■住宅関連情報/2018年11月 ■             
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. 住宅着工動向:国土交通省情報/10月の新設住宅着工戸数-83,330戸、前年同月比0.3%増、2カ月ぶりの増加。戸建て住宅の注文が増えたほか、地方都市でマンションの着工が伸びた。国交省/「金利の状況を含めて今後の状況に注視している」と。※日経QUICK11-30/18-14:22
  2. 住宅着工動向/同上-内訳は次の通り。持ち家/4.6%増の25,949戸と2カ月ぶりの増加。分譲住宅/9.2%増の21,394戸、3カ月連続で増加。愛知県や地方都市でマンションの着工が増えた。一方、貸家/7.3%減の35,225戸。銀行が個人向け銀行融資の判断基準を厳しくし始めた影響で、地方で着工が落ち込んだ。※同上
  3. マンション動向:不動産経済研究所情報/10月のマンション市場動向調査-首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比2.8%増の2895戸。増加は2カ月連続。前年同月は、100戸以上の物件がゼロになるなど、供給戸数が少なかったため、反動増となった。※日経11-16/18P14
  4. 住宅:住宅価格/東京カンテイ情報-10月の分譲マンションの平均募集賃料。首都圏/1㎡当たり2846円と前月比で3%上昇。上昇は2カ月連続。賃料水準の高い都区部の募集が増えた東京都は3370円と1%上昇し、直近1年間での最高値を更新。都区部/3526円と0.6%上昇。さいたま市や浦和区/1945円と5.6%上昇。※日経11-15/18P30
  5. 住宅:住宅価格/同上-近畿圏は1805円と0.1%下落。大阪府は築年数の浅い物件の募集が増え、全体の水準を押し下げた。中部圏は1755円と0.9%上昇。※同上
  6. 住宅:ミサワホ-ム/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高1886億円(前年同期/1907)、経常益29.21億円(同/37.92)、利益25.45億円(同/33.02)。19年3月期連結見通し/売上高4000億円、経常益80.00億円、利益50.00億円。※日経11-3/18P12
  7. 住宅:穴吹興産子会社のあなぶきホ-ム(高松市)/耐久性に優れ開放的な間取りの木造モデルハウスを、3日から髙松国際ホテル駐車場内に開設。強度を高める金具によって耐震性に優れた「SE構法」を初めて標準採用。家事効率を高める間取りとなっている。SE構法で柱が少なく天井の高い空間作りが可能になる。※日経11-3/18P35
  8. 住宅:細田工務店/2018年9月中間期連結-赤字。売上高94億円(前年同期/74)、経常益▲2.12億円(同/▲1.84)、利益▲2.17億円(同/▲1.91)。19年3月期連結見通し/売上高248億円、経常益1.96億円、利益1.47億円。※日経11-6/18P16
  9. 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/2018年9月中間期連結-赤字。売上高204億円(前年同期/214)、経常益▲4.44億円(同/3.27)、利益▲3.44億円(同/2.15)。19年3月期連結見通し/売上高600億円、経常益20.10億円、利益13.50億円。※日経11-8/18P17
  10. 住宅:日本ハウズイング/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高493億円(前年同期/480)、経常益16.21億円(同/16.20)、利益9.39億円(同/8.67)。19年3月期連結見通し/売上高1126億円、経常益54.00億円、利益33.50億円。※日経11-8/18P16
  11. 住宅:大和ハウス工業/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高19833億円(前年同期/18097)、経常益1917.41億円(同/1810.49)、利益1314.81億円(同/1235.39)。19年3月期連結見通し/売上高40500億円、経常益3520.00億円、利益2400.00億円。※日経11-9/18P19
  12. 住宅:大和ハウス工業/下請け企業など取引先への代金支払いを全て現金に一本化。2019年4月から現金払いに切り替える。月間1000億円程度の支払いのうち、手形で決済している約4割が現金決済に変わる。同社/現在-3300-4000社と取引がある。うち下請け企業は約3000社。資金繰り支援策で、下請け業者を囲い込む。※日経11-21/18P13
  13. 住宅:エムジ-ホ-ム/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高39億円(前年同期/50)、経常益3.76億円(同/4.67)、利益2.99億円(同/3.86)。19年3月期連結見通し/売上高110億円、経常益7.70億円、利益6.10億円。※日経11-9/18P0
  14. 住宅:住友林業/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高5928億円(前年同期/5621)、経常益187.29億円(同/182.97)、利益106.35億円(同/100.22)。19年3月期連結見通し/売上高13100億円、経常益575.00億円、利益315.00億円。※日経11-9/18P19
  15. 住宅:飯田グル-プホ-ルディングス/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高6283億円(前年同期/6333)、経常益465.68億円(同/521.85)、利益319.14億円(同/353.14)。19年3月期連結見通し/売上高14967億円、経常益1288.00億円、利益887.00億円。※日経11-10/18P15
