■住宅関連情報/2013年5月 ■             
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. マンション動向:東京カンテイ情報/首都圏のマンション価格が下落。個人や法人が購入した分譲マンションを他社に貸し出す物件の4月の平均賃料(1㎡あたり)/2527円、前月比0.6%下落。下落は3カ月ぶり。賃料は年初から2カ月連続で上昇しており、足もとで一服感が出た。今後/「現在の水準が下がる可能性は低く、維持もしくは上昇する」。※日経5-16/13P16
  2. マンション動向:三井不動産・三菱地所・野村不動産・住友不動産・大京・東急不動産の6社の2014年3月期計画(一戸建て含む)/合計の販売戸数-約29,000戸で前期比15%増。この数年間用地取得を絞った大京を除く5社が上積み。不動産経済研究所情報/13年度首都圏の新築マンション供給戸数予測/12年度比7%増の5万戸程度。※日経5-19/13P7
  3. マンション動向:不動産大手6社の2014年3月期のマンション販売計画(増減率の▲はマイナス)/△三井不動産-6450戸(前期比増減率/30%)、△三菱地所-6100戸(同/34)、△野村不動産-5450戸(同/7)、住友不動産(戸建て含む)-5000戸(同/8)、△大京-3770戸(同/▲5)、東急不動産(単体ベ-ス)-2662戸(同/12)。※同上
  4. マンション動向:不動産経済研究所情報/4月の首都圏の新築発売戸数-4093戸、前年同月比2.8%減。前年に大型物件の供給の反動で2カ月ぶりにマイナス。景気の回復期待からファミリ-層の住宅取得意欲が高まっている。5月は4000戸と同規模の発売見込む。契約率/78.2%と前年同月比3.6ポイント低下。70%を3カ月連続で上回る。※日経5-21/13P13
  5. 住宅着工動向:国土交通省情報/4月の新設住宅着工戸数-77,894戸、前年同月比6%増。増加は8カ月連続。新政権の経済政策で個人の住宅購入意欲が回復している。※日経6-1/13P5
  6. 住宅価格動向:アットホ-ム情報/4月の新築戸建て住宅の平均成約価格(首都圏)-3199万円。前年同月比1.8%上昇、前年同月を上回るのは2カ月連続。景気の先行き期待を背景に高額の物件が伸びているためだ。東京23区や神奈川県、埼玉県では4000万円以上の物件が成約した割合が前年同月を上回っている。※日経5-31/13P23
  7. 住宅:旭化成/2014年3月期連結見通し-営業利益は前期推定比4割増の1300億円程度。7期ぶりに過去最高を更新。消費税引き上げを前に、主力の戸建て住宅「ヘ-ベルハウス」の販売が好調で利益(部門営業利益/1割増の600億円程度、過去最高)を引っ張る。売上高は1割増の1兆8000億円前後。前期の住宅受注/約18000戸。※日経5-3/13P13
  8. 住宅:三井ホ-ム/2013年3月期連結-増収減益。売上高2183億円(前期/2168)、経常益8.77億円(同/43.38)、利益6.48億円(同/29.25)。14年3月期連結見通し/売上高2340億円、経常益23.00億円、利益11.00億円。※日経5-9/13P14
  9. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2013年3月期連結-増収増益。売上高5589億円(前期/5009)、経常益199.76億円(同/181.99)、利益130.64億円(同/112.42)。小さめの分譲マンションの販売が郊外を中心に好調だった。14年3月期連結見通し/売上高5750億円、経常益230.00億円、利益150.00億円。※日経5-10/13P15,17
  10. 住宅:住友林業/2013年3月期連結-増収増益。売上高8451億円(前期/8318)、経常益269.81億円(同/207.14)、利益159.23億円(同/92.71)。14年3月期連結見通し/売上高9000億円、経常益280.00億円、利益160.00億円。※日経5-10/13P15
  11. 住宅:NTT都市開発/2013年3月期連結-経常増益。売上高1631億円(前期/1365)、経常益220.16億円(同/192.29)、利益120.73億円(同/155.86)。14年3月期連結見通し/売上高1790億円、経常益221.00億円、利益115.00億円。※日経5-10/13P16
  12. 住宅:NTT開発/新社長-牧 貞夫氏(まき・さだお)。1975年(昭50年)東大経卒、日本電信電話公社(現NTT)入社。12年NTT都市開発副社長。長野県出身。60歳(6月18日就任。三ツ村正規社長は取締役相談役に)。※日経5-11/13P10
  13. 住宅:エムジ-ホ-ム/2013年3月期単独-最終黒字化。売上高34億円(前期/28)、経常益1.16億円(同/▲0.54)、利益1.01億円(同/▲3.35)。14年3月期単独見通し/売上高37億円、経常益1.50億円、利益1.30億円。※日経5-10/13P16
  14. 住宅:旭化成/2013年3月期連結-経常減益。売上高16666億円(前期/15732)、経常益951.25億円(同/1075.67)、利益537.12億円(同/557.66)。14年3月期連結見通し/売上高18910億円、経常益1300.00億円、利益770.00億円。住宅部門好調、部門営業利益は全社の5割弱の600億円へ。販売戸数/1割増の16900戸。※日経5-10/13P16
  15. 住宅:大和ハウス工業/2013年3月期連結-増収増益。売上高20079億円(前期/18487)、経常益1453.95億円(同/1085.06)、利益662.74億円(同/332.00)。2期連続で最高益更新。都市部中心に賃貸住宅建設伸び、商業施設建設案件も増加。14年3月期連結見通し/売上高24000億円、経常益1350.00億円、利益730.00億円。※日経5-11/13P14,15
  16. 住宅:大和ハウス工業/水の宅配サ-ビスに参入。子会社のダイワサ-ビスが取り扱い、山梨県富士吉田市で採取した天然水を1パック(7.15リットル)当たり1100円で販売。大和ハウスグル-プが管理する約29万戸のマンションを中心に提案し、初年度に4億円の売り上げを目指す。※日経5-18/13P10
  17. 住宅:大和ハウス工業/服についた花粉や粉じんを風の力で吹き飛ばす小部屋を6月1日に発売。賃貸住宅の入り口に設置、入居者が利用。室内には警備会社と接続したセンサ-を設置、不審者につきまとわれた際の避難場所にもなる。小部屋は「セ-フティアゲインル-ム」と呼ぶ。広さ/約2.5㎡。壁に秒速25mの風が吹き出るエアシャワ-設置。※日経6-1/13P10
  18. 住宅:ミサワホ-ム/2013年3月期連結-増収増益。売上高3946億円(前期/3785)、経常益120.29億円(同/109.00)、利益99.20億円(同/69.19)。東北などの戸建て注文住宅の建て替え需要増加。二世帯住宅も好調だった。14年3月期連結見通し/売上高4250億円、経常益140.00億円、利益110.00億円。※日経5-11/13P15
  19. 住宅:コスモスイニシア/2013年3月期連結-最終赤字。売上高858億円(前期/802)、経常益38.00億円(同/13.98)、利益▲10.73億円(同/13.34)。14年3月期連結見通し/売上高714億円、経常益8.00億円、利益7.50億円。※日経5-11/13P
