■住宅関連情報/2012年11月 ■             
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. マンション動向:不動産経済研究所情報/首都圏の10月のマンション発売戸数-2887戸、前年同月比14.4%減。前年同月を下回るのは2カ月連続。「夏場から市場の潮目が変わってきたようだ。(景気の先行き不透明感から)マンションの購入意欲が落ちている可能性がある」(同研)。10月単月の発売戸数が3000戸割るのは1988年以来。※日経11-16/12P13
  2. マンション動向:マンション価格(東京カンテイ情報)/10月の首都圏の新築マンションの価格指数(1985年=100)は142と前月比0.2ポイント上昇。上昇は3カ月連続。背景/耐震性の高い新築の需要増や開発業者が物件価格の安い郊外での供給抑制。開発業者/消費増税前の駆け込み需要が13年春から出ると見込み足元の供給を抑制。※日経11-22/12P19
  3. マンション動向:マンション価格(同上)/10月の首都圏の中古マンションの価格(70㎡換算)-2814万円と前月比で0.7%下落。※同上
  4. マンション動向:不動産情報大手のアットホ-ム情報/10月の賃貸用のマンション・アパ-トの成約数-前年同月比2.6%増の19,334件(アパ-トの成約数/9.8%増、マンション/1.6%減少)。前年実績を上回るのは5カ月連続。賃貸住宅市場/鉄筋コンクリ-トのマンションから木造住宅などが主体のアパ-トへの需要シフトが鮮明。割安なアパ-トを選ぶ傾向強まる。※日経11-28/12P19
  5. 住宅着工動向:消費増税前の駆け込み需要で2013年度の住宅着工戸数/5年ぶりに90万戸を突破する見通しだ。長引く景気低迷で守勢に回っていた住宅大手は一転、製品の刷新やモデルハウスの増設などで攻勢をかける。※日経11-21/12P9
  6. 住宅着工動向:各社戦略/△戸建て累計販売首位のミサワホ-ム-10月、販売戸数の3割を占める旗艦ブランド「スマ-トスタイル」を5年ぶり刷新。全国にモデルハウスを合計180棟建築、キャンペ-ンにかける予算も各部門で2-5割上積み。△太陽光発電に強みを持つ積水化学工業/12年度中に分譲地内のモデルハウスを11年度の2倍の100カ所に新設する方針。※同上
  7. 住宅着工動向:各社戦略/△三井ホ-ム-新築住宅に携わる営業担当者を9月末で合計900人弱と前年同月比100人増。きめ細かな営業体制を敷いて上位を追撃する。※同上
  8. 住宅着工動向:建設経済研究所予測/13年度の住宅着工戸数-12年度比5.2%増の921,000戸。消費税率が8%になるのは14年4月1日だが、住宅は13年9月までに契約すれば、現行税率の5%が適用。住宅各社/需要がピ-クとなる13年半ばまでに集中投資し、シェア拡大を目指す。※同上
  9. 住宅着工動向:国土交通省情報/10月の新設住宅着工戸数-前年同月比25.2%増の84,251戸、2カ月連続増。季節調整済み年率換算/978,000戸。ロイタ-の事前調査では、住宅着工戸数の予測中央値は10.1%だったが、これを上回った。持ち家/13.0%増、貸家/48.2%増、分譲住宅/14.2%増、それぞれ2カ月連続増。※東京/30日/ロイタ-
  10. 住宅:住友林業/2012年9月中間期連結-減収減益。売上高3921億円(前年同期/3950)、経常益74.85億円(同/97.60)、利益36.08億円(同/56.45)。13年3月期連結見通し/売上高8450億円、経常益230.00億円、利益130.00億円。※日経11-3/12P13
  11. 住宅:レオパレス21/2012年9月中間期連結-最終赤字。売上高2199億円(前年同期/2230)、経常益▲17.44億円(同/61.87)、利益▲22.58億円(同/▲52.03)。13年3月期連結見通し/売上高6100億円、経常益61.00億円、利益55.00億円。※日経11-3/12P14
  12. 住宅:エイブルなど/外国人留学生が来日後、即座に賃貸住宅に入居できるサ-ビスを開始。日本の居住票を取得するため、語学学校の寮などに一時的に仮住まいする手間が不要になる。留学生の母国での生活水準の向上で、来日直後から賃貸住宅を希望するケ-スが増えていることに対応。2013年10月期/約5000件の契約見込む。※日経11-5/12P9
  13. 住宅:細田工務店/2012年9月中間期連結-最終赤字。売上高101億円(前年同期/52)、経常益▲3.39億円(同/▲5.75)、利益▲2.83億円(同/▲5.67)。13年3月期連結見通し/売上高251億円、経常益3.30億円、利益2.90億円。※日経11-6/12P17
  14. 住宅:NTT都市開発/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高789億円(前年同期/638)、経常益152.67億円(同/103.76)、利益95.29億円(同/55.61)。13年3月期連結見通し/売上高1550億円、経常益198.00億円、利益104.00億円。※日経11-6/12P16
  15. 住宅:大和ハウス工業/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高9618億円(前年同期/8987)、経常益648.90億円(同/627.14)、利益359.08億円(同/324.15)。13年3月期連結見通し/売上高19700億円、経常益1210.00億円、利益620.00億円。純利益/過去最高になる。戸建て住宅販売が伸び、女性向け賃貸住宅も好調。※日経11-9/12P15,16
  16. 住宅:大和ハウス工業/駐車場の建設事業に本格参入。子会社の大和リ-スが立体駐車場の建設に強みを持つ大井建興(名古屋市/全国で約1000カ所の実績)から駐車場建設事業を買収。買収額/5億円強。大和ハウスが建設するマンションや商業施設向けの駐車場を自社で手がけて工期の短縮などにつなげる。※日経11-13/12P12
  17. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2012年9月中間期連結-経常減益。売上高2434億円(前年同期/2337)、経常益79.48億円(同/87.60)、利益58.99億円(同/56.45)。13年3月期連結見通し/売上高5300億円、経常益200.00億円、利益120.00億円。※日経12-9/12P16
  18. 住宅:パナソニック/新製品-独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャ-」を採用したスマ-トハウス。太陽光発電の電力を蓄電池にため、住宅内のエネルギ-を節電・管理しながら使える。エアコンやIHクッキングヒ-タ-などをつなげて自動制御する独自のHEMSを搭載。電力の使用状況はスマ-トフォンやタブレットで確認可。価格/3.3㎡あたり60万円から。12日発売。※日経11-9/12P33
