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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2013年6月号>      No.0098
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国・長春(白山市/長白山)

(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

中国・長春(白山市/長白山) 

 

 5月末になって中国広東省中山市は、一時的に梅雨明けのような青空が広がったので

すが、まだぐずついた天候が続いています。 気温だけは高くなって30℃超えが続く中、中

途半端な小雨がじめじめした高湿度を生み出し、クーラー無しでは寝られない状況が続い

ています。逆に名古屋地方は梅雨に突入したはずが良い天気が続き、湿度も適当で過ご

しやすい気候がつづいています。

 

 5月の後半に5日間かけて、中国東北地区の吉林省長春市と白山市を訪問し、その後

安微省のWU-HUに行ってきました。 訪問の目的は営業出張なのですが、かなりハード

なスケジュールで中国の大きさを改めて認識させられました。

 

 吉林省長春市までは、中山市から高速道路を使って広州白雲国際空港まで1時間30

分、広州白雲空港から長春龍嘉国際空港までは4時間のフライト、空港から長春市内ま

では車で約40分位なのですが、日本に帰る位遠いと思いながら地図を見れば広州起点で

は東京と同じくらいの距離でした。 白酒70度の宴会後の翌日の白山市までの日帰り

(片道4時間)は結構きつかった・・・・。

 

 長春市は近代史において日本と深い関係があり、歴史的には1791年からの山東から

の農民の入植が始まる前は遊牧地とされほとんど開発は行われておらず、1800年に清朝

により長春庁が設置されたのが始まりのようです。

 

 19世紀末に日本が日露戦争に勝利した後、ロシアより権益を獲得して南満州鉄道株

式会社を設立し、1906年に長春駅を新設、その後関東軍の支配下に置かれ1932年

満州国が建国され長春は満州国の首都に定められ新京と改称されました。

 

 満州国時代の約12年の間に日本人技師による都市計画が実施され、現在の長春市

の市街地が形成されましたが、現在も当時の多くの建築物が残されており市政府がある地

区ではこの建築物は旧満州国時代の庁舎だったとかの看板が見られます。

 

 現在の長春市は郊外に向けて開発がかなり進められており、面積は20571km 2、(岐

阜県の約2倍)人口760万人の大都市となっており、長春市区は面積が168.6km 2(

古屋市の約半分)市区人口は370万人(名古屋市の1.6倍)と中心部の人口密度はか

なり高いのですが、白山市に向かって高速道路を30分も走ればトウモロコシ畑が広がり誰

もいない田園風景が延々と数時間続きます。

 

 白山市は北朝鮮の国境まで直線距離だと30kmの位置にあり、長春市からは高速道

路が3/4、一般道が1/4で約3時間半~4時間かかりますが、市内にある観光地としても有

名な長白山から市の名前がとられています。 この長白山(朝鮮名は白頭山)は北朝鮮と

の国境にまたがり標高2744mの活火山で、頂上には天池と呼ばれる美しいカルデラ湖が

ありその中心付近を国境が通っていますが、観光地と言っても一年の8か月は雪に覆われ実

際には7月から9月にしか行けないところのようです。 天池は周囲12km~14kmで水深

の深いところは384mとの事で、天池から北に出た川には落差70mの滝(長白瀑布)が形

成されており、一度は見ておく所だと進められていますが、機会が在ればまた報告します。

 

 今回は、観光案内のようなレポートになってしまいましたが、仕事の旅でこのようなところに

行くことは少なく、北京や上海の公害が嘘のような地域でたまにはゆっくり観光気分を味わい

たいのですが、この後訪れた長江が流れる安微省でも上海から片道4時間半のドライブが待

ち構えており、帰りの上海浦東空港までの高速道路は渋滞に巻き込まれ、高速道路の違反

監視カメラも無視してチェックイン締切3分前の滑り込みセーフという、おまけまで付いた今回

のような出張が現実で、中国を満喫したのんびりとした旅なんていうのは掛け声だけでなかな

か実現しそうにもありませんが、逆に、5月のレポートの北京の話もそうですが、現在の中国の

高度成長の現状をを満喫させられているのかもしれません。

                                       2013年06月10日

                                             車田 修

 

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2013年5月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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