  20. 住宅:レオパレス21/2013年3月期連結-減収増益。売上高4542億円(前期/4594)、経常益110.91億円(同/23.49)、利益133.35億円(同/15.88)。14年3月期連結見通し/売上高4674億円、経常益122.00億円、利益110.00億円。※日経5-11/13P16
  21. 住宅:明和地所/2013年3月期連結-最終赤字。売上高366億円(前期/358)、経常益▲77.65億円(同/14.26)、利益▲113.79億円(同/7.51)。14年3月期連結見通し/売上高375億円、経常益9.00億円、利益8.00億円。※日経5-11/13P16
  22. 住宅:新日本建物/2013年3月期連結-減収減益。売上高108億円(前期/137)、経常益4.17億円(同/4.60)、利益4.17億円(同/4.44)。14年3月期連結見通し/売上高127億円、経常益4.05億円、利益4.00億円。※日経5-11/13P16
  23. 住宅:穴吹興産/2013年6月期連結見込み-純利益は前期比93%増の22億円。従来予想は17億円。消費増税前の駆け込み需要で主力の分譲マンション事業が好調、過去最高益更新。売上高は22%増の662億円。分譲マンション売上戸数は28%増の1408戸と過去最高。契約戸数も6%増の1936戸と伸びた。※日経3-11/13P39
  24. 住宅:穴吹興産グル-プ/2014年秋をメドに、省エネルギ-システムを備えた分譲マンションを発売。電力使用量が一定以上になると共用部分の設備や機器の使用を制限するほか、各住戸や共用部で使用している電力量を「見える化」して省エネを促す。電力供給が厳しい夏場の節電につなげる。※日経5-14/13P35
  25. 住宅:細田工務店/2013年3月期連結-最終赤字。売上高222億円(前期/161)、経常益▲15.90億円(同/▲8.28)、利益▲14.78億円(同/▲9.10)。14年3月期連結見通し/売上高209億円、経常益1.63億円、利益1.13億円。※日経5-14/13P17
  26. 住宅:タカラレ-ベン/2013年3月期連結-増収増益。売上高649億円(前期/551)、経常益57.92億円(同/50.71)、利益40.74億円(同/36.81)。14年3月期連結見通し/売上高716億円、経常益85.15億円、利益50.30億円。※日経5-14/13P16
  27. 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/2013年3月期連結-経常減益。売上高408億円(前期/396)、経常益4.96億円(同/5.09)、利益2.61億円(同/1.18)。14年3月期連結見通し/売上高577億円、経常益19.20億円、利益11.56億円。※日経5-15/13P15
  28. 住宅:大京/2013年3月期連結-経常増益。売上高3026億円(前期/2984)、経常益202.70億円(同/192.40)、利益155.35億円(同/217.87)。14年3月期連結見通し/売上高3300億円、経常益145.00億円、利益210.00億円。※日経5-15/13P14
  29. 住宅:スタ-ツコ-ポレ-ション/2013年3月期連結-増収増益。売上高1283億円(前期/1177)、経常益121.07億円(同/100.87)、利益43.08億円(同/33.68)。14年3月期連結見通し/売上高1425億円、経常益125.00億円、利益50.00億円。※日経5-15/13P14
  30. 住宅:ア-バンライフ/2013年3月期連結-最終赤字。売上高23億円(前期/49)、経常益3.54億円(同/1.58)、利益▲2.91億円(同/0.76)。14年3月期連結見通し/売上高23億円、経常益4.00億円、利益3.50億円。※日経5-15/13P14
  31. 住宅:寺田倉庫/起業家向けシェアハウス事業に参入。既存のビルやマンションを、40-50室の住居と共有打ち合わせスペ-スを備えた施設に改装。品川駅周辺を中心に年間10棟の開設を目指す。倉庫業が競争激化で伸び悩むなか、国内のベンチャ-ブ-ムを活用し新規事業に育成。ベンチャ-支援で協力関係にあるベンチャ-キャピタルのサムライインキュベ-トが支援。※日経5-18/13P11
  32. 住宅:住宅6社(大和ハウス工業・積水ハウス・住友林業・ミサワホ-ム・パナホ-ム・三井ホ-ム)/大和ハウス工業・積水ハウス・住友林業の3社-今期の連結純利益が最高益を更新する見通し。住宅ロ-ン金利の先高観に加え、消費税増税前の駆け込み需要で戸建て住宅の販売が伸びる。戸建て以外の事業も利益をけん引。懸念材料/木材価格の上昇。※日経5-23/13P15
  33. 住宅:ミキハウス子育て総研(八尾市)/NTT東日本と組み、小学生を育てやすい住宅を評価・認定するサ-ビスを始めた。既に乳幼児版の認定を実施、メニュ-拡充で住宅会社などの需要を掘り起こす。名称/「小学生に贈りたい住まいと環境」認定事業。評価項目/30項目(分譲住宅/18項以上、賃貸住宅/15項目以上満たせば認定)。※日経5-27/13P13
  34. 住宅:土屋ホ-ルディングス/2013年4月中間期連結-最終赤字。売上高97億円(前年同期/97)、経常益▲5.94億円(同/▲6.56)、利益▲6.21億円(同/▲6.72)。13年10月期連結見通し/売上高266億円、経常益6.16億円、利益3.35億円。※日経6-1/13P13
  35. 住宅:中古マンション/東京カンテイ情報-4月の首都圏の中古マンション平均価格(70㎡換算)は2770万円と前月比0.4%下落。下落は2カ月連続。新築の供給増から一部中古の販売が低迷、春の需要が一服して価格が下落。都心6区(千代田・中央・港・新宿・渋谷・文京)/5262万円と前月比2.2%上昇。景気回復の期待から買い拡大。※日経5-23/13P18
  36. 住宅:中古マンション/関西圏-平均価格1806万円と前月比0.2%下落。中部圏-1470万円と0.4%下がった。※同上
  37. 地価:4月時点の地価動向報告(国土交通省調査)/地価の回復傾向が広がってきた。全国150地区の53%に当たる80地区が3カ月前に比べて上昇。上昇は1月時点から29地区増え、現行調査が始まった2008年10月以降、初めて半数を超えた。大都市圏の商業地の上昇が目立ったほか、住宅地も堅調だった。※日経5-30/13P5
  38. 地価:同上/商業地(106地区)-上昇は54地区と前回から23地区増。集客力の見込める商業施設周辺の地価が上昇している。住宅地(44地区)-上昇が26地区と前回から6地区増。都心の高級住宅街の地価が横ばいから上昇に転じ、消費増税をにらんだ住宅の駆け込み購入の動きも地価を押し上げている。※同上
  39. 地価:同上/地域別-東京・大阪・名古屋の三大都市圏で上昇地区の割合が軒並み5割以上になった一方、地方圏は34%にとどまる。東北の被災3県では仙台市の一部を除き、なお下落基調。※同上
  40. 米国:商務省情報/4月の米住宅着工件数(季節調整済み/年率換算)-前月の改定値(1,021,000戸)比16.5%減の853,000戸。市場予測平均97万戸を下回り、3カ月ぶりに減少。前年同月比は13.1%増。主力の1戸建て/前月比2.1%減の610,000戸。前年同月比は20.8%増。集合住宅/前月比37.8%減、前年同月比2.5%減。※日経5-17/13P7
