■住宅関連情報/2015年5月 ■             
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. 住宅着工動向:大手住宅メ-カ-6社/4月の戸建て注文住宅の受注状況(金額ベ-ス、速報値)-積水ハウスは前年同月比10%、住友林業も17%上回った。堅調な企業が目立つ。ミサワホ-ムは16%増、三井ホ-ムも41%増。パナホ-ムは前年同月と同水準、大和ハウス工業は2%減。前年同月は消費増税前の駆け込み契約の反動で受注が低調だった。※日経5-14/15P12
  2. 住宅着工動向:国土交通省情報/4月の新築住宅着工戸数-75,617戸、前年同月比0.4%増、2カ月連続で小幅に増加。2014年の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減が一服しつつあるほか、東京の分譲マンションの着工も好調だった。内訳/分譲住宅-7.2%増の21,120戸、首都圏のマンション着工戸数-2倍強の6986戸。※日経5-30/15P5
  3. マンション動向:日本不動産研究所情報/国際市場で日本のマンションやオフィスの割安感が強まる。4月1日時点の東京の新築高級マンションは、円建て換算で香港の価格と比べ半額以下の水準。為替相場の円安が影響。海外からみた割安感は強まり、海外投資家の資金が日本へ流入している。国内不動産値上がりの一因になっている。※日経5-29/15P3
  4. マンション動向:同上/東京の新築高級マンション価格100に対して、香港は234.9。マンションの供給量が限られる香港は高値になりやすい。東京は上海、台北、シンガポ-ルよりも割安だ。東京のマンション価格/足元でもマンション価格は上昇傾向-14年10月1日比2.4%上昇。香港は同3.6%、上海の同3.6%と比べ上げ幅は小さい。※同上
  5. マンション動向:不動産経済研究所情報/マンション市場動向調査-4月の首都圏の新規発売戸数は前年同月比7.6%減の2286戸、4月としては1992年(1365戸)以来23年ぶりの低水準。減少は4カ月連続。不動産各社/4月下旬に販売を予定していた物件を集客の見込める5月の大型連休に先送りしたことが響いた(500-600戸)。※日経QUICK5/18
  6. マンション動向:同上/首都圏の月間契約率-75.5%と前年同月から0.8ポイント上昇。好不調の目安となる70%を4カ月連続で上回った。5月の発売戸数見込み/4000戸前後(前年同月は4300戸)。同研究所予測/6月以降、増加傾向に転じる。近畿圏の4月の発売戸数/2.7%減の1189戸。月間契約率/0.1ポイント低下し74.2%。※同上
  7. 住宅:三井ホ-ム/2015年3月期連結-増収減益。売上高2529億円(前期/2472)、経常益42.28億円(同/45.28)、利益18.52億円(同/18.80)。16年3月期連結見通し/売上高2520億円、経常益37.00億円、利益17.00億円。※日経5-8/15P16
  8. 住宅:エムジ-ホ-ム/2015年3月期連結-売上高41億円、経常益1.32億円、利益1.01億円。16年3月期連結見通し/売上高56億円、経常益1.90億円、利益1.35億円。※日経5-8/15P16
  9. 住宅:ヤマダ電機/2015年3月期連結-減収減益。売上高16643億円(前期/18939)、経常益355.37億円(同/501.87)、利益93.40億円(同/186.66)。16年3月期連結見通し/売上高16920億円、経常益507.00億円、利益254.00億円。※日経5-8/15P16
  10. 住宅:ヤマダ電機/ソフトバンクと資本提携。ヤマダが25日付で第三者割当増資を実施、ソフトバンクが発行済み株式の5%分を227億円で引き受ける。ヤマダ/子会社が手掛ける住宅事業-ソフトバンクのITサ-ビスと組み合わせて強化。ITを利用して省エネ性能を高めた住宅「スマ-トハウス」を、ソフトバンクの通信サ-ビスなどと合わせて販売することを検討。※日経5-8/15P1,13
  11. 住宅:ミサワホ-ム/2015年3月期連結-減収減益。売上高4097億円(前期/4260)、経常益52.06億円(同/126.98)、利益33.09億円(同/104.00)。16年3月期連結見通し/売上高4280億円、経常益75.00億円、利益40.00億円。※日経5-9/15P17
  12. 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/2015年3月期連結-減収減益。売上高528億円(前期/579)、経常益14.10億円(同/24.79)、利益7.29億円(同/13.89)。16年3月期連結見通し/売上高670億円、経常益15.50億円、利益10.00億円。※日経5-9/15P17
  13. 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/新社長-山平惠子氏(やまひら・けいこ)。1983年(昭58年)神戸大工卒、クボタハウス(現サンヨ-ホ-ムズ)入社。11年取締役。13年取締役専務執行役員。大阪府出身。54歳(6月25日就任、田中康典社長は代表権のある会長に)。※日経5-9/15P12
  14. 住宅:住友林業/2015年3月期連結-経常増益。売上高9972億円(前期/9729)、経常益364.24億円(同/335.67)、利益185.72億円(同/225.31)。16年3月期連結見通し/売上高10620億円、経常益365.00億円、195.00億円。旺盛な需要を背景に米国とオ-ストリアで、住宅販売が伸び、受注が伸び悩む国内戸建て販売を補う。※日経5-12/15P17
  15. 住宅:レオパレス21/2015年3月期連結-経常増益。売上高4831億円(前期/4710)、経常益134.24億円(同/115.74)、利益145.07億円(同/152.29)。16年3月期連結見通し/売上高5250億円、経常益180.00億円、利益160.00億円。※日経5-12/15P16
  16. 住宅:タカラレ-ベン/2015年3月期連結-増収減益。売上高769億円(前期/719)、経常益85.40億円(同/91.81)、利益57.18億円(同/58.69)。16年3月期連結/売上高938億円、経常益124.00億円、利益81.50億円。※日経5-12/15P16
  17. 住宅:大京/2015年3月期連結-減収減益。売上高3171億円(前期/3338)、経常益167.03億円(同/168.65)、利益121.54億円(同/218.29)。16年3月期連結見通し/売上高3350億円、経常益170.00億円、利益125.00億円。※日経5-13/15P16
  18. 住宅:コスモスイニシア/2015年3月期連結-経常減益。売上高756億円(前期/674)、経常益13.51億円(同/13.86)、利益17.35億円(同/12.59)。16年3月期連結見通し/売上高900億円、経常益30.00億円、利益29.00億円。※日経5-13/15P16