  19. 住宅:トヨタホ-ム/北九州市で「スマ-トハウス」の分譲を順次開始。電気消費量を制御するHEMSや、電気自動車とプラグインハイブリッドの充電器を標準装備した住宅を、市内の「スマ-トヴィラ鉄王」(八幡区)で30区画、「スマ-トヴィラ高須青葉台」(若松区)で40区画用意。価格(建て売り)/鉄王が3900万円台から、高須青葉台が3600万円台から。※日経11-10/12P12
  20. 住宅:ミサワホ-ム/2012年9月中間期連結-増収減益。売上高1876億円(前年同期/1826)、経常益47.42億円(同/48.75)、利益28.68億円(同/36.95)。13年3月期連結見通し/売上高3930億円、経常益115.00億円、利益75.00億円。※日経11-10/12P15
  21. 住宅:明和地所/2012年9月中間期連結-最終赤字。売上高77億円(前年同期/47)、経常益▲16.90億円(同/▲19.42)、利益▲10.31億円(同/▲11.92)。13年3月期連結通し/売上高457億円、経常益22.00億円、利益12.00億円。※日経11-10/12P16
  22. 住宅:新日本建物/2012年9月中間期単独-初公表。売上高38億円、経常益0.38億円、利益0.35億円。13年3月期単独見通し/売上高122億円、経常益4.10億円、利益4.00億円。※日経11-10/12P16
  23. 住宅:住宅大手6社/2012年9月中間期連結-大和ハウス工業と積水ハウス(7月中間期)の2社は賃貸住宅とマンション販売が好調で、増収増益、通期の業績予想も上方修正。住友林業、ミサワホ-ム、パナホ-ム、三井ホ-ムの4社は東日本大震災に伴う仮設住宅需要の反動減や人件費の増加を補えきれず経常減益。明暗が分かれた。※日経11-10/12P17
  24. 住宅:コスモスイニシア/2012年9月中間期連結-最終黒字化。売上高385億円(前年同期/345)、経常益0.38億円(同/▲16.28)、利益0.16億円(同/▲16.74)。13年3月期連結見通し/売上高884億円、経常益25.00億円、利益25.00億円。※日経11-13/12P16
  25. 住宅:エムジ-ホ-ム/2012年9月中間期単独-最終黒字化。売上高14億円(前年同期/13)、経常益0.69億円(同/▲0.98)、利益0.59億円(同/▲1.10)。13年3月期単独見通し/売上高35億円、経常益1.08億円、利益1.00億円。※日経11-13/12P16
  26. 住宅:西部ホ-ルディングス/自社沿線の不動産開発事業を拡大。グル-プの西部プロパティ-ズが沿線で賃貸住宅事業に参入。2013年1月末/第一号物件完成予定-東京都新宿区の総戸数90戸のマンションを完成。IC乗車券「パスモ」利用のオ-トロックなど高い防犯面を売り物にする。「駅ナカ」商業施設/14年度中に5割増の合計12カ所に拡大。※日経11-15/12P11
  27. 住宅:大林組/高層マンション室内のパソコンなど電子機器の落第被害を防ぐ独自技術を開発。コンクリ-ト製の柱や梁などに銅などでできた独自のコネクタ-を装着。建物全体の鉄筋をつなげることで、高層階でも感電を防ぐ「ア-ス線効果」を発揮できるようにする。高層マンションの価値を高める新技術としてマンション開発会社に提案。※日経11-20/12P12
  28. 住宅:エ-スホ-ム/新製品-平屋住宅「Andy(アンディ)」。子育て世代を対象/家事をしながらでも子供に目が届きやすい設計。子供のおむつ替えや昼寝に便利な和室はリビングとつなげる構造を標準タイプ。間取りは10プランを用意。2階建てが不便と感じる世帯に売り込む。価格/施工面積が約82㎡のタイプで1095万円から、発売中。※日経11-23/12P27
  29. 住宅:不動産情報大手のアットホ-ム情報/新築戸建の成約価格が続落。首都圏の10月の新築戸建の平均成約価格/3200万円、前年同月比1%下落。下落は2カ月連続。埼玉や千葉など物件価格の安い地区の成約が増え、成約価格を押し下げた。成約数/千葉が前年比12.2%増、埼玉は8.2%増。首都圏全体は0.3%増。廉価志向。※日経12-1/12P18
  30. 地価:国土交通省情報/地価の底打ち感が強まってきた。10月時点の地価動向調査/全国の150地区のうち34地区が3カ月前に比べ上昇。上昇は前回調査の7月から1地区増え、下落地区は29地区と6地区減。上昇>下落は2008年4月以来4年半ぶり。今回/上昇と横ばいが121地区と、全体の8割を占めた。※日経11-23/12P5
  31. 米国:米住宅市場の改善の恩恵が周辺産業や家計に広がってきた。販売が好調な建設会社は投資を拡大、ホ-ムセンタ-もリフォ-ム需要で業績が堅調。住宅価格の回復で過大な住宅ロ-ンを抱える「債務超過」の家計も減っている。内需の下支え役として住宅部門は着実に存在感を増すが、米景気は雇用不安や「財政の崖」の影響が不安材料。※日経11-28/12P7
住宅リフォーム関連
  1. 住宅リフォ-ム:LIXIL/新製品-リフォ-ム用玄関ドア「リシエント 玄関ドア」。高断熱仕様/厚さは6㎝と従来品より約2㎝厚い。樹脂部材をドア本体の開閉部分に付ける特許取得済みの構造で冷気が入るのを防ぐ。断熱性能は従来の寒冷地仕様のリフォ-ム向けに比べ28%高まった。工事/1日。価格/工事費別で419,475円から。発売中。※日経11-6/12P33
  2. 住宅リフォ-ム:パナソニックと三協立山/住宅の壁を壊さずに1部屋を丸ごと断熱仕様にリフォ-ムできる新製品を共同開発。部屋の内側に断熱パナルと内窓を取り付けるもので、最短3日で改修でき、省エネ効果も4割高まる。12月から発売開始。3年後に共同で50億円の売り上げを目指す。価格/工事費込み-1畳あたり10-11万円。※日経11-7/12P11
  3. 住宅リフォ-ム:経済産業省/省エネ対策の一環として、住宅のリフォ-ム向けに、100億円規模の補助金制度をつくる。家やマンションを改装し、断熱性能の高い天井や外壁、窓ガラスなどを導入する際に補助金を出す。2013年度から受け付け開始、初年度/3万戸目標。工事費や材料費の1/3を上限に助成。対象/1戸建てやマンションなど集合住宅。※日経11-11/12P3
  4. 住宅リフォ-ム:インタ-ネットを使って部屋のリフォ-ムサ-ビスなどを提供するユニクエスト・オンライン(大阪市)/対象工事を風呂、トイレなど、水回りにも拡大。従来/紙壁の張り替えが中心。業者によってばらつきが大きい価格を定額にしたのが特徴。例/トイレ工事なら、広さや工期にかかわらず一律98,000で請け負う。工事は提携する工務店に委託。※日経11-26/12P11
  5. 被災住宅修理:東日本大震災で被災した住宅の補修費を国などが補助する「応急修理制度」の工事が停滞。岩手・宮城・福島の3県で約97,000件の申請のうち、1/4強の約25,000件の工事が未了。遅れの要因/建設作業の人手不足など。「特に屋根の工事などの職人が足りない。資材が入手しにくい状況も続く」(宮城県)。※日経11-24/12P30