住宅リフォーム関連
  1. 住宅リフォ-ム:パナソニック/新製品-住宅リフォ-ム向け水回り設備「Refoms(リフォムス)」。住宅リフォ-ム対応の水回り設備の新ブランド。キッチンとバスル-ムを発売。リフォ-ムすることが多い50-60代のニ-ズに対応。キッチン/シンクを大きくした。バスル-ム/床暖房など冬の寒さ対応充実。価格/キッチン-763,665円から、バスル-ム-1坪1,286,250円から。発売/6月21日。※日経5-17/13P27
  2. 住宅リフォ-ム:金沢工業大学/地元の集合住宅などを大幅に改修する「リノベ-ション」を北陸で活性化させるためのプロジェクトを発足させた。工務店や不動産会社、不動産の所有者などが集まる場を提供。業界の枠を超えて課題や需要などを議論し、新たなビジネスにつなげる。参加企業/30社程度から始め、100社程度まで増やす。※※日経5-23/13P27
  3. 住宅リフォ-ム:家電量販大手のエディオン/2013年秋、増改築を含めた住宅リフォ-ムの総合提案を始める。これまではトイレや台所など「水回り」の工事を請け負ってきたが、消費増税前の駆け込み需要も含めてリフォ-ム事業全般が成長すると判断。まず西日本の3店舗に1000-1300㎡の住宅リフォ-ムの大型展示コ-ナ-を設ける。※日経5-30/13P13
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:長期固定金利の住宅ロ-ン「フラット35」の5月の適用金利/主力の返済期間21年以上35年以下は、取扱金融機関の最低金利が過去最低だった前月から0.01ポイント上がり、1.81%になった。上昇は3カ月ぶり。※日経5-3/13P5
  2. 住宅ロ-ン:大手銀行4行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行)/6月の住宅ロ-ン金利を5月に続いて引き上げる。長期金利が上昇しているためだ。主力の10年固定金利型(最優遇)/0.2%上がり、年1.6%となる見込み。歴史的にみればなお低いが、2011年9月以来の高い水準だ。6月1日から適用。※日経5-30/13P1
  3. 住宅ロ-ン:金融市場の激しい動きを踏まえ、金利上昇や株安の影響を回避しようと動く人が増加傾向。長期金利の上昇で、大手銀行は6月の住宅ロン金利を引き上げる。金利上昇に備えて固定金利型のロ-ンを選ぶ人がじわりと増えている。個人投資家は相場が急変しても損失が小さくてすむ低リスク型金融商品に関心を寄せ始めた。※日経6-1/13P3
  4. 融資:三井住友銀行/高齢化で増加が見込まれる高齢者向け賃貸住宅の建設資金を融資する専用ロ-ンを近く開始。大和ハウス工業と提携、融資対象の住宅を大和ハウスが借り上げる手法を使って自己資金の乏しい地主も資金を借りられる。大手銀行が本格的な資金供給に乗り出すことで、高齢者向け住宅の整備に弾みがつきそう。※日経5-30/13P5
建材・住設・家具関連
  1. 建材:永大産業/2013年3月期連結-増収増益。売上高614億円(前期/598)、経常益23.63億円(同/9.72)、利益16.74億円(同/6.12)。14年3月期連結見通し/売上高626億円、経常益23.70億円、利益14.30億円。※日経5-8/13P14
  2. 建材:太平洋セメント/2013年3月期連結見込み-経常利益は前の期比約7割増の320億円程度。従来予想は65%増の305億円。復興需要で東北地方のセメント出荷が想定を上回ったほか、セメントの原材料として使う産業廃棄物の受け入れ増も寄与。売上高は3%増の約7500億円、営業利益は4割弱増の400億円程度。※日経5-8/13P15
  3. 建材:ニホンフラッシュ/2013年3月期連結-増収増益。売上高127億円(前期/91)、経常益19.73億円(同/7.60)、利益13.05億円(同/5.55)。14年3月期連結見通し/売上高143億円、経常益19.80億円、利益13.50億円。※日経5-9/13P14
  4. 建材:ウッドワン/2013年3月期連結-減収増益。売上高640億円(前期/648)、経常益19.98億円(同/19.79)、利益27.43億円(同/24.11)。14年3月期連結見通し/売上高671億円、経常益16.00億円、利益7.00億円。※日経5-11/13P17
  5. 建材:大建工業/2013年3月期連結-増収増益。売上高1581億円(前期/1512)、経常益56.69億円(同/46.00)、利益13.18億円(同/8.74)。14年3月期連結見通し/売上高1730億円、経常益60.00億円、利益26.00億円。※日経5-11/13P17
  6. 建材:東洋シャッタ-/2013年3月期連結-増収増益。売上高175億円(前期/172)、経常益5.66億円(同/2.79)、利益5.08億円(同/2.00)。14年3月期連結見通し/売上高180億円、経常益7.00億円、利益4.50億円。※日経5-14/13P16
  7. 建材:ニチアス/2013年3月期連結-減収減益。売上高1370億円(前期/1442)、経常益97.52億円(同/111.51)、利益59.36億円(同/69.14)。14年3月期連結見通し/売上高1470億円、経常益110.00億円、利益63.00億円。※日経5-14/13P16
  8. 建材:住友大阪セメント/2013年3月期連結-増収増益。売上高2190億円(前期/2170)、経常益146.12億円(同/76.66)、利益74.60億円(同/36.45)。14年3月期連結見通し/売上高2250億円、経常益55.00億円、利益80.00億円。※日経5-15/13P14
  9. 建材:太平洋セメント/2013年3月期連結-増収増益。売上高7476億円(前期/7278)、経常益326.67億円(同/184.96)、利益113.29億円(同/78.45)。14年3月期連結見通し/売上高7980億円、経常益400.00億円、利益130.00億円。米国経済が回復基調でセメント販売量が増え、海外事業の採算が大幅に改善。※日経5-15/13P14
  10. 建材:南海プライウッド/2013年3月期連結-増収増益。売上高134億円(前期/124)、経常益8.49億円(同/7.73)、利益3.93億円(同/0.54)。14年3月期連結見通し/売上高145億円、経常益5.30億円、利益3.20億円。※日経5-15/13P14
  11. 建材:名古屋木材/2013年3月期連結-最終減益。売上高51億円(前期/44)、経常益0.37億円(同/0.36)、利益0.23億円(同/0.67)。14年3月期連結見通し/売上高55億円、経常益1.00億円、利益0.60億円。※5-15/13P14
  12. 建材:大日本木材防腐/2013年3月期連結-増収増益。売上高234億円(前期/216)、経常益4.78億円(同/3.58)、利益2.66億円(同/2.06)。14年3月期連結見通し/売上高258億円、経常益4.20億円、2.30億円。※日経5-15/13P14
  13. 建材:ニチハ/2013年3月期連結-増収増益。売上高1010億円(前期/958)、経常益71.15億円(同/66.76)、利益45.15億円(同/44.34)。14年3月期連結見通し/売上高1090億円、経常益81.00億円、利益46.00億円。※日経5-15/13P14