  19. 住宅:ア-バンライフ/2015年3月期連結-増収増益。売上高25億円(前期/22)、経常益3.88億円(同/3.68)、利益4.49億円(同/3.35)。16年3月期連結見通し/売上高27億円、経常益3.90億円、利益3.20億円。※日経5-13/15P16
  20. 住宅:大和ハウス工業/2015年3月期連結-増収増益。売上高28107億円(前期/27003)、経常益2026.28億円(同/1763.66)、利益1171.33億円(同/1020.95)。16年3月期連結見通し/売上高30000億円、経常益1920.00億円、利益1250.00億円。4期連続で過去最高利益更新。相続税対策で賃貸住宅販売堅調、非住宅分野も寄与。※日経5-14/15P17
  21. 住宅:日本ハウズイング/2015年3月期連結-増収増益。売上高846億円(前期/791)、経常益49.92億円(同/48.18)、利益28.49億円(同/26.12)。16年3月期連結見通し/売上高877億円、経常益50.00億円、利益29.40億円。※日経5-14/15P17
  22. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2015年3月期連結-増収増益。売上高6421億円(前期/58.75)、経常益418.89億円(同/254.05)、利益128.57億円(同/101.61)。16年3月期連結見通し/売上高7000億円、経常益540.00億円、利益350.00億円。※日経5-14/15P17
  23. 住宅:細田工務店/2015年3月期連結-赤字。売上高177億円(前期/197)、経常益▲16.80億円(同/4.09)、利益▲16.97億円(同/3.12)。16年3月期連結見通し/売上高211億円、経常益2.25億円、利益1.82億円。※日経5-16/15P15
  24. 住宅:新日本建物/2015年3月期単独-減収増益。売上高92億円(前期/107)、経常益5.46億円(同/4.37)、利益5.27億円(同/4.32)。16年3月期単独見通し/売上高106億円、経常益5.65億円、利益5.60億円。※日経5-16/15P17
  25. 住宅:飯田グル-プホ-ルディングス/2015年3月期連結-増収減益。売上高11881億円(前期/7537)、経常益522.13億円(同/547.52)、利益285.90億円(同/338.09)。16年3月期連結見通し/売上高11449億円、経常益626.00億円、利益368.00億円。利益増/主力の戸建て分譲販売の単価引き上げが寄与。資材調達コストも削減。※日経5-16/15P17
  26. 住宅:新日本建設/2015年3月期連結-増収増益。売上高700億円(前期/641)、経常益80.48億円(同/59.12)、利益50.00億円(同/35.08)。利益/最高益-主力のマンション開発事業の利益率が改善、倉庫や病院など建設事業の採算も上向いた。16年3月期連結見通し/売上高730億円、経常益72.00億円、利益45.00億円。※日経5-26/15P15
  27. 住宅:老人ホ-ム/ニチイ学館と不動産投資信託が組み、東京都心では初の大規模な複合型高齢者施設の運営に乗り出す。投資マネ-を活用し、定員100人の有料老人ホ-ム、複数の診療所を集めた医療モ-ル、ス-パ-を一体化した施設を開発。「便利に暮らしたい」というシニア層の需要を取り込む。総事業費/約70億円(通常の10倍程度)。※日経5-23/15P3
  28. 住宅:老人ホ-ム/ワタミ-低価格の有料老人ホ-ムを始める。7月/埼玉県飯能市で1カ所目のホ-ムを開く。全75室/月額使用料-入居一時金0円の場合は約20万円(既存施設より5-6万程度割安)。居酒屋に続く収益源として介護事業に力を入れてきたが、成長が鈍化しており、顧客層の幅を広げる狙いだ。※日経5-28/15P15
  29. 住宅:中古住宅/東京カンテイ情報-中古マンションの価格が堅調。4月の中古マンション平均価格(70㎡換算)/首都圏-前月比0.4%高い2969万円。新築マンションの値上がりが中古に波及。都心部の伸びが全体を引っ張る一方で郊外などの上昇は限定的で、地域により価格動向に差が出ている。郊外との二極化が進む。※日経5-22/15P21
  30. 住宅:中古住宅/同上-中古マンション価格は地域により異なる。4月の千代田区の価格/8972万円と、前月比1.6%増、前年同月比では10.5%増。埼玉県/1882万円、前年同月比2%上昇にとどまる。大阪府/1893万円で、前月比0.2%と小幅上昇。愛知県/1586万円と前月比1.1%下落。情報/東京カンテイのデ-タに基づく集計。※同上
  31. 住宅:中古住宅/住宅各社-中古住宅の賃貸や売買の活性化に動き始めた。人口減に伴い社会問題化している空き家を減らす取り組みがメ-カ-側にも拡大。※日経5-23/15P14
  32. 住宅:中古住宅/大和ハウス工業-高齢化などを理由に住まなくなった自宅を貸し出しやすくするための<家賃保証サ-ビス>を導入。(社)移住・住みかえ支援機構と組み、過去に販売した住宅を貸し出しやすくする。住人が高齢者施設に移るなどの理由で自宅を貸し出したい場合、機構が買い上げ、子育て世代などに転貸しする。全国展開へ。※同上
  33. 住宅:中古住宅/ミサワホ-ム-関東の4つのグル-プ会社が手がけてきた中古住宅の買い取り再販の事業を新会社に統合。分散していた中古物件情報を一元管理し、消費者が好みの物件を素早く探せるようにする。複数の都県にまたがる物件の所有者の窓口を一本化。※同上
  34. 住宅:中古住宅/積水ハウス-空き家活用の相談などができるサイトを今春立ち上げた。三井住友トラスト不動産や綜合警備保障と組み、空き家の売買・管理の支援体制を強化。住友林業-2015年度に売買仲介子会社の店舗を首都圏で5店増やす。パナホ-ム/奈良県の老朽戸建て団地の改修や賃貸・売買の仲介支援に乗り出す。※同上
  35. 住宅:中古住宅/国内の空き家-約820戸(2013年10月時点)。全住宅の14%で20年前に比べ8割増。人口減に加え、新築が好まれ中古の取引市場が未成熟などが影響。国土交通省推計/全住宅に占める中古(持ち家)流通量-13年時点で14.7%と欧米諸国の1/6程度にとどまる。※同上。
  36. 米国:米商務省情報/4月の米住宅着工件数(季節調整済み/年率換算)-約1,135,000戸、前月の改定値から20.2%増。07年11月(1,197,000)以来、ほぼ7年半ぶりの高水準。項目別/主力の1戸建て-前月比16.7%増(前年同月比14.7%増)。5世帯以上の集合住宅-31.9%増(同0.5%減)。※日経5-20/15P6
住宅リフォーム関連
  1. HC:ナフコ/2015年3月期連結-減収減益。売上高2222億円(前期/2326)、経常益76.72(同/122.60)、利益40.19億円(同/59.82)。16年3月期連結見通し/売上高2330億円、経常益104.00億円、利益59.00億円。※日経5-9/15P17
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構情報/長期固定型の住宅ロ-ン「フラット35」の5月の適用金利-主力の返済期間35年以下(融資率9割以下)の最低金利が前月より0.08%低い1.46%、3カ月ぶりに低下。返済期間20年以下(同)も0.08%低下し1.23%。指標となる長期金利が低位で推移していることを反映。※日経5-2/15P5
