■住宅関連情報/2016年11月 ■             
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. 住宅着工動向:戸建て住宅メ-カ-大手7社/10月の受注状況(金額ベ-ス、速報値)-前年実績を上回った会社はなく5社がマイナスだった。前年比プラスの会社がなかったのは、消費増税前の駆け込み購入の反動減が大きかった2014年9月以来、2年1カ月ぶり。※日経11-12/16P11
  2. 住宅着工動向:同上/主力の注文住宅の前年同月比のマイナス幅-住友林業が2%、積水ハウスが5%で、パナソニックと三井ホ-ムそれぞれ17%、25%と2桁減。戸建てとアパ-トの合計のみ公表する旭化成ホ-ムズ7%減。大和ハウス工業とミサワホ-ムの注文住宅は横ばい。各社/歴史的低水準にある住宅ロ-ン金利などを前面に出し販売拡大を目指す。※同上
  3. 住宅着工動向:国土交通省情報/10月の新設住宅着工-87,707戸、前年同月比13.7%増。貸家/22%増の39,950戸と2008年10月以来、8年ぶりの多さ。相続税の節税や資産運用目的のアパ-ト建設が好調だった。※日経12-1/16P5
  4. 住宅着工動向:同上/貸家の増加-12カ月連続。特に三大都市圏を除く地域の伸び率が37.3%と高く、貸家建設ブ-ムが地方に波及。貸家の4-10月累計/前年同期比12.7%増と、持ち家(3.3%増)や分譲住宅(2.7%増)の伸びを大きく上回った。相続税対策のアパ-ト建設のほか、古くなった物件の建て替え需要も出ている。低金利が後押し。※同上
  5. 住宅着工動向:同上/地域別の貸家の動向/首都圏と中部圏がそれぞれ14.7%、14.8%増えた。地方では東北が68.6%増えたのをはじめ北陸が39.8%増、中国でも41.5%増など軒並み高い伸びを記録。※同上
  6. マンション動向:不動産経済研究所情報/10月の首都圏の発売戸数-前年同月比0.6%減の2903戸。2カ月ぶりに前年実績を下回る。人気を集めやすい大型物件の供給が少なかったため。販売価格が高止まりするなか、戸建てに目移りするケ-スもみられる。1戸あたりの平均価格/5406万円と0.8%上昇。中古マンション価格も上昇。※日経11-16/16P15
  7. マンション動向:同上/発売戸数の地域別-埼玉県が66.2%減と他県に比べ最も大きく落ち込んだ。全体の月間契約率/7.2ポイント低い61.6%と、好不調の目安の70%を2カ月ぶりに下回った。※同上
  8. 住宅:アットホ-ム情報/首都圏の9月の新築戸建て平均成約価格-1戸3430万円と前年同月比で4.6%上がった。東京都のほか、神奈川、埼玉、千葉の3県も軒並み上昇。「に郊外の戸建て販売が好調」(アットホ-ム)。東京/6.7%上昇して3621万円、神奈川県/2.7%上がり3509万円。※日経11-2/16P18
  9. 住宅:パナホ-ム/2018年春までに全国約50カ所の住宅展示場を閉鎖。対象/東北や九州など地方都市にある拠点で、全体の約2割に相当。閉鎖拠点の人員/需要が旺盛な東京や大阪など大都市の拠点を中心に振り向ける。マイナス金利政策の影響などで足元の住宅販売は堅調だが、地方から都市への人口集中が一段と進むと判断。※日経11-2/16P12
  10. 住宅:大和ハウス工業/2017年3月期連結見通し-純利益は前期比6割以上増え、1700億円強になる。従来予想は59%増の1650億円強。不動産オ-ナ-の相続税対策で店舗や賃貸アパ-トの建設が増え、自社管理の賃貸住宅の家賃収入が伸びる。売上高は、従来予想が7%増の3兆4200億円とみていたが、わずかに上回りそう。※日経11-3/16P16
  11. 住宅:大和ハウス工業/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高16987億円(前年同期/15355)、経常益1434.00億円(同/1291.21)、利益960.46億円(同/927.22)。17年3月期連結見通し/売上高34600億円、経常益2720.00億円、利益1820.00億円。純利益は過去最高更新。賃貸物件や物流センタ-建設の事業が好調。※日経11-10/16P24,25
  12. 住宅:大和ハウス工業/女性の家事負担を軽くする戸建て住宅を開発。新しい住宅のコンセプト/「家事をシェアする」-玄関から片付けロッカ-(家族全員に)、洗面所、キッチン、居間といった帰宅後のル-トを想定して「身の回りの物が散らかりにくくする」と。来客向けは別の動線設定。共稼ぎ世帯が主な対象/2017年1月発売、年220棟目標。※日経11-29/16P13
  13. 住宅:旭化成/2016年9月中間期連結-経常減益。売上高8907億円(前年同期/9574)、経常益698.64億円(同/814.44)、利益529.14億円(同/471.65)。17年3月期連結見通し/売上高183000億円、経常益1440.00億円、利益990.00億円。※日経11-2/16P15
  14. 住宅:ミサワホ-ム/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高1923億円(前年同期/1922)、経常益29.24億円(同/16.06)、利益23.04億円(同/6.00)。17年3月期連結見通し/売上高4050億円、経常益75.00億円。利益35.00億円。※日経11-5/16P16
  15. 住宅:レオパレス21/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高2551億円(前年同期/2526)、経常益107.42億円(同/99.35)、利益96.88億円(同/83,98)。17年3月期連結見通し/売上高5280億円、経常益215.00億円、利益185.00億円。※日経11-5/16P16
  16. 住宅:住友林業/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高5135億円(前年同期/4864)、経常益182.96億円(同/134.67)、利益105.03億円(同/68.86)。17年3月期連結見通し/売上高11100億円、経常益480.00億円、利益270.00。※日経11-8/16P16
  17. 住宅:コスモスイニシア/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高331億円(前年同期/360)、経常益4.94億円(同/3.15)、利益3.84億円(同/3.05)。17年3月期連結見通し/売上高900億円、経常益30.00億円、利益27.00億円。※日経11-9/16P18