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:大手銀行/住宅ロ-ン金利を12月から一斉に過去最低水準に引き下げる。最初の10年が固定の最優遇金利/三菱東京UFJ、三井住友、みずほ、りそなの4銀行が1.3%。三井住友信託銀行は1.15%。新生銀行は1.55%。長期金利/足元で0.710%と約9年ぶりの水準まで低下、これに合わせて0.05ポイント引き下げる。※日経11-30/12P3
建材・住設・家具関連
  1. 建材:永大産業/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高292億円(前年同期/289)、経常益6.41億円(同/3.31)、利益3.99億円(同/2.15)。13年3月期連結見通し/売上高611億円、経常益17.40億円、利益11.20億円。※日経11-3/12P14
  2. 建材:ウッドワン/2012年9月中間期連結-減収減益。売上高303億円(前年同期/321)、経常益3.58億円(同/8.80)、利益2.60億円(同/6.42)。13年3月期連結見通し/売上高653億円、経常益17.00億円、利益9.00億円。※日経11-3/12P14
  3. 建材:米ダウ・ケミカル/建物の断熱材などに使う発泡ポリスチレンを日本で増産、国内の生産量を従来の1.5倍拡大。2008年から稼働を止めていた札幌工場の設備を刷新、11月中旬から稼働(年産能力/約7000トン)。現在稼働している鹿沼と笹岡の2工場もそれぞれ年約3500トンの増産に乗り出す。断熱材需要/伸びると判断。※日経11-6/12P13
  4. 建材:ニホンフラッシュ/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高50億円(前年同期/32)、経常益6.26億円(同/0.75)、利益4.46億円(同/0.62)。13年3月期連結見通し/売上高110億円、経常益11.80億円、利益8.50億円。※日経11-6/12P6
  5. 建材:太平洋セメント/2012年9月中間期連結見込み-経常利益は前年同期比3.6倍の40億円程度。従来予想は8%増の12億円。東日本大震災の復興需要でセメント販売量が計画より増え、燃料の石炭価格も想定を下回った。売上高は3550億円前後と2%程度増加。営業利益は6割増の90億円程度。従来予想は13%増の65億円。※日経11-6/12P17
  6. 建材:太平洋セメント/2012年9月中間期連結-最終黒字化。売上高3535億円(前年同期/3471)、経常益45.67億円(同/11.13)、利益5.39億円(同/▲33.83)。13年3月期連結見通し/売上高7350億円、経常益305.00億円、利益100.00億円。※日経11-14/12P12
  7. 建材:住友大阪セメント/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高1064億円(前年同期/1012)、経常益56.36億円(同/11.41)、利益23.02億円(同/0.31)。13年3月期連結見通し/売上高2230億円、経常益130.00億円、利益60.00億円。東日本大震災の復興需要が下期も加速し、国内のセメント販売量が計画より増える。※日経11-8/12P16,17
  8. 建材:南海プライウッド/2012年9月中間期連結見込み-純利益は5200万円(前年同期/1.95億円の赤字)。5月の従来予想の2.20億円から下方修正。為替差損の発生や原材料価格の高騰などが影響。売上高は前年同期比6%増の62億円、従来予想から1%増。為替や資源価格の変動幅見通せず/通期予想は据え置いた。※日経11-8/12P39
  9. 建材:南海プライウッド/2012年9月中間期連結-最終黒字化。売上高62億円(前年同期/58)、経常益1.10億円(同/3.11)、利益0.52億円(同/▲1.95)。13年3月期連結見通し/売上高128億円、経常益7.60億円、利益4.50億円。※日経11-9/12P16
  10. 建材:ニチハ/2012年9月中間期連結-最終減益。売上高486億円(前年同期/475)、経常益35.38億円(同/35.15)、利益22.12億円(同/29.03)。13年3月期連結見通し/売上高1005億円、経常益70.00億円、利益40.00億円。※日経11-8/12P16
  11. 建材:大日本木材防腐/2012年9月中間期連結-増収減益。売上高111億円(前年同期/108)、経常益2.16億円(同/2.60)、利益1.21億円(同/1.38)。13年3月期連結見通し/売上高231億円、経常益3.90億円、利益2.20億円。※日経11-10/12P16
  12. 建材:ニチアス/2012年9月中間期連結-最終減益。売上高685億円(前年同期/693)、経常益52.69億円(同/52.46)、利益29.82億円(同/33.59)。13年3月期連結見通し/売上高1460億円、経常益112.00億円、利益70.00億円。※日経11-13/12P16
  13. 建材:名古屋木材/2012年9月中間期連結-最終赤字。売上高23億円(前年同期/21)、経常益▲0.23億円(同/0.03)、利益▲0.12億円(同/▲0.13)。13年3月期連結見通し/売上高51億円、経常益0.55億円、利益0.45億円。※日経11-15/12P12
  14. 建材:天竜木材/2012年9月中間期連結-増収減益。売上高82億円(前年同期/75)、経常益0.47億円(同/0.69)、利益0.50億円(同/0.51)。13年3月期連結見通し/売上高171億円、経常益1.97億円、利益2.02億円。※日経11-15/12P12
  15. 建材:文化シャッタ-/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高512億円(前年同期/449)、経常益21.42億円(同/10.30)、利益12.57億円(同/7.72)。13年3月期連結見通し/売上高1120億円、経常益56.00億円、利益33.00億円。倉庫向けのシャッタ-や病院・介護施設向けの引き戸の販売が好調。軽量シャッタ-も伸びる※日経11-8/12P16,17
  16. 建材:不二サッシ/2012年9月中間期連結-最終黒字化。売上高381億円(前年同期/371)、経常益2.91億円(同/0.18)、利益1.43億円(同/▲1.43)。13年3月期連結見通し/売上高950億円、経常益20.00億円、利益15.00億円。※日経11-8/12P16
