■住宅関連情報/2022年5月 ■        過去の住宅情報
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. 住宅着工動向:国土交通省情報/2021年度の新設住宅着工戸数-前年度比6.6%増の865,909戸で3年ぶりに増加。コロナ禍で大きく落ち込んだ前年度からの反動増の要因が大きく、水準としては低調だった。18年度まで4年連続で上回った90万戸には届かなかった。※日経5-3/22P7
  2. 住宅着工動向:同上/内訳-持ち家は6.9%増の281,279戸。分譲住宅は248,384戸で3.9%増。うちマンションは5.0%減の102,762戸と3年連続で減少。国交省/「マンションは大規模物件があるかないかで増減が振れやすい」と。地域別/首都圏-4.0%増、中部圏-10.2%増、近畿圏-6.2%増。※同上
  3. 住宅着工動向:国土交通省情報/2022年4月の新設住宅着工戸数-76,179戸、前年同月比2.2%増。増加は14カ月連続。季節調整済年率換算値/883,000戸、前月比4.7%減。新設住宅着工床面積/6,125,000㎡、前年同月比1.0%増と13カ月連続の増加。※国土交通省5-31/22
  4. 住宅着工動向:同上/内訳-持ち家は21,014戸、前年同月比8.1%減、5カ月連続の減少。貸家は29,444戸、同2.1%増、14カ月連続の増加。分譲住宅は25,199戸、同12.1%増、3カ月連続で増加。うち、マンションは12,685戸、同17.7%増。一戸建て住宅は12,448戸、同7.4%増。※同上
  5. 住宅:大京(マンション開発大手)/新築分譲マンションの駐車場に電気自動車(EV)の充電設備を標準で採り入れる。2023年秋以降に完成する新築物件が対象。脱炭素を見据えてEV需要は伸びる見通しだが、充電設備の不足が課題になっている。新築物件から対応し、他社物件との商品力の差にもつなげる。※日経5-3/22P5
  6. 住宅:フジ住宅/2022年3月期連結-減収増益。売上高1186億円(前期/1215)、経常益56.27億円(同/35.58)、利益38.69億円(同/23.58)。23年3月期連結見通し/売上高1106億円、経常益57.00億円、利益38.00億円。※日経5-11/22P18
  7. 住宅:日本ハウズイング/2022年3月期連続-増収増益。売上高1246億円(前期/1149)、経常益71.75億円(同/65.89)、利益47.71億円(同/41.82)。23年3月期連結見通し/売上高1358億円、経常益75.60億円、利益50.00億円。※日経5-12/22P18
  8. 住宅:コスモスイニシア/2022年3月期連結-経常増益。売上高1073億円(前期/1072)、経常益26.10億円(同/22.07)、利益17.03億円(同/20.07)。23年3月期連結見通し/売上高1250億円、経常益32.00億円、利益22.00億円。※日経5-13/22P20
  9. 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2022年3月期連結-増収増益。売上高9097億円(前期/8094)、経常益818.71億円(同/718.32)、利益544.90億円(同/482.58)。23年3月期連結見通し/売上高9600億円、経常益850.00億円、利益570.00億円。※日経5-13/22P18
  10. 住宅:大和ハウス工業/2022年3月期連結-増収増益。売上高44395億円(前期/41267)、経常益3762.46億円(同/3378.30)、利益2252.72億円(同/1950.76)。23年3月期連結見通し/売上高45800億円、経常益3370.00億円、純利益2180.00億円。減益だが、米国の戸建て事業など本業は資材価格の上昇分を補い好調に推移。※日経5-14/22P16
  11. 住宅:飯田グル-プホ-ルディングス/2022年3月期連結-減収増益。売上高13869億円(前期/14561)、経常益1522.00億円(同/1196.85)、利益1033.81億円(同/822.16)。23年3月期連結見通し/売上高15500億円、経常益1370.00億円、利益950.00億円。※日経5-14/22P16
  12. 住宅:アズマハウス/2022年3月期連結-経常増益。売上高139億円(前期/142)、経常益11.75億円(同/10.94)、利益7.55億円(同/7.60)。23年3月期連結見通し/売上高146億円、経常益11.90億円、利益7.78億円。※日経5-14/22P16
  13. 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/2022年3月期連結-減収減益。売上高511億円(前期/534)、経常益5.45億円(同/8.72)、利益3.26億円(同/5.09)。23年3月期連結見通し/売上高498億円、経常益5.70億円、利益3.50億円。※日経5-14/22P16
  14. 住宅:オ-プンハウスグル-プ/2022年3月中間期連結-増収増益。売上高4554億円(前年同期/3639)、経常益616.27億円(同/406.99)、利益395.30億円(同/327.51)。22年9月期連結見通し/売上高9350億円、経常益1150.00億円、利益757.00億円。※日経5-14/22P20
  15. 住宅:タカラレ-ベン/2022年3月期連結-増収増益。売上高1627億円(前期/1483)、経常益102.58億円(同/99.33)、利益62.15億円(同/46.93)。23年3月期連結見通し/売上高1735億円、経常益103.00億円、利益70.00億円。※日経5-14/22P18
  16. 住宅:新日本建物/2022年3月期単独-増収増益。売上高194億円(前期/157)、経常益15.15億円(同/14.33)、利益12.36億円(同/9.73)。23年3月期単独見通し/売上高212億円、経常益17.10億円、利益14.70億円。※日経5-14/22P18
  17. 住宅:新日本建物/新社長-近藤 学氏(こんどう・まなぶ)。1990年(平2年)日大理工卒、大京入社。16年新日本建物取締役、22年常務、東京都出身。54歳(6月28日就任。池田友彦社長は退任)。※日経5-14/22P13
  18. 住宅:レオパレス21/2022年3月期連結-最終黒字化。売上高3983億円(前期/4089)、経常益▲21.51億円(同/▲341.70)、利益118.54億円(同/▲236.80)。最終損益/黒字化-3月末時点で債務超過解消、上場廃止猶予期間解除。23年3月期連結見通し/売上高4108億円、経常益68.00億円、利益249.00億円。※日経5-17/22P18
  19. 住宅:空き家/「シェアハウス」のように部屋を分け合い暮らす住まいの形は1980-1990年ごろに外国人が住む「ゲストハウス」として知られるようになったが、短期の宿泊施設と混同されたため2000年代から現在の呼び方が定着。※日経5-5/22P23