  18. 住宅:エムジ-ホ-ム/2016年9月中間期連続-減収増益。売上高26億円(前年同期/27)、経常益0.94億円(同/0.71)、利益0.64億円(同/0.60)。17年3月期連結見通し/売上高70億円、経常益3.40億円、利益2.80億円。※日経11-9/16P18
  19. 住宅:日本ハウズィング/2016年9月中間期連結-増収減益。売上高442億円(前年同期/415)、経常益17.11億円(同/21.72)、利益10.06億円(同/12.42)。17年3月期連結見通し/売上高943億円、経常益46.80億円、利益29.70億円。※日経11-10/16P25
  20. 住宅:積水ハウス/深刻化する住宅建設現場の人手不足を解消するため、女性の施工技術者の育成に乗り出す。全国の協力工事会社などの人員を対象に寮を備えた研修施設を整備するほか、研修費用の一部(3割程度)を負担。年50人の育成を目指す。プレハブ住宅/多層階化が進み、施工技術も難しくなっている。他社も動きある。※日経11-9/16P12
  21. 住宅:積水ハウス/温暖化ガスの排出量の収支を実質ゼロにする環境配慮型マンションを開発した。太陽光パネルと家庭用燃料電池で発電し、自社開発した複層ガラスの採用などで断熱性を強化し、日常生活によるCO2を1棟丸ごと抑える。電気代も大幅に下がる。住宅の環境技術の高さをマンション販売の拡大につなげる。海外販売も視野に。※日経11-29/16P11
  22. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高3447億円(前年同期/3537)、経常益366.62億円(同/291.84)、利益248.70億円(同/199.51)。17年3月期連結見通し/売上高8000億円、経常益840.00億円、利益550.00億円。経常利益は前期比25%増。都市部のマンション需要は根強く、工事量が増加。※日経11-11/16P16
  23. 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/2016年9月中間期連結-黒字化。売上高276億円(前年同期/196)、経常益8.64億円(同/▲8.00)、利益5.99億円(同/▲5.65)。17年3月期連結見通し/売上高604億円、経常益13.00億円、利益9.00億円。※日経11-12/16P15
  24. 住宅:飯田グル-プホ-ルディングス/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高5869億円(前年同期/5480)、経常益575.15億円(同/429.62)、利益391.02億円(同/279.35)。17年3月期連結見通し/売上高12500億円、経常益1107.00億円、利益752.00億円。※日経11-12/16P17
  25. 住宅:タマホ-ム/消費者がインタ-ネットで内外装や間取りなど1万通り以上の組合せから選んで注文できる戸建て住宅を11月内に発売。打ち合わせの手間を省き、同業大手の注文住宅より2-3割安くする。建売住宅に満足できず、好みを反映した家がほしいが、手間は減らしたいという消費者を取り込む。※日経11-16/16P13
  26. 住宅:トヨタホ-ム/ミサワホ-ムを子会社化。TOBと第三者割当増資を組み合わせて約110億円を投じ、持ち株比率を51%に引き上げる。ミサワの上場は維持。子会社化を契機に、部材の調達や商品の共同開発などの協業を拡大し、国内住宅市場の縮小に備える。両社/合理化などで協力関係を一段と深め生き残りをめざす。※日経11-23/16P12
  27. 住宅:中古住宅/東京カンテイ情報-東京23区の10月の中古マンション(70㎡換算)の希望売り出し価格は5245万円と前月比0.4%下落。下落は2カ月連続。都心部を中心として価格が高くなっているため、購入を手控える動きが強まっている。※日経11-25/16P18
  28. 住宅:傾いたマンション/三井不動産-横浜市都筑区の傾斜マンション問題で、建て替えなどにかかる費用が390億円になるとの見通し。くい打ちを担当した旭化成建材など関係各社との負担の分配について結論が出ておらず、損失計上など決算への反映を見送った。※日経11-12/16P11
  29. 地価:国土交通省情報/10月1日時点の地価動向報告-7月1日時点と比べて上昇したのは82地点で前回調査と比べて6地点減。横ばいは18地点に増加。マンション価格の高騰を背景に都内住宅地で上昇から横ばいに転じた地点が目立った。全国で下落した地点は9四半期続けてゼロだった。※日経11-26/16P5
住宅リフォーム関連
  1. 住宅リフォ-ム:政府/地方の古民家など伝統的な建物を複数まとめてリノベ-ションし、宿泊施設や飲食店としての活用を支援する新たな官民ファンドを2018年にも創設。早ければ年内にも古民家を生かした町づくりを助言する新組織も立ち上げるほか、必要な規制緩和も検討。まず500億円規模をめざす。18年の通常国会に新法提出。※日経11-11/16P5
  2. HC:ナフコ/2016年9月中間期連結-経常増益。売上高1192億円(前年同期/1173)、経常益60.19億円(同/58.79)、利益26.40億円(同/31.91)。17年3月期連結見通し/売上高2390億円、経常益125.00億円、利益62.00億円。※日経11-12/16P17
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:みずほ銀行/12月適用の住宅ロ-ンの最優遇金利を0.10%引き上げ年0.80%とする方針。指標となる長期金利が上昇したことを踏まえ、3カ月ぶりに引き上げる。三菱東京UFJ銀行/10年固定型は据え置き、15-20年固定型の優遇後金利を0.05%引き上げて年2.00-2.40%、30年固定型は0.11%高い年1.16%。※日経11-30/16P5
建材・住設・家具関連
  1. 建材:建設用鋼材/自動車や家電、建材に使う薄鋼板の在庫-9月末、2カ月ぶりに減少し、適正レベルとされる400万トンを再び下回った。主要3品種(熱延、冷延、処理鋼板)の9月末時点の在庫/3,969,000トン、前月末に比べ85,000トン(2%)減。減少幅は過去10年間の平均(2万トン)を大きく上回った。荷動きは回復基調。※日経11-2/16P18
