■住宅関連情報/2012年5月 ■             
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. マンション動向:首都圏の4月のマンション発売戸数/4211戸、前年同月比81.7%増。東日本大震災の影響で2011年4月にマンション大手が営業を自粛した反動で増えたほか、東京建物の東京多摩市の物件など大型物件の発売も重なった。契約率も81.8%と、震災直前の11年2月以来、14カ月ぶりに80%を超えた。大型物件がけん引。※日経5-18/12P13
  2. マンション動向:近畿圏の4月のマンション発売戸数/前年同月比30.9%増の1461戸。契約率は78.2%で、2カ月連続で70%を上回った。※同上
  3. 住宅着工動向:4月の新設住宅着工戸数/73,647戸、前年同月比10.3%増。住宅ロ-ンの金利低下が追い風となり、3カ月連続で増えた。東日本大震災の被災3県では、前年同月と比べ2-3倍の着工があり、復興需要の盛り上がりが確認された。※日経6-1/12P5
  4. 住宅:大和ハウス工業/那覇市北部に地上30階建てのマンション「リュ-クスタワ-」を建設、9月をメドに分譲販売開始。高さは104.3m/沖縄県で最も高層のマンション。主に団塊世代の退職者が県外から移住するニ-ズやセカンドハウス目的で購入する需要を取り込みたい考え。間取り/1~3LDK、総戸数/676戸(2棟で)、価格/2000万円~1億円超。※日経5-2/12P11
  5. 住宅:大和ハウス工業/2012年3月期連結見込み-純利益は前の期比28%増の350億円前後。従来予想を50億円上回る。住宅販売好調、女性向け賃貸物件の需要拡大、仮設住宅も寄与。売上高は従来予想を約500億円上回り、9%増の1兆8500億円前後。付加価値の高い戸建て住宅販売好調、リフォ-ム工事も増加。建設事業も堅調。※日経5-3/12P13
  6. 住宅:大和ハウス工業/2013年3月期連結見通し-13年度を最終年度とする中期経営計画では13年3月期に売上高1兆8800億円、14年3月期に売上高2兆円にすることを目指している。計画達成に向けて、戸建て住宅や賃貸、リフォ-ム事業などに営業人員の拡充を進めていく計画。※同上
  7. 住宅:大和ハウス工業/2012年3月期連結-増収増益。売上高18487億円(前期/16901)、経常益1085.06億円(同/790.49)、利益332.00億円(同/272.67)。13年3月期連結見通し/売上高19000億円、経常益1110.00億円、利益580.00億円。利益は6期ぶりに過去最高益を更新。マンションや戸建て住宅の販売が好調に推移。※日経5-11/12P15
  8. 住宅:大和ハウス工業/介護事業を手がける東京電力子会社・東電ライフサポ-トを買収する方針。買収額見込み/数十億円。介護関連事業を今後の成長分野と位置付けており、買収を機に首都圏で事業を拡大。東電は本業と関連が薄い事業の売却を進め、経営再建を急ぐ。6月1日までに買収完了。社名/大和ハウスライフサポ-トに変更。※日経5-16/12P9
  9. 住宅:積水化学工業/新製品-蓄電池付き住宅「進・スマ-トハイム」。同社初の蓄電池付き住宅。年間必要エネルギ-量の約6割を自給(太陽光発電33%、蓄電池電力28%)。光熱費/一般住宅(4人家族)比で年約32万円削減。価格/5.53kw時蓄電池、4.8kw太陽電池、HEMS搭載の床面積154㎡住宅で3.3㎡あたり55万円から。発売中。※日経5-2/12P29
  10. 住宅:フジ住宅/2012年3月期連結-増収増益。売上高715億円(前期/597)、経常益49.03億円(同/36.80)、利益27.67億円(同/20.27)。13年3月期連結見通し/売上高750億円、経常益40.00億円、利益24.20億円。※日経5-2/12P13
  11. 住宅:ナック/2013年3月期連結見通し-純利益は前期推定比15%程度増の35億円前後。首都圏や愛知県などを中心に住宅展示場開設を進め、注文住宅の販売棟数が増える。売上高は約15%増の720億円強。新規出店で、1600万円台の注文住宅の販売棟数は前期比1割増の約2500棟。12年3月期見込み/売上高630億円強。※日経5-8/12P14
  12. 住宅:三井ホ-ム/2012年3月期連結-増収増益。売上高2168億円(前期/2141)、経常益43.38億円(同/38.79)、利益29.25億円(同/9.11)。住宅エコポイントなどの効果もあり、注文住宅の販売棟数増加。リフォ-ム子会社株式売却益25億円を特別利益に。13年3月期連結見通し/売上高2260億円、経常益21.00億円、利益24.00億円。※日経5-9/12P12,13
  13. 住宅:旭化成/2012年3月期連結-減収減益。売上高15732億円(前期/15983)、経常益1075.67億円(同/1182.19)、利益557.66億円(同/602.88)。住宅関連/耐震性の高さや都市部での二世帯住宅の高まりで、戸建て住宅販売が好調。13年3月期連結見通し/売上高17810億円、経常益1150.00億円、利益665.00億円。※日経5-10/12P16,17
  14. 住宅:住友林業/2012年3月期連結-増収増益。売上高8318億円(前期/7974)、経常益207.14億円(同/142.06)、利益92.71億円(同/51.75)。13年3月期連結見通し/売上高8450億円、経常益230.00億円、利益130.00億円。※日経5-11/12P15
  15. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2012年3月期連結-経常減益。売上高5009億円(前期/4404)、経常益181.99億円(同/191.38)、利益112.42億円(同/101.37)。13年3月期連結見通し/売上高5300億円、経常益200.00億円、利益120.00億円。※日経5-11/12P15
  16. 住宅:ミサワホ-ム/2012年3月期連結-増収増益。売上高3785億円(前期/3413)、経常益109.00億円(同/78.75)、利益69.19億円(同/31.33)。13年3月期連結見通し/売上高3930億円、経常益115.00億円、利益75.00億円。※日経5-12/12P17
  17. 住宅:レオパレス21/2012年3月期連結-最終黒字化。売上高4594億円(前期/4843)、経常益23.49億円(同/▲318.08)、利益15.88億円(同/▲408.89)。13年3月期連結見通し/売上高5639億円、経常益61.00億円、利益55.00億円。※日経5-12/12P16
  18. 住宅:明和地所/2012年3月期連結-増収増益。売上高358億円(前期/293)、経常益14.26億円(同/11.09)、利益7.51億円(同/5.48)。13年3月期連結見通し/売上高457億円、経常益22.00億円、利益12.00億円。※日経5-12/12P16
  19. 住宅:新日本建物/2012年3月期連結-最終黒字化。売上高137億円(前期/97)、経常益4.60億円(同/▲25.42)、利益4.44億円(同/▲12.35)。13年3月期連結見通し/売上高175億円、経常益4.70億円、利益4.60億円。※日経5-12/12P16
  20. 住宅:コスモスイニシア/2012年3月期連結-減収増益。売上高802億円(前期/1014)、経常益13.98億円(同/7.01)、利益13.34億円(同/2.34)。13年3月期連結見通し/売上高942億円、経常益43.00億円、利益43.00億円。※日経5-15/12P16
  21. 住宅:スタ-ツコ-ポレ-ション/2012年3月期連結-増収増益。売上高1177億円(前期/1122)、経常益100.87億円(同/88.61)、利益33.68億円(同/20.79)。13年3月期連結見通し/売上高1280億円、経常益110.00億円、利益36.00億円。※日経5-15/12P16