  14. 建材:三和ホ-ルディングス/2013年3月期連結-増収増益。売上高2659億円(前期/2482)、経常益139.88億円(同/81.90)、利益71.81億円(同/32.97)。14年3月期連結見通し/売上高2997億円、経常益161.00億円、利益82.00億円。※日経5-15/13P14
  15. 建材:文化シャッタ-/2013年3月期連結-増収増益。売上高1129億円(前期/1023)、経常益67.79億円(同/33.58)、利益67.34億円(同/28.68)。14年3月期連結見通し/売上高1200億円、経常益97.00億円、利益60.00億円。※日経5-16/13P12
  16. 建材:不二サッシ/2013年3月期連結-増収増益。売上高921億円(前期/915)、経常益23.42億円(同/16.27)、利益31.19億円(同/12.98)。14年3月期連結見通し/売上高1003億円、経常益26.00億円、利益21.00億円。※日経5-16/13P12
  17. 建材:天竜木材/2013年3月期連結-増収減益。売上高171億円(前期/160)、経常益0.69億円(同/0.88)、利益0.46億円(同/1.23)。14年3月期連結見通し/売上高188億円、経常益1.37億円、利益1.00億円。※日経5-16/13P12
  18. 建材:岡部/2013年12月期の建材事業見通し-営業利益は7%増の42億円強。12年2月に発表した経営計画で17年12月期に同事業の営業利益を40億円にする目標を打ち出したが、4期前倒しで達成。防災意識の高まりで、鉄骨住宅やオフィスビル向けに耐震性が高く、工期が短縮できる建材の販売が好調。※日経5-31/13P17
  19. 建材:建設用鋼材(ときわ会情報)/代表的な建設用鋼材のH形鋼の国内在庫が減少。4月末時点の国内在庫/3月末比2%減の192,300トン。鉄鋼メ-カ-の定期修理実施で生産が減ったことや、鋼材問屋が在庫圧縮で入荷を抑えたことが影響。在庫率/2.21カ月。適正水準の2カ月分を4カ月連続で上回り、過剰在庫状態続く。※日経5-17/13P19
  20. 建材:建設用鋼材/アジアで鋼材の取引価格が下落。主要鋼材の熱延コイル/現在-1トン580-600ドル(1.6mm厚、運賃込み)。直近高値の3月上旬比9%下落。H形鋼/1トン670-690ドル(ベ-スサイズ、本船渡し)と、同9%下がった。中国/住宅向けなどが伸び悩み。中国国内の市中価格も下落基調。日本の一部メ-カ-/アジア向け輸出抑制。※日経5-28/13P20
  21. 建材:輸入鋼材/鉄鋼輸入が7カ月連続で前年を下回った。貿易統計情報/4月の輸入量-前年同月比2.3%減の596,729トン。円安の進行で、輸入材の割安感が後退、日本商社が手当てを抑制。輸入材の熱延コイル/日本国内の取引価格(大阪地区、需要家渡し)が現在、1トン58,500円(中心地)。直近安値の2月に比べ7%高い水準。※日経5-29/13P17
  22. 建材:骨材(砂利や砂)/関東地区で上昇。現在の取引価格/1トン3000円前後と4月以降に1割上昇。値上がりはリ-マン・ショック前の2008年春以来、約5年ぶり。東日本大震災の復興需要により東北地方で骨材が不足しているが、関東にも需給引き締まり感が高まっている。生コン業者は販売価格に転嫁している。※日経5-23/13P18
  23. 建材:産業資材/産業資材や燃料などの企業間取引価格を指数化した日経商品指数42種(1970年=100)の5月末値/177.618、前月比0.9%上昇。上昇は7カ月連続。前年同月比の上昇率は6.4%と約1年半ぶりの高水準。特に非鉄や木材が値上がり。円安による輸入品の値上がりに加え、一部品目で国内需要も強まる。※日経6-1/13P17
  24. 建材/住設:LIXILグル-プ/2013年3月期連結-増収増益。売上高14363億円(前期/12913)、経常益530.63億円(同/161.259)、利益213.47億円(同/18.68)。経常の大幅増益は生産体制の見直しや早期退職による人件費削減などが寄与。14年3月期連結見通し/売上高15700億円、経常益700.00億円、利益390.00億円。※日経5-8/13P14,15
  25. 住設:クリナップ/2013年3月期連結-増収増益。売上高1135億円(前期/1033)、経常益43.72億円(同/20.83)、利益25.06億円(同/21.55)。14年3月期連結見通し/売上高1188億円、経常益45.00億円、利益25.50億円。※日経5-9/13P14
  26. 住設:能美防災/2013年3月期連結-増収増益。売上高860億円(前期/847)、経常益48.55億円(同/45.22)、利益28.81億円(同/17.87)。14年3月期連結見通し/売上高890億円、経常益52.00億円、利益31.00億円。※日経5-9/13P1
  27. 住設:リンナイ/2013年3月期連結-増収増益。売上高2518億円(前期/2466)、経常益290.64億円(同/289.07)、利益193.71億円(同/168.07)。14年3月期連結見通し/売上高2680億円、経常益320.00億円、利益200.00億円。※日経5-11/13P17
  28. 住設:ジャニス工業/2013年3月期単独-増収増益。売上高47億円(前期/44)、経常益2.68億円(同/2.28)、利益2.20億円(同/1.47)。14年3月期単独見通し/売上高48億円、経常益2.70億円、利益2.30億円。※日経5-14/13P16
  29. 住設:タカラスタンダ-ド/2013年3月期連結-増収増益。売上高1585億円(前期/1471)、経常益115.47億円(同/90.43)、利益64.88億円(同/43.60)。14年3月期連結見通し/売上高1700億円、経常益130.00億円、利益75.00億円。※日経5-16/13P12
  30. 住設:TOTO/2014年3月期連結見通し-純利益は242億円と前期比43%増。従来予想は18%増の200億円。タイ建材大手サイアムセメントとの提携解消に伴い、合併会社の出資分の売却益(未公開)を計上。解消の背景/TOTOが独自に東南アジア市場の開拓に乗り出したため、「提携解消で一致した」(TOTO)という。※日経5-30/13P15
  31. 住設:ハウステック/新社長-竹岡 利幸氏(たけおか・としゆき)。1971年(昭46年)慶大卒、日本ビクタ-(現JVCケンウッド)入社。07年ヤマダ電機入社。常務執行役員。08年取締役兼執行役員常務、10年顧問。栃木県出身。64歳。(5月29日就任。渡辺成夫社長は専務に)。※5-30/13P13
  32. 住設:LED照明/経済産業省-LED照明の高品質化支援。LED照明の寿命を表示する際の基準を新たに作る。表示する寿命よりも早く暗くなるといった商品事故を未然に防ぐ。7月半ばをメドに、新たにJIS規格を制定/LED照明を6000時間連続して点灯し、70%以上の光量を維持できることを測定。適合品/JIS認定。※日経5-20/13P3
  33. 家具:イタリアの高級家具を扱うカッシ-ナ・イクスシ-/2013年内に名古屋で直営店で開く。直営店を出すのは8年ぶり。14年末に東京・青山店の増床も検討中。最近の株価上昇などを受けて富裕層向けの家具販売が好調、直営店出店をさらなる販売拡大につなげる。東京・青山、大阪、福岡、名古屋で4店体制へ(リ-マン・ショック前/6店)。※日経5-5/13P7