  2. 建材:建設用鋼材/建材や自動車に使う薄鋼板の市中価格が上昇し、1年ぶりの高値。原料コストの急騰をきっかけに鉄鋼メ-カ-が値上げで足並みをそろえ、流通市場でも値上げが一部で浸透。価格の指標となる熱延鋼板(厚さ3.2mm)の一般流通価格/東京地区-1トン59,000円と10月末比2000-3000円上昇、6万円に迫る。※日経12-1/16P23
  3. 建材:建設用鋼材/電気機器や鋼製家具などに使う冷延鋼板や、表面処理した電気亜鉛めっき鋼板も値上げが徐々に浸透している。アジア市況の急騰/下支え要因。国内の需要/力強さに欠ける。中国メ-カ-の動向/不透明-動向注視。※同上
  4. 建材:建設用鋼材/建築・土木用鋼材の代表品種のH形鋼の流通価格が3年ぶりに上昇。原料炭価格の急騰を受け、高炉各社は販売価格の引き上げを急ぐ。H形鋼の一般流通(店売り)価格/標準品-東京地区で1トン69,000円前後。10月末比3000円(4.5%)高い。大阪地区でも店売り価格の下値が切り上がりつつある。※日経11-17/16P23
  5. 建材:建設用鋼材/東京製鉄-12月契約の鋼材販売価格を全品種で値上げ。上げ幅/一律で1トンあたり5000円。原料の鉄スクラップの仕入れ価格が急騰しているうえ、鋼材の需要も回復基調にあると判断。同社の販価/H形鋼-70,000円、異形棒鋼52,000円。スクラップの指標価格/1トン25,000円、10月末から25%引き上げ。※日経11-22/16P18
  6. 建材:産業資材/産業資材の在庫過剰感が薄れてきた。業界団体の統計に基づいた主要15品目の9月末の在庫DI/マイナス47と、8月末に比べ大きく低下。薄鋼板/適正水準とされる400万トンを下回った。H形鋼のメ-カ-在庫/3カ月ぶりに前月比減。針葉樹合板/在庫水準が一段と低下、適正水準を15カ月連続で下回った。※日経11-9/16P24
  7. 建材:産業資材/景気動向に敏感な資材や燃料などの企業間取引価格をもとにした日経商品指数42種(1970年=100)の上昇続く。11月末値/164,413、前年同月比0.7%上昇、2年ぶりにプラス。前月比3.7%上昇、伸び率は10年4月(3.8%)以来の高水準。値上がり品目/19、10月末から6増、値下がり品目/4、同5減。※日経12-1/16P18
  8. 建材:産業資材/42種の上昇の背景-トランプ氏勝利を受け、米国内の積極的な財政出動や中国景気の改善期待が高まった。投資資金が流入し、国内取引価格に波及。指数を押し上げた。項目別/前月比で上昇率が最も大きかったのは「非鉄」で14.7%。※同上
  9. 建材:セメント/セメント協会情報-10月のセメントの国内販売量は3,740,000トンと前年同月比8%減。16カ月連続で前年実績を下回る。大都市圏を中心に民間工事の遅れで、生コンクリ-ト事業者の出荷が鈍化。輸出/前年同月比19%増の1,030,000トンと10カ月連続のプラス。国内需要の見通し/「11月は前年の水準まで回復してきた」(協会)。※日経11-25/16P18
  10. 建材:永大産業/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高320億円(前年同期/293)、経常益10.95億円(同/7.25)、利益9.40億円(同/4.72)。17年3月期連結見通し/売上高650億円、経常益31.00億円、利益20.00億円。※日経11-5/16P16
  11. 建材:ウッドワン/2016年9月中間期連結-黒字化。売上高323億円(前年同期/318)、経常益4.33億円(同/▲8.65)、利益2.68億円(同/▲7.42)。17年3月期連結見通し/売上高665億円、経常益13.00億円、利益8.50億円。※日経11-5/16P16
  12. 建材:大建工業/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高827億円(前年同期/817)、経常益40.02億円(同/24.60)、利益26.97億円(同/26.10)。17年3月期連結見通し/売上高1710億円、経常益80.00億円、利益18.00億円。※日経11-8/16P16
  13. 建材:ニチアス/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高847億円(前年同期/813)、経常益83.56億円(同/71.17)、利益56.53億円(同/45.01)。17年3月期連結見通し/売上高1750億円、経常益168.00億円、利益113.00億円。※日経11-8/16P16
  14. 建材:ニチハ/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高570億円(前年同期/535)、経常益58.74億円(同/34.07)、利益41.00億円(同/25.75)。17年3月期連結見通し/売上高1160億円、経常益109.00億円、利益77.00億円。※日経11-9/16P18
  15. 建材:南海プライウッド/2016年9月中間期連結-最終赤字。売上高80億円(前年同期/77)、経常益▲7.53億円(同/▲1.02)、利益▲6.78億円(同/▲1.30)。17年3月期連結見通し/売上高170億円、経常益1.40億円、利益0.50億円。※日経11-9/16P18
  16. 建材:大日本木材防腐/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高125億円(前年同期/120)、経常益3.31億円(同/2.27)、利益2.21億円(同/1.40)。17年3月期連結見通し/売上高253億円、経常益6.00億円、利益4.10億円。※日経11-12/16P16
  17. 建材:名古屋木材/2016年9月中間期連結-最終赤字。売上高23億円(前年同期/21)、経常益0.41億円(同/▲0.07)、利益▲0.01億円(同/0.51)。17年3月期連結見通し/売上高48億円、経常益0.60億円、利益0.12億円。※日経11-15/16P18
  18. 建材:住友大阪セメント/2016年9月中間期連結-経常減益。売上高1104億円(前年同期/1156)、経常益104.25億円(同/112.46)、利益80.06億円(同/76.66)。17年3月期連結見通し/売上高2300億円、経常益225.00億円、利益155.00億円。※日経11-9/16P18