  20. 住宅:空き家/同上-その後もTV番組の舞台になるなど、モノをあまり持たずに生活するシェアリングエコノミ-の価値観が広がり、人気が拡大。国/増え続ける空き家の活用策としてシェアハウスへの転用に注目、19年には建築基準法の改正で規制を緩和し普及を後押しするなどしている。最近は住民同士の交流を目的とした大型のアパ-トメントも増加。※同上
  21. 住宅:中古住宅/東京カンテイ情報-4月の首都圏の中古マンション平均希望売り出し価格(70㎡換算)は3月比29万円(0.6%)高い4688万円。12カ月連続で上昇/1都3県全てで前月比プラス。供給戸数が少ない新築マンションに比べて中古物件は割安感が強く、都市近郊を含めた広い範囲で堅調な需要がみられる。※日経5-27/22P22
  22. 住宅:中古住宅/同上-東京23区は11万円(0.2%)高い6795万円。価格全体は高水準で推移、一方で継続的な価格上昇で消費者が手控える動きも出ている。売出価格が上昇傾向にある一方、在庫数も増加。直近3カ月で値下げした戸数の割合を示す価格改定シェア/コロナ禍拡大で売り急ぎのあった2020年4月以来、2年ぶりに4割を超えた。※同上
  23. 住宅:中古住宅/同上-周辺動向。埼玉県/2857万円と前月比43万円(1.5%)、千葉県/2463万円と49万円(2%)上昇。神奈川県/3460万円(0.2%上昇)とほぼ横ばい。近畿圏/2772万円と0.4%上昇、中部圏/2164万円と30万円(1.4%)下落。「住宅ロ-ン金利の引き上げの動きで住宅購入を急ぐ消費者心理が強まる可能性も」(同社)。※同上
住宅リフォーム関連
  1. リファイニング建築:三井不動産/古い建物の寿命を延ばす「リファイニング建築」という手法で再生した賃貸住宅を公開した(東京・新宿区/地上9階建て賃貸マンション/築約50年)。建物の構造部分の84%を再利用して改修し、新築と同じ程度の寿命に延ばした。費用/建て替えの約70%、CO2排出量も72%削減。強度も高めた。※日経5-18/22P15
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:世界的な金利の上昇圧力が強まる一方、国内の住宅ロ-ンの変動金利は引き下げ競争が激しさを増している。インタ-ネットで銀行間の比較が容易になり、ネット銀行への顧客流失に危機感を抱く地銀も低金利競争に加わってきた。顧客との長期的な付き合いを築けるほか、将来の金利上昇前に顧客を囲い込みたい事情もある。※日経5-10/22P9
  2. 住宅ロ-ン:同上/各銀行-変動金利は優遇幅で競い合う。三菱UFJ/ネット手続きなら0.475%。三井住友/最低0.475%で、省エネ性能が高い住宅はさらに0.05%優遇。みずほ/ネット手続き限定で21年4月から最低0.375%に引き下げる。※同上
  3. 住宅ロ-ン:同上/横浜銀行-給与振込への指定などで優遇。4月に最低水準の0.385%。福岡銀行-給与や年金振込への指定などが条件で最低0.475%に。ネット系銀行-0.3%台後半~0.5%前後。携帯回線や電気とのセット割引など独自の工夫も。※同上
  4. 住宅ロ-ン:同上/日銀の統計情報-国内銀行の住宅ロ-ン残高は2021年末時点で136兆円と1年前に比べ4%増加。銀行にとって住宅ロ-ンは、投資信託や保険などと組み合わせて提案するクロスセル(併売)が狙え、顧客と長期に付き合うための格好の商品だ。住宅ロ-ンは事業性融資に比べ貸し倒れリスクも低い。積極的に貸し出す意義は大きい。※同上
  5. 住宅ロ-ン:3メガバンク/6月適用分の住宅ロ-ン金利-10年固定型がそろって引き下げとなった。優遇前の基準金利/三井住友銀行-0.06%下げて3.64%、三菱UFJ銀行とみずほ銀行-0.05%下げてそれぞれ3.64%と3.00%とした。指標となる長期金利が低下傾向となったことなどが要因だ。※日経6-1/22P8
建材・住設・家具関連
  1. 建材:塩化ビニ-ル管(塩ビ管)/積水化学工業-水道管などに使う塩ビ管を、5月23日出荷分から20%以上引き上げる。パイプ同士をつなぐ継ぎ手や関連製品の価格も10%  以上引き上げる。ロシアのウクライナ侵攻で原油やナフサの価格が上昇/原料となる塩化ビニ-ル樹  脂(塩ビ)が値上がりしている。製品価格に転嫁する。※日経5-7/22P15
  2. 建材:塩化ビニ-ル管(塩ビ管)/同社-値上げは2021年12月以来。塩ビの価格上昇で21年には3度の値上げを打ち出している。原料高で、ガス管などに使うポリエチレン管も20%以上、強化プラスチック複合管も10%以上引き上げる。塩ビ管/信越ポリマ-も23日出荷分から20%以上の値上げを決めた。継ぎ手や関連製品も10%以上値上げする※同上
  3. 建材:塩化ビニ-ル管(塩ビ管)/水道管などに使う塩ビ管の販売価格が上昇した。指標となる薄肉管(VU、4m✕直径100mm)/4月比15%高い1760-2070円。原料の塩ビ樹脂価格の高騰を受け、パイプメ-カ-が打ち出した値上げ(1-2月出荷分から30%以上の値上げ)を管材商社などが受け入れた。値上がりは2021年12月以来。※日経5-21/22P20
  4. 建材:塩化ビニ-ル管(塩ビ管)/塩化ビニ-ル管・継手協会情報-2021年度の塩ビ管の出荷量は前年度比1.5%伸びた。ナフサ価格高騰で、塩ビ樹脂メ-カ-は3月にも値上げを打ち出し、5月に入って値上げが浸透、過去最高更新。積水化学工業/23日出荷分から塩ビ管を20%以上値上げ表明。クボタケミックス/6月1日出荷分から20%以上値上げする。※同上
  5. 建材:鋼材/JFEスチ-ル-自動車部品や産業機械に使う棒鋼と線材(半製品含む)の販売価格を、5月契約分から1トン2万円引き上げる。鉄鉱石や原料炭、鉄スクラップといった主原料価格の上昇を製品に転嫁。値上げは3月分以来。2020年11月分からの値上げ幅/累計で7万円。対象/一般流通(店売り)、「ひも付き」取引、輸出向け。※日経5-11/22P23
  6. 建材:鋼板/薄鋼板の主要3品種(熱延、冷延、表面処理)のメ-カ-・流通の国内在庫-3月末時点の速報値は全体で4,518,000トンと2月末比128,000トン(2.8%)減少。減少は4カ月ぶり。自動車メ-カ-の減産などで在庫水準の高止まりを踏まえ、鉄鋼メ-カ-の生産や流通在庫の調整が進んだ。前年同月比では1,007,000トン(28.7%)多い。※日経5-13/22P24
  7. 建材:鋼板/神戸製鋼-自動車や家電で幅広く使う薄鋼板(薄板)の販売価格を6月出荷相当分から1トン1万円引き上げる。主原料の鉄鉱石、原料炭などの価格が一段と上昇しており、製品価格に転嫁。値上げは5月分に続き2カ月連続で、5月からの値上げ幅は累計で3万円になる。対象/熱延、冷延、表面処理鋼板の3種類。※日経5-17/22P22
  8. 建材:鋼板/製造業など幅広い分野で使う鋼材「熱延コイル」が東アジアで急速に値下がりしている。取引価格/前週から約5%下落し、約2カ月ぶりの安値をつけた。コロナ禍の拡大に伴う中国の都市封鎖で、鋼材がだぶつく中国から安値での供給が続く。国内の鋼材相場の上昇を抑える要因になる。※日経5-19/22P18