  22. 住宅:ア-ネストワン/2012年3月期単独-増収増益。売上高1872億円(前期/1608)、経常益219.24億円(同/213.65)、利益128.84億円(同/125.60)。13年3月期単独見通し/売上高2158億円、経常益221.00億円、利益137.00億円。※日経5-15/12P16
  23. 住宅:タカラレ-ベン/2012年3月期連結-増収減益。売上高551億円(前期/468)、経常益50.71億円(同/55.25)、利益36.81億円(同/50.83)。13年3月期連結見通し/売上高639億円、経常益61.00億円、利益38.00億円。※日経5-15/12P16
  24. 住宅:細田工務店/2012年3月期連結-最終赤字。売上高161億円(前期/191)、経常益▲8.28億円(同/2.28)、利益▲9.10億円(同/1.58)。13年3月期連結見通し/売上高251億円、経常益3.30億円、利益2.90億円。※日経5-15/12P15
  25. 住宅:エムジ-ホ-ム/2012年3月期単独-最終赤字。売上高28億円(前期/45)、経常益▲3.35億円(同/0.21)、利益▲3.35億円(同/0.34)。13年3月期単独見通し/売上高35億円、経常益1.08億円、利益1.00億円。※日経5-15/12P16
  26. 住宅:大京/2012年3月期連結-増収増益。売上高2984億円(前期/2953)、経常益192.40億円(同/107.79)、利益217.87億円(同/97.52)。13年3月期連結見通し/売上高3000億円、経常益195.00億円、利益155.00億円。※日経5-16/12P14
  27. 住宅:JX日鉱日石エネルギ-/次世代の省エネ集合住宅の実証実験を6月末をメドに始める。横浜市内の社宅を改修、高効率の新型家庭用燃料電池や蓄電池、太陽光発電パネルなどを設置。電力や熱のエネルギ-を無駄なく使い、電力消費量の約8割を自給。2014年度末まで実験した後、早期に実用化。16戸が入居する社宅1棟を改修。※日経5-18/12P13
  28. 住宅:パナホ-ム/次世代省エネ住宅で構成するスマ-トシティ事業売上高を2015年度に現在(12年度見込み/90億円)の4.4倍の400億円に拡大。堺市や芦屋市などで開発を推進中。藤井社長表明/「東名阪を中心に今後、全国の500-100区画単位の分譲地で、スマ-トシティを提案していく」。仙台市や藤沢市でも大規模なスマ-トシティ計画に参画。※日経5-30/12P13
  29. 住宅:スマ-トハウス/パナソニック-次世代住宅「スマ-トハウス」向け製品の営業体制を強化、2012年度に前年度比500億円の販売増を目指す計画。40人の技術者を集め、専門の営業組織「エネマネ推進チ-ム」を設立。太陽電池や蓄電池などスマ-トハウス関連製品を組み合わせて顧客に提案。※日経5-17/12P11
  30. 住宅:高齢者向け賃貸/新たな高齢者向けの賃貸住宅制度である「サ-ビス付き高齢者向け住宅」が急増。2011年10月から12年5月23日までに46,000戸強が登録。3月末(31,094戸)比では約5割増。60歳以上なら入居可能と資格要件が少なく、高齢者社会の進展で需要の拡大が期待できるためだ。提供サ-ビス/バラツキが課題。※日経5-24/12P5
  31. 住宅:東北地方/住宅メ-カ-各社-復興需要にらみ住宅供給拡大。△積水化学工業/東北6県でアパ-トの建設棟数を2013年3月期に前の期比2倍の100棟以上に。鉄骨構造アパ-トを建設。△住友林業/4月から仙台支店に専任担当者配置、木造アパ-ト建設に参入。12年内に数棟の受注見込む。賃貸アパ-ト/資金に余裕のない人向け。※日経5-9/12P10
  32. 住宅:東北地方/住宅メ-カ-各社-復興需要にらみ住宅供給拡大。△ミサワホ-ム/傘下の東北ミサワホ-ムを通じ、高齢者向け賃貸住宅の建設を拡大。介護や食事サ-ビスを提供、子育て世代などに比べて新築購入に踏み切りにくい高齢者のニ-ズに対応。14年3月期の東北3県の受注高目標は12年3月期比7割増の50億円(7割は被災3県)。※同上
  33. 住宅:東北地方/住宅メ-カ-各社-復興需要にらみ住宅供給拡大。△三井ホ-ム/7月に宮城県石巻市に営業所を、10月にモデルハウスを新設(投資額/1億円)。これまで東北の営業へ手薄だったが、拠点新設により省エネ住宅などの供給を増やす。※同上
  34. 住宅:東北地方/住宅メ-カ-各社-復興需要にらみ住宅供給拡大。被災地では大規模な都市開発も始動。△積水ハウス/宮城県富谷町で、太陽光発電や蓄電池を搭載した環境型住宅を建てる同社初のスマ-トタウンを開発。4年程度で431区画の建設を目指す。※同上
  35. 住宅:東北地方/住宅メ-カ-各社-復興需要にらみ住宅供給拡大。被災地では大規模な都市開発も始動。△パナホ-ム/トヨタ自動車グル-プや清水建設と共同で、仙台市若林区でスマ-トタウンを整備。15年度をメドに住宅供給。計画棟数は約1600戸。△大和ハウス工業/石巻市で東芝と東北電力が計画する環境都市の整備事業に参画、不動産開発などを担う。※同上
  36. 住宅:東北地方/国土交通省情報-岩手、宮城、福島の3県の新設住宅着工戸数は1月と2月が前年同月比で36%超、3月は同48.9%増の約2350戸に拡大。「住宅の復興が押し上げ要因になっている」(同省)。住宅メ-カ-各社/供給を急ぐのは仙台市などの都市部が中心。沿岸部の自治体/建築制限をかけており、自由に住宅建設できない。※同上
  37. 住宅:住宅大手6社(大和ハウス工業・積水ハウス・住友林業・ミサワホ-ム・パナホ-ム・三井ホ-ム)/2013年3月期業績見通し-6社のうち住友林業を除く5社が経常増益。各社とも住宅市況が堅調に推移すると判断、目標販売棟数を前年に比べ増やす企業が多い。△大和ハウス工業/経常益が前期比2%増の1110億円、4期連続で最高益更新。※日経5-12/12P15
  38. 住宅:住宅大手6社(同上)/△積水ハウス(1月期)-経常益が前期比13%増の795億円、マンションや戸建て住宅販売が好調に推移するほか、環境配慮型住宅など付加価値の高い商品の販売が伸びる。△ミサワホ-ム-売上高が前期比4%増の3930億円、経常益が6%増の115億円。前期に受注した戸建て住宅などの順調な引き渡し見込む。※同上
  39. 住宅:住宅大手6社(同上)/△三井ホ-ム-4%増収を見込む。2500万円以上の中・高価格帯商品の販売に注力するため、単価の上昇が奏功。12年3月期に計上した子会社の売却益がなくなり、純利益は18%減の24億円。△住友林業-経常益は前期比8%減の237億円。△パナホ-ム-経常益は前期比12%増の122億円。※同上
  40. 地価:4月1日時点の地価動向調査報告/全国主要150地区にうち、22地区の地価が3カ月前に比べ上昇。前回調査(1月1日時点)では上昇は16地区。横ばいの地区は80カ所で、地価が下げ止まったといえる。「上昇・横ばい」は全体の2/3を超えた。地価の底値を探る動きが都市部を中心に広がっている。※日経5-31/12P5
  41. 米国:4月の米住宅着工件数(季節調整済み/年率換算)/前月の改定値(699,000戸)比2.6%増の717,000戸。市場予測の平均(680,000戸)を上回り、3カ月ぶりに増加。前年同月比では29.9%伸びた。主力の1戸建ては前月比2.3%増の492,000戸、5世帯以上の集合住宅は217,000戸で同4.3%増。※日経5-17/12P6
住宅リフォ-ム関連
  1. 住宅リフォ-ム:穴吹建設(高松市)/「ストック事業推進室」を新設。これまで培ってきたマンション建設のノウハウを活用、今後増えることが予想されるマンションの大規模修繕やリフォ-ム案件の受注増を狙う。※日経5-2/12P31