  19. 建材:太平洋セメント/2016年9月中間期連結-経常減益。売上高3769億円(前年同期/4151)、経常益207.85億円(同/263.96)、利益422.72億円(同/158.02)。17年3月期連結見通し/8050億円、経常益570.00億円、利益520.00億円。※日経11-11/16P16
  20. 建材:不二サッシ/2016年9月中間期連結-黒字化。売上高407億円(前年同期/420)、経常益6.20億円(同/0.81)、利益3.11億円(同/▲1.47)。17年3月期連結見通し/売上高970億円、経常益24.00億円、利益14.00億円。※日経11-8/16P16
  21. 建材:文化シャッタ-/2016年9月中間期連結-増収減益。売上高631億円(前年同期/616)、経常益24.86億円(同/33.16)、利益13.39億円(同/16.97)。17年3月期連結見通し/売上高1470億円、経常益95.00億円、利益64.00億円。※日経11-9/16P18
  22. 建材/住設:LIXILグル-プ(国際基準)/2016年9月中間期連結-黒字化。売上高8704億円(同/9423)、経常益416.37(同/▲112.85)、利益241.49億円(同/▲183.66)。海外主導で業績が持ち直している(海外/主力の水回り事業が好調)。17年3月期連結見通し/売上高17800億円、経常益670.00億円、利益380.00億円。※日経11-8/16P16,18
  23. 建材:三井物産、住友商事、丸紅/住宅建材事業を統合。三井物産と住友商事が50%ずつ出資する三井住商建材(東京・中央)と丸紅子会社の丸紅建材は、2017年1月1日をメドに合併し、SMB建材(東京・港)を発足する。※日経11-11/16P12
  24. 建材/住設:LIXIL/住宅やビル向けのサッシ、玄関ドアの新たな研究開発棟を千葉県野田市に新設。投資額/約23億円で、2017年8月に稼働。国内のサッシとドアの研究、開発機能をほぼ集約し、商品開発のスピ-ド向上を狙う。LIXIL野田事業所の敷地内で建設開始。※日経11-29/16P13
  25. 住設:タカラスタンダ-ド/2016年9月中間期連結-増収減益。売上高930億円(前年同期/924)、経常益72.29億円(同/79.19)、利益47.99億円(同/50.74)。17年3月期連結見通し/売上高1860億円、経常益150.00億円、利益100.00億円。※日経11-2/16P15
  26. 住設:クリナップ/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高567億円(前年同期/563)、経常益11.53億円(同/2.76)、利益9.35億円(同/0.83)。17年3月期連結見通し/売上高1190億円、経常益22.00億円、利益14.50億円。※日経11-8/16P16
  27. 住設:ホ-チキ/2016年9月中間期連結-黒字化。売上高305億円(前年同期/308)、経常益13.17億円(同/13.90)、利益9.58億円(同/▲2.04)。17年3月期連結見通し/売上高770億円、経常益51.00億円、利益34.00億円。※日経11-8/16P16
  28. 住設:能美防災/2016年9月中間期連結-減収減益。売上高399億円(前年同期/456)、経常益36.35億円(同/40.43)、利益23.16億円(同/25.94)。17年3月期連結見通し/売上高1010億円、経常益102.00億円、利益65.00億円。※日経11-9/16P18
  29. 住設:LED照明/アイリスオ-ヤマ-約100億円を投じて茨城県阿見町にLED照明の新工場を建設。2017年9月に稼働、初年度は200億円の販売をめざす。新工場の稼働で同社のLED照明生産能力は25%増加。工場名称は「つくば工場」(中国大連、佐賀県鳥栖市に続く3番目)で、オフィス向けと家庭向け照明を生産。130人新規雇用。※日経11-23/16P12
  30. 家具:岡村製作所/2016年9月中間期連結見込み-営業利益は前年同期比11%増の50億円程度。従来予想(5%増の48億円)を2億円上回った。主力のオフィス家具の価格を引き上げたほか、工場の自動化で採算が良くなり原価率が2%ほど改善。売上高は1110億円。従来予想は3%増の1150億円。冷凍冷蔵ケ-スが伸び悩んだ。※日経11-3/16P16
  31. 家具:岡村製作所/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高1117億円(前年同期/1121)、経常益54.98億円(同/50.69)、利益38.17億円(同/32.29)。17年3月期連結見通し/売上高2500億円、経常益147.00億円、利益98.00億円。※日経11-5/16P16
  32. 家具:飯田グル-プホ-ルディングスとベネッセコ-ポレ-ション/子育て世帯向け家具を共同開発。親子の会話がしやすい木製テ-ブルセットなど3品目を2017年4月発売。ベネッセの情報誌「サンキュ-」読者も開発に加わり子どもが遊びや勉強に取り組みやすい工夫も取り入れた。木製テ-ブルセット/2つの机で構成、合体すると食卓、価格は6万円台から。※日経11-17/16P15
  33. 家具:ニトリホ-ルディングス/30日-高島屋新宿店が入る商業施設、タカシマヤタイムズスクエア(東京・渋谷)で12月1日に開業する「ニトリ」を報道陣に公開。新宿駅近くで初めての店で紀伊國屋書店が出店していた同施設南館の1-5階に開業。低価格が強みの同社では比較的高めの中価格帯の商品比率を高めた。新店舗を足場に都心部開拓。※日経12-1/16P15
合板・木材関連
  1. 合板:国産合板/農林水産省情報-国産針葉樹合板の10月末の在庫は89,097立方mと、前月比6%減。減少は7カ月連続。木造住宅の着工増が続き、出荷が生産を上回る状態が続いている。合板の11月下旬時点の問屋卸値/指標となる12mm厚の構造用-1枚960-980円と14年11月以来の高値圏。※日経11-26/16P18
  2. 木材:輸入木材/住宅の梁に使う北米産丸太の対日輸出価格が上昇。11月積み(松材丸太/IS級、直径30㎝以上)/1000スクリブナ-(約5.4立方m)850ドルと前月比10ドル高い。3カ月連続の値上がり。前年同月の830ドルも上回った。住宅の着工増を背景に、産地の米国と日本で木材需要が堅調に推移。現地木材会社/米優先。※日経11-12/16P20