  2. 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構/まとめ-1-3月の長期固定型住宅ロ-ン「フラット35」の四国4県の利用動向。融資の申請/575戸、前年同期比80%増。金融機関の融資実績/26%増の422戸。金利が2月に過去最低、政府の金利優遇も広がり3月の住宅着工件数は4県で1年ぶりに前年を上回り、住宅需要に回復もみえる。※日経5-23/15P39
  3. 住宅ロ-ン:同上/全国のフラット35の1-3月利用-申請が56%増、それ以前からの申請分も含む金融機関の融資実績-20%増、伸び率は四国が上回った。県別/香川県の申請戸数-2.2倍、愛媛県-83%増、徳島県-73%増、高知県-37%増。14年度の4県のフラット35の申請/前年度比8%増の1720戸。融資実績/22%減の1243戸。※同上
  4. 住宅ロ-ン:三菱東京UFJ銀行/住宅ロ-ン主力の10年固定型の最優遇金利を6月、0.05%引き上げ年1.25%とする。引き上げは2カ月ぶり。住宅ロ-ン金利は2月に過去最低の1.1%まで低下し、その後はやや上昇基調にある。※日経5-28/15P5
建材・住設・家具関連
  1. 建材:JX日鉱日石エネルギ-/住宅用建材向け新素材開発-壁材などに混ぜることで室温の上昇と低下を1~1.5度に抑えられ、空調代の節約効果見込める。新素材/石油精製過程で作るノルマルパラフィンという素材利用。同素材を微細なカプセルに包み、室温が5度~30度の間で吸熱・放熱特性を自在に持たせる。2015年度/試験販売。※日経5-2/15P7
  2. 建材:大建工業/2015年3月期連結-経常減益。売上高1688億円(前期/1803)、経常益46.48億円(同/50.25)、利益27.36億円(同/25.46)。16年3月期連結見通し/売上高1740億円、経常益48.00億円、利益38.00億円。※日経5-9/15P17
  3. 建材:永大産業/2015年3月期連結-経常減益。売上高638億円(前期/659)、経常益24.92億円(同/41.35)、利益25.67億円(同/25.66)。16年3月期連結見通し/売上高650億円、経常益25.70億円、利益17.00億円。※日経5-12/15P16
  4. 建材:ニチアス/2015年3月期連結-増収増益。売上高1589億円(前期/1471)、経常益129.13億円(同/110.57)、利益75.32億円(同/63.17)。2015年3月期連結見通し/売上高1700億円、経常益138.00億円、利益85.00億円。※日経5-12/15P16
  5. 建材:東洋シャッタ-/2015年3月期連結-増益。売上高188億円(前期/188)、経常益13.85(同/11.42)、利益8.49億円(同/6.72)。16年3月期連結見通し/売上高190億円、経常益14.00億円、利益9.00億円。※日経5-13/15P16
  6. 建材:三和ホ-ルディングス/2015年3月期連結-増収増益。売上高3390億円(前期/3119)、経常益259.75億円(同/203.16)、利益128.57億円(同/101.61)。8期ぶりに最高益更新。工場などに使う重量シャッタ-が伸び、落ち込んだ住宅向けを補った。16年3月期連結見通し/売上高3700億円、経常益274.00億円、利益140.00億円。※日経5-14/15P16
  7. 建材:三和ホ-ルディングス/連結配当性向の目安を2016年3月期に35%に引き上げる。前期実績/30%。米国で住宅や商業施設向けのシャッタ-需要が拡大、今期は2期連続で純利益が過去最高を更新する見通し。課題だった有利子負債の圧縮にもメド/15年3月期末の884億円から今期末には721億円へ。株主還元を強化する。※日経5-29/15P15
  8. 建材:不二サッシ/2015年3月期連結-増収減益。売上高990億円(前期/986)、経常益26.43億円(同/33.54)、利益12.92億円(同/24.78)。好採算の住宅向けシャッタ-が伸び悩んだ。リフォ-ム事業も苦戦した。16年3月期連結見通し/売上高1020億円、経常益20.00億円、利益17.00億円。※日経5-14/15P16
  9. 建材:文化シャッタ-/2015年3月期連結-増収減益。売上高1286億円(前期/1266)、経常益100.45億円(同/105.43)、利益64.92億円(同/79.57)。16年3月期連結見通し/売上高1450億円、経常益110.00億円、利益70.00億円。※日経5-15/15P15
  10. 建材:太平洋セメント/2015年3月期連結-経常減益。売上高8428億円(前期/8402)、経常益678.71億円(同/695.90)、利益441.14億円(同/352.23)。16年3月期連結見通し/売上高8920億円、経常益650.00億円、利益370.00億円。※日経5-13/15P17
  11. 建材:住友大阪セメント/2015年3月期連結-減収増益。売上高2345億円(前期/2350)、経常益243.83億円(同/224.00)、利益133.37億円(同/133.31)。16年3月期連結見通し/売上高2380億円、経常益250.00億円、利益145.00億円。※日経5-15/15P16
  12. 建材:ニチハ/2015年3月期連結-減収減益。売上高1067億円(前期/1141)、経常益74.21億円(同/93.96)、利益48.78億円(同/56.39)。16年3月期連結見通し/売上高1100億円、経常益85.00億円、利益54.00億円。※日経5-14/15P16
  13. 建材:南海プライウッド/2015年3月期連結-増収減益。売上高152億円(前期/145)、経常益1.80億円(同/13.88)、利益0.93億円(同/7.87)。16年3月期連結見通し/売上高151億円、経常益2.60億円、利益1.50億円。※日経5-14/15P16
  14. 建材:日本フネンと穴吹興産/LED照明を内蔵した玄関ドアを開発。災害時に自動で点灯し、玄関の位置を分かりやすくして避難をサポ-トする。日本フネン/今後商品化し、販路を開拓する。照明/通常の電力供給で稼働、停電時は乾電池で点灯(最大約12時間持続)。価格/今後決める。穴吹興産/今後新築マンションへの導入検討。※日経5-14/15P35
  15. 建材:大日本木材防腐/2015年3月期連結-減収減益。売上高246億円(前期/278)、経常益4.51億円(同/5.70)、利益2.86億円(同/3.24)。16年3月期連結見通し/売上高247億円、経常益4.80億円、利益3.30億円。※日経5-14/15P16
  16. 建材:ウッドワン/2015年3月期連結-経常赤字。売上高633億円(前期/692)、経常益▲7.78億円(同/16.67)、利益7.71億円(同/17.22)。16年3月期連結見通し/売上高672億円、経常益14.00億円、利益8.00億円。※日経5-16/15P16