  2. 住宅リフォ-ム:高島屋/住宅のリフォ-ム事業に参入。百貨店の店舗で注文を受け、設計や協力工務店での施工までの一貫対応。ホテルや商業施設の内装工事を請け負う子会社の高島屋スペ-スクリエイツが始める。今秋メドに首都圏、関西でサ-ビス開始、段階的に全国に拡大。主要顧客のシニア層はリフォ-ムへの関心高い。外商会員やカ-ド会員/30万人。※日経5-26/12P11
  3. 住宅リフォ-ム:イオン/一般の住宅を次世代省エネ住宅「スマ-トハウス」にリフォ-ムする事業に参入。京セラと組み、太陽光発電(2.6kw)や蓄電池(7.2kw時)、HEMSなどを一体販売し、施工やロ-ンも手がける。まず154店で始め、数年後に総合ス-パ-全店(現在約420店)に広げる。小売り最大手の参入でスマ-トハウスへの改築市場拡大が加速しそうだ。※日経5-29/12P12
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構/民間金融機関との提携による長期固定金利の住宅ロ-ン「フラット35」の5月の適用金利-主力の21年以上は取扱金融機関の最低金利は2.07%と前月比0.09%低下。20年以下は1.76%と同0.1%低下。2カ月ぶりに金利が下がった。長期金利の低下を反映した。※日経5-3/12P5 
建材・住設・家具関連
  1. 建材/住設:住生活グル-プ/2012年3月期連結-増収減益。売上高12913億円(前期/12149)、経常益161.25億円(同/396.60)、利益18.68億円(同/157.79)。利益88%減の背景/タイ洪水の代替生産費用が拡大、設備修繕などで特損も発生。13年3月期連結見通し/売上高14700億円、経常益500.00億円、利益290.00億円。※日経5-8/12P14
  2. 建材/住設:住生活グル-プ/社名を7月1日付でLIXILグル-プに変更。住宅設備メ-カ-旧5社が2011年春に統合した傘下の事業会社、LIXILと社名を統合して、知名度を高めるのが狙い。旧5社の製品ブランドは維持。2001年/持ち株会社・INAXトステム・ホ-ルディングス設立、04年/住生活グル-プに変更。12年7月/LIXILグル-プへ。※日経5-8/12P13
  3. 建材:文化シャッタ-/2012年3月期連結-増収増益。売上高1023億円(前期/972)、経常益33.58億円(同/11.28)、利益28.68億円(同/15.49)。13年3月期連結見通し/売上高1040億円、経常益46.50億円、利益30.00億円。※日経5-10/12P16
  4. 建材:不二サッシ/2012年3月期連結-増収増益。売上高915億円(前期/896)、経常益16.27億円(同/6.40)、利益12.98億円(同/5.70)。13年3月期連結見通し/売上高950億円、経常益20.00億円、利益15.00億円。※日経5-10/12P16
  5. 建材:三和ホ-ルディングス/2012年3月期連結-最終黒字化。売上高2482億円(前期/2372)、経常益81.90億円(同/40.33)、利益32.97億円(同/▲24.43)。13年3月期連結見通し/売上高2690億円、経常益132.00億円、利益75.00億円。国内のマンションや医療施設向けドア製品、倉庫向けシャッタ-などが伸びる。鋼材価格下落。※日経5-15/12P16
  6. 建材:東洋シャッタ-/2012年3月期連結-最終黒字化。売上高172億円(前期/155)、経常益2.79億円(同/▲2.21)、利益2.00億円(同/▲9.61)。13年3月期連結見通し/売上高170億円、経常益4.20億円、利益3.60億円。※日経5-15/12P16
  7. 建材:ニホンフラッシュ/2012年3月期連結-増収増益。売上高91億円(前期/66)、経常益7.60億円(同/1.74)、利益5.55億円(同/0.87)。13年3月期連結見通し/売上高110億円、経常益11.80億円、利益8.50億円。※日経5-11/12P16
  8. 建材:永大産業/2012年3月期連結-増収減益。売上高598億円(前期/586)、経常益9.72億円(同/16.03)、利益6.12億円(同/13.58)。13年3月期連結見通し/売上高611億円、経常益17.40億円、利益11.20億円。※日経5-12/12P16
  9. 建材:ウッドワン/2012年3月期連結-経常減益。売上高648億円(前期/643)、経常益19.79億円(同/21.03)、利益24.11(同/5.97)。13年3月期連結見通し/売上高653億円、経常益17.00億円、利益9.00億円。※日経5-12/12P16
  10. 建材:名古屋木材/2012年3月期連結-経常減益。売上高44億円(前期/51)、経常益0.36億円(同/0.69)、利益0.67億円(同/0.04)。13年3月期連結見通し/売上高52億円、経常益1.30億円、利益0.90億円。※日経5-12/12P16
  11. 建材:天竜木材/2012年3月期連結-経常減益。売上高160億円(前期/163)、経常益0.68億円(2.51)、利益1.23億円(同/0.65)。13年3月期連結見通し/売上高182億円、経常益3.77億円、利益3.63億円。※日経5-12/12P16
  12. 建材:住友大阪セメント/2012年3月期連結-増収増益。売上高2170億円(前期/2016)、経常益76.66億円(同/52.62)、利益36.45億円(同/9.20)。13年3月期連結見通し/売上高2160億円、経常益105.00億円、利益50.00億円。※日経5-12/12P17
  13. 建材:太平洋セメント/2012年3月期連結-増収増益。売上高7278億円(前期/7264)、経常益184.96億円(同/81.24)、利益78.45億円(同/51.62)。13年3月期連結見通し/売上高7280億円、経常益280.00億円。利益100.00億円。※日経5-16/12P14
  14. 建材:南海プライウッド/2012年3月期連結-経常増益。売上高124億円(前期/115)、経常益7.73億円(同/4.70)、利益0.58億円(同/2.30)。13年3月期連結見通し/売上高128億円、経常益7.60億円、利益4.50億円。※日経5-15/12P16
  15. 建材:大建工業/2012年3月期連結-経常増益。売上高1512億円(前期/1415)、経常益46.00億円(同/43.73)、利益8.74億円(同/13.75)。13年3月期連結見通し/売上高1580億円、経常益46.00億円、利益12.00億円。※日経5-15/12P16
  16. 建材:大建工業/新製品-国産木材の風合いを生かした床材「日本の樹」-スギやクリなど国産木材が持つ木目の美しさや風合いを楽しめる床材の高級品シリ-ズ。木材組織にプラスチック樹脂を注入、硬化させる加工技術を採用。傷や汚れがつきにくく、水ぬれにも強く、水まわりにも使える。価格/3.3㎡あたり34,000円、21日発売。※日経5-15/12
  17. 建材:大日本木材防腐/2012年3月期連結-増収増益。売上高216億円(前期/199)、経常益3.58億円(同/3.48)、利益2.06億円(同/1.76)。13年3月期連結見通し/売上高231億円、経常益3.90億円、利益2.20億円。※日経5-15/12P16
  18. 建材:ニチハ/2012年3月期連結-増収増益。売上高958億円(前期/953)、経常益66.76億円(同/48.97)、利益44.34億円(同/5.29)。13年3月期連結見通し/売上高988億円、経常益61.00億円、利益36.00億円。※日経5-15/12P16
  19. 建材:ニチアス/2012年3月期連結-経常増益。売上高1442億円(前期/1441)、経常益111.51億円(同/106.81)、利益69.14億円(同/72.34)。13年3月期連結見通し/売上高1450億円、経常益106.00億円、利益64.00億円。※日経5-15/12P16