  3. 木材:輸入木材/主に木造住宅の内装材や合板に使う南洋材丸太の対日輸出価格の上昇が一服。指標となるマレ-シア・サラワク州産丸太(メランティ・レギュラ-)の10月積み対日輸出成約価格/1立方m283ドル前後(FOB=本船渡し)と前月比据え置きで決まった。9月積みまでは3カ月連続で上昇。有力輸入国のインドも買い控え姿勢が強い。※日経11-18/16P19
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:オフィスビル/日経オフィスビル賃料調査情報-2016年下期の東京の新築ビル(築後1年未満)の賃料を示す指数/下期-2期連続で前年同期を上回った。業績好調な企業を中心に、移転や増床の需要が堅調に推移。既存ビル/5年連続で上昇。※日経11-4/16P3
  2. 不動産:オフィスビル/賃貸料から算出したオフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)-東京の新築ビルは169.89、前年同期比12.56ポイント上昇。下期としては07年以来の高水準。築後1年以上の既存ビルは138.79と5.56ポイント上昇。09年以来の高水準。1フロア面積が広いビルや災害時に備え自家発電や水の浄化設備を備えたビルの人気が高い。※同上
  3. 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-9月末の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は3.70%。3カ月連続で縮小。空室率の減少を受け、新規募集時の賃料だけでなく既存の契約を更新する際の賃料も上昇している。オフィスビル賃貸料指数/大阪の既存ビル-124.01、同3.25ポイント上昇。09年以来の高水準。※同上
  4. 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-10月の都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均募集賃料は3.3㎡あたり18,435円。前月比0.54%(99円)上がった。上昇は34カ月連続。既存ビルの成約が進んだためだが、上昇は小幅。10月末の空室率/3.64%と同0.06ポイント低く、4カ月連続で低下。既存ビルで成約が増えた。※日経11-11/16P21
  5. 不動産:新日本建物/2016年9月中間期連結-増収減益。売上高42億円(前年同期/39)、経常益1.61億円(同/1.68)、利益1.38億円(同/1.64)。17年3月期連結見通し/119億円、経常益7.10億円、利益7.00億円。※日経11-8/16P16
  6. 不動産:東京建物/新社長-野村均取締役専務執行役員(58)が2017年1月1日付で社長に昇格。佐久間一社長(68)は取締役議長に就く。野村均氏(のむら・ひとし)/1981年(昭56年)早田商卒、東京建物入社。08年取締役、15年取締役専務執行役員。東京都出身。※日経11-8/16P12
  7. 不動産:東京建物/2016年12月期連結見通し-純利益は前期比16%増の190億円。従来予想は155億円。中国企業との合併会社が揚州や青島で展開するマンション事業が好調で、持ち分法投資利益などが想定より25億円増える。固定資産売却も特別利益で計上。売上高は前年並みの2600億円と、従来予想を据え置いた。※日経11-8/16P18
  8. 不動産:三菱地所/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高5117億円(前年同期/4849)、経常益842.75億円(同/750.10)、利益575.14億円(同/562.72)。17年3月期連結見通し/売上高11290億円、経常益1570.00億円、利益900億円。純利益/過去最高-ビルの売却が増えるほか、オフィス賃料の引き上げも貢献。※日経11-8/16P16
  9. 不動産:三井不動産/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高8109億円(前年同期/7989)、経常益1082.74億円(同/1035.97)、利益728.40億円(同/670.86)。17年3月期連結見通し/売上高17500億円、経常益1980.00億円、利益1250.00億円。※日経11-12/16P16
  10. 不動産:スタ-ツコ-ポレ-ション/2016年9月中間期連結-経常減益。売上高731億円(前年同期/809)、経常益82.31億円(同/87.89)、利益57.48億円(同/55.86)。17年3月期連結見通し/売上高1820億円、経常益180.00億円、利益108.00億円。※日経11-9/16P18
  11. 不動産:NTT都市開発/2016年9月中間期連結-経常減益。売上高685億円(前年同期/711)、経常益97.90億円(同/105.21)、利益62.86億円(同/57.56)。17年3月期連結見通し/売上高1900億円、経常益280.00億円、利益170.00億円。※日経11-9/16P18
  12. 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2016年9月中間期連結-減収減益。売上高3192億円(前年同期/3512)、経常益202.93億円(同/237.15)、利益103.32億円(同/148.25)。17年3月期連結見通し/売上高8300億円、経常益610.00億円、利益315.00億円。※日経11-10/16P25
  13. 不動産:住友不動産/2016年9月中間期連結見込み-経常利益は前年同期比2割弱増の850億円強。同期間としては最高。前期中に開業した大型オフィスビル2棟の賃料収入が上乗せになった。マンション販売も好調を維持しているよう。17年3月期の業績見通しも上方修正する可能性がある。売上高は約25%増の4500億円前後。※日経11-9/16P19
  14. 不動産:住友不動産/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高4696億円(前年同期/3613)、経常益878.40億円(同/732.97)、利益591.84億円(同/471.57)。17年3月期連結見通し/売上高8800億円、経常益1650.00億円、利益1000.00億円。純利益/過去最高(予想額970億円)へ上方修正。オフィツ賃料事業が急速伸展。※日経11-15/16P18,19