  16. 住宅:レオパレス21/2018年9月中間期連結-最終赤字。売上高2554億円(前年同期/2587)、経常益71.59億円(同/138.27)、利益▲58.19億円(同/94.88)。19年3月期連結見通し/売上高5100億円、経常益70.00億円、利益▲70.00億円。※日経11-10/18P14
  17. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高4410億円(前年同期/3894)、経常益463.72億円(同/433.04)、利益463.76億円(同/320.32)。純利益/前年同期比45%増。マンション向け一括受電事業を関電に売却。19年3月期連結見通し/売上高8800億円、経常益950.00億円、利益750.00億円。※日経11-10/18P13
  18. 住宅:オ-プンハウス/2018年9月期連結見込み-純利益は前期比3割弱増の320億円。従来予想は28%増の317億円。6期連続の過去最高を更新。売上高は3900億円と3割増。従来予想を約100億円上回る。都心中心部に位置しながらマンションなどに比べて値ごろ感のある戸建て住宅が、初購入する若い共働き世帯に人気だ。※日経11-13/18P21
  19. 住宅:オ-プンハウス/2018年9月期連結-増収増益。売上高3907億円(前期/3046)、経常益460.52億円(同/361.31)、利益318.06億円(同/247.97)。19年9月期連結見通し/売上高5100億円、経常益515.00億円、利益370.00億円。※日経11-15/18P17
  20. 住宅:積水ハウス/2019年1月に米ラスベガスで開かれる世界最大の家電見本市「CES」に初出展する。「IoT」を活用し、住む人の健康・活動デ-タを生かしたサ-ビスを提供する。「プラットホ-ムハウス構造」を披露。国内住宅会社がCESに単独で出展するのは初めてという。積水ハウス/構想を具体化した戸建て住宅を20年中に販売する予定。※日経11-23/18P14
  21. 住宅:マンション積立金/食い物-悪質コンサルタント横行。マンション劣化を防ぐ大規模修理の積立金が悪質な設計コンサルティング会社に狙われている。工事会社に談合まがいの行為を促し、割高で受注した業者からバックマ-ジンを得る。住民側に立つべき会社が管理組合の資産を食い物にしている。悪質コンサルタント横行はマンションの資産価値の低下を招く。※日経12-1/18P7
  22. 住宅:中古住宅/東京カンテイ情報-10月の中古マンションの平均希望売り出し価格(70㎡換算)/首都圏-3625万円と前月比0.3%下落。下落は2カ月連続。東京都/0.3%安の4879万円など1都3件全てで下落。東京カンテイ/「消費増税対策の動向を見極める様子見姿勢が買い手と売り手に広がっている」と。※日経11-23/18P20
  23. 住宅:中古住宅/中古住宅診断-普及せず。中古住宅を安心して売買するために専門家が建物の劣化などを調べる「インスペクション」(建物状況調査)/国は4月、取引を仲介する不動産業者に、売り主や買い主に対して建物調査制度を紹介することを義務付けた。だが、改正施行後から半年以上たっても普及率は1%未満。※日経12-1/18P2
  24. 住宅:中古住宅/同上-普及を拒むのは何か。不動産業者/「手間がかかるだけで契約に結びつかない。積極的に調査を促す気はない」。法定調査/国の指定講座を修了した建築士が基礎や外観のひび割れ、雨漏りなの有無など、住宅の劣化・不具合状況を調査。目視が原則で3時間程度。費用は数万円程度。狙い/中古住宅流通の活性化。※同上
住宅リフォーム関連
  1. HC:ナフコ/2018年9月中間期単独-減収減益。売上高1152億円(前年同期/1173)、経常益51.04億円(同/58.95)、利益25.54億円(同/31.46)。19年3月期単独見通し/売上高2260億円、経常益90.00億円、利益47.00億円。※日経11-10/18P14
住宅ロ-ン関連
  1. 融資:アパ-トやマンションなど投資用不動産向け融資(アパ-ト融資)が曲がり角にきている。調査/全地銀105行(回答/100行)を対象に10月に実施。今後、積極的に融資を伸ばす地銀はゼロ。担保価値を保守的に評価するなど4割強は融資の審査を厳しくすると回答。スルガ銀行問題などで、地銀による融資が減速する可能性が出た。※日経11-16/18P1
  2. 融資:同上/全国銀行協会情報-アパ-ト融資の9月末残高は前年同月比1.3%増の22兆9388億円で65%を地銀が占める。融資先の開拓に苦しむ地銀にとって、節税対策を探す土地所有者や副収入を得たい会社員らを対象にしたアパ-ト融資は数少ない成長分野。今回の調査でも81%の地銀が残高が1年前より増えていると回答。※同上
建材・住設・家具関連
  1. 建材:建設用鋼材/薄鋼板の主要3品種(熱延、冷延、表面処理)の9月末在庫量(メ-カ-と流通の合計、速報値)-439万8000トンで、8月末比8000トン(0.2%)増。自動車産業や建築向けなどがけん引し、需要は底堅い。悪天候などの影響でメ-カ-からの出荷が一部で停滞。※日経11-2/18P18
  2. 建材:建設用鋼材/建築用鋼材の流通価格が上昇している。建築の補強材に使う山形鋼/現在-1トン85,000円前後と秋に入り1500円(約2%)上昇。壁材などを支えるのに用いる軽量C形鋼/1トン99,000円前後と4000円(約4%)上昇。H形鋼や大径角形鋼管(コラム)などの鋼材の値上がりが波及している。※日経11-3/18P17
  3. 建材:建設用鋼材/「ときわ会」情報-10月末時点のH形鋼在庫は9月末比13,900トン(7.0%)少ない184,400トン。建築需要が堅調で、1月末以来9カ月ぶりに18万トン台まで低下。10月の輸入量/86,000トン。建築向け出荷量/需要期に入り99,900トンと前月比15,400トン増加。新日鉄住金/11月の一般流通向け価格-据え置き。※日経11-14/18P18
  4. 建材:建設用鋼材/東京製鉄-12月契約分の鋼材価格のうち建設や造船などに使う厚鋼板を1トン2000円引き上げる。厚鋼板の値上げ表明は1月契約分以来、適用後の新価格は1トン83,000円。他の鋼材価格/据え置く。H形鋼/1トン89,000円、ホットコイル/1トン74,000円。据え置きは10カ月連続。