  20. 建材:大倉工業/建材事業の建て直しに乗り出す。JIS認証が取り消された建材向け板(パ-ティクルボ-ド)製品の品質設計や製造方法の開発、原価計算などを担当する「設計開発部」を14日設置。同部が早期に高品質な製品を開発し、今後2年以内にJIS認証再取得を目指す。詫間工場・建材事業関係200人のうち70を他部門へ。※日経5-15/12P35
  21. 建材:日本板硝子/2枚のガラスを重ね合わせて冷暖房効果を高めた省エネガラス「スペ-シアク-ル」を6月に発売。同社従来製品に比べ約5割多く太陽熱を遮断(室内は少し暗く)。1枚ガラスの窓に比べて空調費を約4割節約できるという。販売価格/これまでのスペ-シアより約1割高くなる見通し。スペ-シアシリ-ズの生産能力/夏に2倍に。※日経5-12/12P9
  22. 建材:建設用鋼材/H形鋼の国内在庫-5カ月連続で増加。新日本製鉄の鋼材を扱う流通業者でつくる「ときわ会」まとめ/H形鋼の4月末在庫-203,400トン、前月比0.2%の微増。東日本大震災の復興工事に遅れもあり荷動きは鈍い。在庫量を出荷量で割った在庫月数/2.47カ月、適正水準とされる2カ月を大きく上回った。※日経5-17/12P17
  23. 建材:建設用鋼材/ビル建設の際に建物の強度を高めるのに使う細物異形棒鋼(直径10mm)が値上がりした。生産コストの高い細物棒鋼は、一般棒鋼(同16mm)の価格に一定額(約20年前から関東地区で1トン3000円)を上乗せする慣行がある。4月以降、上乗せ額を4000円に引き上げた。耐震偽装事件以降/一般棒鋼が主流。※日経5-23/12P23
  24. 建材:セメント(セメント協会情報)/4月の国内セメント販売-前年同月比1.7%増の3,245,000トン。5カ月連続/前年実績上回る。東北地方で大幅に増えた。東北/87.4%増の254,679トン。東日本大震災からの復旧工事がセメント需要を押し上げ、9カ月連続でプラス。4月末の国内セメント在庫/前年同月比5.8%減の3,966,000トン。適正/400万トン。※日経5-25/12P9
  25. 住設:クリナップ/2012年3月期連結-最終増益。売上高1033億円(前期/1008)、経常益20.83億円(同/25.90)、利益21.55億円(同/2.57)。13年3月期連結見通し/売上高1110億円、経常益21.00億円、利益9.00億円。※日経5-9/12P12
  26. 住設:タカラスタンダ-ド/2012年3月期連結-増収増益。売上高1471億円(前期/1255)、経常益90.43億円(同/50.51)、利益43.60億円(同/25.61)。13年3月期連結見通し/売上高1550億円、経常益105.00億円、利益60.00億円。※日経5-15/12P16
  27. 住設:能美防災/2012年3月期連結-経常増益。売上高847億円(前期/799)、経常益45.22億円(同/32.95)、利益17.87億円(同/18.66)。13年3月期連結見通し/売上高860億円、経常益45.50億円、利益25.00億円。※日経5-10/12P16
  28. 住設:ホ-チキ/2012年3月期連結-増収減益。売上高624億円(前期/607)、経常益17.85億円(同/26.14)、利益6.16億円(同/13.05)。13年3月期連結見通し/売上高620億円、経常益21.00億円、利益12.00億円。※日経5-15/12P16
  29. 住設:ヤマダ電機/住宅設備機器大手のハウステックホ-ルディングス(HD)を100%子会社化。約100億円投じ、ファンドのニュ-ホライズンキャピタルが保有するハウステックHDの全株式13,860株を6月中旬に取得。ヤマダが扱う省エネ住宅「スマ-トハウス」にハウステックの省エネ性能の高い住設機器を組み合わせて販売。全国60カ所の営業拠点も取り込みスマ-トハウス事業を拡大。※日経5-11/12P13
  30. 住設:リンナイ/2012年3月期連結-増収増益。売上高2466億円(前期/2394)、経常益289.07億円(同/268.24)、利益168.07億円(同/155.10)。13年3月期連結見通し/売上高2570億円、経常益290.00億円、利益190.00億円。※日経5-12/12P17
  31. 住設:ジャニス工業/2012年3月期単独-経常増益。売上高44億円(前期/41)、経常益2.28億円(同/1.46)、利益1.47億円(同/2.17)。13年3月期単独見通し/売上高45億円、経常益2.40億円、利益1.90億円。※日経5-15/12P16
  32. 住設:木材製品の製造・販売の南海プライウッド/耐震性に優れた収納製品の販売を強化。東日本大震災以降、防災意識が高まっていることを受け、同製品のパンフレットを拡充、住宅メ-カ-や内装業者向けに営業社員を手厚く配置。新設住宅向けに、大きな地震が来ても倒れにくいよう壁に打ち付けるタイプの収納棚の販売も強化。※日経5-15/12P35
  33. 住設:LED照明/アイリスオ-ヤマ-LEDを使った天井照明(シ-リングライト)を4割増産。現在/中国・大連で全量生産、10月に鳥栖工場にラインを新設、生産能力を月間12万台から18万台に引き上げる。国内生産により納期短縮。12年内に品ぞろえは従来比5倍の70機種に拡充。売上高目標/2012年12月期-前期比10倍の100億円。※日経5-31/12P13
  34. 住設:EL照明/三菱ケミカルホ-ルディングス-パイオニアと共同で2012年末をメドに、天井や壁に張り付けて使える有機EL照明の量産を開始。製法の刷新で生産コストを従来の1/10に引き下げる。カネカなどライバル各社も量産に向けて開発を急ぐ/LEDに継ぐ新たな照明市場の普及を後押し。LED照明国内市場規模/2012年-3738億円。※日経6-1/12P11
  35. 家具:岡村製作所/2012年3月期連結見込み-営業利益は前の期比2.7倍の約65億円。従来予想は2.5倍の60億円。年度末にかけて都心で大型ビルの完成が相次ぎ、オフィス家具の大口需要が増加。付帯工事や設計・内装などサ-ビス関連業務も伸び収益拡大に寄与。売上高は9%増の約1850億円、従来予想を50億円程度上回った。※日経5-8/12P15
  36. 家具:岡村製作所/2012年3月期連結-増収増益。売上高1878億円(前期/1692)、経常益70.82億円(同/25.49)、利益38.60億円(同/6.04)。13年3月期連結見通し/売上高1960億円、経常益85.00億円、利益58.00億円。※日経5-10/12P16
  37. 家具:ロ-ランド/2012年3月期連結-最終赤字。売上高748億円(前期/782)、経常益1.36億円(同/9.09)、利益▲19.30億円(同/▲6.94)。13年3月期連結見通し/売上高802億円、経常益19.00億円、利益1.00億円。※日経5-10/12P16
  38. 家具:パラマウントベッドホ-ルディングス/2012年3月期連結-増収増益。売上高323億円、経常益52.00億円、利益30.33億円。13年3月期連結見通し/売上高655億円、経常益108.00億円、利益64.00億円。※日経5-11/12P16
  39. 家具:フランスベッドホ-ルディングス/2012年3月期連結-増収増益。売上高497億円(前期/483)、経常益15.93億円(同/5.45)、利益4.71億円(同/2.35)。13年3月期連結見通し/売上高527億円、経常益22.50億円、利益11.90億円。※日経5-16/12P14 
合板・木材関連
  1. 合板:住宅の屋根や壁の下地に使う国産針葉樹合板が東京で一段と下落。問屋卸価格/5月上旬から約6%下落、1年3カ月ぶりの安値。構造用の国産針葉樹合板の問屋卸価格(東京地区)/現在-1枚850円。震災で一部メ-カ-の生産停止、供給不安が高まった2011年5月の高値(1075円)から2割下落、11年2月以来の安値。※日経5-29/12P18