  15. 不動産:西武ホ-ルディングス(HD)/別荘地を海外の富裕層に販売する事業に乗り出す。中堅不動産のリスト(横浜市/「サザビ-ズ」ブランドで世界展開している米リアロジ-社と提携)と提携。リストが持つ高級不動産販売網を通じ、まず軽井沢町の物件を販売。軌道に乗れば房総半島など他地域でも検討。三井不動産なども力を入れている。※日経11-12/16P13
  16. 不動産:明和地所/2016年9月中間期連結-減収減益。売上高259億円(前年同期/287)、経常益17.15億円(同/24.81)、利益15.59億円(同/21.70)。17年3月期連結見通し/売上高510億円、経常益29.00億円、利益9.00億円。※日経11-12/16P16
  17. 不動産:日銀情報/銀行や信用金庫の不動産向けの新規融資額-2016年4-9月期は前年同期比14.7%増の7兆706億円に達した。上半期としては2年連続で過去最高を更新。日銀が1月に導入を決めたマイナス金利政策で金融機関の貸出金利が低下し、不動産業者の借り入れが増加。※日経11-17/16P5
  18. 不動産:クラウド会計ソフトのfreee(フリ-/東京・品川)/空きスペ-スの貸し借りをネットで仲介するスペ-スマ-ケット(東京・新宿)と提携。同社を通じてスペ-スを貸し出す個人事業主に対して、開業届や確定申告の提出を効率化するサ-ビスを割安な価格で提供。※日経11-28/16P11
  19. 不動産:セブン&アイ・ホ-ルディングス/30日-不動産再開発の新会社を設立。グル-プ内のショ  ッピングセンタ-(SC)の運営会社モ-ル・エスシ-開発の商号をセブン&アイ・クリエイトリンクに変更し、不動産開発事業を加えた。採算が厳しい総合ス-パ-と百貨店の老朽化店舗を対象に、マンションや医療機関などを取り入れた再開発を進める。※日経12-1/16P15
  20. 不動産:REIT/みずほフィナンシャルグル-プ(FG)-2017年にも、不動産に投資する非上場の不動産投資信託(私募REIT)の運用開始。米国の投資会社ブラックスト-ン・グル-プと物件取得に向け交渉中で、当初の運用規模は最大500億円の見込み。日銀のマイナス金利政策を踏まえ、比較的利回りが高い不動産分野で投資対象を広げる。※日経11-21/16P3
  21. 建築:工法/塗装プラントなどを設計・製造するライン工業(可児市)-ヒノキ材と鋼材を組み合わせ、鉄骨造り並みの強度が得られるという「囲柱ラ-メン木構造」の工法を開発。木材を使うことで同じ強度で比較すると鋼材のみで構造物を建てた場合より割安になるという。公共施設や大型店舗の建設に活用できる。※日経11-28/16P11
  22. ゼネコン:大林組/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高8589億円(前年同期/8346)、経常益600.30億円(同/455.37)、利益415.72億円(同/278.89)。17年3月期連結見通し/売上高18650億円、経常益1180.00億円、利益800.00億円。※日経11-9/16P18
  23. ゼネコン:清水建設/2016年3月期連結-減収増益。売上高7124億円(前年同期/7817)、経常益517.45億円(同/390.64)、利益350.53億円(同/240.44)。17年3月期連結見通し/売上高15550億円、経常益1140.00億円、利益840.00億円。※日経11-9/16P18
  24. ゼネコン:鹿島/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高8132億円(前年同期/7836)、経常益764.82億円(同/367.46)、利益509.11億円(同/229.27)。17年3月期連結見通し/売上高17800億円、経常益1240.00億円、利益780.00億円。※日経11-9/16P18
  25. ゼネコン:鹿島、大林組、清水建設の大手ゼネコン3社/2016年9月中間期連結業績-建築事業の採算が改善、純利益は3社とも同期としては最高。大林組と清水建設/17年3月期の業績予想を上方修正。各社とも工事採算が大幅に上向いた。下期に向けても手持ち工事が豊富で、好調が続く見込み。「労務費上昇が懸念」(鹿島)。※日経11-9/16P19
  26. ゼネコン:大成建設/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高6463億円(前年同期/7270)、経常益504.08億円(同/442.50)、利益352.09億円(同/315.58)。17年3月期連結見通し/売上高14700億円、経常益1090.00億円、利益760.00億円。※日経11-12/16P17
  27. 内装:丹青社/2017年1月期連結見通し-△営業利益-前期比18%増の38億円前後。従来予想は6%増の34億円。訪日外国人の増加を背景に、都市部の商業施設や大型ホテルは集客力を高めようとしており改装案件が増加。△売上高-4%増の700億円程度、従来予想(3%増の698億円)と同水準。アパレル専門店/改装回復。※日経11-17/16P17
  28. 施設:高級衣料品の仏フォション/2019年をメドに日本でホテルを開業。パリに18年に1号店をオ-プンしてホテル事業に乗り出す計画だが、日本にも参入。同社/日本は全売上高の4割を占める最大市場。新たな成長ビジョンと位置付けるホテル事業でも日本市場の開拓を進める。東京五輪に向け、東京で開業を目指す。30年には大阪、京都へ。※日経11-16/16P13
  29. 施設:不動産各社/地方で高級宿泊施設の開発に力を入れている。△森トラスト/2020年にも岐阜県高山市に高級外資ホテルを誘致。20年までにホテルを現在比4割増の30施設弱に増やす計画で、地方での開発に重点を置く。△ヒュ-リックやNTT都市開発/リゾ-ト地などで高級旅館の開発に注力する。背景/訪日客の地方での増加。※日経11-30/16P13
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:日本の石油会社がサウジアラビアなどから長期契約で輸入する原油(DD原油)が2カ月ぶりに大幅に値上がり。10積みのサウジ産代表油種「アラビアンライト」/前月比15%高い1バレル48.89ドルと1年3カ月ぶりの高値。9月末の石油輸出国機構の減産合意を受け、指標のドバイ原油が10月中旬まで上昇基調だった影響が出た。※日経11-2/16P18
