住宅リフォーム関連
- HC:コ-ナン商事/2025年2月期連結-増収増益。売上高5014億円(前期/4726)、経常益233.06億円(同/225.98)、利益142.10億円(同/140.54)。26年2月期連結見通し/売上高5236億円、経常益240.00億円、利益145.00億円。※日経4-12/25P17
- HC:DCMホ-ルデイングス/2025年2月期連結-最終減益。売上高5446億円(前期/4886)、経常益309.97億円(同/274.12)、利益171.44億円(同/214.46)。26年2月期連結見通し/売上高5536億円、経常益336.00億円、利益196.00億円。純利益/25年2月期比14%増。地域特性に合わせた品揃えを狙った既存店改装が貢献。※日経4-12/25P16,17
- HC:コメリ/2025年3月期連結-増収増益。売上高3791億円(前期/3707)、経常益222.48億円(同/222.14)、利益137.19億円(同/137.12)。26年3月期連結見通し/売上高3910億円、経常益237.00億円、利益146.00億円。※日経4-23/25P20
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- 住宅ロ-ン:5月の住宅ロ-ン金利/三菱UFJ銀行など5行-10年固定形の住宅ロ-ン金利を引き下げる。固定型の主な基準となる10年物国債利回り(長期金利)の低下を受けた。5月の10年固定の最優遇金利/5行が引き下げた。※日経5-1/25P8
- 住宅ロ-ン:同上/5行の最優遇金利。三菱UFJ銀行/1.63%、三井住友銀行/1.8%、みずほ銀行/1.6%、三井住友信託銀行/1.865%、りそな銀行/2.055%とする。住宅購入者の8割近くが選んでいる変動型の住宅ロ-ンの基準金利は据え置いた。※同上
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- 建材:鋼板/薄鋼板主要3品種(熱延、冷延、表面処理)の2月末のメ-カ-・流通在庫(速報)-385万トンと1月末比で8万6000トン(2%)減少。2023年12月末(379万8000トン)以来、1年2カ月ぶりの少なさ。需要が振るわないなかで鉄鋼メ-カ-が生産調整を続け、在庫が減少。引き合い低調/流通各社-仕入れを抑え在庫水準を絞る。※日経4-5/25P17
- 建材:建設用鋼材/東京製鉄-5月契約で一部鉄鋼製品の販売価格を引き下げる。値下げは2カ月連続。H形鋼やみぞ形鋼など、主に建設向けの鋼材を2-3%下げる。建材の需要が弱く流通事業者の間で値下げ販売が増えており、市場の実勢に販売価格をあわせるのが目的。※日経4-22/25P23
- 建材:建設用鋼材/同上-H形鋼やみぞ形鋼のほか、U形鋼矢板や厚板などの価格を1トン3000円(2-3%)引き下げる。値下げ後の価格/H形鋼-1トン11万2000円、みぞ形鋼-同10万8000円。今回は4月に値下げした品種(ホットコイル、熱延鋼板、異形棒鋼など)の価格は据え置いた。今後/円高→安い輸入材流入-市場の警戒感は根強い。※同上
- 建材:建設用鋼材/「ときわ会」情報-3月末時点のH形鋼在庫は21万4900トンと前月末から4400トン(2.1%)増加。増加は4カ月連続、2024年8月末(21万6000トン)以来の多さだ。建設向けの需要が弱く、出荷量が入荷を下回る状況が続いている。3月の入荷量/前月比10.9%多い6万7900トンと急増。出荷/同5.2%増の6万3500トン。※同上
- 建材:ステンレス/日本製鉄-4月契約分のステンレス鋼板の一般流通(店売り)向け価格の改定を見送る。トランプ関税が今後主原料であるニッケルや外国為替相場にどう影響するか読みにくく、市場動向を見極めるため価格を据え置いた。ニッケル系、クロム系の冷延薄鋼板と厚中板の価格を全て前月から据え置いた。※日経4-11/25P21
- 建材:生コンクリ-ト(生コン)/全国生コンクリ-ト工業組合連合会情報-2025年度の全国の生コン需要量(出荷量)は24年度の想定需要量比8.6%少ない6350万立方mとの見通し。民需と官需ともに減少を見込む。全体の7割を占める民需/同5.7%少ない4494万3000立方m、官公需/同15.1%少ない1855万7000立方mを想定。※日経4-9/25P19
- 建材:生コンクリ-ト(生コン)/同上-24年春に示した24年度の需要想定は6950万立方m。着地見通し/「需要予想を大幅に下回る6600立方m程度で着地しそうだ」(同連合会)と。※同上
- 建材:産業資材/日経-商社に聞き取り調査。建設や製造、梱包などに使う主要な産業資材12品目について、4-6月の価格見通しを調査。12品目中8品目で1-3月から価格が変わらない見通しで、値下がりするのはH形鋼と熱延鋼板のみ。※日経4-17/25P19
- 建材:産業資材/同上-★H形鋼の指標品種の流通価格は4月に入り東京地区で1トン11万8000円前後と3月末比で3000円(2%)下落。★山形鋼やみぞ型鋼も3000円(2-3%)安い。値下がりは2024年11月以来、5カ月ぶり。建築工事の停滞で鋼材の引き合いが弱く、流通事業者が値引き販売に迫られている。※同上