  9. 建材:鋼板/同上-東アジア地区での取引価格(1.6mm品、CFR=運賃込み)は現在、1トン870ドル前後と前週比50ドル(5%)ほど安い。東アジア価格/3月中旬から4月にかけて、ロシアのウクライナ侵攻でロシア産などの供給懸念が広がり同960ドル前後まで上昇した。その高値からの下げ幅は90ドル(9%)に達する。※同上
  10. 建材:鋼板/幅広い製品に使う鋼板の一般流通(店売り)価格が9カ月ぶりに上昇。薄鋼板(厚さ3mm未満)の代表品種の熱延鋼板(厚さ1.6mm品)の東京地区・問屋仲間価格/現在-1トン127,500円前後、前月比5000円(4%)ほど高い。冷延鋼板(同)/同150.500円、めっき鋼板(同)/同152,500円、それぞれ5000円ほど高い。※日経5-27/22P22
  11. 建材:鋼板/日本鉄鋼連盟情報-4月の国内粗鋼生産量は前年同月比4.4%減の747万トン。4カ月連続で前年を下回った。薄鋼板の主要3品種(熱延、冷延、表面処理)のメ-カ-・流通の国内在庫/3月末時点の速報値-全体で4,518,000トン、4カ月ぶりに減少。在庫が抑えられ、原料高を理由にした値上げが浸透した。東アジアは下落傾向。※同上
  12. 建材:鋼板/阪和興業-輸入鋼材3品種(厚鋼板、熱延コイル、冷延コイル)の4月末時点の岸壁在庫は東京地区と大阪地区の合計で15万トン、前月末から横ばい。前年同月比ではなお23,000トン(18.1%)多い。自動車向けなどの出庫が滞り、輸入鋼材の岸壁在庫は高水準で推移。※日経5-31/22P19
  13. 建材:建設用鋼材/日鉄鋼板-めっき・塗装鋼板や軽量形鋼といった建設用鋼材を7月出荷分から1トン2万円(1割程度)引き上げる。材料となる薄鋼板(薄板)などの価格上昇を転嫁。値上げは2カ月連続で、6月分からの値上げ幅は累計で4万円。金属サンドイッチパネルなどの建材製品も7月から10-15%引き上げる。※日経5-12/22P24
  14. 建材:建設用鋼材/東京製鉄-鋼材全品種の6月分契約価格を5月分から据え置く。熱延鋼板/1トン127,000円、H形鋼/同124,000円を維持。これまでの値上げについて、流通市場への浸透を見極めるとした。全品種の据え置きは2月分以来、4カ月ぶり。高騰が続いた鉄スクラップ価格は下落に転じている。※日経5-17/22P22
  15. 建材:建設用鋼材/日本製鉄-H形鋼について、大口需要家と物件ごとに直接取引する製品の価格を、4-5月契約分で合計1トン2万円引き上げる。主原料の鉄鉱石や原料炭の価格のほかエネルギ-コストなどが上昇しており、製品に転嫁する。※日経5-19/22P18
  16. 建材:建設用鋼材:「ときわ会」情報/4月末時点のH形鋼在庫-全体で191,500トンと前月比11,600トン(5.7%)減少。大型の建設工事向けを中心に需要は底堅い。減少は2カ月連続。前年同月比では15,300トン(7.4%)少ない。※同上
  17. 建材:建設用鋼材/JFEスチ-ル-鍛接鋼管や継目なし(シ-ムレス)鋼管などの鋼管の全品種について、一般流通(店売り)向け価格を6月契約分から1トン1万円引き上げる。主原料価格やエネルギ-コストなどの上昇を製品に転嫁する。値上げは2カ月連続。※日経5-20/22P21
  18. 建材:建設用鋼材/建築用鋼材の流通価格が一段と上昇。H形鋼/東京地区で現在-1トン12万円前後。4月末比2000円(2%)高く、2008年11月以降となる12万円台に乗せた。山形鋼やみぞ鋼/1トン約1000円上昇、平鋼/1トン145,500円と5000円(3%)ほど高い。軽量C形鋼/1トン163,500円と5000円(3%)ほど高い。※日経5-21/22P20
  19. 建材:建設用鋼材/同上-鉄鋼メ-カ-は鉄鉱石や原料炭、鉄スクラップなどの原料価格の上昇を理由に販売価格を引き上げている。都心部の再開発案件などの大型物件向け需要は底堅く、値上げの浸透が進んだ。一方、鉄スクラップ価格は下落が続く。雑居ビルなど中小物件向けの着工は不振、原料価格の下落で転嫁が進みにくくなる可能性もある。※同上
  20. 建材:建設用鋼材/マンションなどの鉄筋に使う異形棒鋼の流通市場-スポットの取引価格が一段と上昇。指標の16mmのスポット物(東京地区)/現在-1トン128,000円前後。前月末比4000円(3%)ほど高く、過去最高を更新。2021年1月の直近底値からの上昇幅/51,000円(66%)。原料の鉄スクラップがロシアによるイクライナ侵攻で高騰。※日経6-1/22P20
  21. 建材:建設用鋼材/同上-異形棒鋼大手の共英製鋼は5月契約分の販売価格を1トン1万円(約9%)引き上げた。値上げは3カ月連続で、累計の上げ幅は22,000円。足元では鉄スクラップ価格の高騰は一服する。一方で「原料高の分を販売価格には転嫁できておらず、採算を確保するためにも価格は維持していく」(流通問屋)との声も。※同上
  22. 建材:ステンレス鋼板/家電や機械、自動車部品などに使うステンレス鋼板が軒並み上昇。直近で上昇が目立っていたニッケル系に加え、クロム系鋼板の一般流通(店売り)価格も東京地区で最高値を更新。昨年から続く原料高に伴うメ-カ-値上げが浸透。一方、ロシアのウクライナ侵攻による一段の資源高で、12日には最大手メ-カ-が大幅な再値上げを発表。※日経5-13/22P24
  23. 建材:ステンレス鋼板/クロム系の代表となる「SUS430」の厚さ2mm品の問屋仲間価格は1kg350円前後と、前月から10円(10%)高い。記録が残る1998年以降で最高値。ニッケル系鋼板の上昇も続く/指標となる「SUS304」の厚さ2mm品の問屋仲間価格-東京地区で現在、1kg555円前後。前月から30円(6%)高く、約14年ぶりの高水準。※同上
  24. 建材:ステンレス線材/日鉄ステンレス-自動車部品や建設資材などに使うステンレス線材の5-6月の契約価格について、3-4月比でニッケル系で1トン155,000円(22%程度)、クロム系で25,000円(6%程度)引き上げる。ニッケル系の上げ幅/2007年6-8月分以来の大きさ。原料のニッケルやフェロクロムの価格のほか、エネルギ-代などの上昇を反映する。※日経5-25/22P17
  25. 建材:セメント/セメント協会情報-4月のセメントの国内販売量は3,064,000トン、前年同月比3.4%減。前年割れは5カ月連続。官公需減少の影響。栃木県や茨城県などの「関東2区」と沖縄地区以外の全ての地区が前年を割り込んだ。※日経5-27/22P22
  26. 建材:産業資材/景気動向に敏感な素材や燃料などの企業間取引価格を基に算出する日経商品指数42種(1970年=100)の上昇ピッチが鈍化。日経42種の5月末値/247.872と、4月末の247.534から0.338ポイント(0.1%)上昇。11カ月連続で過去最高を更新。上昇率/4月(2.5%)、3月(3.5%)に比べ縮小。※日経6-1/22P20
  27. 建材:産業資材/国内の素材にはなお値上げ圧力が続く。上昇幅が大きかったのは化学/指数は364.657と、前月末から9.2%上昇。ポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニ-ル樹脂など汎用合成樹脂が軒並み値上がりした。背景/ナフサ価格の上昇。鋼材/4月末比2.3%上昇。原料炭などの価格が高止まり-鉄鋼メ-カ-が値上げを急ぐ。※日経6-1/22P20