  17. 建材:JSRやJX日鉱日石エネルギ-/蓄熱材-太陽光などで発電した電力を使って凝固させた蓄熱素材を昼間に溶かして冷気を出す仕組みで、エアコンの使用を減らせる。政府は新築住宅の省エネ基準を段階的に強化する方針。蓄熱材はエネルギ-を有効利用できる「スマ-トハウス」向けに需要が拡大しそうだ。住宅向け/新蓄熱材の量産開始。※日経11-22/12P12
  18. 建材:大建工業/物流拠点の再編に乗り出す。兵庫県の自社保有の物流センタ-を工場に転用するほか、有料で使用中の大手物流業者の施設(埼玉県)の契約を解除。物流拠点の再編で今期は2-3億円の経費削減が期待できるほか、来期以降は年間20億円の削減効果が見込める。※日経11-22/12P13
  19. 建材:制御機器のナブテスコ/羽田空港を管理する日本空港ビルディングから、不要な開閉を防げる新型自動ドアシステム68台を受注。外部との出入り口の部分に設置。不要な開閉によるドアの開放時間を従来型に比べ8-9割避けられる。室内の冷暖房などの効果を高まることができるシステムとして拡販を狙う。横切るだけでは開かない。※日経11-23/12P1
  20. 建材:愛媛県の伝統産業の菊間瓦を生産する柚山工業(今治市)/雪が積もりにくい瓦を開発した。屋根裏にこもる熱を吸収する物質を素材の粘土に配合した瓦で、県の研究所と協力して近く試作品の性能評価する。これまで菊間瓦を中四国や九州で販売してきたが、今後は積雪地の需要を開拓し、北陸や東北に販路を拡大。※日経11-27/12P43
  21. 建材:神島化学工業/2013年4月期単独見通し-税引き利益は前期比8割増の1億8000万円。従来予想は1億4000万円。主力の外装用建材は、燃料に使う液化石油ガス価格の下落で生産コストが減少。電線被覆の難燃剤向けのマグネシュウム化合物も、国内の自動車向けが好調を保っている。売上高は3%増の174億円。※日経11-29/12P16
  22. 建材:三協立山/12月-全国の建材卸(約150店)と共同で窓の購入履歴を管理するシステムを導入。建材卸が履歴を基にサッシの劣化具合などを予測して点検できるようにし、リフォ-ム需要を取り込む。LIXILグル-プやYKKAPが工務店に直接販売する窓製品に力を入れるなか、逆に建材卸のネットワ-クを生かして事業拡大を狙う。※日経11-29/12P11
  23. 建材:建設用鋼材/電炉各社-マンションの鉄筋に使う棒鋼の11月販売価格を前月に続いて据え置く。足元の需要は低迷/価格改定を見送った。9月に販売価格を1トン2000-3000円(4-5%)引き上げたが、市場浸透せず、不発に終わった。関東地区の販売価/現在-異形棒鋼(直径16mm)は1トン50,000円前後。当用買いが主流。※日経11-3/12P22
  24. 建材:建設用鋼材/東京製鉄-12月の一般流通(店売り)向け鋼材の販売価格を全品種を据え置く。H形鋼/1トン68,000円、異形棒鋼/54,000円。3カ月連続で据え置く。販売戦略二分/新日鉄住金-先週、H形鋼の約3%の値上げ表明。東京製鉄は追随しなかった。販売戦略が分かれたことでシェア争い再燃か。※日経11-20/12P19
  25. 建材:産業資材/9月末の主要15品目の在庫は鉄鋼など12品目で「過剰」「やや過剰」と2カ月連続で高水準が続いた。9月は建設関連などの需要期に入るため在庫の圧縮が進みやすい時期だが,内需が低迷しているうえ中国景気の減速で輸出も停滞。在庫調整の進展には時間がかかりそうだ。※日経11-9/12P21
  26. 建材:産業資材/建設関連-△鋼材は例年なら需要が盛り上がる時期に入っているが今年は引き合いが弱い。鋼材価格は全般的に弱含み。鉄鋼各社/減産に足並みそろっていない。△針葉樹合板は各社の減産姿勢が崩れ、在庫は2%増。△セメントは在庫が「やや逼迫」している。在庫は前月比4%増だが適正水準とされる440万トンは下回る。※同上
  27. 建材:産業資材/産業資材などで構成する日経商品指数42種の11月末値-前月末比1.5%高い166.279(1970年=100)で2カ月ぶりで上昇。水準自体はこの3カ月横ばい圏。傾向/非鉄金属や石油など国際商品価格が水準を切り上げる一方、鋼材など建設、紙など消費関連の商品は下落する傾向が目立つ(二極化)。※日経12-1/12P18
  28. 建材:セメント/宇部三菱セメントなどセメント各社-2013年のセメント(半製品)輸出価格交渉で前年比約1割(現1トン38-40ドルから3-4ドル引き上げ)の引き上げを求める。東日本大震災の復興需要などを背景に内需が堅調、輸出先の東南アジアの需要も旺盛。他の輸出国との競合も減少、強気の姿勢で交渉に臨み輸出採算改善を目指す。※日経11-16/12P25
  29. 建材:セメント(セメント協会情報)/10月の国内セメント販売量-4,122,000トンで、前年同月比8%増。11カ月連続で前年実績上回る。東北や首都圏、近畿の需要が堅調、輸出を内需に回している。東北の需要/40万トンと27.2%増。特に宮城57%、岩手37%、福島34%増。首都圏/8.2%増の977,000トン。生産量/3%減の4,968,000トン。※日経11-23/12P19
  30. 建材/住設:LIXILグル-プ/2012年9月期連結-最終赤字。売上高6829億円(前年同期/6048)、経常益▲124.76億円(同/▲9.52)、利益▲103.80億円(同/152.77)。13年3月期連結見通し/売上高14600億円、経常益530.00億円、利益130.00億円。純利益は前期比7倍になる。従来予想は16倍の290億円。※日経11-6/12P16,17
  31. 住設:タカラスタンダ-ド/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高796億円(前年同期/746)、経常益70.04億円(同/63.87)、利益41.32億円(同/34.79)。13年3月期連結見通し/売上高1550億円、経常益105.00億円、利益60.00億円。※日経11-2/12P16
  32. 住設:クリナップ/2012年9月中間期連結-最終黒字化。売上高551億円(前年同期/464)、経常益21.46億円(同/4.33)、利益12.90億円(同/▲1.49)。13年3月期連結見通し/売上高1123億円、経常益32.00億円、利益18.00億円。※日経11-7/12P14
  33. 住設:積水ハウス、島津製作所、国際電気通信基礎技術研究所、慶応義塾大学/考えるだけで車いすを動かしたり家電を操作したりできる「賢い家」を開発、1日公開。住んでいる人の頭脳にセンサ-を取り付けて脳波の変化をコンピュ-タ-に送信し指示を出す仕組み。2020年の実用化を目指す。考える際に脳内の血流が変化する現象を利用。※日経11-2/12P15
  34. 住設:リンナイ/2012年9月中間期連結-最終増益。売上高1142億円(前年同期/1142)、経常益115.14億円(同/123.72)、利益74.73億円(同/65.75)。13年3月期連結見通し/売上高2570億円、経常益290.00億円、利益190.00億円。※日経11-6/12P17