  2. 原油:アジア市場の指標となる中東産原油のスポット価格/2日-続落。取引の中心となる1月渡し/1バレル44.40ドル前後で、約1カ月ぶりに45ドルを割り込んだ。供給過剰が意識されたうえ、米大統領選の先行き不透明感から1日にニュ-ヨ-ク原油が下がった流れを引き継いだ。※日経11-3/16P20
  3. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/9日-反落。取引の中心となる2017年1月渡し/1バレル42.20ドル前後で、前日比0.80ドル安。米大統領選でトランプ氏が優勢と伝わり、ニュ-ヨ-ク市場ではリスク資産の原油先物を売る動きが拡大。ドバイ原油にも波及。※日経11-10/16P28
  4. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/11日-反落。取引の中心となる1月渡し/1バレル42.80ドル前後と、前日比で0.80ドル安い。ニュ-ヨ-ク原油相場が下落した流れを引き継いだ。※日経11-12/16P20
  5. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/16日-大幅続伸。取引の中心となる1月渡し/1バレル44.30ドル前後、前日比2.00ドル高。サウジアラビアとロシアが週内にカタ-ルで、生産調整について協議すると伝わり、減産への合意につながるとの観測から、15日にニュ-ヨ-ク原油が大幅に上昇した流れを引き継いだ。※日経11-17/16P23
  6. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/17日-小幅反落。取引の中心となる1月渡し/1バレル43.70ドル前後、前日比0.60ドル安。16日の海外原油先物相場が下落した流れを引き継いだ。※日経11-18/16P19
  7. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/18日-続落。取引の中心となる1月渡し/1バレル43.30ドル前後、前日比0.40ドル安。米国の原油在庫の増加などなどで、ニュ-ヨ-ク市場の原油先物相場の軟調な地合いを引き継いだ。※日経11-19/16P18
  8. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/21日-反発。取引の中心となる1月渡し/1バレル44.70ドル前後、前週末比1.40ドル高。前週末に米国の原油相場が上昇。※日経11-22/16P18
  9. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/22日-大幅に続伸。取引の中心となる1月渡し/1バレル46.70ドル前後、前日比2.00ドル高。石油輸出国機構が月末に開く総会で、原油減産について正式に合意するとの観測から買われた。※日経11-23/16P20
  10. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/25日-続落。取引の中心となる1月渡し/1バレル45.80ドル前後と前日比で0.50ドル安い。※日経11-26/16P18
  11. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/29日-反発。取引の中心となる1月渡し/1バレル45.40ドル前後で、前日に比べて0.50ドル高い。28日のロンドンやニュ-ヨ-ク市場の原油先物相場が上昇したことが影響。※日経11-30/16P19
  12. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/30日-反落。取引の中心となる1月渡し/1バレル44.30ドル前後と前日比で1.10ドル安い。石油輸出国機構総会を目前に産油国の利害が対立。需給が悪化するとの思惑から売られた。※日経12-1/16P23
  13. 素材:塩化ビニ-ル樹脂/12月積みアジア向け輸出契約の価格交渉-提示価格は前月比2-4%高い。供給が絞られているなかインドや中国の引き合いが強い。指標の台湾大手メ-カ-の台湾プラスチックの提示価格/インド向け-前月比20ドル高い1トン1010ドル、中国・東南アジア地域向け-40ドル高い1トン970ドル(いずれも運賃・保険料込み)。※日経11-26/16P18
  14. 素材:塩化ビニ-ル樹脂/大洋塩ビ-水道管などに使う塩化ビニ-ル樹脂を2017年4月1日納入分から1キロリットル20円(2割前後)値上げする。値上げ表明は13年11月以来3年ぶり。輸出環境の改善などを受け、低迷する国内価格のテコ入れをはかる。12月から順次、需要家と交渉へ。今年に入って国内メ-カ-が値上げを打ち出すのは初。※日経12-1/16P23
  15. 素材:ナフサ/石油化学製品の基礎原料となるナフサの10月の平均輸入価格が4カ月ぶりに上昇。貿易統計情報/1キロリットル28,791円(運賃・保険料込み)で、前月比2.1%高。夏ごろの原油価格上昇や円安・ドル高傾向が輸入価格を押し上げた。10-12月期の国産ナフサ価格/同33,000-34,000円ほどと、前の四半期比7%前後上昇見通し。※日経11-30/16P19
  16. 塗料:ロックペイント/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高123億円(前年同期/126)、経常益10.44億円(同/7.52)、利益6.51億円(同/4.81)。17年3月期連結見通し/売上高255億円、経常益19.00億円、利益12.00億円。※日経11-9/16P18
  17. 塗料:日本ペイントホ-ルディングス/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高2544億円(前年同期/2632)、経常益356.11億円(同/336.89)、利益166.07億円(同/132.79)。17年3月期連結見通し/売上高4670億円、経常益690.00億円、利益300.00億円。※日経11-10/16P25
  18. 塗料:日本特殊塗料/2016年9月中間期連結-増収増益。売上高212億円(前年同期/206)、経常益31.51億円(同/23.72)、利益22.60億円(同/18.62)。17年3月期連結見通し/売上高477億円、経常益58.00億円、利益40.00億円。※日経11-10/16P25