  28. 建材:ニホンフラッシュ/2022年3月期連結-増収増益。売上高330億円(前期/288)、経常益54.01億円(同/45.75)、利益38.41億円(同/32.96)。23年3月期連結見通し/未発表。※日経5-11/22P18
  29. 建材:南海プライウッド/2022年3月期連結-増収増益。売上高219億円(前期/194)、経常益25.28億円(同/20.46)、利益14.14億円(同/5.01)。23年3月期連結見通し/売上高225億円、経常益12.00億円、利益5.00億円。※日経5-14/22P18
  30. 建材:永大産業/2022年3月期連結-経常黒字化。売上高594億円(前期/558)、経常益0.59億円(同/▲2.27)、利益3.89億円(同/9.51)。23年3月期連結見通し/売上高650億円、経常益0.30億円、利益0.70億円。※日経5-13/22P20
  31. 建材:ウッドワン/2022年3月期連結-増収増益。売上高665億円(前期/590)、経常益21.47億円(同/20.68)、利益13.08億円(同/11.70)。23年3月期連結見通し/売上高700億円、経常益18.00億円、利益11.00億円。※日経5-14/22P18
  32. 建材:大建工業/2022年3月期連結-増収増益。売上高2233億円(前期/1992)、経常益187.25億円(同/99.35)、利益78.72億円(同/56.20)。23年3月期連結見通し/売上高2320億円、経常益130.00億円、利益58.00億円。※日経5-14/22P18
  33. 建材:ニチハ/2022年3月期連結-増収増益。売上高1285億円(前期/1209)、経常益136.00億円(同/122.48)、利益101.46億円(同/89.02)。23年3月期連結見通し/売上高1410億円、経常益137.00億円、利益97.00億円。※日経5-12/22P18
  34. 建材:文化シャッタ-/2022年3月期連結-増収減益。売上高1823億円(前期/1731)、経常益90.81億円(同/119.10)、利益67.06億円(同/83.99)。23年3月期連結見通し/売上高1920億円、経常益116.00億円、利益80.00億円。※日経5-13/22P18
  35. 建材:東洋シャッタ-/2022年3月期連結-経常増益。売上高197億円(前期/197)、経常益6.50億円(同/5.77)、利益4.12億円(同/4.20)。23年3月期連結見通し/売上高195億円、経常益4.40億円、利益3.00億円。※日経5-13/22P18
  36. 建材:不二サッシ/2022年3月期連結-最終赤字。売上高904億円(前期/923)、経常益11.01億円(同/8.98)、利益▲33.26億円(同/4.72)。23年3月期連結見通し/売上高980億円、経常益6.60億円、利益3.77億円。※日経5-13/22P18
  37. 建材:三和ホ-ルディングス/2022年3月期連結-増収増益。売上高4689億円(前期/4270)、経常益341.22億円(同/321.42)、利益228.42億円(同/212.51)。23年3月期連結見通し/売上高5180億円、経常益380.00億円、利益250.00億円。※日経5-14/22P19
  38. 建材:日本板硝子/2022年3月期連結-黒字化。売上高6005億円(前期/4992)、経常益118.59億円(同/▲171.71)、利益41.34億円(同/▲169.30)。23年3月期連結見通し/売上高6500億円、経常益110.00億円、利益40.00億円。※日経5-13/22P18
  39. 建材:住友大阪セメント/2022年3月期連結-減収減益。売上高1842億円(前期/2392)、経常益98.34億円(同/176.41)、利益96.74億円(同/117.19)。23年3月期連結見通し/売上高2058億円、経常益72.00億円、利益68.00億円。※日経5-13/22P18
  40. 建材:太平洋セメント/2022年3月期連結-減収減益。売上高7082億円(前期/8639)、経常益501.93億円(同/657.44)、利益289.71億円(同/468.00)。23年3月期連結見通し/未公表。※日経5-13/22P18
  41. 住設:クリナップ/2022年3月期連結-増収増益。売上高1133億円(前期/1041)、経常益42.61億円(同/27.14)、利益31.55億円(同/17.46)。23年3月期連結見通し/売上高1180億円、経常益44.70億円、利益32.00億円。※日経5-11/22P18
  42. 住設:タカラスタンダ-ド/2022年3月期連結-増収増益。売上高2115億円(前期/1912)、経常益148.56億円(同/113.92)、利益109.05億円(同/75.88)。23年3月期連結見通し/売上高2176億円、経常益127.00億円、利益82.00億円。※日経5-13/22P20
  43. 住設:ジャニス工業/2022年3月期連結-最終赤字。売上高48億円(前期/45)、経常益0.87億円(同/0.50)、利益▲1.92億円(同/0.35)。23年3月期連結見通し/売上高49億円、経常益0.60億円、利益0.45億円。※日経5-14/22P19
  44. 住設:ホ-チキ/2022年3月期連結-増収増益。売上高812億円(前期/765)、経常益56.26億円(同/52.73)、利益41.24億円(同/38.25)。23年3月期連結見通し/売上高830億円、経常益59.00億円、利益43.00億円。※日経5-11/22P18
  45. 住設:能美防災/2022年3月期連結-増収増益。売上高1129億円(前期/1078)、経常益131.55億円(同/114.94)、利益93.51億円(同/76.20)。23年3月期連結見通し/売上高1110億円、経常益104.00億円、利益71.50億円。※日経5-12/22P18
  46. 家具:オカムラ/2022年3月期連結-増収増益。売上高2611億円(前期/2444)、経常益174.91億円(同/153.77)、利益149.92億円(同/119.71)。23年3月期連結見通し/売上高2750億円、経常益183.00億円、利益128.00億円。※日経5-12/22P18
  47. 家具:パラマウントベッドホ-ルディングス/2022年3月期連結-増収増益。売上高903億円(前期/871)、経常益135.43億円(同/134.61)、利益90.92億円(同/86.11)。23年3月期連結見通し/売上高940億円、経常益110.00億円、利益88.00億円。※日経5-13/22P20
合板・木材関連
  1. 合板:国産合板/住宅の壁や床に使う国産針葉樹合板の価格が一段と上昇。指標となる厚さ12mm品/1枚1900円と前月比100円(6%)高く、4月に続き最高値を更新。ロシアの原料供給停止で国産丸太の価格が上昇。最大手のセイホクなどが原料高を理由に5月出荷分から打ち出した値上げが浸透した。※日経5-12/22P24