  5. 建材:建設用鋼材/共英製鋼-マンションの鉄筋などに使う異形棒鋼の12月分の販売価格を1トンあたり2000円(約3%)引き上げる。電極や合金鉄などの価格が上昇しているため、採算改善を目指す。値上げは2カ月連続。同社/上半期に1トンあたり計5000円の値上げをしているが、「(値上げ分の)約半分しか浸透していない」と。※日経11-21/18P20
  6. 建材:建設用鋼材/異形棒鋼の流通市場で、スポットの取引価格が上昇。東京地区の棒鋼16mm・スポット物の相場/直近で1トン当たり8万円前後。前月比2000円程度(約3%)高い水準。五輪や首都圏の再開発で建設市場が盛り上がるなか、「小規模な物件で鉄筋の小口需要が増えている」(千葉県の鉄鋼問屋)。※日経11-27/18P20
  7. 建材:建設用鋼材/造船や機械、建築など幅広い分野で使う厚鋼板の流通価格に先高観が強まっている。厚板(6mm以上の鋼板の総称)/12mmの指標品の流通価格(問屋仲間)は現在-1トン86,000円前後。夏場より2000円程度(約2%)高い水準で推移。需要好調で「年内は品薄感が強まる」との見方が広がった。※日経11-22/18P22
  8. 建材:建設用鋼材/厚さ3mm未満の薄鋼板は需給の緩和と先安観が懸念。中国景気の減速でアジア市場に再び安い中国製薄鋼板が流れるとの警戒が拡大中。国内在庫の水準も厚鋼に比べ多い。中国製熱延コイル価格/夏場比で1割強安い。国内の薄板3品(熱延、冷延、表面処理)在庫/9月末時点で約4,398,000トンと、適正水準400万トン越え。※同上
  9. 建材:ハイテンションボルト/建物の鉄骨をつなぐハイテンションボルトの不足が建設業界の難題となってきた。五輪関連や都市再開発の建設が進む一方、母材となる特殊鋼線材が品薄となり、生産が需要に追いつかない。取引価格は半年で1割強上昇。ボルトの不足が建設業界に水を差しかねないとの懸念も出てきた。※日経11-9/18P25
  10. 建材:ステンレス/住宅設備機器などに使うステンレス鋼板の国内流通価格が2年10カ月ぶりに下落。米中貿易戦争で、需要が伸び悩む中国製をはじめとする輸入品が安値で流入。原料のニッケルの値下がりも市中価格を押し下げた。国内の需要は底堅いものの、輸入品の出回りが増えれば下落が加速する可能性もある。※日経11-29/18P25
  11. 建材:ステンレス/同上-代表品種「SUS304」(厚さ2mm)の東京地区の一般流通価格(店売り)は1トン35-36万円、前月比1万円(3%)程度安。割安な輸入品が増加/国内で供給がだぶついている。通関統計情報/1-9月のステンレス冷延薄鋼板の輸入量-101,900トンで、前年同期比22%増。「中国や韓国からの鋼板の輸入増が目立つ」(メ-カ-)と。※同上
  12. 建材:セメント/セメントの市中価格が約4年ぶりに上昇。セメント各社/燃料の石炭価格や輸送コストの上昇を理由に昨年末、値上げを表明。交渉は長引いていたものの首都圏の再開発や五輪関連向け工事の本格化で、生コンクリ-トメ-カ-などの需要家が値上げの一部を受け入れた。※日経11-7/18P23
  13. 建材:セメント/同上-指標となる普通セメントの特約店卸値(東京地区)/前月比4%高の1トン約11,300円(中心地)と、「300-500円の値上げで決着した」(大手セメント)。各社/2018年4月出荷分から1トンあたり1000円の値上げを打ち出しており、一部が浸透した。※同上
  14. 建材:セメント/セメント協会情報-10月のセメント国内販売量は4,006,362トンと前年同月比11%増。前年実績を上回るのは2カ月ぶりで、二桁増は2014年1月以来。首都圏再開発や五論の工事本格化で、東京を含む「関東一区」は19%増。北陸新幹線の延伸工事で北陸も23%増。※日経11-22/18P22
  15. 建材:産業資材/米中貿易摩擦で、石油化学製品や鉄鋼など産業資材の取引価格がアジアで下落し始めた。中国で家電や自動車の販売が鈍り、原材料の需要が減少。ABS樹脂/アジアでの取引価格は1トン1700ドルで7月比2割安。熱延コイルの中国の輸出価格(工場出荷ベ-ス)/1トン500ドルを下回り、6月比1割強安。値上げに影響。※日経11-18/18P2
  16. 建材:産業資材/景気動向に敏感な資材や燃料の企業間取引価格を基に算出した日経商品指数42種(1970年=100)の11月末値-前年同月比0.661ポイント(0.4%)高い182.523。景気との連動性が高い前年比上昇率は7カ月連続で縮小し、1%を割り込んだ。石油製品の上昇率が1.0%と10月末の16.5%から縮小。非鉄も縮小。※日経12-1/18P19
  17. 建材:文化シャッタ-/2018年9月中間期連結-最終黒字化。売上高728億円(前年同期/684)、経常益17.36(同/15.87)、利益9.34(同/▲5.23)。19年3月期連結見通し/売上高1740億円、経常益95.00億円、利益58.00億円。※日経11-7/18P18
  18. 建材:不二サッシ/2018年9月中間期連結-赤字。売上高403億円(前年同期/402)、経常益▲10.66億円(同/▲3.90)、利益▲13.86億円(同/▲1.93)。19年3月期連結見通し/売上高1000億円、経常益7.00億円、利益3.00億円。※日経11-7/18P18
  19. 建材:南海プライウッド/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高92億円(前年同期/87)、経常益8.31億円(同/7.21)、利益5.13億円(同/4.18)。19年3月期連結見通し/売上高185億円、経常益15.00億円、利益9.50億円。※日経11-8/18P16
  20. 建材:大建工業/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高872億円(前年同期/841)、経常益36.60億円(同/45.50)、利益24.26億円(同/29.93)。19年3月期連結見通し/売上高1800億円、経常益88.00億円、利益59.00億円。※日経11-10/18P14