  35. 住設:能美防災/2012年9月中間期連結-増収減益。売上高365億円(前年同期/343)、経常益7.39億円(同/13.34)、利益3.50億円(同/7.18)。13年3月期連結見通し/売上高860億円、経常益45.50億円、利益25.00億円。※日経11-8/12P16
  36. 住設:ホ-チキ/2012年9月中間期連結-最終赤字。売上高259億円(前年同期/261)、経常益▲6.93億円(同/▲3.38)、利益▲5.21億円(同/▲3.40)。13年3月期連結見通し/売上高620億円、経常益21.00億円、利益12.00億円。※日経11-13/12P16
  37. 住設:ホ-チキ/綜合警備保障(ALSOK)はホ-チキの発行済み株式の11%強を追加取得し、持ち分法適用会社にする。取得金額は約14億円で、出資比率は約15%となる。警備業界/セコムが防災品メ-カ-のニッタンを子会社化するなど連携の動きが広がっている。ALSOK/ホ-チキとの関係を強化し、商品の共同開発などを進める。※日経11-13/12P13
  38. 住設:ダイキン工業/戸建て住宅全体の湿度を調整できる換気装置を22日から順次発売。湿気を吸い取る吸着材と空気の熱を移動させる熱交換器を一体化にして消費電力を抑えた。湿度制御でエアコンの設定温度を控えめにしても快適さを保つ。空調や換気に使う電力量を年3割削減。寒冷地用も用意。価格/いずれも100万円強。※日経11-9/12P13
  39. 住設:パナソニック/高齢者施設向けに特化した住設ショ-ル-ムを東京・汐留に開く(12日)。自社の便器や引き戸、床材などで高齢者が暮らす居室を丸ごと再現。高齢者施設が不足し、新設が相次ぐなか、高いシェアを握る浴室だけでなく建材の一体的な採用を促す。2013年度の高齢者施設向け売り上げで100億円と30%伸ばす。※日経11-11/12P7
  40. 住設:住宅設備メ-カ-/高齢者施設向けに介助しやすい製品を相次ぎ打ち出す。高齢者施設/増設が続く一方で慢性的な人手不足。介助の効率を高められる設備の需要を取り込む。※日経
  41. 住設:住宅設備メ-カ-(同上)/△パナソニック-2013年2月に2室連結浴室を発売。浴槽とシャワ-の整った2室の間に開口部(幅1.6m×高さ2m)を設け、介助者が高齢者2人を負担なく見守れる。△YKKAP-13年3月から販売する窓は介助者が片手で安心して開けられるのが特徴。テコの原理を使い軽い力で開く。開閉の手間なくす。※同上
  42. 住設:LED照明/パナソニック-新製品発表。肉や野菜などの生鮮食品を自然な色に見せるのが特徴で、商業施設向けに売り込む。高付加価値商品の品ぞろえを増やし、2012年度のLED照明事業の売上高を前年度の1.6倍の1250億円に拡大。12月1日発売の新製品/「採光色LED照明器具」-小売り希望価格32,340-48,300円。※日経11-14/12P9
  43. 家具:岡村製作所/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高934億円(前年同期/859)、経常益33.41億円(同/21.88)、利益22.74億円(同/12.86)。13年3月期連結見通し/売上高1960億円、経常益85.00億円、利益58.00億円。※日経11-3/12P14
  44. 家具:パラマウントベッド/2012年9月中間期連結-初連結。売上高302億円、経常益51.51億円、利益30.58億円。13年3月期連結見通し/売上高655億円、経常益108.00億円、利益64.00億円。※日経11-3/12P14
  45. 家具:フランスベットホ-ルディングス/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高247億円(前年同期/238)、経常益8.87億円(同/6.32)、利益5.78(同/2.21)。13年3月期連結見通し/売上高527億円、経常益22.50億円、利益11.90億円。※日経11-3/12P14
  46. 家具:家具販売大手/2014年4月の消費増税を控え、店舗の改装や売り場の新設に取り組む。消費増税を前に13年度は住宅着工が5年ぶりに90万戸を超える見通し。各社/集客力を底上げし、膨らむ家具需要の取り込みを狙う。※日経11-21/12P9
  47. 家具:家具販売大手/△大塚家具-13年9月までに旗艦3店(有明本社ショ-ル-ム、新宿ショ-ル-ム、大阪南港ショ-ル-ム)を約4億円を投じ改装。販売員も50人増員。△全国で6店運営するイケア・ジャパン-年内にイケア港北を改装、13年春にイケア新三郷の売り場見直し。△家具販売最大手のニトリHD-12年度中に11億円投じ、全店舗の1割30店舗を改装。※同上
合板・木材関連
  1. 合板:国産合板/住宅の壁や床の下地に使う構造用の国産針葉樹合板の値下がりが続いている。問屋卸価格(12mm厚物/東京地区)/現在-1枚770-790円で前月末比で3%安い。合板製造会社の減産姿勢の足並みがそろわないうえ、工務店などが購入量を抑えているのも影響している。※11-6/12P20
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:三井不動産/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高6157億円(前年同期/5734)、経常益470.91億円(同/359.28)、利益268.78億円(同/166.13)。「三井アウトレット木更津」など商業施設が好調。13年3月期連結見通し/14600億円、経常益1090.00億円、利益550.00億円。日経11-2/12P16
  2. 不動産:住友不動産/2012年9月中間期連結見込み-経常利益は前年同期比12%増の500億円程度。11年12月に稼働した大型オフィスビル「住友不動産新宿グランドタワ-」などの寄与に加え、支払利息減少が利益を押し上げた。売上高は4%増の3100億円程度。マンション販売戸数は前年同期比100戸減の1600戸程度。※日経11-6/12P16
  3. 不動産:住友不動産/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高3141億円(前年同期/3076)、経常益507.13億円(同/445.63)、利益263.65億円(同/233.10)。大型オフィスビルが稼働、テナント企業の増床需要が増えるなど、市況の底入れも下支え。13年3月期連結見通し/売上高7200億円、経常益1090.00億円、利益580.00億円。※日経11-9/12P16,17
  4. 不動産:東急不動産/2012年9月中間期連結-最終減益。売上高2865億円(前年同期/2410)、経常益165.45億円(同/87.38)、利益142.05億円(同/248.11)。マンション引き渡し戸数が増加。リ-マン・ショック後に仕入れた用地の物件が増え利益率も上昇。13年3月期連結見通し/売上高6000億円、経常益380.00億円、利益200.00億円。※日経11-8/12P16