  17. 建材:名古屋木材/2015年3月期連結-経常減益。売上高48億円(前期/59)、経常益0.00億円(同/0.38)、利益0.62億円(同/0.24)。16年3月期連結見通し/売上高49億円、経常益0.26億円、利益0.14億円。※日経5-16/15P16
  18. 建材:すてきナイスグル-プ/2015年3月期連結-減収減益。売上高2357億円(前期/2706)、経常益4.96億円(同/18.90)、利益4.88億円(同/10.30)。16年3月期連結見通し/売上高2400億円、経常益9.00億円、利益5.00億円。※日経5-16/15P16
  19. 建材:ニチモク/2015年3月期連結-黒字化。売上高1085億円(前期/1036)、経常益4.75億円(同/▲1.11)、利益2.39億円(同/▲1.97)。16年3月期連結見通し/売上高1100億円、経常益7.00億円、利益5.00億円。※日経5-16/15P16
  20. 建材:ニホンフラッシュ/東京証券取引所から市場1部への指定承認を受けた。6月12日付で変更になる。指定変更に合わせ、新株発行や自己株式などにより、最大で約15億円を調達。国内や中国での設備投資に充てる。昆山工場へ6億円、江西工場に1.9億円を投資/中国の供給能力強化。本社工場に5.4億円。残額は運転資金。※日経5-23/15P39
  21. 建材:建設用鋼材/自動車や建材など幅広い用途に使う薄鋼板の在庫が高水準で推移。国内需要が鈍く3月末在庫は2カ月ぶりに増加。薄鋼板の主要3品目(熱延、冷延、処理鋼板)の3月末時点のメ-カ-・流通在庫/前月比44,000トン増の4,311,000トン。前年同月比で約5%多い。鉄鋼各社/4月から減産を進め在庫調整を急いでいる。※日経5-9/15P21
  22. 建材:建設用鋼材(「ときわ会」情報)/H形鋼の4月末の国内在庫-3月比5.5%減の205,900トン。余剰在庫を抱えた流通業者が仕入れを抑制し入荷量が3月比約12%減。鉄鋼加工業者/好採算の物件を見極めようと稼働率を抑制、H形鋼の出荷が伸び悩んだ。メ-カ-も需要に見合った生産に。在庫率/2.45カ月、3月より低下。※日経5-15/15P23
  23. 建材:建設用鋼材/東京製鉄-鋼材の6月の販売価格を全品目で前月から据え置く、据え置きは7カ月連続。H形鋼/1トン77,000円、異形棒鋼/62,000円。需要回復の遅れている建設用鋼材/夏場以降の出荷の増加に期待をかけている。幅広い用途に使う薄鋼板/在庫が膨らんでおり、メ-カ-は減産に動いている。※日経5-19/15P18
  24. 建材:建設用鋼材/建設用鋼材の市中価格下落が幅広い品種に広がっている。プレハブ住宅の部材となる軽量C形鋼/東京地区の流通市場で指標品種が年初より1000-2000円安い1トン90,000円弱で取引。建築現場の足場に使う「しま鋼板」/84,000円近辺で、2000円程度値下がり。商業施設向けの需要回復遅れている。※日経5-27/15P18
  25. 建材:建設用鋼材/建設や自動車鋼板に使う熱延コイルの下落が一服。東アジアでは1トンあたり400-420ドルが中心で、この1カ月は横ばいが続く。300ドル台の低価格品が多い中国メ-カ-製を中心に安値が切り上がってきた。鋼材原料の鉄鉱石が値上がりに転じたのが主因。「引き合いは依然鈍く、価格上昇の状況ではない」(商社)。※日経5-22/15P21
  26. 建材:産業資材/鋼材、木材など産業素材の過剰感が強まっている。主要15品目の3月末時点の在庫動向/「過剰」「やや過剰」になったのは11品目、前月末から1品目増。過剰感が目立つのは住宅に使う建材/針葉樹合板-前月比2%増、セメント-住宅の落ち込みで生コン向けの出荷が不振。アルミ圧延品-1%増。※日経5-12/15P21
  27. 建材:産業資材/産業資材や燃料の企業間取引価格を示す日経商品指数42種が2カ月連続で上昇。原油価格の回復傾向を映し石油製品や石油化学関連で上昇目立つ。円安・ドル高を受け天然ゴムなども値上がり。鋼材は全般的に軟調、円安進行で先安観後退。日経42種の5月末値/178.137(1970年=100)、前月末比0.6%上昇。※日経5-30/15P18
  28. 建材:セメント/セメント協会情報-セメントの4月の国内販売量は3,493,000トン、前年同月比5.1%減。前年実績を下回るのは7カ月連続。西日本を中心に災害復旧工事などの公共工事が一巡したのが響いた。首都圏(1都3県)の販売量/84万トンと前年同月比2.2%減。東京都心部で需要は堅調だが、周辺で道路工事やマンション建設が減少。※日経5-29/15P19
  29. 建材/住設:LIXILグル-プ/中国で水栓金具を製造販売する子会社の不正会計に揺れる。2014年買収した独グロ-エ傘下のジョウユウが破産手続の申し立てを検討。創業者らが不正を働いた疑いがあり、株式資本の半分が消失しているようだ。「プロ経営者」として請われた藤森社長/「2020年度に海外売上高1兆円」に思わぬ死角。※日経5-22/15P13
  30. 建材/住設:LIXILグル-プ/同上-グロ-エを通じてジュウユウの株式を72%握る。グロ-エ/世界の有名ホテルが採用する高級水栓金具メ-カ-。欧州の足がかりとして買収、中国に4000店規模の販売網を持つジュウユウも新興国戦略を狙う重要なコマだった。年商/500億円規模。破産すれば、株式価格で250億円、債務保証で最大約160億円の損失発生。※同上
  31. 建材/住設:LIXILグル-プ/英国経営者協会会長で女性のバ-バラ・ジャッジ氏を社外取締役に招く人事を内定。6月の株主総会を経て就任。外国人の取締役は初。ジャッジ氏/英原子力公社会長などを経て、東京電力の原子力改革監視委員会副委員長も務めている。※日経5-23/15P14
  32. 住設:能美防災/2015年3月期連結-増収増益。売上高938億円(前期/937)、経常益95.44億円(同/83.46)、利益56.35億円(同/48.14)。16年3月期連結見通し/売上高1000億円、経常益95.50億円、利益58.50億円。※日経5-9/15P17
  33. 住設:ホ-チキ/2015年3月期連結-増収増益。売上高701億円(前期/677)、経常益33.68億円(同/27.16)、利益20.60億円(同/15.39)。16年3月期連結見通し/売上高730億円、経常益37.00億円、利益23.00。※日経5-12/15P16
  34. 住設:クリナップ/2015年3月期連結-減収減益。売上高1162億円(前期/1287)、経常益27.03億円(同/84.70)、利益8.83億円(同/49.70)。16年3月期連結見通し/売上高1180億円、経常益24.50億円、利益13.50億円。
  35. 住設:タカラスタンダ-ド/2015年3月期連結-減収減益。売上高1751億円(前期/1827)、経常益135.79億円(同/168.78)、利益82.32億円(同/101.83)。16年3月期連結見通し/売上高1800億円、経常益140.00億円、利益90.00億円。※日経5-14/15P16