  21. 建材:永大産業/2018年9月中間期連結-最終赤字。売上高305億円(前年同期/326)、経常益0.81億円(同/10.28)、利益▲7.15億円(同/7.28)。19年3月期連結見通し/売上高680億円、経常益28.50億円、利益20.00億円。※日経11-10/18P14
  22. 建材:ウッドワン/2018年9月中間期連結-赤字。売上高306億円(前年同期/327)、経常益▲2.30億円(同/6.57)、利益▲2.86億円(同/3.41)。19年3月期連結見通し/売上高635億円、経常益6.00億円、利益2.00億円。※日経11-10/18P14
  23. 建材:名古屋木材/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高24億円(前年同期/25)、経常益0.18億円(同/0.45)、利益0.13億円(同/0.33)。19年3月期連結見通し/売上高53億円、経常益0.57億円、利益0.41億円。※日経11-15/18P16
  24. 建材:ニチハ/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高565億円(前年同期/568)、経常益57.20億円(同/68.41)、利益42.02億円(同/50.06)。19年3月期連結見通し/売上高1192億円、経常益137.00億円、利益100.00億円。※日経16
  25. 建材:住友大阪セメント/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高1209億円(前年同期/1174)、経常益75.41億円(同/99.59)、利益23.59億円(同/67.48)。19年3月期連結見通し/売上高2525億円、経常益175.50億円、利益85.50億円。※日経11-8/18P16
  26. 建材:太平洋セメント/2018年9月中間期連結-経常減益。売上高4387億円(前年同期/4219)、経常益271.07億円(同/280.69)、利益173.38億円(同/169.28)。19年3月期連結見通し/売上高9000億円、経常益660.00億円、利益420.00億円。※日経11-9/18P20
  27. 建材/住設:LIXILグル-プ/イタリア建材子会社ペルマスティリ-ザの株式を中国企業に譲渡する契約を解除。対米外国投資委員会から売却の承認を得られず決定した。すでに2019年3月期の連結業績予想を下方修正しており、追加の修正はないとしている。今後は米国で苦戦するペルマスティリ-ザの立て直しを図る。※日経11-28/18P15
  28. 住設:タカラスタンダ-ド/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高929億円(前年同期/945)、経常益57.34億円(同/69.68)、利益37.94億円(同/46.36)。19年3月期連結見通し/売上高1900億円、経常益114.00億円、利益75.00。※日経11-2/18P15
  29. 住設:クリナップ/2018年9月中間期連結-赤字。売上高498億円(前年同期/530)、経常益▲10.95億円(同/6.26)、利益▲12.86億円(同/3.16)。19年3月連結見通し/売上高1060億円、経常益▲7.20億円、利益▲12.20億円。※日経11-7/18P18
  30. 住設:ジャニス工業/2018年9月中間期連結-赤字。売上高24億円(前年同期/25)、経常益▲0.79億円(同/0.41)、利益▲0.83億円(同/0.31)。19年3月期連結見通し/売上高52億円、経常益▲0.79億円、利益▲0.83億円。※日経11-13/18P20
  31. 家具:オカムラ/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高1188億円(前年同期/1133)、経常益60.68億円(同/53.34)、利益48.29億円(同/36.45)。19年3月期連結見通し/売上高2520億円、経常益152.00億円、利益110.00億円。純利益/従来予想は8%減だったが2%増へ。働き改革によってオフィス家具の販売が伸びる。※日経11-3/18P12
合板・木材関連
  1. 合板:農林水産省情報/10月の国産針葉樹合板の在庫量-183,031立方mと前月比7%減。前年比マイナスは9カ月ぶり。災害が起きた西日本で復旧需要が出始めてほか、天候不順などで鈍かった関東でも引き合いが強まった。生産量/4%増の263,538立方m、出荷量/16%増の279,672立方m。※日経12-1/18P19
  2. 木材:輸入丸太/住宅の梁などに使う北米産丸太の日本向け輸出価格が3カ月連続で下落。金利上昇などを背景に、住宅投資が鈍る米国で製材品の価格が大幅に下落。現地で製材の減産もみられ需要が細った。※日経11-9/18P25
  3. 木材:輸入丸太/同上-米林業会社と日本の商社などが合意した11月積み価格。△指標となる米松のIS級(直径30㎝以上)/1000スクリブナ-(約5.4立方m)当たり920ドル(FAS=船側渡し)。前月比50ドル(5%)安い。△屋根を支える部材に使う米松小径木(SLC級、直径20-28㎝)/890ドルと50ドル(5%)下落。12月も横ばいか。※同上
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:オフィスビル/日経・オフィスビル賃貸料調査-オフィスビル賃料が上昇に転じた。2018年下期の東京の賃貸料指数(1985年2月=100/賃貸料から算出)/新築ビル(築後1年未満)-168.39。前年同期比で6.03ポイント上昇。築後1年以上の既存ビル-146.29と0.9ポイント上昇、08年下期以来の高水準。1フロアの面積の広いビルなど人気。※日経11-7/18P3
  2. 不動産:オフィスビル/同上-大阪の賃貸料指数は新築ビルが178.57で13.08ポイント上昇。既存ビルは136.5で9.92ポイント上昇。※同上