  19. 塗料:大日本塗料/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高358億円(前年同期/378)、経常益29.20億円(同/26.39)、利益18.84億円(同/14.94)。17年3月期連結見通し/売上高745億円、経常益65.00億円、利益41.00億円。※日経11-11/16P16
  20. 塗料:関西ペイント/2016年9月中間期連結-経常減益。売上高1622億円(前年同期/1708)、経常益188.59億円(同/196.89)、利益114.40億円(同/103.67)。17年3月期連結見通し/売上高3400億円、経常益420.00億円、利益250.00億円。※日経11-11/16P16
  21. 塗料:イサム塗料/2016年9月中間期連結-増益。売上高40億円(前年同期/40)、経常益4.94億円(同/3.71)、利益3.36億円(同/2.37)。17年3月期連結見通し/売上高82億円、経常益9.00億円、利益5.00億円。※日経11-11/16P16
  22. 塗料:アサヒペン/2016年9月中間期連結-減収増益。売上高73億円(前年同期/75)、経常益4.86億円(同/4.26)、利益3.18億円(同/2.67)。17年3月期連結見通し/売上高138億円、経常益7.00億円、利益4.60億円。※日経11-12/16P17
環境関連
アジア関係/その他
  1. アジア:ミャンマ-/鉄鋼商社のア-ル・ケイ-11月、ミャンマ-のヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)の鋼材加工工場が稼働。日本から輸出した鋼材を使い建設用資材などを量産。投資額/15億円程度。能力/年12万トン。ミャンマ-で最大規模の鋼材加工拠点となる見通し。現在/ミャンマ-では経済成長に伴う建設ラッシュで鋼材需要が拡大。競合/中国製品。※日経11-2/16P9
  2. アジア:フィリピン/三菱商事-フィリピンで中間層向け大規模住宅を開発。東京ド-ム5個分の広さの土地に約4000戸の住宅を建設。総投資額/100億円程度。1戸あたり価格/約220万円(100万ペソ)、比較的所得の少ない中間層を対象。日本企業/高級物件を手掛けることが多かったが、現地の不動産と組み、新しい需要層を開拓。※日経11-24/16P9
  3. アジア:中国/国家統計局情報-中国が不動産バブルの軟着陸を探っている。10月の主要70都市の新築住宅価格動向/深センと成都が前月比で下落に転じた。北京や上海も上昇幅が縮小し、勢いが大きく鈍った。9月末から各都市が相次ぎ導入した不動産の購入制限策が奏功。これで大都市の「バブル退治」に成功するかは不透明。※日経11-19/16P6
  4. アジア:中国/前月比価格動向-深センは9月の1.9%上昇から10月は0.5%下落。成都は2.5%上昇から0.8%下落。他の都市も軒並み上昇幅が縮小/北京は4.9%から0.6%に、上海は3.2%から0.5%に、アモイは2.9%から0.5%にそれぞれ縮小。政策効果/取引量にも明確に表れた。北京、上海ともに大幅に減少している。※同上
  5. 海外:ケニア/関西ペイント-2016年度中にもケニアに進出。同社が85%、現地で塗料の原料などを扱う実業家が15%を出資して子会社を設け、感染症を媒介するウイルスや虫を寄せつけない住宅用塗料などを売り込む。関西ペイント/アフリカ南部に進出しており、今後は経済成長が進む東部や北西部にも展開。アフリカでの建築用塗料シェア/4割。※日経11-6/16P5
  6. 海外:米国/インテリア商社大手のサンゲツ-米国で壁紙や壁装材の製造販売を手掛けるコロシ-ル・インテリア・プロダクッ・ホ-ルディングス(オハイオ州)を買収。ファンドなどが持つ全株を14日付で買い取り、完全子会社化。有利子負債を含む買収総額/143億円。買収で米国での事業展開の足がかりへ。コロシ-ル/2015年12月期売上高/約152億円、赤字。※日経11-15/16P17
  7. 海外:米国/積水ハウス-米ワシントンの米連邦住宅抵当公社(ファニ-メイ)の本部の不動産を取得する。築60年の重厚なれんが造りの建物は残して商業施設に活用し、一部に住宅棟を建設する計画。約4万㎡の土地と建物を取得。取得額/100億~200億円程度。首都の一等地の再開発を担うことで海外事業の拡大に弾みをつける。※日経12-1/16P14
  8. 海外:モルディブ/カタログ通販大手のベル-ナ-モルディブにリゾ-トホテルを建設。米ホテルチェ-ン大手の マリオットグル-プに運営を委託し「ウェスティン」ブランドで展開。すでに着工/2018年の開業を目指す。モルディブは日本人のほか、中国や欧州などからの観光客が増えており、収益が見込めると判断。約6万㎡の島を取得、ヴィラ70棟整備。※日経11-16/16P13
■トピックス
  在米留学生/中国人が329,000人-全世界から100万人以上 <国際貿易11-22/16P4>
  • 米国際教育協会:14日/アメリカに留学している中国人は8.1%増の328,547人に達したことを明らかにした。 15/16年期の世界各国・地域からのアメリカへの留学生-1,043,839人に達した。中国人が31.5%を占めた。中国人に次ぐのはインド人で、24.9%増の165,918人。日本は9位で、微増の19,060人だった。一方、14/15年期にアメリカ人の留学生数は2.9%増の313,415人。イギリスへの留学が最も多く、微減の38,189人。中国へは5位で7.1%減の12,790人。日本は10位で。1.3%増の6053人。
  • 米への留学生順位(15/16年期)
      1.中国:328,547人
      2.インド:165,918人
      3.サウジアラビア:61,287人
      4.韓国:61,007人
      5.カナダ:26,973人
      世界計:1,043,839人
  • 米国人の留学先順位(14/15年期)
      1.イギリス:38,189人
      2.イタリア:33,768人
      3.スペイン:28,325人
      4.フランス:18,198人
      5.中国:12,790人
      世界計:313,415人


 
■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本国際貿易促進協会京都総局
       ※国貿=国際貿易          ※高新=高知新聞