  34. 家具:岡村製作所/2013年3月連結見込み-経常利益は前の期比1割強増の80億円程度。従来予想は2割増の85億円。主力のオフィス家具は上期に首都圏で大型オフィスビルの新築が相次ぎ好調だったが、下期にかけ減速。売上高は4%増の1950億円。冷凍ショ-ケ-スは陳列棚との一体販売などをテコにシェアを高めた。※日経5-8/13P15
  35. 家具:岡村製作所/2013年3月期連結-増収増益。売上高1948億円(前期/1878)、経常益80.98億円(同/70.82)、利益52.69億円(同/38.60)。14年3月期連結見通し/売上高2030億円、経常益90.00億円、利益57.00億円。※日経5-11/13P17
  36. 家具:パラマウントベットホ-ルディングス/2013年3月期連結-増収増益。売上高323億円(前期/667)、経常益119.61億円(同/52.00)、利益70.93億円(同/30.00)。14年3月期連結見通し/売上高704億円、経常益126.00億円、利益76.00億円。※日経5-14/13P16
  37. 家具:フランスベッドホ-ルディングス/2013年3月期連結-増収増益。売上高508億円(前期/497)、経常益20.18億円(同/15.93)、利益11.30億円(同/4.71)。14年3月期連結見通し/売上高536億円、経常益27.50億円、利益14.60億円。※日経5-16/13P12
  38. 家具:大塚家具/2015年までに管理職に占める女性の割合を3割に引き上げる。現在6%。短時間勤務を認めるなどして増やす。顧客には女性が多いため、女性の視点をより経営に反映させるようにする。「人材多様化推進プロジェクト」を設置。イケア・ジャパンは女性管理者の比率を現在の43%から20年までに5割に引き上げる。※日経5-19/13P7
  39. 家具:大塚家具/ソファやダイニングテ-ブルなど輸入家具約4400品目を6月11日から順次値上げする。上げ幅/0.8-20.6%。円安が想定以上に進み輸入価格が上昇しているため。同社は4月から5月にかけ約4500品目を値上げした。値上げ品目は全体の約1割弱。このうち2800品目は再値上げ。ニトリやイケア/「当面は値上げしない」。※日経5-23/13P13
合板・木材関連
  1. 合板:輸入合板/住宅の壁や床の下地に使われる構造用合板の取引価格が上昇。主産地のマレ-シアで供給が絞り込まれていることに加え、現地の労務費も上がり、輸入品は1年8カ月ぶりの高値を付けた。輸入構造用合板(12mm、厚物)の問屋卸価格(東京地区)/前月比約7%高の1枚1190-1200円、2011年9月以来の水準。※日経5-29/13P17
  2. 合板:国産合板/指標品である構造用針葉樹合板(12mm、厚物)-1年1カ月ぶりの高値。問屋卸価格/直近安値の1月より20%高い1枚920-940円をつけた。東日本大震災の被災地での復興需要や消費増税前の住宅駆け込み購入が見込まれ、流通業者が買っている。※同上
  3. 合板:国産合板/林野庁情報-需給は締まっている。4月末時点の国内合板メ-カ-の在庫量を出荷量を割った在庫率/0.6カ月で、需給均衡のメドとされる1-0.8カ月を下回る。住宅会社が合板メ-カ-への発注を増やすが、生産が追いつかない。合板メ-カ-は増産を急ぐ。日本国内の輸入合板市場でマレ-シア産は45%を占める。※同上
  4. 木材:住宅用製材品の原料に使う丸太の国内価格が上昇傾向。背景/ドル建て価格の高止まりに加え、円安が進行。北米産丸太やマレ-シア産丸太の国内価格は前月比4-6%高、2012年末比では8-11%上昇。輸入材値上がりで国産材需要が伸びるとの期待から国産丸太の価格も堅調。値上がりは住宅各社にとってコスト増の可能性も。※日経5-18/13P17
  5. 木材:輸入丸太/△北米産マツの国内価格-5月中旬時点で1農林石(約0.28立方m)6600-6800円(23,570-24,290円/立法m)。前月比約4%高い、12年末比11%上昇。△マレ-シアなどで伐採する南洋材は1ブレレント石(同)9000-9200円程度(32,140-32,860円/立法m)と前月比約6%高、12年末比8%高い。日本向け供給減少。※同上
  6. 木材:国産丸太/全国森林組合連合会まとめの全国21カ所の販売所の平均価格(4月時点)-△柱用の製材品に加工する杉の丸太は1立方m16,000円と3月に比べて約1%(100円)高い。国産丸太は3月以降、山林からの供給量が増え、値下がりした地域も。輸入丸太や製材品の価格上昇で、製材工場は国産丸太の調達を増やしている。※同上
  7. 木材:加工品/木材加工のビックウィル(徳島県東みよし町)-天然木材を極めて薄く加工したシ-トを使い、文具や雑貨、小物類を電通と共同開発する。第一弾/祝儀袋とのし紙を商品化し、発売した。極薄シ-ト/徳島県産スギと高知県産ヒノキの間伐材を使用。厚さは0.2mm弱。国産木材の生産は低迷/新たな用途開発で需要回復目指す。※日経5-24/13P35
  8. 竹材:長崎工業(愛媛県今治市)/竹を細かく砕いて作った「竹粉」を100%使った脱臭剤「竹宝の恵」を開発、6月中旬発売。細かく砕くことで生ごみなど嫌な臭いを吸着する面積が広がり、竹炭より脱臭効果が高い。オフィスや家庭などでの利用を見込む。効果/約3カ月。巾着状の袋に入れて使用、価格は2個で1000円程度予定。※日経5-31/13P35
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:オフィスビル(日経情報)/オフィスビル賃貸料調査(上期、4月中旬調査)。オ-ナ-がテナントを募集する際の賃貸料から算出したオフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)/東京の新築ビル(築後1年未満)-147.54と前年同期比10.43ポイント上昇、09年上期以来の水準を付けた。既存ビル(築後1年以上)-125.89と同5.94ポイント高い。※日経5-4/13P1
  2. 不動産:同上/賃貸料指数上昇の背景-業務効率化を狙った集約移転に加え、事業拡大に伴う面積拡張など企業の前向きなオフィス需要が出始めている。耐震性など防災面に優れた物件への入居意欲根強い。→大阪の指数/既存ビル-前年同期比3.27ポイント低い122.50、新築-45.17ポイント高い208.38。※同上
  3. 不動産:オフィスビル(三鬼商事情報)/東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の4月末の空室率/8.54%と前月比0.02ポイント低下。低下は2カ月連続。新たなオフィスを借りる動きが堅調なうえ、供給が減っている。大阪の空室率/11.2%と0.05ポイント低下、名古屋/10.56%と0.24ポイント下がった。※日経5-10/13P21
  4. 不動産:オフィスビル(仲介大手4社情報)/東京都5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の4月末の平均空室率/前月比で3社が低下。4月は大型ビルの完成がなく、新規供給の減少が影響。空室率の低下は、テナントの入居意欲の高まりを示す。コスト削減や業務の効率化を目的とした事務所の契約や、事業拡大に伴う増床などが増えた。※日経5-14/13P20