  3. 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の10月の空室率/2.2%と、前月比0.13ポイント低下。低下は3カ月連続。新築ビルは満室が目立つほか、既存の大型ビルでも空室が減少。平均募集賃料/3.3㎡当たり20,597円と前月比0.78%(159円)高い。上昇は58カ月連続。空室が少なく、オ-ナ-は強気。※日経11-19/18P25
  4. 不動産:不動産投資/CBRE情報-7-9月の国内不動産投資額は5920億円と前年同期比25%減。国内のREITの投資額は伸びたが、海外投資家による大型の取引が減少。海外からの投資額/1110億円と54%減。前年同期に複数みられた100億円超の大型取引が今期は少なかった。米中貿易摩擦の影響が出ている。※日経11-15/18P20
  5. 不動産:NTT都市開発/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高719億円(前年同期/713)、経常益184.49億円(同/199.81)、利益118.13億円(同/130.78)。19年3月期連結見通し/売上高1675億円、経常益280.00億円、利益160.00億円。※日経11-6/18P16
  6. 不動産:住友不動産/2018年9月中間期連結見込み-経常利益は1170億円程度と、前年同期から約8%増。同期間としては3年連続で最高。オフィス需要の引き締まりで既存ビルで賃料の引き上げが進んだ。大型オフィスビルの開業効果や、マンション販売の拡大も寄与。売上高-5300億円程度と7%増。※日経11-6/18P16
  7. 不動産:住友不動産/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高5407億円(前年同期/4931)、経常益1182.94億円(同/1077.52)、利益798.37億円(同/740.10)。純利益/前年同期比8%増。同期としては4年連続で過去最高。19年3月期連結見通し/売上高9700億円、経常益1950.00億円、利益1300.00億円。※日経11-14/18P14
  8. 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2018年9月中間期連結見込み-営業利益は320億円前後と、前年同期比8%ほど減。前年同期に保有する大型ビル売却で利益が膨らんだ反動が出た。売上高は4000億円程度で約2%減。純利益は170億円弱と5%程度の減益幅にとどまる。ビルの建て替え工事に伴う関連損失が減少。※日経11-7/18P18
  9. 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高4025億円(前年同期/4079)、経常利益277.58億円(同/306.98)、利益166.64億円(同/176.03)。19年3月期連結見通し/売上高9000億円、経常益700.00億円、利益370.00億円。※日経11-9/18P20
  10. 不動産:三井不動産/2018年9月中間期連結見込み-営業利益は前年同期比1割増の1000億円強。好採算な東京都心の高級マンションなどを販売し、利益を積み上げた。大型オフィスビルの相次ぐ開業に伴うコスト増を補った。売上高は8000億円程度と1割増。東京・港の高級タワ-マンションなどを引き渡し、利益に計上。海外も寄与。※日経11-8/18P16
  11. 不動産:三井不動産/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高8607億円(前年同期/7217)、経常益1065.29億円(同/808.86)、利益685.50億円(同/485.77)。19年3月期連結見通し/売上高18700億円、経常益2360.00億円、利益1630.00億円。※日経11-10/18P14
  12. 不動産:スタ-ツコ-ポレ-ション/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高962億円(前年同期/757)、経常益110.25億円(同/95.38)、利益70.60億円(同/63.34)。19年3月期連結見通し/売上高2010億円、経常益223.00億円、利益143.00億円。※日経11-9/18P20
  13. 不動産:昭和地所/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高239億円(前年同期/295)、経常益10.12億円(同/22.19)、利益8.81億円(同/18.90)。19年3月期連結見通し/売上高534億円、経常益26.00億円、利益21.00億円。※日経11-10/18P14
  14. 不動産:新日本建物/2018年9月中間期単独-減収増益。売上高46億円(前年同期/55)、経常益4.30億円(同/2.59)、利益3.53億円(同/2.15)。19年3月期単独見通し/売上高188億円、経常益13.10億円、利益11.30億円。※日経11-10/18P14
  15. 建築:検査デ-タ改ざん/油圧機器メ-カ-のKYB-2018年9月中間期連結(国際会計基準)の最終損益が119億円の赤字(前年同期は72億円の黒字)。免震・制震装置の検査デ-タを改ざんした問題を受け、製品保証引当金を144億円計上。当該事業の有形固定資産の減損損失も計上した。70円見込んでいた9月中間配当は見送り。※日経11-7/18P19
  16. 建築:耐震化/日経調査-全国に約1万棟ある旧耐震基準の大型建築物のうち858棟が震度6強以上の地震で「倒壊・破壊する危険性が高い」ことが判明。ホテルや病院・学校など生活に身近な建物が目立つ。国は2025年までに耐震化するよう指導中だが、5割以上が改修計画を策定していない。耐震化の早急な対応、求められる。※日経11-7/18P1,3
  17. ゼネコン:清水建設/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高7296億円(前年同期/6850)、経常益519.46億円(同/526.04)、利益365.61億円(同/382.56)。純利益/4%減-前年同期にオフィスビルや、持ち合い株の売却益計上の反動が出た。19年3月期連結見通し/売上高17900億円、経常利益1260.00億円、利益910.00億円。※日経11-6/18P16