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:三菱地所/2012年3月期連結見込み-営業利益は前の期比8%減の1460億円程度。主力のオフィス賃料事業は堅調に推移、工期遅れでマンション引き渡し戸数が減少。売上高は2%増の1兆100億円程度。マンション引き渡し戸数は約1割減の5500戸程度。純利益は14%減の550億円程度。13年3月期連結見通し/減収・営業減益。※日経5-2/12P13
  2. 不動産:三菱地所/2012年3月期連結-増収減益。売上高10130億円(前期/9884)、経常益1206.65億円(同/1308.30)、利益565.12億円(同/642.19)。東日本大震災による工事遅れでマンション引き渡し戸数が減少、固定資産の減損を特損に計上。13年3月期連結見通し/売上高9270億円、経常益1090.00億円、利益500.00億円。※5-8/12P14
  3. 不動産:住友不動産/2012年3月期連結見込み-営業利益は前の期比6%増の1470億円。従来予想を10億円上回る。マンション販売事業の利益率の上昇に加え、11年3月期に稼働の大型ビルが通期で寄与。売上高は9%減の6800億円、マンションの大型物件の引き渡しの減少(17%減の約4000戸)響く。経常利益は1%増の1070億円。※日経5-9/12P13
  4. 不動産:NTT都市開発/2012年3月期連結-減収増益。売上高1368億円(前期/1456)、経常益192.29億円(同/185.54)、利益155.86億円(同/93.07)。13年3月期連結見通し/売上高1550億円、経常益198.00億円、利益104.00億円。※日経5-10/12P16
  5. 不動産:三井不動産/2012年3月期連結-減収増益。売上高14052億円(前期/13381)、経常益1025.09億円(同/962.04)、利益501.29億円(同/499.09)。マンション・戸建て住宅の引き渡し戸数は減少したが、新規のオフィスビルや商業施設が好調。13年3月期連結見通し/売上高14600億円、経常益1090.00億円、利益550.00億円。※日経5-10/12P16,17
  6. 不動産:東急不動産/2012年3月期連結-経常減益。売上高5568億円(前期/5714)、経常益348.66億円(同/549.16)、利益342.00億円(同/115.97)。13年3月期連結見通し/売上高6000億円、経常益380.00億円、利益160.00億円。※日経5-11/12P16
  7. 不動産:住友不動産/2012年3月期連結-減収増益。売上高6886億円(前期/7447)、経常益1079.12億円(同/1062.95)、利益532.36億円(同/509.08)。13年3月期連結見通し/売上高7200億円、経常益1090.00億円、利益580.00億円。※日経5-15/12P16
  8. 不動産:不動産5社(三井不動産・住友不動産・東急不動産・野村不動産ホ-ルディングス・三菱地所)/2013年3月期連結見通し-三菱地所を除く4社が経常増益となる。△三井不動産-12年3月期に経常利益が1000億円台に回復、今期も6%増。住宅事業の営業利益率が改善。部門別の営業利益は40%増の220億円見込む。※日経5-15/12P17
  9. 不動産:不動産5社(同上)/△住友不動産-経常利益は前期比1%増の1090億円、営業利益は1500億円と過去最高だった08年3月期(1546億円)の水準に近づく。住宅事業の前期の利益率は19%と08年3月期(約22%)以来の水準、今期も約17%と高い採算維持。△東急不動産-9%の増益。マンション販売事業の粗利益率が改善。※同上
  10. 不動産:不動産5社(同上)/△野村不動産HD-マンション・戸建て住宅の引き渡し戸数が過去最高の5800戸、粗利益率も高い水準を維持。住宅事業が収益を引っ張る。△三菱地所-経常減益となる。前期に大型ビルの売却益が営業利益を250億円強、押し上げており反動が響く。住宅事業の粗利益率は上昇、住宅事業の部門別営業利益は増益。※同上
  11. 不動産:米ゴ-ルドマン・サックス/海外投資家が日本の不動産投資を拡大する。ゴ-ルドマン/2008年の金融危機以降、4年ぶりに日本の不動産を取得する計画で投資額は1000億円にのぼる見通し(東京都心のオフィスビルを中心に投資)。日本の不動産/世界的にみて割安感が強まっていると判断。1997年以来/1兆円超投資。※日経5-25/12P1
  12. 不動産:米大手投資ファンドのTPGキャピタル/日本の不動産市場に参入する。今後2-3年でマンションなどに計500億円を投資するもよう。※同上
  13. 不動産:日経オフィスビル賃貸料調査(4月中旬実施)/オフィスビル賃貸料の下降傾向一服。東京/既存ビル(築後1年以上)、新築ビル(1年未満)とも4年ぶり上昇。都心の需要堅調。募集賃貸料を指数化したオフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)/指標の既存ビル-前年同期比2.12ポイント高の119.95、新築ビル-137.11と19.03ポイント高。※日経5-4/12P1,9
  14. 不動産:オフィスビル(三鬼商事情報)/4月末の東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の既存オフィスビルの平均募集賃料(共益費含まず)-3.3㎡あたり16,577円、前月末比4円上昇。13カ月ぶりの上昇。新築ビル/22,499円で24円安い。調査対象ビル約2660棟のうち既存は98%。全体平均/5円安い16,711円。最低水準更新。※日経5-11/12P28
  15. 不動産:オフィスビル(三鬼商事情報)/4月末の平均空室率-既存は0.15ポイント低い8.44%。ただ新築を含む全体では0.10ポイント高い9.23%と、1月末の過去最高水準と並んだ。新宿の大型ビルが空室を抱えたまま開業したことが響いた。※同上
  16. 不動産:オフィスビル(三幸エステ-ト情報)/都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の大規模ビルの4月末空室率-6.73%と前月末比0.51ポイント上昇。新規開業ビルに空室が 目立つ。即入居可能な空室面積は計約107万㎡と、統計を取り始めた1994年以来、最高となった。※日経5-15/12P21
  17. 不動産:オフィスビル(米シ-ビ-ア-ルイ-情報)/短期観測調査結果-東京のオフィスビル市場の景況感が一段と改善。取引が拡大し、価格も上昇している。延べ床面積33,000㎡以上などの条件を満たす「Aクラスビル」の4月の取引量DI(「増加した」と答えた割合から「減少した」の割合を引いた値)/プラス9、1月調査に比べ8ポイント改善。※日経5-24/12P21
  18. 不動産:オフィスビル(米シ-ビ-ア-ルイ-情報)/同上-4月の取引価格DI(「上昇」の割合から「下落」の割合を引いた値)/Aクラスビルが13とプラス14ポイント改善。その他のビルもマイナス4と13ポイント改善。※同上
  19. ゼネコン:清水建設/2012年3月期連結-増収減益。売上高13361億円(前期/13037)、経常益161.59億円(同/188.15)、利益14.30億円(同/108.48)。13年3月期連結見通し/売上高14200億円、経常益210.00億円、利益100.00億円。不振だった建設や不動産事業を手がける子会社の業績が回復。※日経5-11/12P15
  20. ゼネコン:大林組/2012年3月期連結-経常増益。売上高12457億円(前期/11318)、経常益352.41億円(同/222.07)、利益51.42億円(同/154.23)。13年3月期連結見通し/売上高14000億円、経常益370.00億円、利益110.00億円。※日経5-12/12P17
  21. ゼネコン:大成建設/2012年3月期連結-経常増益。売上高13235億円(前期/12181)、経常益302.42億円(同/240.43)、利益11.81億円(同/108.83)。13年3月期連結見通し/売上高13800億円、経常益310.00億円、利益150.00億円。減損損失や評価損がなくなり利益は12年3月期比13倍になる。※日経5-15/12P15