  36. 住設:ジャニス工業/2015年3月期単独-減益。売上高50億円(前期/50)、経常益2.05億円(同/2.70)、利益1.84億円(同/2.33)。16年3月期連結見通し/売上高51億円、経常益1.60億円、利益0.80億円。※日経5-14/15P17
  37. 住設:ブリジストンと野村不動産、長谷工コ-ポレ-ションの3社/建物の水回り設備を自由に配置できる排水システムを共同開発。従来は建物の各階を貫く管の近くに置いていた水回り設備を離れた場所に設置できる。床下空間も低くでき、室内空間も広がる。キッチンのほか浴槽や洗面台に適用。長谷工/自社施工物件の1割で採用目指す。※日経5-23/15P14
  38. 住設:パナソニック/照明事業テコ入れ-2018年度に売上高を4000億円(現状/3000億円規模)、営業利益率を8%以上(同5%弱)に引き上げる。LEDの自動車向けヘッドライトを拡販するほか、18年度に蛍光灯の生産を終了、出荷する照明のすべてをLEDにする。欧州などで企業買収も検討。照明事業/新興国でも高い成長見込む。※日経5-27/15P12
  39. 家具:岡村製作所/2015年3月期連結-増収増益。売上高2201億円(前期/2113)、経常益103.47億円(同/100.67)、利益64.22億円(同/61.13)。16年3月期連結見通し/売上高2260億円、経常益120.00億円、利益78.00億円。※日経5-9/15P17
  40. 家具:パラマウントベッドホ-ルディングス/2015年3月期連結-増収減益。売上高752億円(前期/727)、経常益115.53億円(同/123.57)、利益72.64億円(同/73.84)。16年3月期連結見通し/売上高758億円、経常益100.00億円、利益61.00億円。※日経5-13/15P16
  41. 家具:フランスベッドホ-ルディングス/2015年3月期連結-減収減益。売上高519億円(前期/548)、経常益17.45億円(同/27.84)、利益9.04億円(同/13.97)。16年3月期連結見通し/売上高535億円、経常益21.50億円、利益11.00億円。※日経5-15/15P16
  42. 家具:フランスベッドホ-ルディングス/2018年3月期までに自己資本利益率(ROI)を5.1%に引き上げる中期計画-15年3月期は2.4%。高齢者増加で住宅向け介護製品のレンタル事業などが伸び、連結純利益は前期の2倍の20億円に増やす計画。在宅介護製品のンタルを強化、看護師の負担軽減の新製品も投入。3輪自転車も拡販。※日経5-29/15P15
  43. 家具:大塚家具/銀座本店を改装した。銀座を訪れた買い物客が気軽に入れるように、1階の入り口近くにある受付を小さくして目立たない位置に移動、椅子の展示も拡張。同社は秋までに全店舗を改装予定。6月中旬/福岡と大阪南港ショ-ル-ム、7月/横浜みなとみらいの売り場刷新。入りやすい/居心地のいい空間に(社長)。※日経5-30/15P13
合板・木材関連
  1. 合板:国産合板/木造住宅の床や壁の下地として使う国産合板-指標となる針葉樹合板(東京地区)の問屋卸価格は1枚810-840円。前週比1.2%安。合板の4月末の在庫量/260,000立方mと1カ月分の需要を大きく上回る。1-3月期の国内総生産で住宅投資が4四半期ぶりにプラスとなったが、部材にはまだ波及していない。※日経5-26/15P18
  2. 木材:住宅用木材/柱に使う集成管柱の問屋卸価格-1本1870-1900円。前月比1.6%安。梁に使う集成平角-1立方m59,000-60,000円と1.7%安い。大手メ-カ-は管柱、平角ともに2割程度減産するも、需要の落ち込みを補えない。国産材の柱も安い/杉KD正角の問屋卸価格-1立方m51,000-53,000円と前月比3.7%安い。※日経5-26/15P18
  3. 木材:住宅用木材/4月の製材品出荷量-前年同月比でマイナス4.2%と、4カ月連続で減少幅が縮まった。ただ、「住宅購入のマインドは大きく変わっていない」(住宅大手)。※同上
  4. 木材:輸入丸太/住宅の梁などに使う北米産丸太の対日価格-4カ月連続で下落。指標の松材丸太(IS級、直径30㎝以上)の5月積み対日価格/1000スクリブナ-(約5.4立方m)あたり790ドル前後、前月比30ドル(3.7%)下落。米松KD平角/需要家は原料安を受け値下げ要請を強めそう。国内/住宅着工減少傾向、木材需要も低迷。※日経5-13/15P22
  5. 木材:輸入丸太/住宅の内装材に使う南洋材丸太の対日価格-5カ月ぶりに上昇。指標のマレ-シア産丸太(メランティ・レギュラ-)の4月積み価格/1立方m-300-305ドル。違法伐採の取り締まり強化のマレ-シアでは雨期が明けても、丸太の出荷量は増えない。丸太生産業者/対日価格引き上げ要求。インド向けの需要回復も値上げの理由。※日経5-16/15P22
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:オフィスビル/日経が4月に実施したオフィスビル賃貸料調査-オフィスビルの賃貸料が上昇。2015年上期(3月下旬)の東京都心の新築オフィスビル(築後1年未満)の賃料を示す指数が2年ぶりに前年同期を上回った。大阪の指数も既存ビル(築後1年以上)で前年同期を上回った。景気の回復期待から企業が事業所を広げる意欲が強い。※日経5-6/15P1
  2. 不動産:オフィスビル/ビル所有者が入居企業を募集する際に設定する賃貸料から算出・オフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)-△東京都心新築ビルは141.07で前年同期比8.75ポイント上昇。上昇は2年ぶり。△既存ビルは0.09ポイント高の129.90。4年連続上昇。△大阪中心部既存ビルは0.59ポイント高の125.04。△新築ビルは78.64ポイント低下の52.52。※同上
  3. 不動産:オフィスビル(三鬼商事情報)/全体で見るとオフィスの需要は堅調。4月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均募集賃料/3.3㎡あたり17,257円と前月比62円上昇。2014年1月以降16カ月連続で上昇、直近安値の13年12月比1050円高い。空室率/22カ月ぶりに上昇して5.34%。上昇幅は0.04%と小幅。※日経5-15/15P23
  4. 不動産:オフィスビル(同上)/大阪-4月のビジネス地区の平均空室率は8.77%と3月比で0.06ポイント上昇。上昇は4カ月連続。名古屋-ビジネス地区は募集面積が減少し、平均空室率は前月比0.1ポイント下がって7.09%。事業拡大や拠点の統合で「オフィスの移転や増床を希望する企業は引き続き多い」(CBRE)。※同上
  5. 不動産:明和地所/2015年3月期連結-経常増益。売上高472億円(前期/345)、経常益27.23億円(同/20.79)、利益21.93億円(同/24.86)。16年3月期連結見通し/売上高474億円、経常益28.00億円、利益25.00億円。※日経5-9/15P16
  6. 不動産:住友不動産/2015年3月期連結見通し-△経常利益は1390億円程度で前の期比6%増。従来予想を約10億円上回り、2期連続で過去最高更新。企業業績改善を背景にオフィスビルの賃貸需要伸び、低金利を追い風にマンション販売も好調。△売上高は3%増の8000億円強、同80億円程度上回る。16年3月期も増収増益予想。※日経5-9/15P14