  2. 合板:国産合板/農林水産省情報-合板板用スギ丸太の4月価格は1立方m16,000円(工場着)と、3月比で300円(2%)上昇。前年同月比では4割高い。水分の多い国産のスギ/乾かす手間などでロシア産単板を使うより生産効率が落ちることが多い。一部の合板メ-カ-では生産量が減っている。※同上
  3. 合板:国産合板/農林水産省まとめ-3月末の国産針葉樹合板の在庫量は94,767立方mと、1カ月の出荷量の3割程度。適正水準とされる出荷量の7割を大きく下回る。需要/首都圏の分譲住宅向けを中心に堅調だ。国産合板には依然として先高観がある。※同上
  4. 合板:輸入合板/住宅の壁や床に使う輸入合板が一段と値上がり、最高値更新。住宅向け需要が堅調に推移する中、ロシア産木材の供給停止のあおりで国産合板価格が高騰。輸入品の割高感が薄れ、品薄が続く国産品からの代替需要が増加。マレ-シアからの輸入が安定しないことも高値の一因、住宅などの建築コストを押し上げている。※日経3-28/22P20
  5. 合板:輸入合板/輸入合板の指標となる構造用(厚さ12mm品)の流通価格は現在-1枚2100円前後。前週比で50円(2.4%)高い。1カ月の上昇率/8%に達する。型枠用合板(12mm品)/75円(4%)上昇し、1枚1925円程度。国産品からの切り替え需要が値上がりの要因。国産合板/1年前より82%高い1枚1900円前後で取引。※同上
  6. 合板:輸入合板/農林水産省情報-国産針葉樹合板の4月末の在庫は101,414立方m。21年4月比2.3%少ない。1カ月の出荷量の4割程度で、需給均衡の目安とされる7割を大きく下回る。国内の合板需要は好調/品薄の国産品を輸入で補う動きが広がっている。輸入合板/供給が安定しない。マレ-シア/丸太と労働者不足。※同上
  7. 合板:輸入合板/林野庁情報-主力のマレ-シア産の3月の輸入量は71,000立方mと前年同月比21%減。主要建材の値上がりは建築コストを押し上げそうだ。建設物価調査会情報/鉄筋コンクリ-ト造りの集合住宅の4月の工事原価-前月比0.9%、木造住宅-同0.2%上昇した。建設現場/コスト抑制で「型枠の再利用回数を増やしている」(型枠メ-カ-)。※同上
  8. 木材:木材製品動向/ロシアのウクライナ侵攻が世界の木材市場を揺らしている。経済制裁の影響でロシア産の供給が急減。木造住宅の壁や床に使う国産合板は過去最高値で推移。2021年から続く世界的な木材不足にロシア発の「ウッドショック」が追い打ちをかけた形だ。コスト上昇を吸収しきれず、値上げを考える住宅会社も出てきた。※日経5-22/22P2
  9. 木材:同上/ロシア-有数の木材輸出国。国連食糧農業機関(FAO)情報/コロナ禍前の19年に輸出した製材の量-ロシアは世界の21%を占め、国別では最多。寒冷地で育ったので木目が細かく「価格の割に質が良い」(木材商社)とされる。3月/ロシアは欧米や日本を「非友好国」と指定。合板原料の単板や木材チップの輸出を禁じた。※同上
  10. 木材:同上/日本の合板メ-カ--輸入単板の8割をロシアに頼っていたため国産への変更を急いでいる。木材市場/21年-米国の住宅人気などで木材が世界的に不足する「ウッドショック」が発生。国産合板は同年に35%値上がり。ウクライナ危機後、国産合板は一段と値上がりしている。※同上
  11. 木材:同上/国産合板-指標品(厚さ12mm)の価格は5月中旬時点で1枚1900円。侵攻前から過去最高だったがさらに19%上昇。木材-ロシア発のウッドショックが欧米に波及。そもそも木材不足の米国/欧州産の代わりにカナダ産の需要が拡大。あおりを受け、カナダ産木材の対日価格も上昇。角材の代表品種/4-6月の価格-1-3月比16-20%高。※同上86)木材:同上/住宅メ-カ-動向①-☆オ-プンハウス・ア-キテクトは木材の調達先をロシアから欧米に変更。☆飯田グル-プホ-ルディングスは1月に600億円を投じてロシアの森林企業を買収したが、対応の検討開始。☆大東建託は1月、21年のウッドショックを受け、自社で手がける集合住宅の本体販売価格を2%上げたばかり。「今年度も値上げを検討せざるを得ない」。※同上
  12. 木材:同上/住宅メ-カ-動向②-☆住友林業は22年12月期の国内住宅・建築事業について、経常利益の見通しを95億円下方修正。木材価格の高騰が70億円ほど利益を押し下げるとみる。☆三井ホ-ムは「木材価格が2年で5割以上高くなった。1棟で100万円以上コストが上がっている」と。木材不足の長期化/調達価格に与える影響を危惧!。※同上
  13. 木材:不動産大手/住友不動産、三菱地所、三井不動産-国内産の木材利用を加速する。世界的な木材不足で価格が高騰する「ウッドショック」が続くなか、調達先の拡大や国土の約7割を占める森林の有効利用でコスト競争力を高める。※日経5-31/21P17
  14. 木材:同上/住友不動産-静岡県裾野市と保有する森林(約185万㎡/手つかず)に関する包括連携協定を締結した。今後は同社が策定した経営計画に基づき森林の利用や維持管理を進めていく。ウッドショックによる木材価格の上昇なども背景に森林の有効活用を決断。※同上
  15. 木材:同上/住友不動産-県内の木材関連企業と連携し、全体の約1割の約20万㎡の人工林を対象に伐採適齢期のヒノキを切り出す。木材に加工し、「新築そっくりさん」ブランドで使う中古住宅のリフォ-ム事業に使う。壁や天井の下地材などとして利用する方針で、当初切り出す木材で約400棟を賄える(2022年3月期の受注棟数は8362棟)。※同上
  16. 木材:同上/三菱地所-九州地方で木材の製販一体を進める。同社/竹中工務店や九州地場最大手ゼネコンの松尾建設(佐賀市)など計7社で新会社「MBCindustry」(霧島市)を設立し、本格稼働させる。※同上
  17. 木材:同上/三菱地所-事業の特徴は九州地方で伐採した木材の加工や製造、組み立てを担うことで中間コストを省く点だ。戸建て住宅は九州3県で販売し初年度は100棟を目指す。事業全体で10年後に100億円の売上高を目標に掲げる。※同上
  18. 木材:同上/三井不動産-北海道を中心に保有する約5000万㎡を生かし、木造の賃貸オフィスビルやマンションなどの建設などで使っていく計画だ。不動産大手が国産材の有効活用に力を注ぐ背景/木材価格の高騰に加え、ロシアのウクライナ侵攻で物流停滞が深刻化。林野庁情報/20年の木材自給率-41.8%。48年ぶりに40%台を回復も道半ばだ。※同上
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:オフィスビル/日経まとめ-オフィスビル賃貸料調査。オフィス賃料の下落圧力が強まっている。オフィス仲介大手4社から賃料を聞き取り、1985年2月を100として指数化した。2022年上期の東京の既存ビル(築後1年以上のビル)の指数/153.57、21年上期比7.55ポイント低下。上期としては11年以来11年ぶりに前年を下回った。※日経5-5/22P1,11
  2. 不動産:オフィスビル/同上-既存ビルは賃貸市場の大半を占め、オフィス需要の動向を反映しやすい。東京の既存ビル指数/21年下期に10年ぶりに前年同期比で低下し、22年上期はこの流れが続いたうえ前年同期からの低下幅をさらに広げた。※同上