  22. ゼネコン:鹿島/2012年3月期連結-経常増益。売上高14577億円(前期/13256)、経常益413.43億円(同/175.02)、利益38.33億円(同/258.44)。13年3月期連結見通し/売上高14400億円、経常益350.00億円、利益190.00億円。減損損失や海底トンネル工事の事故に関する特別損失などがなくなる。※日経5-16/12P15
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:日本の石油会社が輸入する4月の原油価格(DD原油)/1日確定-主力のサウジアラビア産が4カ月ぶりに下落に転じた。サウジ産の代表油種「アラビアンライト」/1バレル120.17ドル、3月比3.3%下落。インドネシア産「スマトラライト」/1バレル127.96ドル、同2.7%下落。3月はサウジ産、インドネシア産とも3年8カ月ぶりの高値。※日経5-2/12P4
  2. 原油:4月のDD原油価格下落の背景/値決めの指標になる中東産ドバイ原油の4月平均スポット価格は1バレル約117ドルと3月から4.2%下落した。※同上
  3. 原油:アジアスポット市場/8日午後-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は反発。取引の中心となる7月渡し/1バレル110.50ドル(中心値)、前日比0.90ドル上昇。前日に急落した反動で上昇。市場では当面は前月までの高値に戻りそうにないとの声が多い。※日経5-9/12P26
  4. 原油:アジアスポット市場/9日午後-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は反落。取引中心の7月渡し/前日に比べ1.50ドル安い1バレル109.0ドル(中心値)となり、約3カ月ぶりの安値をつけた。※日経5-10/12P28
  5. 原油:アジアスポット市場/11日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は約5カ月ぶりの安値。石油輸出国機構の増産で需給が緩み、欧米の原油先物が下落したのを反映。取引中心の7月渡し/前日比0.80ドル安い1バレル108.40ドル(中心値)。市場/「米中景気に不透明感が強く、原油には悪材料が出尽くした感がまだない」。※日経5-12/12P33
  6. 原油:アジアスポット市場/14日午後-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は続落。取引中心の7月渡し/前週末から0.55ドル安い1バレル107.85ドル(中心値)、年初来安値更新。海外の原油先物相場が時間外取引で下落した流れ反映。14日午後時点/ロンドン市場の北海ブレントは1バレル111ドル台前半で推移。WTI原油95ドル割れ。※日経5-15/12P21
  7. 原油:アジアスポット市場/16日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は続落。取引中心の7月渡し/前日に比べ0.60ドル安い1バレル107.20ドル(中心値)、3日連続で年初来安値を更新。ロンドン先物市場の原油相場が時間外取引で下落した流れを映した。※日経5-17/12P17
  8. 原油:アジアスポット市場/18日午後-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は約5カ月ぶりに1バレル105ドルを割り込み、104.70ドルで引け、2012年の最安値を更新。直近高値の3月下旬に比べ16%安い。欧州債務問題の再燃に加え、経済制裁を受けるイランの代替でサウジアラビアなど石油輸出国機構の加盟国が増産に動いたため。※日経5-19/12P17
  9. 原油:アジアスポット市場/24日午後-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は続落。取引中心の7月渡し/前日から1.60ドル安い1バレル103.20ドル、年初来安値更新。ロンドン先物相場の北海ブレント原油が、同日の時間外取引で1バレル105ドル台と約5カ月ぶりの安値をつけた流れを映した。※日経5-25/12P19
  10. 原油:アジアスポット市場/28日午後-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は続伸。取引中心の7月渡し/1バレル104.80ドル、前週末から1.40ドル上昇。※日経5-29/12P18
  11. 原油:アジアスポット市場/31日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は下落。取引中心の7月渡し/前日から2.50ドル安い1バレル101.30ドルで引け、約5カ月半ぶりの安値。スペインの財政・金融不安を背景にロンドン先物市場の北海ブレント原油が、同日の時間外取引で約5カ月ぶりの安値になった流れを映した。※日経6-1/12P19
  12. 素材:ナフサ/石油化学原料となるナフサの東アジア地区のスポット価格は2日、大幅安となった。指標となる東京オ-プンスペック価格/1トン976ドル(中心値)で、2月初旬以来3カ月ぶりに1000ドルを割った。原油価格上昇が一服したことに加え、米市場で自動車向けガソリン価格が軟調に推移していることを反映。石化製品取引価格に影響も。※日経5-3/12P25
  13. 素材:ナフサ/石油化学原料であるナフサの東アジア地区のスポット価格-17日、一段と下落。指標品の東京オ-プンスペック/1トン886ドル(中心値)と2011年12月中旬以来5カ月ぶりに900ドル台を割った。欧米でナフサの余剰感が広がっていることを反映。※日経5-18/12P19
  14. 素材:ナフサ/東アジア市場でナフサ価格が続落。15日/約1年半ぶりの安値をつけた。東アジアのスポット価格(東京オ-プンスペック)/1トン832ドル(中心値)。1カ月前に比べ18%値下がりし、1年5カ月ぶりの安値となった。背景/原油価格の下げ基調と、「高い稼働を続けてきた韓国や東南アジアの製油所が近く減産に入る」との情報。※日経5-26/12P23
  15. 素材:合成樹脂/家電の外枠に使う合成樹脂が相次いで下落。欧州債務危機などで中国からの電気製品や雑貨などの欧米向け輸出が停滞しているためだ。下げが目立つ品目/ABSの価格-4月末比12.9%安の1トン1895ドル、ポリスチレンの価格-4.7%安い同1515ドル。電線被覆などに使う塩化ビニ-ル樹脂も2.4%下落。※日経5-26/12P23
  16. 素材:産業素材/3月末の主要素材・燃料在庫-全15品目中、10品目で減少。在庫調整が進む兆しが出始めている。合成樹脂などでメ-カ-が減産を進めたうえで、値上げに備えて前倒しで確保する動きが増えた。H形鋼やステンレス鋼板も減産で在庫が減少。在庫増は4品目/国産針葉樹合板の3月末の在庫量は前月比14%増加。※日経5-11/12P28
  17. 素材:産業素材/産業素材や燃料、食品などの企業間取引を指数化した日経商品指数42種(1970年=100)の5月末値-266.968、前月比5.558ポイント(3.2%)低下。低下は2カ月連続。中国の景気減速でアジア向けの輸出が振るわないのに加え、建材などで国内需要が鈍い。石油や化学、鋼材などの国内価格が下落。※日経6-1/12P19
  18. 素材:DIC/2012年3月期連結-経常減益。売上高7342億円(前期/7789)、経常益308.02億円(同/317.01)、利益181.58億円(同/157.61)。13年3月期連結見通し/売上高7600億円、経常益370.00億円、利益200.00億円。※日経5-11/12P16