  5. 不動産:スタ-ツコ-ポレ-ション/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高579億円(前年同期/533)、経常益50.16億円(同/39.58)、利益21.60億円(同/13.09)。13年3月期連結見通し/売上高1280億円、経常益110.00億円、利益36.00億円。※日経11-13/12P16
  6. 不動産:オフィスビル(日経調査)/オフィス賃料調査(下期/10月中旬調査)-新築オフィスビルの賃貸料が上昇している。オフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)/△東京の新築ビル-141.39と前年同期比16.61ポイント高い。△既存ビル(築後1年以上)-1.65ポイント高い116.79。東京都心/年初から新築ビルの完成相次ぐも、夏以降解消。※日経11-4/12P1,8,9
  7. 不動産:オフィスビル(同上)/東京では対象23区域のうち5地区で新築の賃料が上昇。港区の赤坂から青山にかけては3.3㎡25,000-30,000円(月額)、前年同期比10%高い。大阪/既存が前年同期比0.76ポイント高い123.57。新築は64.01ポイント高い176.88。※同上
  8. 不動産:オフィスビル(三鬼商事情報)/10月末の東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビルの平均空室率-前月比0.16ポイント低い8.74%。低下は7月以降続いており、1年1カ月ぶりの低水準。平均募集賃料(3.3㎡あたり)/新築ビル-前年同月比984円高い23,315円。既存ビル-同384円安い16,498円。※日経11-9/12P21
  9. 不動産:オフィスビル(三幸エステ-ト情報)/都心5区の大規模ビルの募集賃料-前月比343円下落して19,584円。三鬼商事情報/設備や立地などで競争力のない物件が、テナントを呼び込むため賃料を引き下げる動きが続いている。※同上
  10. ゼネコン:大成建設/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高5679億円(前年同期/5502)、経常益135.82億円(同/82.50)、利益30.34億円(同/14.85)。13年3月期連結見通し/売上高13800億円、経常益310.00億円、利益120.00億円。※日経11-13/12P17
  11. ゼネコン:大林組/2012年9月中間期連結-経常増益。売上高6533億円(前年同期/5448)、経常益122.44億円(同/61.49)、利益56.85億円(同/115.05)。13年3月期連結見通し/売上高14000億円、経常益370.00億円、利益110.00億円。※日経11-13/12P17
  12. ゼネコン:清水建設/2012年9月中間期連結-増収減益。売上高5987億円(前年同期/5604)、経常益51.83億円(同/91.30)、利益16.34億円(同/45.31)。13年3月期連結見通し/売上高14100億円、経常益150.00億円、利益55.00億円。※日経11-13/12P17
  13. ゼネコン:鹿島/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高6847億円(前年同期/6586)、経常益214.72億円(同/191.31)、利益90.71億円(同/60.45)。13年3月期連結見通し/売上高14400億円、経常益350.00億円、利益190.00億円。※日経11-14/12P12
  14. ゼネコン:ゼネコン大手4社/2012年9月中間期連結-東日本大震災の工事増加による人手不足への懸念が高まるなか、労務費上昇などによる工事採算の悪化で清水建設は経常減益。採算の良い工事が相次いだ鹿島、大成建設、大林組の3社は経常増益を確保、明暗が分かれた。13年3月期連結見通し/従来予想を据え置く。※日経11-13/12P21
  15. 施設:大和ハウス工業/今後2-3年で約600億円を投じ、全国の大都市近郊に大型物流施設を6-7カ所建設。インタ-ネット通販の利用者が増え、通販各社が配送スピ-ドなどを競っている。消費地に近い施設の賃貸需要が高まると判断。特定企業向けでなく、複数の企業が同時に利用できる物流施設を開発。三井不動産や三菱地所も参入。※日経11-25/12P1
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:アジアスポット市場/5日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油価格は一段と下落している。前週末比2.30ドル安い1バレル104.00ドルと約3カ月ぶりの安値。世界景気の減速で新興国を中心に需要の伸びが鈍っている。相場を押し上げていたイランやシリアをめぐる情勢が膠着気味なのも弱材料になった。※日経11-6/12P20
  2. 原油:アジアスポット市場/6日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油価格は反発。取引中心の2013年1月渡し/1バレル105.70ドル(中心値)と前日比1.70ドル高い。買い戻しが入り上昇した北海ブレント原油の値動きを反映。※日経11-7/12P23
  3. 原油:アジアスポット市場/8日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油が大幅反落。取引中心の2013年1月渡し/1バレル104.70ドル(中心値)と前日比3.00ドル安い。今週に入り上昇し7月に1バレル107ドル台後半を付けており、値動きが激しい。乱高下するロンドン市場の北海ブレント原油を反映。※日経11-9/12P21
  4. 原油:アジアスポット市場/13日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は反落。取引中心の2013年1月渡し/1バレル106.20ドル(中心値)と前日比0.60ドル安。ロンドン先物市場の原油価格が前日に下落した流れを反映。欧州景気の先行き不透明感が弱材料。※日経11-14/12P17
  5. 原油:アジアスポット市場/15日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油価格は中東情勢の緊張を受け反発。1ドル107.40ドルと前日比1.70ドル高く、1週間ぶりの高値。中東の地政学的リスクがやや強まったためだ。ロンドン市場の北海ブレント/14日-1バレル109.61ドルと前日比で1.35ドル値上がりした。※日経11-16/12P25