  7. 不動産:三井不動産/2015年3月期連結-増収増益。売上高15290億円(前期/15152)、経常益1633.73億円(同/1445.87)、利益1001.85億円(同/768.43)。利益/7期ぶりに過去最高を更新。REITなど投資家向けに物件売却が拡大。16年3月期連結見通し/売上高16100億円、経常益1710.00億円。利益1070.00億円。※日経5-12/15P16,17
  8. 不動産:三菱地所/2015年3月期連結-経常減益。売上高11102億円(前期/10752)、経常益1331.13億円(同/1396.38)、利益733.38億円(同/642.97)。利益増/大型マンションの完成は減少したが、税金費用が減少し、オフィス需要が回復。16年3月期連結見通し/売上高9950億円、経常益1130.00億円、700.00億円。※日経5-13/15P16,17
  9. 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2015年3月期連結-増収増益。売上高7731億円(前期/7140)、経常益516.75億円(同/505.83)、利益252.30億円(同/237.12)。16年3月期連結見通し/売上高7800億円、経常益520.00億円、利益265.00億円。※日経5-13/15P17
  10. 不動産:住友不動産/2015年3月期連結-増収増益。売上高8068億円(前期/7802)、経常益1390.55億円(同/1305.36)、利益805.66億円(同/696.97)。16年3月期連結見通し/売上高8500億円、経常益1470.00億円、利益880.00億円。※日経5-15/15P16
  11. 不動産:住友不動産/2015年3月期連結-2期連続で最高益を更新。オフィス需要の伸びで既存ビルの賃料収入が増え、マンション販売(引渡戸数/前期比7%増の5260戸)も好調。大手不動産5社の前期決算/市況回復を支えに全社が最終増益。※日経5-15/15P15
  12. 不動産:スタ-ツコ-ポレ-ション/2015年3月期連結-増収増益。売上高1567億円(前期/1510)、経常益163.77億円(同/161.79)、利益106.57億円(同/81.00)。16年3月期連結見通し/売上高1620億円、経常益165.00億円、利益94.00億円。※日経5-12/15P16
  13. 不動産:NTT都市開発/2015年3月期連結-経常減益。売上高1520億円(前期/1891)、経常益203.95億円(同/248.65)、利益162.35億円(同/113.43)。16年3月期連結見通し/売上高1680億円、経常益210.00億円、利益120.00億円。※日経5-13/15P16
  14. 不動産:野村不動産ホ-ルディングス/開発の規制緩和を即す「国家戦略特区」で高層ビル建設-2017年春をメドに東京・虎ノ門で地上23階建てのビルの建設を始める。高さ/120m(霞が関ビルは147m)。事業費/約350億円。20年春までに完成。敷地面積/約2800㎡。特区指定でビルの容積率が2倍弱増。延べ床面積/45,800㎡。※日経5-15/15P12
  15. 建築:徳島県/近年県内で建てられた木造建築や、内装に使う木材を使った建築物の写真集を1500部発行。県内市町村や建築士会などに配布、木造建築を建てるとにの参考にしてもらう。木造建築の魅力を発信し、県産木材の利用促進につなげたい考えだ。簡単な図面や、使用材料などの概要、設計コンセプトの開設なども掲載。※日経5-2/15P35
  16. 建築:東洋ゴム工業/免震装置に使うゴムの性能デ-タを改ざんしていた問題で、衆院国土交通委員会は8日、同社の山本社長らを参考人招致し、集中審議した。山本社長/再発防止について、外部に依頼した調査結果を5月中旬にも受け取った後、「経営責任の明確化も含め、1-2週間で取りまとめたい」。自身の進退/検討する。※日経5-9/15P43
  17. 建築:東洋ゴム工業/発表-免震装置の性能デ-タ改ざん問題で、4月までの調査で安全性の確認ができなかった12都府県の22棟について、震度6~7程度の地震が発生しても倒壊の恐れはない。国土交通省も確認した。建物154棟全ての安全性が確認された。154棟分の計3000基の免震ゴムを2年以内に全て取り換える。※日経5-23/15P21
  18. ゼネコン:大成建設/2015年3月期連結-増収増益。売上高15732億円(前期/15334)、経常益744.67億円(同/567.56)、利益381.77億円(同/320.89)。16年3月期連結見通し/売上高15900億円、経常益620.00億円、利益420.00億円。※日経5-12/15P17
  19. ゼネコン:鹿島/2015年3月期連結-増収減益。売上高16936億円(前期/15211)、経常益213.65億円(同/270.06)、利益151.39億円(同/207.52)。16年3月期連結見通し/売上高17500億円、経常益430.00億円、利益250.00億円。※日経5-12/15P17
  20. ゼネコン:大林組/2015年3月期連結-増収増益。売上高17739億円(前期/16127)、経常益599.13億円(同/401.35)、利益286.95億円(同/216.27)。16年3月期連結見通し/売上高17700億円、経常益560.00億円、利益300.00億円。※日経5-14/15P17
  21. ゼネコン:清水建設/2015年3月期連結-増収増益。売上高15678億円(前期/14975)、経常益562.46億円(同/292.77)、利益333.97億円(同/141.91)。16年3月期連結見通し/売上高16000億円、経常益640.00億円、利益410.00億円。※日経5-14/15P17
  22. ゼネコン:ゼネコン大手4社/業績改善鮮明-2016年3月期は大成建設の連結純利益が前期比10%増の420億円と24年ぶりに過去最高更新。清水建設も22年ぶりの利益水準見込む。バブル崩壊後、低迷が続いた建設市場だが、東京五輪開催などを追い風に回復基調に転じつつある。今期は受注単価上昇で4社とも増益を見込む。※日経5-14/15P17
  23. 建設:建設現場の人手不足が緩和/東日本大震災の復興需要や安倍政権の積極的な財政出動を背景に、建設技能労働者の不足が続いていたが、国土交通省調査で、被災地の東北などで過剰になった。財政出動の一巡で公共工事減少が主因だが、建設労働者の賃金上昇も影響。ただ建設業の人手不足が完全に解消するかは不透明。※日経5-18/15P3
  24. 建設:海外建設協会情報/2014年度の海外での建設受注額-13年度比13.3%増の1兆8153億円。07年度(1兆6813億円)を上回り過去最高。シンガポ-ルなどアジアの受注が大幅に伸びた。地域別の受注額/アジアが1兆2296億円(13年度比8.8%増)。シンガポ-ルの病院や空港などの大型案件が押し上げた。※日経5-21/15P14