  3. 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-4月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は6.38%と、3月比0.01ポイント上昇。空室率の上昇は2カ月ぶり。足元でオフィスを新規契約する企業は増えているものの、4月は都内で大型の解約があった影響が出た。賃料は下げ止まる兆しが見えていない。※日経5-13/22P24
  4. 不動産:オフィスビル/同上-供給過剰の目安となる5%を15カ月連続で上回った。地域別/千代田区-5.01%、前月より0.08ポイント上昇し、2015年1月以来の5%台だ。中央区-空室率上昇。新宿区と渋谷区-空室率は低下。都心5区の平均募集賃料(3.3㎡あたり)/20,328円と3月比38円(0.19%)下落。下落は21カ月連続。※同上
  5. 不動産:スタ-ツコ-ポレ-ション/2022年3月期連結-減収増益。売上高1965億円(前期/1989)、経常益257.89億円(同/233.23)、利益167.72億円(同/155.99)。23年3月期連結見通し/売上高2140億円、経常益250.00億円、利益168.00億円。※日経5-11/22P18
  6. 不動産:新日本建設/2022年3月期連結-増収増益。売上高1070億円(前期/1017)、経常益155.83億円(同/139.32)、利益107.96億円(同/96.30)。23年3月期連結見通し/売上高1200億円、経常益162.00億円、利益111.00億円。※日経5-12/22P18
  7. 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2022年3月期連結-増収増益。売上高9890億円(前期/9077)、経常益728.34億円(同/465.55)、利益351.33億円(同/216.68)。23年3月期連結見通し/売上高10000億円、経常益760.00億円、利益370.00億円。※日経5-12/22P18
  8. 不動産:三菱地所/2022年3月期連結-増収増益。売上高13494億円(前期/12075)、経常益2537.10億円(同/2109.65)、利益1551.71億円(同/1356.55)。23年3月期連結見通し/売上高14160億円、経常益2710.00億円、利益1650.00億円。※日経5-13/22P20
  9. 不動産:住友不動産/2022年3月期連結-増収増益。売上高9394億円(前期/9174)、経常益2551.15億円(同/2099.49)、利益1504.52億円(同/1413.89)。純利益6%増/リフォ-ムや不動産仲介事業が好調だった。23年3月期連結見通し/売上高9500億円、経常益2350.00億円、利益1600.00億円。※日経5-13/22P20
  10. 不動産:三井不動産/2022年3月期連結-増収増益。売上高21008億円(前期/20075)、経常益2249.40億円(同/1688.65)、利益1769.86億円(同/1295.76)。純利益37%増/主力のオフィス賃貸事業などが好調。23年3月期連結見通し/売上高22000億円、経常益2600.00億円、利益1900.00億円。※日経5-14/22P19,21
  11. 不動産:三菱地所/不動産の仲介担当者を選べるサ-ビスを開始。中古の戸建てやマンションを対象に専用サイトを5月中旬に開設。東京建物系など約10社の担当者100人が登録/物件の売買検討者は担当者の経歴や実績などで選択できる。※日経5-21/22P15
  12. 不動産:同上/日本の不動産市場-海外と比べ情報の透明性に課題があり、新サ-ビスで中古住宅販売市場の活性化につなげる。新サ-ビス/三菱地所子会社の三菱地所リアルエステ-トサ-ビスが運営。同社/企業間取引(BtoB)の不動産仲介を手掛けている。※同上
  13. ゼネコン:大林組/2022年3月期連結-増収減益。売上高19228億円(前期/17668)、経常益498.44億円(同/1287.84)、利益391.27億円(同/987.80)。23年3月期連結見通し/売上高20500億円、経常益1040.00億円、利益760.00億円。※日経5-13/22P18
  14. ゼネコン:清水建設/2022年3月期連結-増収減益。売上高14829億円(前期/14564)、経常益504.19億円(同/1054.65)、利益477.61億円(同/771.76)。23年3月期連結見通し/売上高19600億円、経常益700.00億円、利益515.00億円。※日経5-13/22P18
  15. ゼネコン:大成建設/2022年3月期連結-増収減益。売上高15432億円(前期/14801)、経常益1032.47億円(同/1359.37)、利益714.36億円(同/925.54)。23年3月期連結見通し/売上高18000億円、経常益1000.00億円、利益670.00億円。※日経5-14/22P16
  16. ゼネコン:鹿島/2022年3月期連結-増収増益。売上高20796億円(前期/19071)、経常益1521.03億円(同/1397.29)、利益1038.67億円(同/985.22)。23年3月期連結見通し/売上高22700億円、経常益1220.00億円、利益850.00億円。※日経5-14/22P16
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:日本の石油会社が長期契約で輸入するサウジアラビア産の原油(DD原油)価格が高止まりしている。代表油種「アラビアンライト」の4月積み価格/1バレルあたり107.54ドル。約9年ぶりの高値を記録した3月積みからは5.4%下落したが、節目の100ドルを2カ月連続で上回った。ロシアのウクライナ侵攻前の1月積み比ではなお24%高い。※日経5-3/22P17
  2. 原油:米国の原油の国際指標であるWTIが欧州の北海ブレントの価格を2020年5月以来2年ぶりに上回った。欧米の経済環境の違いによって原油需給に格差が生じ、価格が逆転した。ニュ-ヨ-ク市場のWTI先物/17日終値-1バレル112.4ドル、欧州の北海ブレント先物/同111.93ドルで、47セントのWTI高・ブレント安となった。※日経5-19/22P9
  3. 原油:原油の国際指標の北海ブレント原油先物/31日、一時1バレル124ドル台と2カ月ぶりの高値を付けた。EUのロシア産原油の禁輸合意で需給の逼迫懸念は一段と強まる。西側諸国はロシア以外の産油国の増産などで対応するが、短期的に価格が一段と高騰する懸念がある。西側の増産/徐々にしか進まない。1バレル130ドル台も。※日経6-1/22P3
  4. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/塩ビの輸出価格が下落。国内大手メ-カ-の5月積み価格/インド向け-1トン1690-1720ドルと4月積み比約4%下落。中国向け-1340-1360ドと約4%安い。値下がりは3カ月ぶり。値決めの参考にする台湾塩ビ大手の5月積み価格/インド向け-約5%安い1560ドル、中国向け-約4%安い1340ドル。※日経5-12/22P18