  6. 原油:アジアスポット市場/19日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は反発。前週末に比べ2.20ドル高の1バレル108.70ドルと1カ月ぶりの高値。直近の安値の11月上旬に比べ4%高い。パレスチナでイスラエルとイスラム系組織が対立していることを受け、原油供給への警戒感が広がっている。※日経11-20/12P19
  7. 原油:アジアスポット市場/29日-アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油は続落。取引中心の2013年1月渡し/1バレル108.00ドルと前日比0.30ドル安い。米国景気の先行きへの懸念が強まり、前日のロンドン市場の原油先物相場が下落したのを反映。※日経11-30/12P23
  8. 素材:DIC/2012年9月中間期連結-経常増益。売上高3498億円(前年同期/3788)、経常益165.41億円(同/155.46)、利益114.35億円(同/125.29)。13年3月期連結見通し/売上高7000億円、経常益320.00億円、利益200.00億円。経常利益は従来予想を50億円下回る。中国の景気減速や日本製品の不買運動の影響。※日経11-8/12P17
  9. 素材:ナフサ/合成樹脂など石油化学製品の主要原料のナフサ価格が軟調。原油相場の下落を映し、東アジア地区のスポット価格は10月中旬に付けた直近の高値に比べ約4%安い。指標となる東京オ-プンスペックの取引価格/1トン940ドル前後。原油価格上昇で、9月中旬に一時1000ドル超えたが、その後は原油と歩調を合わせて弱含んだ。※日経11-13/12P21
  10. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ樹脂)/配水管などに使う塩ビ樹脂の東アジア地域の取引価格が下落。指標品の価格/現在-1トン940ドル前後と9月末比75ドル(7%)下落。原料のナフサ価格は高止まりしているものの、足元の供給の増加が相場を押し下げている。新興国や中国経済の成長鈍化で足元の荷動きも停滞。※日経11-15/12P15
  11. 素材:塗料や合成樹脂の原料となるアセトンの価格/アジア市場で上昇。スポット価格/1トン1080-1090ドルと直近4カ月で16%上がった。アセトン/高機能樹脂原料であるフェノ-ルを作る過程で副産物として出てくる。需要が伸び悩んでいるが、日本や韓国・台湾の石油化学大手が供給を絞った影響が出ている。※日経11-29/1218
  12. 塗料:アサヒペン/2012年9月中間期連結-最終増益。売上高74億円(前年同期/83)、経常益3.81億円(同/4.81)、利益2.59億円(同/2.12)。13年3月期連結見通し/売上高144億円、経常益4.90億円、利益3.50億円。※日経11-3/12P14
  13. 塗料:日本ペイント/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高1193億円(前年同期/1068)、経常益146.46億円(同/64.70)、利益78.29億円(同/35.31)。車用塗料の販売が26%伸びた。原料価格が低水準で推移。13年3月期連結見通し/売上高2330億円、経常益270.00億円、利益160.00億円。※日経11-7/12P15
  14. 塗料:トウペ/2012年9月中間期連結-最終黒字化。売上高76億円(前年同期/74)、経常益1.07億円(同/▲1.62)、利益0.23億円(同/▲2.45)。13年3月期連結見通し/売上高152億円、経常益1.10億円、利益0.30億円。※日経11-8/12P17
  15. 塗料:日本特殊塗料/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高163億円(前年同期/144)、経常益9.31億円(同/3.22)、利益7.43億円(同/3.51)。13年3月期連結見通し/売上高332億円、経常益14.00億円、利益10.00億円。※日経11-8/12P17
  16. 塗料:大日本塗料/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高352億円(前年同期/340)、経常益12.60億円(同/7.35)、利益7.89億円(同/4.17)。13年3月期連結見通し/売上高715億円、経常益24.00億円、利益14.00億円。※日経11-10/12P17
  17. 塗料:関西ペイント/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高1388億円(前年同期/1209)、経常益133.46億円(同/93.48)、利益80.67億円(同/49.58)。13年3月期連結見通し/売上高2900億円、経常益270.00億円、利益160.00億円。※日経11-10/12P17
  18. 塗料:イサム塗料/2012年9月中間期連結-増収増益。売上高41億円(前年同期/40)、経常益6.01億円(同/5.81)、利益3.57億円(同/2.75)。13年3月期連結見通し/売上高80億円、経常益10.00億円、利益5.50億円。※日経11-14/12P16
  19. 塗料:ロックペイント/2012年9月中間期連結-初公表。売上高112億円、経常益6.55億円、利益5.03億円。13年3月期連結見通し/売上高228億円、経常益9.00億円、利益7.30億円。※日経11-14/12P12
  20. 塗料:ナトコ/2012年10月期連結見込み-純利益は前の期に比べ3%減の5億円程度。従来予想は10%増の5億7000万円。一転して減益。液晶市況悪化でコ-ティング材が振るわず、原材料高が利益を圧迫。売上高は5%増の137億円。従来予想を3億円下回る。経常利益は従来予想を1億円弱下回り、5%減の11億円程度。※日経11-22/12P15
  21. 塗装:アネスト岩谷/2012年9月中間期連結-減収増益。売上高105億円(前年同期/107)、経常益12.49億円(同/11.76)、利益8.24億円(同/7.72)。13年3月期連結見通し/売上高220億円、経常益27.00億円、利益16.50億円。※日経11-8/12P16
環境関連
  1. 太陽電池:太陽電池の需要が急増/7-9月の国内出荷量-発電能力ベ-スで前年同期比80%増の626,900kw。なかでも割安な輸入品が急増。輸入品のシェア/前年同期の19%から32%に伸びた。固定価格での買い取り制度の恩恵が国内勢以上に中国企業など海外勢が享受。国内勢/価格競争を避ける戦略-奏功するか。※日経11-16/12P2
  2. 再生エネ設備:2012年4月から10月末までに運転を始めた再生可能エネルギ-の発電設備は115万kwとなり、原子力発電1基分にのぼった。発電設備の9割以上が太陽光発電。政府/12年7月に再生可能エネルギ-の固定価格買い取り制度を導入。12年度中に原発2基分にあたる250万kwの導入をめざしている。※日経11-17/12P5