  5. 不動産:オフィスビル(ニッセイ基礎研究所)/東京都内のオフィスビル賃料予測-2015年に前年割れ。3平均賃料(予測の対象/築15年以内、延べ床面積33000㎡以上など築年数の浅い大型ビル)/13年28,000円(3.3㎡)、14年34,000円、15年33,000円、16年29,000円、17年26,000円と年々低下するとしている。※日経5-31/13P23
  6. 不動産:三菱地所/2013年3月期連結-減収減益。売上高9271億円(前期/10130)、経常益923.81億円(同/1206.65)、利益455.07億円(同/565.12)。14年3月期連結見通し/売上高10700億円、経常益1220.00億円、利益580.00。純利益増は分譲マンションでは大型物件がけん引するほか、新規オフィスビルの稼働も増益に寄与。※日経5-8/13P14
  7. 不動産:住友不動産/2013年3月期連結見込み-営業利益は前の期比3%増の1520億円前後。従来予想は2%増の1500億円。売上高は6%増の7300億円前後。首都圏を中心に分譲マンションが伸び、売り上げ計上戸数は約4600戸と、期初計画を100戸程度上回る。経常利益は6%増の1140億円前後を確保。※日経5-8/13P15
  8. 不動産:住友不動産/2013年3月期連結-増収増益。売上高7366億円(前期/6886)、経常益1149.16億円(同/1079.12)、利益598.25億円(同/532.36)。14年3月期連結見通し/売上高7600億円、経常益1250.00億円、利益680.00億円。6年ぶりに最高益更新。首都圏中心にマンション販売好調続く、新規稼働のオフィスビルも寄与。※日経5-15/13P14,15
  9. 不動産:三井不動産/2013年3月期連結-増収増益。売上高14456億円(前期/13381)、経常益1230.66億円(同/1025.09)、利益594.51億円(同/501.29)。14年3月期連結見通し/売上高15300億円、経常益1320.00億円、利益650.00億円。マンション販売が増えるほか、開発したオフィスビルの売却など投資家向け分譲事業がけん引。※日経5-10/13P16
  10. 不動産:東急不動産/2013年3月期連結-経常増益。売上高5958億円(前期/5568)、経常益399.06億円(同/348.66)、利益221.46億円(同/342.00)。14年3月期連結見通し/売上高6900億円、経常益470.00億円、利益200.00億円。※日経5-11/13P16
  11. 不動産:東急不動産/2013年10月をメドに不動産仲介の東急リバブル、グル-プの不動産管理会社の東急コミュニテ-の2社と経営統合。グル-プ3社で新たな持ち株会社東急不動産ホ-ルディングスを設立し傘下に入り、経営資源を有効活用する。東京都心の再開発に積極投資するほか、リフォ-ムなど成長分野を強化する狙い。成熟社会への対応。※日経5-11/13P10
  12. 不動産:大手不動産3社(三井不動産、三菱地所、住友不動産)の2014年3月期連結見通し/前期に比べてそろって営業増益。株高や消費増税前の駆け込み需要でマンション販売が伸びる。ただ主力のオフィスビル事業は賃料の本格回復を見込めず、前期減益だった三菱地所を除き全体の増益幅は1桁にとどまる。※日経5-17/13P15
  13. ゼネコン:大成建設/2013年3月期連結-増収増益。売上高14164億円(前期/13235)、経常益350.63億円(同/302.42)、利益200.50億円(同/11.81)。14年3月期連結見通し/売上高13900億円、経常益340.00億円、利益180.00億円。※日経5-14/13P17
  14. ゼネコン:大林組/2013年3月期連結-増収増益。売上高14483億円(前期/12457)、経常益446.90億円(同/352.41)、利益131.95億円(同/51.42)。14年3月期連結見通し/売上高15000億円、経常益300.00億円、利益140.00億円。※日経5-15/13P15
  15. ゼネコン:清水建設/2013年3月期連結-増収増益。売上高14160億円(前期/13361)、経常益173.30億円(同/161.59)、利益59.01億円(同/14.30)。14年3月期連結見通し/売上高14100億円、経常益155.00億円、利益60.00億円。※日経5-15/13P15
  16. ゼネコン:鹿島/2013年3月期連結-経常減益。売上高14850億円(前期/14577)、経常益246.33億円(同/413.43)、利益234.29億円(同/38.33)。14年3月期連結見通し/売上高14300億円、経常益310.00億円、利益170.00億円。※日経5-15/13P15
  17. ゼネコン:ゼネコン大手4社/2013年3月期連結-大林組を除く3社が営業減益。東日本大震災以降の復旧工事の増加で、建設作業員の人手不足が深刻化。労務費が上昇、事採算が悪化。14年3月期見通し/大林組を除く3社が営業増益を見込む。労務費の上昇が続くが、震災前受注の低採算工事が減るため、利益率が回復。※日経5-15/13P15
  18. ゼネコン:ゼネコン大手4社(鹿島、大林組、大成建設、清水建設)/2014年3月期見通し-完成工事総利益(単体)は420億円増え、合計2745億円。代金回収の難しい工事の受注を控えるなど案件を絞り込み、採算を改善させる。前期は労務費や資材価格高騰の影響で3社が営業減益、今期は大成建設など3社が2桁の営業増益。※日経5-31/13P17
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:日本の石油会社が長期契約で調達する4月の原油価格/1日確定-中東産の主要油種は2カ月連続で下落。サウジ産「アラビアンライト」/1バレル102.99ドルと3月比で4.2%下落。重質原油「アラビアンヘビ-」/4.5%下落。火力発電に使うインドネシア産「スマトラライト」/7.6%下落。中東産ドバイの4月平均価格/1バレル101.6ドル、約3%下落。※日経5-2/13P16
  2. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/2日午後-続落。取引の中心となる7月渡し/1バレル97.30ドル、前月比1.95ドル下落。米国や中国で発表された経済指標が市場の予想を下回り、原油需要の減少が意識された。米国の石油在庫が増えたことも売り材料になった。※日経5-3/13P17
  3. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/7日-連休前の2日より5.20ドル高い1バレル102.50ドル、約3週間ぶりの高値。イスラエルが5日、シリアの軍事施設を空爆、中東情勢悪化が意識された。国際指標の北海ブレント原油の先物価格/日本時間7日の取引で105ドル台で推移、4月中旬の年初来安値から9%上昇。※日経5-8/13P19
  4. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/8日午後-反落。取引の中心となる7月渡し/1バレル101.90ドル、前日比0.60ドル下落。前日のロンドン先物市場で北海ブレント原油が下落した流れを引き継いだ。中東情勢の悪化懸念がいったん和らぎ、利益を確保する売りが優勢となった。※日経5-9/13P15