  25. 施設:建設・不動産大手/インタ-ネット通販の拡大をにらみ、建設・不動産大手が都市部近郊に大型物流施設を相次ぎ建設する。清水建設/最大600億円を投じ首都圏の高速道路沿いに整備し、物流施設運営に本格参入。シンガポ-ル系不動産大手/約900億円投じる。三井不動産/2018年までに首都圏中心に4カ所で大型施設建設など。※日経5-1815P1
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:国際価格が反発。米国指標のWTI/約4カ月半ぶりに節目の1バレル60ドルに迫る。米国で原油の新規開発が減少したほか、中国の景気下支え策への期待や、米ドル高が一服したことも影響。先高を見込んだ投資資金が活発に入っており、銅などの非鉄金属の値上がりも目立ってきた。WTI/1日-1バレル59ドル台で推移。※日経5-2/15P5
  2. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油価格のスポット価格/7日午後-上昇。取引の中心である7月渡し/1バレル65.10ドル、連休前の5月1日に比べて0.90ドル高い。米国で原油在庫が減少に転じ、需給の緩みがひとまず一服するとの見方が広がった。※日経5-8/15P21
  3. 原油:原油市場でアジア指標となるドバイ原油/13日-5カ月ぶりの高値。1バレル65.50ドルまで上昇、1月中旬につけた直近安値に比べ5割高。米エネルギ-情報局と石油輸出国機構が2015年の世界の原油需要の見通しを引き上げ、需給の緩みが和らぐとの観測が広がった。米当局/主要シェ-ル油田での生産量減るとの見通し示す。※日経5-14/15P20
  4. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/19日午後-反落。取引の中心である7月渡し/1バレル63.40ドル、前日比1.10ドル安。サウジアラビアの3月の原油輸出量が過去10年で最高水準、需給の緩みが改めて意識された。※日経5-20/15P22
  5. 原油:アジアの原油価格指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/22日午後-続伸。取引の中心である7月渡し/1バレル63.70ドル、前日比で1.00ドル高い。イラク情勢の悪化で地政学リスクが意識された。※日経5-23/15P21
  6. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/25日午後-反落。取引の中心である7月渡し/1バレル62.70ドル、前週末比で1.00ドル安い。米国で油田開発に使われるリグの稼働数の減少に歯止めがかかり、需給の緩みが改めて意識されている。※日経5-26/15P18
  7. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/27日-下落。取引の中心である7月渡し/1バレル61.60ドルと前日比で1.10ドル安い。ドル高が進み、ドル建てで取引される原油価格を押し下げた。※日経5-28/15P23
  8. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/28日-続落。取引の中心である7月渡し/1バレル60.30ドル、前日比1.30ドル安い。為替相場でドル高が進み、ドル建ての原油価格を押し下げた。※日経5-29/15P19
  9. 素材:コニシ/2015年3月期連結-増収減益。売上高1157億円(前期/1128)、経常益54.64億円(同/67.04)、利益30.45億円(同/37.38)。16年3月期連結見通し/売上高1210億円、経常益60.40億円、利益38.00億円。※日経5-9/15P17
  10. 素材:ナフサ/石油化学製品の基礎原料となるナフサが値上がりし、約半年ぶりの高値。東アジアのスポット価格/1トン600ドル前後で直近安値の1月上旬と比べ約5割高い。原油価格が反発し、堅調な需要を背景に、ナフサの需給も引き締まってきた。ナフサからつくる一部石油製品では、既に価格交渉に影響が出始めている。※日経5-19/15P18
  11. 塗料:中国塗料/2015年3月期連結-増収増益。売上高1067億円(前期/909)、経常益83.59億円(同/50.58)、利益47.48億円(同/32.69)。16年3月期連結見通し/売上高1150億円、経常益88.00億円、利益53.00億円。※日経5-9/15P17
  12. 塗料:日本特殊塗料/2015年3月期連結-増収増益。売上高395億円(前期/393)、経常益40.36億円(同/33.28)、利益30.29億円(同/27.12)。16年3月期連結見通し/売上高406億円、経常益33.00億円、利益25.00億円。※日経5-9/15P17
  13. 塗料:アサヒペン/2015年3月期連結-減収減益。売上高135億円(前期/140)、経常益4.82億円(同/5.26)、利益2.86億円(同/3.41)。16年3月期連結見通し/売上高140億円、経常益5.30億円、利益3.20億円。※日経5-9/15P17
  14. 塗料:イサム塗料/2015年3月期連結-減収減益。売上高82億円(前期/83)、経常益9.13億円(同/10.42)、利益5.35億円(同/7.53)。16年3月期連結見通し/売上高82億円、経常益9.50億円、利益5.50億円。※日経5-9/15P17
  15. 塗料:日本ペイントホ-ルディングス/2015年3月期連結-増益。売上高2605億円(前期/2605)、経常益492.71億円(同/468.32)、利益1814.77億円(同/321.56)。16年3月期連結見通し/売上高5600億円、経常益765.00億円、利益330.00億円。ウッドラムと合併で展開してきたアジアの8社を14年に子会社化。海外の塗料事業も好調。※日経5-13/15P17
  16. 塗料:ロックペイント/2015年3月期連結-増収増益。売上高238億円(前期/237)、経常益15.36億円(同/13.65)、利益10.17億円(同/8.92)。16年3月期連結見通し/売上高248億円、経常益14.30億円、利益9.00億円。※日経5-13/15P17
  17. 塗料:大日本塗料/2015年3月期連結-増収増益。売上高730億円(前期/726)、経常益44.98億円(同/42.10)、利益27.56億円(同/25.92)。16年3月期連結見通し/売上高755億円、経常益50.00億円、利益30.00億円。※日経5-14/15P17
  18. 塗料:関西ペイント/2015年3月期連結-経常増益。売上高3493億円(前期/3204)、経常益377.25億円(同/354.71)、利益204.09億円(同/215.60)。16年3月期連結見通し/売上高3700億円、経常益440.00億円、利益250.00億円。増益/原材料見直しや生産集約などコスト削減効果を見込む。2期ぶりに最高益更新。※日経5-14/15
  19. 塗料:神東塗料/2015年3月期連結-減収増益。売上高241億円(前期/247)、経常益11.07億円(同/9.85)、利益6.97億円(同/3.48)。16年3月期連結見通し/売上高245億円、経常益11.50億円、利益6.00億円。