  3. 緑化:大林組/ビルの屋上など狭い場所でも生態系に配慮した緑地を造ることができる施工法開発。周辺で育つ草花や樹木の生息状況に近づけた植物を植え、昆虫や野鳥がすみやすくする。背景/都心でも自然環境に配慮したビルを建設したいという企業が増えている。日本生態系協会のJHEP制度で屋上庭園として初認証。※日経11-17/12P10
  4. 環境機器:環境関連機器の輸入商社のECOテック(甲府市)/木質ペレットを燃料に使う小型ボイラ-の全国販売開始。トルコ企業の製品で、給湯・暖房用として住宅や農家のビニ-ルハウスなど小口の需要開拓。出力/14、25、40kwの3種類で販売価格は150万~180万円。山梨と首都圏の顧客には長野県産材のペレットも配送。※日経11-19/12P13
  5. 環境都市:富士経済調査/スマ-トコミュニテ-(環境配慮型都市)の国内市場-2020年の市場規模は12年比2.6倍の2兆8008億円に拡大する。太陽光発電など再生可能エネルギ-や蓄電池、スマ-トメ-タ-に加え、プラグインハイブリッド車や電気自動車の普及が追い風になるとしている。※日経11-23/12P12
  6. グリ-ン政策大綱:政府が閣議決定する「グリ-ン政策大綱」の概要/省エネ・再生エネルギ-政策と目標年度。2015年/浮体式洋上風力の発電開始。18年/北海道・東北の風力発電有望地で送電網を完成。20年/すべての新築住宅のエネルギ-消費を実質ゼロに、リチウムイオン電池の航続距離を2倍に、次世代電気自動車の充電器を200万基設置。※日経1-27/12P5
  7. グリ-ン政策大綱:20年/バイオマス活用計画を定める自治体を600に、世界の蓄電池市場のシェア5割獲得、レアア-スがいらない次世代自動車向け磁石開発。30年/自動で家庭の電気を節電するシステムを全世帯に、家庭用燃料電池を530万台導入。※同上
アジア関係/その他
  1. アジア:マレ-シア/三井不動産-マレ-シアで東南アジア最大級のアウトレット施設を合併(空港運営会社と)で開発。クアラルンプ-ル国際空港の敷地内に2013年夏にも着工し、14年冬にも第一期施設を開業。今後増加の見込まれるマレ-シアの中間所得層のほか、アジア地域からの観光客の需要を取り込む。成長市場であるアジアでの開発を強化。※日経11-22/12P1
  2. アジア:インドネシア/大和ハウス工業-インドネシアで工業団地の開発事業に参入。30日にも工業団地の開発・造成を手がける現地企業(不動産開発会社「アルゴマヌンガルランド デベロップメント」から工業団地の開発・造成を手がけるアルゴ子会社「BEST」)に出資(株式/約10%取得-50億円強)し、共同で大規模工業団地の開発事業を手がける。※日経11-30/12P15
  3. アジア:中国/建材部門-不動産部門に対する規制のため2012年1-9月の伸びが大きく減速。1-9月のセメント生産量/前年同期比6.7%増の15億9000万トン、伸び率は前年同期の18.1%増と比べ大幅減。板ガラスの生産量/同4%減の53億8000万重量箱、伸び率は前年同期の17.9%増から大きく減速。※京貿
  4. アジア:中国/2012年1-10月期の不動産開発投資-5兆7629億元で、前年同期比名目で25.2%増加し、伸びは1-9月並み。1-10月期の分譲住宅販売面積/前年同期比1.1%減の7億8743万㎡で、下落幅は1-9月期と比べて2.9ポイント縮小。※京貿
  5. アジア:中国/2012年1-10月に都市部で着工した低所得者向け住宅-722万戸、505万戸が基本的に完成。投資額/1兆0800億元。2012年の目標/700万戸の建設開始、500万戸を基本的に完成させる。※京貿
  6. アジア:中国/住宅都市農村建設部(部長/第18回党大会プレスセンタ-にて)-「不動産税試験導入の対象を拡大する問題を積極的に研究している。適切な時期に公布される」「不動産購入規制政策が短期間のうちに廃止されることはない」と述べた。※京貿
  7. アジア:中国/大中70都市の10月の新築分譲住宅(低所得者向け福祉的住宅は含まず)の価格-前月に比べ上昇したのは35都市で、前月より4都市増。下落したのは17都市で、前月より7都市減。横ばいは18都市で、前月より3都市増。価格が上昇した都市の価格上昇幅はいずれも0.5%を超えなかった。※京貿
■トピックス:-中国の中所得者層の情報アラカルト-   <京貿業務第12-082号>
 〇2020年に中所得者数は6億に達する:中国改革発展研究院(CIRD)/現在の中国の中所得者グル-プは約23%だが、都市化などの要因により毎年2ポイント上がり、2020年には40%前後に達し、これによって6億人にも及ぶ中所得者グル-プが形成されると試算。中国共産党第18回全国代表大会の報告/新たな指標-2020年までに都市・農村住民の1人当たりの所得を2010年の2倍にする。2020年の都市化率は60%を超  えると見込んでいる。
 〇中国の中間富裕層が2020年には2.8億人に:市場コンサルティング大手のボストン・コンサルティング・グル-プ(BCG)/中国の消費力に関する予測リポ-ト-中国の家庭当たりの可処分所得が年間2万米ドル(約162万円)以上の「中間富裕消費者」の人口は2020年までに総人口の20%に当たる2億8000万人に達するとの見通しを示した。BCGは、「中間富裕消費者」を富豪と中間所得層の間に位置する人々と定義付け、中国の消費拡大の重要な消費者層になるとみている。同リポ-ト/現在-中国の「中間富裕消費者」の人口は1億2000万人、その年平均購買力は計5900億米ドル(約47兆7988億円)だが、20年までにそれぞれ2億8000万人、3兆1000億米ドルまで増加すると予測。20年の年平均購買力は同年の日本の消費総額に相当、韓国の消費総額の3倍に当たるとしている。 -中国の離職率は18-20%/アジアの各国も軒並み高く-    <日経11-23/12P11>
 〇日本企業/対策必要に:人事コンサルティングのヘイコンサルテインググル-プ(東京)/アジア7カ国の労働市場を調査・比較-中国の離職率は18-20%。多くが日本の2倍前後に達していることがわかった。現地社員を採用する日本企業にとっては日本よりきめ細かい流出防止などが求められそうだ。
 〇離職率調査:2011年秋の時点/世界各国でヘイの報酬調査に協力している企業約6000社に勤める正社員が、過去1年間にどれだけ退職したかをまとめた。正社員を対象にしているため、パ-ト従業員らを含む公的な統計よりも低くなる傾向があるという。日本の離職率/6-8%、タイ/10-12%、インド/11-13%、シンガポ-ル/13-15%。
                                        
■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=国際貿易促進協会京都総局
※国貿=国際貿易