  19. 素材:コニシ/2012年3月期連結-減収減益。売上高1002億円(前期/1006)、経常益47.23億円(同/48.85)、利益23.20億円(同/27.46)。13年3月期連結見通し/売上高1060億円、経常益53.40億円、利益30.10億円。※日経5-15/12P16
  20. 塗料:日本ペイント/2012年3月期連結-減収減益。売上高2222億円(前期/2273)、経常益201.87億円(同/201.93)、利益123.12億円(同/143.50)。13年3月期連結見通し/売上高2300億円、経常益220.00億円、利益140.00億円。※日経5-10/12P16
  21. 塗料:日本特殊塗料/2012年3月期連結-増収増益。売上高322億円(前期/316)、経常益16.47億円(同/16.33)、利益13.89億円(同/12.11)。13年3月期連結見通し/売上高332億円、経常益14.00億円、利益10.00億円。※日経5-10/12P16
  22. 塗料:ロックペイント/2012年3月期単独-増収減益。売上高215億円(前期/213)、経常益9.50億円(同/10.31)、利益4.14億円(同/5.55)。13年3月期単独見通し/売上高225億円、経常益10.00億円、利益6.50億円。※日経5-10/12P16
  23. 塗料:中国塗料/2012年3月期連結-減収減益。売上高935億円(前期/965)、経常益60.40億円(同/91.14)、利益30.67億円(同/57.01)。13年3月期連結見通し/売上高920億円、経常益42.00億円、利益25.00億円。※日経5-11/12P16
  24. 塗料:イサム塗料/2012年3月期連結-経常増益。売上高79億円(前期/77)、経常益10.80億円(同/9.44)、利益5.54億円(同/5.72)。13年3月期連結見通し/売上高80億円、経常益9.70億円、利益5.00億円。※日経5-11/12P16
  25. 塗料:大日本塗料/2012年3月期連結-減収増益。売上高702億円(前期/708)、経常益22.37億円(同/21.55)、利益14.17億円(同/10.14)。13年3月期連結見通し/売上高715億円、経常益24.00億円、利益14.00億円。※日経5-12/12P17
  26. 塗料:関西ペイント/2012年3月期連結-経常減益。売上高2565億円(前期/2369)、経常益214.46億円(同/235.34)、利益139.96億円(同/126.75)。13年3月期連結見通し/売上高2900億円、経常益270.00億円、利益160.00億円。※日経5-12/12P17
  27. 塗料:トウペ/2012年3月期連結-最終赤字。売上高149億円(前期/150)、経常益▲2.71億円(同/▲0.59)、利益▲1.44億円(同/▲2.72)。13年3月期連結見通し/売上高155億円、経常益0.60億円、利益0.30億円。※日経5-12/12P17
  28. 塗料:神東塗料/2012年3月期連結-増収増益。売上高220億円(前期/208)、経常益9.73億円(同/7.89)、利益4.66億円(同/3.80)。13年3月期連結見通し/売上高222億円、経常益11.00億円、利益6.00億円。※日経5-12/12P16
  29. 塗料:アサヒペン/2012年3月期連結-増収増益。売上高151億円(前期/150)、経常益7.05億円(同/5.08)、利益6.51億円(同/3.37)。13年3月期連結見通し/売上高154億円、経常益7.20億円、利益7.30億円。※日経5-12/12P17
  30. 塗料:総合塗料3社(関西ペイント・日本ペイント・大日本塗料)/2012年3月期連結-東日本大震災やタイ洪水の影響で海外で自動車塗料の販売が減ったうえ、原材料の値上がりも収益を圧迫し、日本ペイントを除く2社が営業減益になった。足元の出荷は回復、13年3月期は3社そろって営業増益を見込む。※日経5-12/12P14
環境関連
  1. 太陽電池:国土交通省&文部科学省/太陽光発電・蓄電のできる新たな中小学校施設の建設に乗り出す。電力供給への懸念を受け、学校の周辺地区にも電力を供給できる拠点とする。2012年度中に東日本大震災の被害を受けた岩手、宮城、福島の3県の学校から対象を選び、改修に着手。今後5年で全都道府県に広げる。※日経5-5/12P1
  2. 太陽電池:文化シャッタ-/太陽光発電設備の販売・施工に参入。工場などの大型施設向けに、手作業で設置可能な架台を開発(軽量な鋼製)。小山工場に発電設備を置いて法人営業のショ-ル-ムとして活用。再生エネルギ-で作る電気の全量買い取り制度が7月に始まるため、ビルや工場の需要が見込めると判断。5年後/20億円の売上高狙う。※日経5-5/12P7
  3. 太陽電池:太陽光発電協会情報/日本国内の住宅用太陽光発電システムの設置数は累計で100万件。太陽光など再生可能エネルギ-でつくった電気を割高な価格で全量買い取る制度が7月スタ-ト、住宅用に加え、産業用の市場も拡大する見込み。2012年度の太陽電池国内出荷量(発電能力ベ-ス)予想/前年度比9割増の250万kw。※日経5-18/12P13
  4. 太陽電池:楽天/家庭用ソ-ラ-パネルのインタ-ネット販売に乗り出す。夏の電力不足をにらみ、国内大手メ-カ-の製品を仮想商店街「楽天市場」で扱う。直販モデルによって、市場では設置費用を含め200万円程度の価格を「大幅に安く抑える」(楽天)としている。居住の衛星写真で最適製品判断。日本エコシステムと組み、機器取付けは同社が担う。※日経5-26/12P11
  5. 省エネ支援:大和ハウス工業/太陽光など自然エネルギ-を活用した環境配慮型店舗の実証実験を名古屋市のドラッグストアで11日から開始。従来店舗に比べ最大で約4割の省エネ効果が見込めるという。エネルギ-の使用状況を監視・表示するシステムを搭載。今後、実証実験で効果を検証した技術を家電量販店などにも採用する。※日経5-9/12P10
  6. 蓄電池:日本ガイシ/電力貯蔵用のナトリウム硫黄(NAS)電池の生産を7月にも再開。2011年9月の火災事故発生で生産を停止。消防当局と原因究明を進め、再発防止をまとめた。NAS電池関連で特別損失を計上したため、12年3月期は創業以来初めての最終赤字。NAS電池/大容量の蓄電池-日本ガイシが東京電力と共同開発。※日経5-12/12P9
  7. 電力一括購入:オリックスの電力サ-ビス子会社のオリックス電力/マンション向けに再生可能エネルギ-で発電した電力を使ったとみなす「グリ-ン電力証書」付き電力供給事業に乗り出す。同社の電力を一括購入して各世帯に供給することで個別契約より5-10%電力代を抑えられるうえ、CO2削減にも貢献できることを売り物にする。※日経5-26/12P13
アジア関係/その他
  1. アジア:ベトナム/長谷工コ-ポレ-ション-ハノイに駐在員事務所を開設した。周辺国を含めた東南アジアでの事業展開に向け、市場調査や企業・行政との関係づくりの拠点とする。※日経5-10/12P12
  2. アジア:ニュ-ジランド(NZ)/住友商事-木製建材大手のウッドワンからNZの山林用地を取得。取得額見込み/80億円以上。36,000ヘクタ-ルの植林地確保。植林地で伐採した木材を需要が拡大している中国やインドに輸出(年数十万立方m)。北島の北部の山林を取得。山林を管理するウッドワン子会社の買収で基本合意。9月に買収完了予定。※日経5-18/12P11
  3. アジア:中国/パナソニック-中国でキッチンやトイレなど住宅設備の売上高を2011年度比約3倍の約250億円に引き上げる。中国全土への販売網の拡大と新製品の投入で、成長市場である中国での売上高を伸ばす。15年度の海外売上高(約400億円)の半分以上を中国で確保。中国の住宅/内装を施さない状態で販売されること多い。※日経5-25/12P12