環境関連
  1. 蓄電池:米電気自動車メ-カ-のテスラモ-タ-ズ/家庭やビル、大規模な太陽光発電所などで使える据え置き型の蓄電池を8月に発売。電気自動車向けにリチウムイオン電池を量産してきた経験を生かし、価格を他社製品の半額以下に抑える。最大の売りは価格/容量10kw時-約42万円、同7kw時-約36万円(東芝製6.6kw時-135万円)。※日経5-2/15P12
  2. 蓄電池:日本ガイシ/低コストで安全性の高い新型2次電池を開発。セラミックスの技術を生かし、電極に安価な亜鉛を使えるようにした(亜鉛2次電池)。2017年に製品化。電池容量/1kw時~1000kw時程度を想定。一般家庭や小規模工場などで太陽光発電や安価な夜間電力を蓄える電池として普及を目指す。※日経5-5/15P7
  3. 太陽電池:パナソニック/太陽電池を増産-2017年までに滋賀県など国内2工場に計100億円程度を投じ、全体の生産能力を14年度比1割増の年100万kw程度に引き上げる。同社/住宅向けが主力で(国内販売シェア/4位だが、住宅向けでは首位)、発電効率の高い独自製品の販売が好調なことを受け、設備増資に踏み切る。※日経5-15/15P12
  4. 太陽電池:パナソニック/太陽電池事業の売上高-1000億円超。出力が10kw以下の小形タイプに注力。メガソ-ラ-向け太陽電池は価格競争が激しいが、同社は競合他社と比べて住宅向けの販売網が強い。同社/2018年度-住宅関連で連結売上高を2兆円(14年度/1兆3000億円程度)にする方針を掲げている。※同上
  5. 太陽電池:太陽光発電協会情報/2014年度の太陽電池の国内出荷量(発電能力)/13年度比8%増の9,216,325kw、過去最高更新。メガソ-ラ-向け中心に非住宅用伸びた。外資系企業や国内メ-カ-の海外生産品の輸入が増え、国内生産の太陽電池の出荷量は減少。非住宅用/17%増の7,241,881kw、住宅用/17%減の1,973,187kw。※日経5-22/15P14
アジア関係/その他
  1. 海外:米国の企業買収ファンドが投資先の確保に苦慮/背景-米国株式相場が歴史的な高値圏あり、割安な企業が減り、大型投資が困難に。低金利で多額の資金が流れ込む買収ファンド/不動産や融資などを軸にした投資戦略を積極化している。代表格のブラックスト-ン・グル-プ/不動産に投資するファンドを新設-約1.7兆円の資金調達。※日経5-6/15P4
  2. アジア:中国/不動産コンサルタント易居研究院情報-4月の主要都市の新築住宅販売が着実な増加を示した。北京、上海、広州など30主要都市の4月の新築住宅販売は前月比15.1%増え、1657万㎡に達した。前年同月比では30.8%増。一線都市のうち、北京の新築住宅販売の前年同月比の伸びは70.7%と最大。規制緩和効果/回復に期待。※京貿
  3. アジア:中国/国家統計局情報-4月の住宅販売価格は前月に比べ若干上昇。70大中年のうち新築分譲住宅、中古住宅の価格が前月に比べて上昇したのはそれぞれ18都市と28都市。下落した都市はそれぞれ48都市と34都市。前月並みが4都市と8都市。価格上昇は主に一線都市と少数の二線都市に集中。大部分の三線都市は依然下落。※京貿
  4. アジア:中国/国家統計局情報-4月の70大中都市住宅販売価格状況。北京、上海、広州、深センの4一線都市は全面的に上昇に転じ、70大中都市の中で前月比上昇した都市数が増え、住宅市場の回復傾向鮮明。易居不動産研究院予測/第2四半期の住宅市場-成約件数が増え続け、70都市は5月に住宅価格が下げ止まり、上昇に転じる。※京貿
  5. アジア:シンガポ-ル/太平洋セメント-海外事業拡大(現在2割程度の海外売上高比率を早期に5割程度に)。シンガポ-ルで設備増強/セメント貯蔵能力を5割増の74,000トンに拡大。シンガポ-ル/高速道路や地下鉄の整備が進み、今後もセメント需要が堅調に増える見通し。国内市場が中長期的に縮小するなか、アジアを中心に海外へ活路を見いだす。※日経5-24/15P7
  6. アジア:タイ/イト-キ-タイの大手家具メ-カ-のモダンフォ-ム社などと合併で、バンコクにオフィス家具などの販売会社設立。進出する日系企業だけでなく、地元企業への販売も増やすほか、タイで自社製品生産に乗り出すことも検討。合併会社/「イト-キ・モダンフォ-ム」-7月営業開始。資本金/約5500万円、出資/イト-キ49%、モダンフォ-ム49%、邦銀関係2%。※日経5-27/15P12
■トピックス
  産業天気図/4-6月-石油改善/車は振るわず・「曇り」過半 <日経4-12/15P1,8,9>
 -2015.5.27日経社説/既存住宅を活用する政策へかじを切れ- <日経5-27/15P2>
  • 国土交通省が住宅政策の指針となる住生活基本計画の見直し作業を始めた。社会資本整備審議会の分科会で議論し、来春までに新計画を策定する予定。→住宅政策は今、大きな転機を迎えている。日本の住宅の総戸数は約6060万戸と、すでに総世帯数(約5250万世帯)を大幅に上回っている。26日には急増する空き家対策のための特別措置法が全面施行された。→住生活基本計画は5年ごとに見直すことになっている。人口減少の加速など最近の動向を新計画に適切に反映する必要がある。
  • 新計画では住宅政策の重点を新規物件の建設から、既存住宅の流通へとしっかりと移すべきだろう。住宅の流通戸数に占める中古住宅の割合は2013年で14.7%と欧米に比べてかなり低い。現行計画が掲げる20年に25%という目標の達成は現状では難しい。安心して中古住宅を購入できるようにするためにはまず、第三者が住宅の状況を調べるインスペクション(住宅診断)を普及させる必要がある。築年数などと併せて診断結果を示せば、適正な価格で取引しやすくなる。
  • 日本の住宅は築20年を超すと建物部分の資産価値がほぼゼロになる場合が多い。これでは適切に維持管理する動機づけにならない。しっかりと補修した住宅は取引価格が上がるようにしたい。
  • 中古住宅の購入費とリフォ-ム費用を一体で提供する住宅ロ-ン商品ももっと広げたい。物件を買い取って再販する事業者の税負担の軽減なども要る。
  • 多様なニ-ズに合わせた住宅の整備も要る。例えば、バリアフリ-構造で介護が必要になっても安心な高齢者向け住宅などだ。手ごろな家賃で暮らせるシェアハウスなどの需要も大き  い。
  • まちづくりと住宅政策の連携も不可欠になる。人口減少はますます進む。郊外での無秩序な宅地開発はできるだけ抑制して、コンパクトな街を目指す必要がある。
  • 日本では景気動向を判断する材料として、住宅の着工戸数を重視する傾向がある。住宅建設を後押しするために住宅ロ-ン減税を拡充することも珍しくない。国民が住宅を購入しやすくすることは必要だが、新築物件を過度に優遇するのは時代に合わない。リフォ-ム投資を促し、何世代にもわたってひとつの住宅で暮らすことができる社会に変えたい。
    ■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本国際貿易促進協会京都総局
    ※国貿=国際貿易 ※高新=高知新聞