  5. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/14日-続落。取引の中心となる7月渡し/1バレル100.30ドルと、前日比0.40ドル下落。中国の4月の工業生産高が市場予想を下回り、海外市場で原油需要の伸び悩みが意識されたのを反映。※日経5-15/13P23
  6. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/16日午後-反発。取引の中心となる7月渡し/1バレル100.20ドル。前日比0.70ドル上昇。海外市場で原油価格が反発した流れを映した。15日発表の米国の原油在庫が減少したのが材料視されたほか、割安感から買い戻しも入った。※日経5-17/13P19
  7. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/20日-前週末に比べて0.75ドル高い1バレル101.75ドルまで上昇し、約2週間ぶりの高値。米国で発表された消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことなどから、米景気の回復が意識され、原油に買い戻しが入った。※日経5-21/13P18
  8. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/30日午後-反落。取引の中心となる7月渡し/1バレル100.10ドル、前月比0.75ドル下落。海外市場で原油先物価格が下落した流れを引き継いだ。米国などで株価が下落し、リスク資産である原油からも資金が流出した。※日経5-31/13P23
  9. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/31日午後-続落。取引の中心となる7月渡し/1バレル99.80ドル、前日比で0.30ドル下落。ロンドン市場で原油先物価格が軟調だった流れを映した。先物市場では石油輸出国機構総会を控え、様子見姿勢が強まった。※日経6-1/13P17
  10. 素材:塩化ビニ-ル樹脂/雑貨や配水管などに加工される塩ビ樹脂の東アジア価格が下落。スポット価格/現在-1トンあたり960ドル(中心値)、4カ月ぶりの安値圏。直近の高値をつけた3月中旬に比べ1割安。アジアの主力市場である中国で塩ビ樹脂の需要不振が続いているのが影響、欧州への塩ビ樹脂製品の輸出が減少。※日経5-9/13P18
  11. 素材:塩化ビニ-ル樹脂/雑貨などの原料になる塩ビ樹脂の東アジアでの取引価格が下げ止まる。スポット価格/5月上旬までの2カ月間に1割程度下落、現在は1トンあたり1000ドル前後と5月上旬につけた直近の安値から約40ドル高い水準だ。※日経5-25/13P22
  12. 素材:ナフサ/石油化学製品の基礎原料となるナフサのスポット価格が反発。東アジア地区の価格/現在-1トンあたり860ドル台で、4月中旬比50ドル(6%)上昇。2月からの下落基調が止まり、約1カ月ぶりの高値圏。背景/原油価格の上昇に加え、アジアの石化大手が近く減産を終了してナフサ需要が強まるとの見方が出ている。※日経5-11/13P10
  13. 素材:ナフサ/小幅上昇している。現在は1トンあたり850ドル台と4月中旬の安値から40ドル程度高い。原料価格の反発に加え、アジアの石化化学大手が6月に減産を終えるとの見通しから需給が引き締まりつつある。※日経5-25/13P22
  14. 素材:DIC/2013年3月期連結-減収増益。売上高7037億円(前期/7342)、経常益351.37億円(同/308.82)、利益190.64億円(同/181.58)。14年3月期連結見通し/売上高7100億円、経常益350.00億円、利益180.00億円。※日経5-10/13P16
  15. 素材:コニシ/2013年3月期連結-増収増益。売上高1047億円(前期/1002)、経常益53.64億円(同/47.23)、利益30.84億円(同/23.20)。14年3月期連結見通し/売上高1114億円、経常益59.80億円、利益33.50億円。※日経5-15/13P14
  16. 塗料:トウペ/2013年3月期連結-最終黒字化。売上高151億円(前期/149)、経常益1.32億円(同/▲2.71)、利益0.70億円(同/▲1.44)。※日経5-10/13P13,16
  17. 塗料:トウペ/新社長-南 忠幸氏(みなみ・ただゆき)。1974年(昭49年)早田政経卒、日本ゼオン入社。03年取締役。09年取締役常務執行役員。東京都出身。61歳(6月25日就任。塩飽博以社長は顧問に)※同上
  18. 塗料:イサム塗料/2013年3月期連結-経常減益。売上高81億円(前期/79)、経常益10.64億円(同/10.80)、利益6.48億円(同/5.54)。14年3月期連結見通し/売上高82億円、経常益10.60億円、利益6.50億円。※日経5-10/13P16
  19. 塗料:大日本塗料/2013年3月期連結-経常増益。売上高708億円(前期/702)、経常益25.45億円(同/22.37)、利益11.92億円(同/14.17)。14年3月期連結見通し/売上高715億円、経常益30.00億円、利益20.00億円。※日経5-11/13P17
  20. 塗料:関西ペイント/2013年3月期連結-増収増益。売上高2940億円(前期/2565)、経常益283.53億円(同/214.46)、利益177.58億円(同/139.96)。14年3月期連結見通し/売上高3300億円、経常益330.00億円、利益200.00億円。※日経5-11/13P17
  21. 塗料:中国塗料/2013年3月期連結-減収減益。売上高836億円(前期/935)、経常益51.19億円(同/60.40)、利益29.78億円(同/30.67)。14年3月期連結見通し/売上高840億円、経常益42.00億円、利益26.00億円。※日経5-11/13P17
  22. 塗料:神東塗料/2013年3月期連結-増収増益。売上高233億円(前期/220)、経常益15.18億円(同/9.73)、利益8.26億円(同/4.66)。14年3月期連結見通し/売上高234億円、経常益12.00億円、利益6.80億円。※日経5-11/13P17
  23. 塗料:ロックペイント/2013年3月期連結-増収減益。売上高238億円(前期/226)、経常益10.00億円(同/13.55)、利益5.30億円(同/8.46)。※日経5-11/13P17
  24. 塗料:アサヒペン/2013年3月期連結-減収減益。売上高140億円(前期/151)、経常益5.23億円(同/7.05)、利益4.39億円(同/6.51)。14年3月期連結見通し/売上高142億円、経常益4.90億円、利益3.20億円。※日経5-11/13P17
環境関連
  1. 森林保全:博報堂DYグル-プの読売広告社/国内の森林保全につながる販促支援サ-ビスを5月中に始める。利用企業は森林管理費を支払うことで、自社の製品を買えば、森林保全につながるとPRできる。対象となる商品やサ-ビスの企画コンサルティングも引き受ける。※日経5-5/13P7