  18. ゼネコン:鹿島/2019年3月期連結見通し-純利益は前期比25%減の950億円程度。35%減を見込んでいた従来予想から約130億円上振れする。増加を見込んでいた資材費や労務費が想定を下回る。北米での住宅開発といって海外事業も伸びる。売上高は9%増の2兆円程度と従来予想並み。建設需要/旺盛-順調に消化。※日経11-7/18P18
  19. ゼネコン:鹿島/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高8977億円(前年同期/8227)、経常益721.25億円(同/843.33)、利益545.23億円(643.71)。19年3月期連結見通し/19600億円、経常益1340.00億円、利益970.00億円。※日経11-14/18P14
  20. ゼネコン:大成建設/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高7046億円(前年同期/6853)、経常益502.63億円(同/646.70)、利益352.26億円(同/441.58)。19年3月期連結見通し/売上高16100億円、経常益1390.00億円、利益960.00億円。純利益/前期比24%減。従来予想は28%減の910億円、減益幅が縮小。※日経11-9/18P19
  21. ゼネコン:大林組/2018年9月中間期連結-増収増益。売上高9371億円(前年同期/9174)、経常益697.42億円(同/660.46)、利益488.27億円(同/483.86)。純利益/前年同期比1%増。同期間としては5期連続で過去最高を更新。19年3月期連結見通し/売上高19700億円、経常益1445.00億円、利益980.00億円。※日経11-13/18P20
  22. ゼネコン:ゼネコン大手4社/2019年3月期連結見通し-鹿島と大成建設の2社が19年3月期見通しを上方修正。資材コストや人件費の上昇も想定を下回り工事の合理化で影響を抑制。19年9月中間期で純利益が伸びたのは大林組だけだが、工事採算を示す完成工事総利益率(単体ベ-ス)は鹿島を除く3社が、4-6月期から持ち直した。※日経11-14/18
  23. 施設:世界ホテル最大手のマリオット・インタ-ナショナルと積水ハウス/地方の「道の駅」に併設して訪日外国人向けホテルを展開する。自治体と連携して各地の特産品や文化を生かして集客する。2020年以降の先ず京都府などを手始めに約15施設を設ける。新たに展開するホテル/3,4階建ての低層ホテル。宿泊費見通し/平均10,000-15,000円。※日経11-8/18P20
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:日本の石油会社がサウジアラビアなどから長期契約で輸入する原油(DD原油)価格/全油種で上昇。10月積みのサウジ産代表油種「アラビアンライト」/1バレル80.89ドルと前月積み比2.7%高い。10月初めに指標のドバイ原油が3年11カ月ぶり高値をつけたのを映した。米国の経済制裁でイランの輸出が減少。※日経11-2/18P18
  2. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/2日-続落。取引の中心となる2019年1月渡し/1バレル72.00ドルと前日比1.20ドル安く、8月半ば以来の安値圏で推移。イランの供給減への警戒感が和らぎ、1日のニュ-ヨ-ク市場で原油先物が下落した流れを引き継いだ。※日経11-3/18P17
  3. 原油:原油価格が下落している。アジア市場の指標となつ中東産ドバイ原油のスポット価格/5日-1バレル71.30ドル前後と前週末より0.70ドル安、2カ月半ぶりの安値圏。米国/同日-主要産油国イランに原油取引を含む経済制裁の第2弾を再開。一部の国にイラン産原油の禁輸の適用除外を認める見通し/供給不足への懸念が緩和。※日経11-6/18P20※日経
  4. 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/9日-2カ月半ぶりに1バレル70ドルを割り込んだ。取引の中心となる2019年1月渡し/1バレル69.90ドル前後と前日比1.00ドル下がり、8月中旬以来の安値圏にある。米国のイラン制裁を巡る供給不安が薄れ、米欧市場の原油先物が下落基調にあるのを反映した。※日経11-9/18P19
  5. 原油:原油価格が一段と下落。アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/13日-1バレル68.50ドル前後と前日比2.00ドル安く、4月以来7カ月ぶりの安値圏にある。ニュ-ヨ-ク市場のWTI原油先物/12日まで11営業日続落。東京商品取引所の原油先物(期先)/13日-1キロリットル48,450円と前日比3%下落。※日経11-14/18P18
  6. 原油:ロンドン市場/23日-原油の国際指標である北海ブレント原油先物が大幅に続落。期近物/一時、前日比2.31ドル(3.7%)安い1バレル60.29ドルと、2017年11月以来約1年ぶりの安値水準。世界的な供給過剰の状況が当面続くとの警戒感から、買い持ち高を縮小する動きが続く。10月の年初来高値86.74ドルから約3割下落。※日経11-24/18P6
  7. 原油:ニュ-ヨ-ク市場/原油価格が急落。ニュ-ヨ-ク市場の原油先物/23日-1バレル50.42ドルと2017年10月以来1年1カ月ぶりの安値を付けた。供給過剰への警戒で売りが膨らむなか、トランプ米大統領も価格を下げようと「口先介入」を重ねる。ニュ-ヨ-ク原油先物/10月初めにつけた約4年ぶり高値の76ドル台から3割下落。※日経11-25/18P7
  8. 原油:原油価格が急落。アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/26日-取引の中心となる2019年1月渡しは1バレル59.10ドル前後と連休前の22日より3.60ドル安く、1年1カ月ぶりの安値を付けた。供給過剰への警戒で欧米市場の原油先物が前 週末に大幅に下げたのを映した。※日経11-27/18P20