  5. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/塩ビの価格が上昇-4月に比べ1割高。過去最高値を更新。原料であるナフサが値上がりしている。需要/建設資材向けを中心に堅調-建材メ-カ-などは安定調達を重視。樹脂メ-カ-の値上げを受け入れた。塩ビ管などの転嫁値上げが本格化する。※日経5-17/22P22
  6. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/指標の東京地区の取引価格(需要家渡し)-1kg245-257円。4月比25円(11%)上昇。値上がりは1月以来。信越化学工業、大洋塩ビなどのメ-カ-各社/3月に、4月1日出荷・納入分から1kgあたり30-40円(15%前後)以上の値上げ表明。国産ナフサ価格/4-6月-1キロリットル85,000円程度の見通し。※日経5-17/22P22
  7. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/塩ビの輸出価格が2カ月連続で下落。国内大手メ-カ-の6月積み価格/インド向け-1トン1500-1580ドル。中心値は5月比約10%安。中国向け-同1200-1220ドルと約10%安。中国/コロナ禍で都市封鎖-経済が停滞。インド/工事が滞るモンス-ンの季節を控えている。※日経5-26/22P15
  8. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/国内の大手メ-カ-各社が値決めの参考にする台湾塩ビ大手の輸出価格-インド向けは約10%安の同1410ドル、中国向けは約10%安の同1210ドルで決着したもよう。※同上
  9. 素材:合成樹脂/汎用合成樹脂の国内価格が一段と上昇し、最高値を更新。原油高や急速な円安を受け、原料となるナフサの国産価格が高騰したのを反映した。コロナ禍から需要が戻り始めた一方、樹脂メ-カ-は生産合理化に動く。安定供給を図る需要家は値上げを受け入れ、包装フィルムなど加工品への転嫁を進める。※日経5-24/22P15
  10. 素材:合成樹脂/同上-低密度ポリエチレンは1kg305-335円、ポリプロピレンは同305-345円と、それぞれ4月から45円(約16%)上昇、いずれも最高値を更新。ともに値上がりは1月以来で、直近底値の2021年初めからの上昇率は5割近くに達した。値決めの参考にする国産ナフサ価格/4-6月期は前期比3割高の1キロリットル85,000円の見通し。※同上
  11. 素材:合成樹脂/同上-汎用樹脂の最高値の更新が相次ぐ。2022年4月には一般ポリスチレン-3月比5%高。5月には塩化ビニ-ル樹脂-4月比11%高。それぞれ最高値を更新。ナフサや燃料費の高騰が価格を押し上げている。※同上
  12. 素材:特殊鋼/大同特殊鋼-自動車部品や産業機械に使う特殊鋼の販売価格を5月契約分から1トン15,000円(10%弱)引き上げる。鉄スクラップなどの原料価格の上昇を製品価格に転嫁。値上げ表明は2カ月ぶり。対象/構造用鋼、ばね鋼、軸受鋼。値上げ幅/累計で7万円(50-60%程度)。工具鋼も5月から1トン5-20%値上げする。※日経5-14/22P24
  13. 塗料:ロックペイント/2022年3月期連結-経常増益。売上高256億円(前期/233)、経常益22.45億円(同/21.62)、利益11.78億円(同/14.28)。23年3月期連結見通し/売上高275億円、経常益18.00億円、利益13.00億円。※日経5-11/22P18
  14. 塗料:イサム塗料/2022年3月期連結-減収減益。売上高70億円(前期/71)、経常益5.89億円(同/7.01)、利益4.01億円(同/5.10)。23年3月期連結見通し/売上高77億円、経常益6.00億円、利益4.10億円。※日経5-11/22P18
  15. 塗料:アサヒペン/2022年3月期連結-経常減益。売上高141億円(前期/158)、経常益9.76億円(同/11.29)、利益10.03億円(同/6.33)。23年3月期連結見通し/未公表。※日経5-14/22P19
  16. 塗料:神東塗料/2022年3月期連結-赤字。売上高191億円(前期/201)、経常益▲2.43億円(同/1.67)、利益▲18.25億円(同/6.79)。2022年3月期連結見通し/売上高200億円、経常益▲3.00億円、利益▲4.50億円。※日経5-17/22P18
  17. 塗料:日本特殊塗料/2022年3月期連結-経常増益。売上高547億円(前期/480)、経常益26.25億円(同/23.04)、利益13.00億円(同/13.01)。23年3月期連結見通し/売上高610億円、経常益48.00億円、利益32.00億円。※日経5-12/22P18
  18. 塗料:関西ペイント/2022年3月期連結-増収増益。売上高4191億円(前期/3646)、経常益376.11億円(同/358.80)、利益265.25億円(同/200.27)。23年3月期連結見通し/売上高4600億円、経常益360.00億円、利益210.00億円。※日経5-12/22P18
  19. 塗料:大日本塗料/2022年3月期連結-増収増益。売上高669億円(前期/631)、経常益34.65億円(同/32.68)、利益20.31億円(同/19.68)。23年3月期連結見通し/売上高708億円、経常益35.50億円、利益20.00億円。※日経5-12/22P18
  20. 塗料:中国塗料/2022年3月期連結-増収減益。売上高842億円(前期/824)、経常益10.12億円(同/63.76)、利益2.57億円(同/32.79)。23年3月期連結見通し/売上高830億円、経常益8.00億円、利益3.00億円。※日経5-12/22P18
環境関連
  1. 脱炭素:東急不動産/2022年内に保有する全施設(約230施設)で使用する電力を再生可能エネルギ-由来に切り替える。太陽光や風力など自社グル-プの発電所からの電力調達が増えており、当初目標にしていた25年から目標達成の時期を前倒しする。脱炭素社会への貢献を目指す企業のテナント誘致などにもつなぎたい考えだ。※日経5-3/22P15
  2. 脱炭素:大林組/一般的なコンクリ-ト製品に比べ、製造時のCO2排出量を実質的に9割近く減らすコンクリ-トを実用化。日本製紙などと共同で、製紙の工程で生成される木材粉末(リグニンという物質/樹木の重さの3割を占め、燃やすとCO2が出る)を活用し、CO2を閉じ込めた木材をコンクリ-トに混ぜて削減効果を見込む。※日経5-8/22P24
  3. 脱炭素:神戸製鋼/製造時のCO2排出量を実質ゼロにした鋼材を2022年度中に発売。同社/CO2排出を削減する製造技術を保有/今回発売する鋼材(実質ゼロの「コベナブプレミア」と、50%削減の「コベナブハ-フ」)は、同社の過去に削減したCO2分を割り当て、製造時の排出量を実質ゼロにする。「マスバランス方式」といい欧米では普及。※日経5-18/22P14