  2. バイオマス発電:住友林業/北海道紋別市で社有林の間伐材などを燃料にする大規模なバイオマス発電事業を始める。2016年にも5-6万世帯分となる発電能力5万kwの発電所を稼働させる。バイオマス発電では国内最大規模(現最大規模/川崎市にある3.3万kw)。投資額/130-140億円。収入/年間数十億円。※日経5-10/13P
  3. バイオマス発電:住友林業/同上-国内4位の森林保有企業で、燃料を安定調達できる。紋別市には約15,000ヘクタ-ルの社有林を持つ。周辺の森林も合わせ、住宅資材には使えない木材や間伐材を年間20万トン活用できる。発電に必要な半分程度を地元で調達。燃料が不足する場合は、インドネシアやマレ-シアからパ-ム油の搾りかすや木くずの輸入も検討。※同上
  4. バイオマス発電:王子ホ-ルディングス/北海道江別市で、未利用木材などを燃料とするバイオマス発電を始める。グル-プ会社の製紙工場に約90億円を投じ設備を導入。発電能力/2.5万kwの予定で、北海道電力への売電を検討。2015年7月稼働目指す。未利用木材/道内の山林から調達。発電設備/子会社の王子グリ-ンリソ-スが運営予定。※日経5-18/13P11
  5. バイオマス発電:王子ホ-ルディングス/王子製紙日南工場でも15年3月に江別市と同規模のバイオマス発電施設を建設し、売電する計画を公表している。同社は社有林の間伐材など環境資源を活用した発電事業に力を入れている。北海道美瑛市の社有林では地熱発電の事業可能性も調査。※同上
  6. 太陽電池:経済産業省/再生可能エネルギ-の導入促進で、住宅の屋根を借りて太陽光パネルを設置する企業に低利融資する制度をつくる。企業が約2000万円の初期投資費用を負担し、売電で得た収入の一部を屋根を貸した家庭に賃料(年/1-2万円)を支払う。2013年秋の臨時国会に出す「産業競争力強化法案」に盛り込む。※日経5-21/13P1,5
  7. 太陽電池:海外の太陽電池メ-カ-大手が日本への攻勢を強める。韓国中堅財閥のハンファグル-プは2013年に前年比8倍(50万kw)、中国で生産するカナディアン・ソ-ラ-は同6倍(45-50万kw)の出荷を計画。太陽光発電協会情報/12年度国内出荷量-380万kw、前年度比2.7倍。海外企業のシェア/約23%。13年度は3割超の可能性も。※日経6-1/13P10
  8. 省エネ支援:OKI/マンションなどの使用電力量を抑制する「エネルギ-マネジメント」事業に参入。建物内でも通信しやすい周波数を使った自社開発の無線端末(約10,000円)を活用。有線だと数十万円~数百万円かかる大規模な室内配線費がいらなくなるほか工事自体の手間も減らせる。節電意識が高まるビルやマンション、工場などに売り込む。※日経5-25/13P12
アジア関係/その他
  1. アジア:中国/2013年1-4月の不動産開発投資-1兆9180億元、伸び率は前年同期比(名目)21.1%、第1四半期を0.9ポイント上回った。うち住宅投資は21.3%増の1兆3121億元で、伸び率は前年同期を0.2ポイント上回った。不動産開発投資の中で住宅投資の占める割合は68.4%となった。※京貿
  2. アジア:中国/同上-1-4月の全国の分譲建物の販売面積は前年同期比38%増の2億9761万㎡、伸び率は1-3月を0.9ポイント上回った。うち住宅、事務所ビル、商業営業用建物の販売面積はそれぞれ41.1%、32.9%、5.8%増。分譲建物の販売金額/59.8%増の1兆9847億元で、伸び率は第1四半期を1.5ポイント下回った。※同上
  3. アジア:中国/主要70都市の4月の住宅価格動向/67都市の新築住宅価格が前月に比べ上昇。価格が上昇した都市数/3月より1都市減。価格が下落した都市/2都市、横ばい/1都市。中国政府/住宅価格の抑制をめざし、3月末から2軒目の購入規制の強化などに動いている。価格の高止まりがなお続いている。※日経5-19/13P5
  4. アジア:中国/主要70都市の4月の新築分譲住宅(低所得者向け住宅を除く)-前月より上昇した都市は67、前月より1都市減少。上昇率が前月より鈍化した都市は36で、最高上昇率は前月の3.2%から2.1%に鈍化。中古住宅価格が前月より上昇した都市66で、前月並み。新築と中古ともに、多くの都市では前月比の上昇率が鈍化。※京貿
  5. アジア:中国/フランスベッドホ-ルディングスの中国子会社-中国の介護産業への進出を加速。加速する高齢化(現在/65歳以上9%)は巨大な老人介護市場を育んでいおり、多くの外資企業がこれに狙いを定めている。フランスベッドは今後、中国市場向けに電動介護ベッドの生産・販売を行い、適当な時期に一般消費者向けにレンタサ-ビスを展開する。※京貿
  6. 海外:ハワイ/タマホ-ム-ハワイで高級コンドミニアム事業に参入。ホノルル市中心で、海岸に近い土地の開発権取得。2016年をメドに米不動産開発会社と共同で地上39階建て、計160戸のコンドミニアムを開発する方向で検討中。開発費/約100億円見込む。開発資金/地元銀行などから借入予定。国内の住宅市場の先細り懸念から海外事業を拡大。※日経5-20/13P11
■トピックス:中小企業/コスト減へ自助努力<工程内製化、節電節水、地元建材活用>- 原燃料費上昇に対応<日経5-27/13P13>
 〇概要:円安による原燃料コストの上昇が中小企業に経費削減に向けた一段の経営改革を促している。製造業では輸入依存度が高い原油や鉱物からつくる樹脂や金属材料などを加工して国内の取引先に納めているケ-スが多い。販売価格への転嫁はままならず、生産工程や資材調達方法の見直しなど「自助努力」の道を探る動きが広がってきた。
 〇全国中小企業団体中央会/4月下旬-5月上旬に下請け中小企業を対象にアンケ-ト実施(経産省推計/中小製造業で円安メリットを受けやすい製品輸出を手がける企業は3%):
  ※現在の円相場が経営に与える影響(単位/%)
   ・極めて良い影響がある/2.2       
   ・良い影響がある/7.9
   ・良い影響と悪い影響がある/37.1
   ・悪い影響がある/27.4
   ・極めて悪い影響がある/3.5
   ・特に影響はない/22.0
   備考)悪い理由は「原材料費や燃料費の上昇を販売価格に転嫁できない」が最も多かった。
  ※今後の円安への対応策(複数回答、単位/%)
   ・コスト削減などの企業努力/40.6
   ・仕入れ先の変更・分散/10.6
   ・人員規模の縮小/6.6
   ・販売先の変更・分散/5.0
   ・生産設備の縮小/2.5
   ・為替予約/1.0
   ・今のところなし/11.8
 〇事例/工務店:木造住宅を手がける加藤工務店(新潟県糸魚川市)/資材調達を見直した。カナダ産の構造材を使っていたが調達コストが1割ほど上昇したため、新潟県産のスギを使い始めた。地元の建材を活用する「地域型住宅」のブランド化を支援する国の補助金を活用し、このほど最初の受注を獲得した。外国産の木材については「今後、地元の23社が連携して共同調達する」(社長)。調達規模を大きくして価格を引き下 げることで輸入コストの上昇分を吸収していく考えだ。
 〇コスト転嫁/下請けは困難-脱「守り」:「守り」の対応だけでは為替相場などに翻弄される経営体質はいつまでも変わらない。抜本的な生産・調達改革でコスト競争力をつけたり、独自技術を磨いて取引先との交渉力を高めたりする取り組みが必要だ。

■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本貿易促進協会京都総局
※国貿=国際貿易