  9. 原油:東京商品取引所の原油先物(期先)/26日-1キロリットル41,230円と6%下落。一時3月以来の安値を付けた。トランプ米大統領が21日に原油価格を一段と下げるよう求め、石油輸出国機構が減産しづらくなるとの見方が売りを誘った。※同上
  10. 原油:東京商品取引所の原油先物/一段安となっている。取引の中心となる期近物/29日夕の時間外取引で、一時1キロリットル39,960円と約8カ月ぶりに4万円を割り込んだ。※日経11-30/18P20
  11. 原油:ニュ-ヨ-ク市場のWTI原油先物/日本時間29日夕の時間外取引で、一時1バレル49.41ドルまで下落。節目の50ドルを割り込むのは、2017年10月以来、約1年2カ月ぶり。供給過剰への警戒感から売りが優勢になった。※日経11-30/18P20
  12. 素材:DIC/2018年12月期連結見通し-純利益は前期比9%減の350億円。4%増の400億円と、2期連続の最高益としていた従来予想から一転して減益。原料価格の上昇や新興国通貨安が重荷になるほか、災害によってインキの需要が一時的に減少。営業利益は10%減の510億円、売上高は4%増の8200億円。※日経11-15/18P17
  13. 素材:エチレン/レジ袋などに使う樹脂の基礎原料となるエチレンの取引価格がアジアで急落。11月初旬時点で前月比2割安、今夏比では3割安い。米国でシェ-ルガス由来のエチレン設備が本格稼働、安価な樹脂がアジアに流入。エチレン需要を押し下げた。国内石化メ-カ-は樹脂値上げを進めてきたが、米国産が流入すれば原油安とあわせて逆風に。※日経11-16/18P21
  14. 素材:ナフサ/石油化学製品の基礎原料であるナフサの価格/一段と下落。11月下旬時点で前月末比3割下落、前年比で2割安。アジア輸出市場のナフサ価格/26日-1トン469ドル(10月/740ドル)。前週末の原油価格急落を受けナフサも急落。ナフサ価格が500ドル割れは2017年9月以来。石化メ-カ-/樹脂値上げ交渉中だが、頓挫する可能性も。※日経11-27/18P20
  15. 塗料:日本特殊塗料/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高286億円(前年同期/262)、経常益21.25億円(同/25.94)、利益12.89億円(同/18.42)。19年3月期連結見通し/売上高604億円、経常益44.00億円、利益26.00億円。※日経11-8/18P16
  16. 塗料:ロックペイント/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高120億円(前年同期/126)、経常益8.13億円(同/12.71)、利益6.01億円(同/8.72)。19年3月期連結見通し/売上高250億円、経常益19.00億円、利益13.00億円。※日経11-8/18P16
  17. 塗料:イサム塗料/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高40億円(前年同期/39)、経常益4.42億円(同/4.66)、利益3.02億円(同/3.12)。19年3月期連結見通し/売上高82億円、経常益9.00億円、利益6.00億円。※日経11-9/18P20
  18. 塗料:大日本塗料/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高363億円(前年同期/365)、経常益29.02億円(同/31.19)、利益17.89億円(同/24.41)。19年3月期連結見通し/売上高750億円、経常益65.00億円、利益42.00億円。※日経11-10/18P15
  19. 塗料:関西ペイント/2018年9月中間期連結-増収減益。売上高2155億円(前年同期/1918)、経常益191.74億円(同/226.23)、利益116.31億円(同/127.05)。19年3月期連結見通し/売上高4260億円、経常益357.00億円、利益207.00億円。純利益/17%増。従来予想を68億円下回る。原料のナフサ価格上昇や為替差損発生。※日経11-10/18P15
  20. 塗料:アサヒペイント/2018年9月中間期連結-減収減益。売上高71億円(前年同期/72)、経常益4.10億円(同/4.98)、利益2.63億円(同/3.26)。19年3月期連結見通し/売上高140億円、経常益7.50億円、利益5.10億円。※日経11-10/18P15
  21. 塗料:日本ペイントホ-ルディングス/2018年12月期連結見通し-純利益は前期比16%減の310億円。主力の中国市場で、建築用塗料の販売量が当初見込みより減る。売上高は2%増の6150億円。下方修正額350億円のうち、約半分は中国事業が原因。営業利益は16%減の630億円と、150億円下方修正した。売上高/伸び鈍る。※日経11-15/18P17
環境関連
アジア関係/その他
  1. アジア:中国/国家統計局情報-1-10月の全国の不動産開発投資は前年同期比9.7%増の9兆9325億元(1元=約16円)で、伸び率は1-9月を0.2ポイント下回った。うち住宅投資は13.7%増の7兆370億元で、伸び率は0.3ポイント下回った。不動産開発投資に占める住宅投資の割合は70.8%。※京貿
  2. アジア:中国/国家統計局情報-10月の70大中都市の分譲住宅販売価格の変動状況。①一線都市の新築分譲住宅価格は前月並み、中古住宅は前月比で下落、二線都市は前月比でいずれも伸び幅が縮小。三線都市の新築分譲住宅価格は前月比で伸び幅がわずかに拡大、中古住宅の上昇幅は縮小。※京貿
  3. アジア:中国/同上-②一・二・三線都市の分譲住宅販売価格の前年比上昇幅縮小。一線都市の新築分譲住宅の販売価格/前年同月比1.2%上昇、上昇幅は前年同月より0.2%拡大。二・三線都市/それぞれ10.4%と10.0%上昇、上昇幅はそれぞれ同5.8ポイントと2.8ポイント拡大。③人気15都市の新築分譲住宅販売価格は3都市で前年比下落。※同上