  4. アジア:中国/4月の主要70都市の新築住宅価格(低所得者向けを除く)-46都市で前年同月の水準を下回った。前年割れした年の数は3月より8増えた。前年比で価格が上昇した都市は23、3月に比べ6減った。平均の上昇幅/1.7%未満。政府/不動産市場の引き締めを続けており、不動産価格の下落傾向が強まっている。※日経5-19/12P7
  5. アジア:中国/2012年1-4月の不動産開発投資-前年同期比18.7%増の1兆5835億元、伸びは1-3月を4.8ポイント下回った。中国の不動産開発投資の伸びは11年5月から鈍化が続いており、11年1-5月の不動産開発投資の伸びは34.6%、11年1年間は27.9%で、12年1-4月は18.7%まで鈍化。※京貿
  6. アジア:中国/2012年1-4月の全国の不動産開発企業の住宅新規着工面積は前年同期比4.2%減少、1-3月は0.3%の上昇。土地購入面積は19.3%の減少、11年同期を15.4ポイント下回った。分譲建物販売面積は13.4%の減少、下げ幅は0.2ポイント縮小。4月末時点の分譲建物空室面積(売れ残り在庫)は3億308万㎡、3月末比186万㎡増。※同上
  7. アジア:中国/2012年不動産青書で「今年は不動産業にとって最も困難な1年になる」と指摘。政府の不動産市場の引き締め策で、建設後も未販売の住宅面積は11年時点で前年比26%増の2億7000万㎡。09-10年の不動産価格高騰時に用地を手当した例も多く、資金難や利益減に直面する中小不動産の倒産リスクが激増も。※日経5-25/12P7
  8. アジア:中国/70大中都市で4月の新築分譲住宅(低所得者向け福祉的住宅は含まず)の価格が前月に比べ下がったのは43都市、横ばいが24都市、上昇は3都市(上昇率/各都市0.2%以下)だった。前年同月では、価格低下は46都市(前月より8都市増)、横ばいが1都市、上昇が23都市上昇率はいずれも1.7%超えなかった)。※京貿
  9. アジア:中国/財政部-住宅・都市農村建設省と共に2012年の低家賃住宅保障中央特別補助資金として総額105億元を支出。地域別配分/東部-5.1%の5.40億元、中部-54.7%の57.40億元、西部-40.2%の42.20億元。同/都市バラック地区改造特別補助資金として212億元を支出。※京貿
  10. アジア:中国/2012年国土資源省計画-全国で172,600ヘクタ-ルの住宅用地を供給する計画で、11年の実施実績比21.3%増。不動産市場での土地供給に対するコントロ-ルを強化するため、国土資源省の規定に準じ、全国31省などに計画を策定させた。この計画値は過去5年間の平均供給実績(87,300ヘクタ-ル)の約2倍。※京貿
  11. アジア:中国/財務部-全国の公共賃貸住宅を230万戸増やす任務を支援するため、住宅・都市農村建設省とともに2012年中央補助金として660億元支出する。地域別/東部地区-18.2%増の120.30億元、中部地区-38%増の250.70億元、西部地区-43.8%増の289.00億元振り向けられる。資金/投資補助・利子補給・資本金に充当。※京貿
  12. アジア:中国/不動産政策の微調整で市場救済模索。4月以降、全国の重点都市で新築分譲住宅、中古住宅とも成約件数の増加が止まる。中信房情報/4月の市場の住宅供給量は3月に比べ増加したが、全国10大都市の分譲住宅成約件数は、武漢と南京を除き前月比減。今後、多くの都市が住宅公共積立金ロ-ンの優遇策の微調整・支援へ。※京貿
  13. アジア:中国/中国政府のシンクタンク・社会科学院報告NO.9-2012年の不動産取引が相対的にしぼみ、価格が多少下がると予想。11年/主要都市で購入規制政策が実施され、全国で分譲建物の売買成約の伸びが鈍化。12年/不動産市場は国内外の資本市場の利ざや稼ぎの投機需要圧力が依然大きく、投機需要の抑制がコントロ-ルの中心任務。※京貿
  14. アジア:中国/中国不動産研究会、中国不動産業協会、中国不動産評価センタ-が22日共同発表した「2012年中国不動産上場企業評価研究報告」-中国の上場不動産企業の12年の経営業績、成長速度、リスクコントロ-ル、資金運用、革新能力など数項目の指標を評価。11年/業界全体の売上高の1ケタの伸びと、利益のマイナスの伸びはこの10年間で初。※京貿
  15. アジア:中国/同上-A株と海外上場不動産企業176社/2011年の本業の売上高平均-55.91億元、前年比2.49%増。営業利益の平均-15.56億元で3.9%減。12年第1四半期/下落傾向は続いている。A株不動産企業146社の売上高/713.31億元、前年同期比5.6%増、同純利益/94.42億円、2.54%減。12年も利益率の下落確実。※同上
  16. アジア:中国/「2011年中国国土資源広報」情報-11年の全国の土地譲渡収入は前年比14.6%増の3兆1500億元で記録更新。14.6%の伸び率は10年の57.8%に比べると大幅に落ち込んだ。「住宅用地は落ち込みが大きく、商業用地は伸びを維持した」(中国不動産デ-タ研究院の陳院長)。※京貿
  17. アジア:中国/広東省-2012年3月末時点の分譲建物空室面積(売れ残り在庫)は前年同期を40%程度上回って、3100万㎡超、この10年来の最高を更新。空室面積は2月より小幅に減少しているが、分譲建物市場では供給過剰の状態は変わっていない。在庫圧力は大幅に改善されておらず、市場は今後も値下がり圧力に直面する。※京貿
  18. 海外:パナソニック/環境・エネルギ-の海外売上高を現在の1000億円から今後3年で2倍以上に伸ばす。蓄電池を初めて投入、太陽電池と組み合わせたシステムとして販売する。コスト削減に向け、グル-プの販売拠点は再編し約3割減らす。成長が期待できる分野を開拓し、苦境のテレビ事業依存から早期脱却を目指す。※日経5-17/12P11
■トピックス①:幸福度の指数/日本は21位に-36カ国中「生活満足度」など評価低く  <日経5-23/12P5>
 ○経済協力開発機構(OECD)/22日発表:国民生活の幸福度を評価した「より良い暮らし指標(ベタ-・ライフ・インデックス=BLI)」の最新版/日本は36カ国中21位(2011年/19位)。「安全」や「教育」で最高水準だったが、「仕事と生活の調和」や「生活の満足度」などの評価が低かった。
 ○BLI/国内総生産(GDP)に変わる国民の豊かさを測る指標として、2011年から発表。11年から加盟34カ国に非加盟国のロシアとブラジルも加えて指標を算出。順位/1位-オ-ストリア、2位-ノルウエ-、3位-米国、4位-スウェ-デン・・20位-スロベニア、21位-日本。
 ○日本/日本に対する評価の内訳(36カ国の順位)-1位「安全」、2位「教育」、25位「住居」、27位「生活の満足度」。11の評価分野のうち「安全」が調査対象国でトップ。犯罪に巻き込まれる人の少なさなどが評価された。2位の「教育」は学歴や読解力の評価が最高水準だった。評価が34位に沈んだ「仕事と生活の調和」は、週に50時間以上働く人が29.5%に上がったことや、1日のうち余暇や睡眠、食事に充てる時間の割合が60%とOECD各国平均(64%)を下回ったことが響いた。「生活の満足度」は、国民が10段階で採点した平均値が6.1点と各国平均(6.7点)より低かった。
■トピックス②:中国富裕層の資産は2015年に2010年の3倍以上に   <京都国貿促業務第12-019号>
 ○上海を拠点として富裕層向け業務を展開している大華銀行の陳頭取・最高経営責任者/カリヨン証券のレポ-ト引用-中国の富裕層の資産は2010年の2兆6270億元から年平均27%増え、2015年には8兆7640億元に達するとしている。同銀行/個人資産100万元以上の顧客を対象にさまざまな個人向け商品、サ-ビスを提供している。
 ○「胡潤百富」の調査/中国の個人資産600万元以上の富裕層は現在、270万人に上がっている。都市部では北京が46万人で最も多い。
■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本貿易促進協会京都総局
     ※国貿=国際貿易