  4. 脱炭素:丸井グル-プ/渋谷マイル(東京・渋谷)を木造商業施設に建て替える。約50年が経過し老朽化が指摘されていた。8月28日解体工事開始。建て替え後の新店舗(地下2階、地上9階建て)/構造の約6割に木材を使い、2026年の開業予定。製造工程でCO2を排出する鉄骨で建て替える場合に比べ約2000トンのCO2排出削減。※日経5-28/22P14
アジア関係/その他
  1. アジア:中国/不動産大手の融創中国は一部のオフショア社債の利払いを期限までに実行できず、債務不履行に陥った。同社/オフショア市場で約77億ドル(約1兆円)の社債を発行しており、他の社債も債務不履行とみなす「クロスデフォルト」になる可能性がある。※日経5-13/22P12
  2. アジア:中国/融創中国-2021年の住宅販売額で中国3位。今回、23年10月に満期を迎える社債の金利2947万ドル(約38億円)を30日間の猶予期間内に支払えなかった。別の3つの社債の利払いも猶予期間に入っており、債務不履行の可能性を示唆した。※同上
  3. アジア:中国/マンション市場が再び冷え込んでいる。4月の主要70都市の新築物件価格/平均で前月比0.3%下落、下落率は3月の0.1%から拡大。「ゼロコロナ」政策で経済が悪化し、住宅需要もしぼんだ。4月のマンション販売面積/前年同月比42%減少。落ち込み幅は2010年以降では最大。マンション市場/5月に入っても不調が続く。※日経5-19/22P11
  4. アジア:中国/国家統計局情報-4月、70大中都市のうち、新築分譲住宅販売価格が前月比で下落したのは47都市(約7割)、中古住宅販売価格が前月比で下落したのは50都市で、それぞれ前月より9都市と5都市増加した。一線都市は販売価格は上昇したが、二、三線都市は上昇幅が縮小または下落幅が拡大した。※京貿
  5. アジア:中国/人民銀行-住宅ロ-ンなど中長期の貸出金利の目安となる事実上の政策金利を引き下げた。マンションの購入需要をテコ入れし、不動産開発会社の資金繰りも支える狙いもある。「ゼロコロナ」政策は堅持する方針で、厳しい行動制限が金利緩和の効果を減殺する可能性もある。※日経5-21/22P13
  6. アジア:中国/同上-人民銀行と中国銀行保険監督管理委員会は、期間5年超の最優遇貸出金利(年4.45%/4月水準比0.15%低い)を基準とする住宅ロ-ン金利の下限も下げた。下限金利は年4.25%まで下がる可能性がある。金利規制を緩和する前は、主要都市で年4.6%だった。※同上
  7. アジア:中国/不動産-中国の不動産株の下落が止まらない。住宅販売上位企業で構成するCRICリ-ディング中国本土不動産株指数は不動産大手の中国恒大集団が部分的な債務不履行と認定された2021年12月上旬以降、2割下落。5月も24日までに7%下げ、ピ-クだった2020年初との比較ではほぼ半値。※日経5-26/22P9
  8. アジア:中国/2021年販売額上位の大手-販売不振は深刻(4月販売額の前年同月比増減率・%/米ドル債残高・億ドル/外貨建て格付け)。碧桂園(▲57/112/BBB-)/万科企業(▲38/46/BBB+)/融創中国(▲75/77/取り下げ)/保利発展控股集団(▲40/15/BBB+)/中国恒大集団(▲95/196/部分的債務不履行)。※同上
  9. アジア:中国/中国不動産企業の住宅販売見通しが悪化している。業況が安定しない中、多くの企業が今年の販売目標を発表できないうえ、発表済み企業の多くは目標値を前年目標比で40%以上引き下げた。新型コロナウイルスの流行が市場の大きな逆風になっている格好だ。目標値を発表した企業は約10社/前年は約40社だった。※京貿
■トピックス
    国産材活用/東北けん引-木造公共施設/秋田34%で首位 <日経5-14/22P2,43>
  • ウッドショックも影響/森林荒廃防ぐ-概要:国産木材の建築利用の裾野が広がっている。主要部に木材を活用した公共施設の割合(木造率)/2010年度の8.3%から20年度は13.9%に上昇し、低層に限れば3割に迫る。災害の強い部材開発に加え、国際的な需給逼迫で外国産価格が高騰する「ウッドショック」も需要増につながった。戦後に植林した人工林が利用期を迎えるなか、資源を循環利用する脱炭素の地域づくりが欠かせない。
  • 日本の林業:日本/国土の約7割が森林で、20年の森林率は経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国で3番目に高い。一方、林業は安い輸入材の台頭などで長期低迷する。担い手の減少とともに高齢化が進み、私有林の半分近くを占める人工林の2/3は手入れが行き届いていない。こうした状況を改善しようと、国は10年、公共施設などの木材利用を促す法律を施行。02年に18.8%まで沈んだ木材自給率は20年に4割を回復した。
  • 公共施設の木造率:林野庁の試算を基に15-20年度の公共施設の平均木造率を調査/都道府県別-最も利用したのは秋田県の34.3%。以下、岩手県、山形県、青森県が続き、東北が上位を独占した。日本政策投資銀行東北支店/「東北は壁や柱に適したスギやマツが豊富で、製材工場も整っている」と指摘。中四国の木造率ベスト3/島根県22.5%、高知県15.7%、愛媛県15.0%。
  • 東北の取り組み:☆秋田県/01年-県産材利用推進会議を設置。木造化や内装の木質化になじまない案件は理由を添えて会議に諮るなど「原則木造化」を徹底し、20年度までの8年間に造った県営125施設のうち7割を木造・木質にした。☆岩手県/木材需要が低迷していた03年、秋田と同種の組織を立ち上げた。市町村と連携し東日本震災で被災した公共施設や災害公営住宅の整備に県産材を積極利用しており、20年度に市町村が整備した低層(3階建て以下)の木造率は43.8%と全国平均(17.2%)を大きく上回る。☆山形県白鷹町/人工林が流出するなどした13,14年の豪雨被害を契機に森林を循環利用する機運が高まった。製材所など6社が16年、木材乾燥施設を整備し、伐採から加工まで町内でほぼ完結できるようになった。19年に完成した庁舎などの複合施設では木材利用量の約75%に地元のスギが使われ、民間施設に活用が広がるきっかけになった。
  • 教育分野と木造:文部科学省情報/20年度に新築した学校施設の19.1%(154棟)は木造だった。富山県魚津市/19年に、全国初となる木造3階建ての小学校が誕生。地域材の確保が難しい都市部と地方の連携も広がる。千葉県流山市/国内最大級の木造校舎の整備で、姉妹都市の長野県信濃町から木材を調達した。
  • 木造化が期待される分野:木造率が1割以下の中高層建築などは需要開拓の余地が大きいが、鉄骨造りなどと比べ10-15%費用が高いとされる。東京都市大の大橋教授/「実績を増やしてコストを下げるとともに、地方の工務店の技術向上を支援し、新しい領域への挑戦を後押しする取り組みも必要だ」と。森林と環境/森林はCO2を吸収する特徴があり、木を燃やさずに使えばCO2を長期間貯蔵できる。民間が整備する病院や学校も含め、多くの人が集う公共的な施設は木造の良さも訴えやすい。 96-155

   ■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本国際貿易促進協会京都総局
           ※国貿=国際貿易          ※高新=高知新聞