郷に帰る人も少しずつ減ってきていると

の話もあり、海外旅行や国内の観光旅行をする人も増えてきているようです。

 

 海外では、やはり日本・韓国・シンガポール等が人気なようで、国内の10大人気スポットは、

廈門(アモイ)・北京・三亜(海南島)・昆明・成都・長春・長白山・西安・桂林となっており、各

地では春節の間多くのイベントが計画されており、観光客へのアピールも盛んに行われているよ

うです。

 

 2022年開催の北京の冬季オリンピックは2月4日〜2月20日の間で、パラリンピックは3月

4日〜3月13日となっており、2022年の春節は2月1日であることから、春節の休み中に開

催されることになり、その盛り上がりは大変なものになるのでしょうが、人の移動や警備も含め

てどうなるのでしょうか・・・・?

 

                                        2017年02月10日

                                               車田 修

 

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2017年1月

目次
1.住宅関連

2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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