  4. アジア:フィリピン/イケア-2020年末にフィリピンで世界最大店舗を開業。現地小売最大手のSMグル-プがマニラ湾岸に開発する大規模商業施設に入る予定、倉庫など含め床面積は東京ド-ム1.4個分に相当する約65,000㎡(施設の総床面積/121,000㎡)。家具売り場面積は通常の店舗と同じ広さ。倉庫やインタ-ネット販売用スペ-ス、コ-ルセンタ-など併設。※日経11-22/18P11
  5. 海外:米国/米住宅市場に調整圧力が強まっている。住宅価格が金融危機前の水準に高騰したところに、米連邦準備理事会による利上げ継続で住宅ロ-ン金利が7年8カ月ぶりの水準に上昇したためだ。需要に陰りが出始め、住宅価格上昇の勢いは大都市を中心に弱まりつつある。調整が深まれば、好調な個人消費にも影響が。※日経11-16/18P9
  6. 海外:米国/米商務省情報-米住宅市場に減速の兆しが出ている。先行指標となる10月の住宅着工許可件数/前月比0.6%減少。住宅ロ-ン金利や物件価格の上昇を理由に購入を見合わせる消費者が増え始めた。10月に着工した件数/1,228,000件、前月比1.5%増。直近のピ-クだった1月の1,334,000件と比べ8%減。※日経11-22/18P9
■トピックス
東南ア/高級マンション熱-日本勢、開発相次ぐ 6億人市場に照準<日経11-13/18P11>
  • 概要:日本の大手不動産・住宅メ-カ-や商社が東南アジアで高級分譲マンションの開発を加速している。日系全体で過去5年間に3万戸強を供給したが、今後約5年間で2倍強の約8万戸を供給する計画だ。経済が好調でマンションの購入熱が高まっているほか、日本で培った設計ノウハウや仕様が、日本と体格が似る東南アジアで生かしやすいのもメリットだ。富裕層を中心に「6億人市場」の旺盛な需要を一段と取り込む。
  • 東南アジアで日系企業が開発に関わる分譲マンションが拡大:日系企業の主な開発案件の国  別状況(供給戸数/完成ベ-ス-①主な進出企業、②過去5年間/2017年以前と③今  後5年間/2018年以降で分類)。
      ☆ミャンマ-
       ①三菱商事/三菱地所
       ② 0戸
       ③100戸
      ☆ベトナム
       ①阪急阪神不動産/大和ハウス工業/東京急行電鉄など
       ② 5,000戸
       ③16,000戸
      ☆フィリピン
       ①野村不動産/三菱商事など
       ② 500戸
       ③5,500戸
      ☆タイ
       ①三井不動産/三菱地所/野村不動産など
       ②9,700戸
       ③35,000戸
      ☆マレ-シア
       ①三菱地所/三井不動産など
       ② 1,000戸
       ③ 2,800戸
      ☆シンガポ-ル
       ①三井不動産/積水ハウスなど
       ②15,000戸
       ③ 2,800戸
      ☆インドネシア
       ①東急不動産/大和ハウス工業/東京建物など
       ② 1,000戸
       ③17,000戸
  • 各国情報/ピックアップ
      ☆フィリピン:野村不動産/「中間所得層が増え、マニラの住宅市場は供給より需要が強い」と。野村不動産は三越伊勢丹ホ-ルディングス、地場不動産大手と組み、マニラで4棟の分譲の大型タワ-マンションからなる複合施設の建設を今、着々と進めている。
      ☆ベトナム:大和ハウス工業/「水回りの使い勝手など日本の品質が非常に受け入れられている」と。大和ハウス工業は、野村不動産とホ-チミンで大型分譲マンション(計約2300戸)を手掛けている。3期に分けて販売を進めるが、飛ぶように売れている。17年の1期の初回分320戸は、約1000組が押しかけ、発売から3時間で完売。専用ジムや大型プ-ルを備え、1室の面積は平均100㎡。価格は3000万円以上。年収350万円以上の富裕層で、40-50代の経営者や企業幹部らが、ロ-ンを組まずに買うことが多い。
      ☆インドネシア:東急不動産/経済が好調なインドネシアでも案件が目白押し。東急不動産は今後、計4000戸以上を大量供給する。日本と同じ「プランズ」を冠したジャカルタ南部の物件で、通常なら現地企業に任せる施工を日系企業が担う。工期を徹底コントロ-ルし顧客に安心感を与え、引き渡し後のマンション管理もきめ細かく日本式で行い、清掃や修繕でも付加価値を高めて提供する。電子錠や浄水器など最新設備も売りだ。価格は120㎡で約4000万円と高額だが、既に7割が売れる人気ぶり。
  • 動向と各社コメント
      ☆東南アジア進出の経緯:日本勢が東南アジアで分譲マンションを本格展開し始めたのは10年代。当初は三井不動産や三菱地所など上位デベロッパ-が都市化の早く進んだタイやシンガポ-ルで集中的に開発。ただ最近は野村不動産や東京建物など後発組、京浜急行電鉄といった電鉄会社、商社が続々と参入。開発もベトナムやフィリピンなど周辺国に広がる。タイなどは競争激化と地価上昇で用地取得や販売が以前ほど簡単でないからだ。
      ☆日系各社の東南アジア強化のこの動きの背景:野村證券/「郊外の戸建てから都心マンションへと富裕層の好みが急速に変化し、質の高い物件が不足している点」をまず指摘。さらに地元事業者は資金力や開発ノウハウが不足し「日本企業に対し、協業の提案が多い」(三菱地所)。日本人と生活様式や体格が似通った部分もあり「間取りや建具の寸法など日本仕様を応用しやすい」(三井不動産)のも利点だ。
      ☆日系各社/高級路線だが:日系各社の供給は高級路線が基本で破格の「億ション」も増える。東京建物がジャカルタの高級住宅街に21年に完成させる24階建てマンションは2-3億円だ。ただ「(既に)バンコクは供給過剰感が出ている」(野村證券)と指摘。価格が高騰するエリアも広がり、「購買力とのバランスが崩れれば需要が落ち込むリスクもある」と。さらに中国人が投資目的で購入するケ-スも多い。「中国政府による資本流出規制で中国からの不動産投資が細るなど投資マネ-の先行きには、十分配慮が必要」(野村證券)と。83-70

■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本国際貿易促進協会京都総局
       ※国貿=国際貿易          ※高新=高知新聞