- 建材:産業資材/同上-★鋼板の価格も今後下がるとみられる。中国などから安価な製品が入ってきており、東京製鉄は輸入品対抗を理由に4月契約から鋼板を中心に販売価格を引き下げる。→鉄鋼以外の業界ではコスト高を受けた値上げ交渉が進んでいる。※同上
- 建材:産業資材/景気動向に敏感な資材や燃料の企業間取引価格をもとに算出した日経42種(1970年=100)の4月末値-261.562、前年同月比2.8%低下し、2024年2月以来の低水準。前年を下回るのはコロナ禍の20年12月以来。米関税政策などを背景とする世界的な需要懸念から、値下がりの動きが原材料に幅広く及んだ。※日経5-1/25P21
- 建材:産業資材/同上-分野別。鋼材/前年同月比3.8%低下-22年5月以来の低水準。自動車や建機など製造業向けの鋼板に加え、ビルや住宅などの国内の建設関連の需要にも不透明感が強まっている。H形鋼や山形鋼の流通価格/5カ月ぶりに値下がりした。化学/2.6%下落。非鉄/12.1%と大幅に低下。※同上
- 建材:大倉工業/「集成材」などの製造を手がける完全子会社「オ-クラBMワ-クス」を15日に立ち上げた。2026年4月に稼働開始予定の新工場で四国産のスギやヒノキを利用した建材製造を担う。資本金/1000万円、本社/香川県三豊市に置く。脱炭素社会の実現や地域活性化をめざし、木材を利用した建材製造に力を注ぐ。※日経4-17/25P35
- 建材:製材大手のサイプレス・スナダヤ(愛媛県西条市/大林組の連結子会社)-北海道釧路市で建設する国内最大級の製材工場の計画が白紙となったことが21日、分かった。工事費が増大し採算が合わなかったことが判明した。2025年5月に着工し、27年4月から集成材を量産する計画はずれ込む。※日経4-23/25P37
- 建材:東京製鉄/2025年3月期単独-減収減益。売上高3267億円(前期/3672)、経常益316.12億円(同/397.19)、利益212.03億円(同/279.58)。26年3月期連結見通し/売上高3050億円、経常益200.00億円、利益130.00億円。※日経4-26/25P17
- 建材:セブン工業/2025年3月期単独-最終黒字化。売上高154億円(前期/152)、経常益1.89億円(同/0.42)、利益1.84億円(同/▲7.83)。26年3月期単独見通し/売上高161億円、経常益1.00億円、利益0.70億円。※日経5-1/25P17
- 建材/住設:LIXIL/2025年3月期連結-最終黒字化。売上高15046億円(前期/14832)、経常益201.50億円(同/66.64)、利益20.01億円(同/▲139.08)。26年3月期連結見通し/売上高15400億円、経常益210.00億円、利益80.00億円。純利益/25年の4倍。構造改革の成果と、欧州や中東で水栓金具やトイレなどが伸びる。※日経5-1/25P17,18
- 住設:住宅設備大手のLIXILとTOTO:欧州企業を強化する/金利上昇が落ち着き、住宅関連の需要が回復すると見込めるためだ。欧州市場/地場メ-カ-が強いこともあって、両社とも現地の売り上げが伸び悩んでいた。日本で培った技術力(省エネ・除菌技術など)を広め、欧州市場に開拓を急ぐ。※日経4-11/25P14
- 住設:同上/両社-ドイツ・フランクフルトで3月中旬に開かれた住設見本市「ISH」に6年ぶりに出展。会場でLIXILの瀬戸社長とTOTOの田村社長が日経に語る。ウクライナ戦争で、欧州にはロシアの化石燃料が大幅に減ったことで、日本製品のビジネスチャンス到来とみているようだ。※同上
- 住設:TOTO/2025年3月期連結-増収減益。売上高7244億円(前期/7022)、経常益503.69億円(同/515.15)、利益121.68億円(同/371.96)。26年3月期連結見通し/売上高7535億円、経常益521.00億円、利益310.00億円。※日経4-29/25P29
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合板・木材関連 |
- 木材/木材資源応用-注文住宅の旺建(高松市)は香川県産ヒノキから抽出したフレグランス事業に参入。未利用だったヒノキの根から抽出した精油を販売する。建材として使われてきた香川ヒノキの新たな用途を開発し、住宅事業に並ぶ柱に育てたい考えだ。ブランド「hinoki/kagawa」/専用ホ-ムペ-ジを立ち上げた。特許取得/九大と共同研究。※日経4-4/25P31
- 合板:農林水産省情報/住宅の壁や床に使う国産針葉樹合板の3月末の在庫量-前月比5.7%増の17万7809立方m。前月比プラスは2カ月連続。出荷量/同2.7%増の21万377立方m。一定量の出荷があったものの、合板メ-カ-が生産を増やした背景もあり、在庫の増加につながった。※日経4-26/25P21
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- 不動産:不動産ファンド/三菱UFJフィナンシャル・グル-プ(三菱UFJ)-3年間で1000億円規模の不動産を取得する。ファンドをつくり都心のオフィスや居住に資金を投じる。日本の不動産は海外に比べ割安との見方がある。将来的な地価上昇が生むリタ-ンを狙う。今後2000億円近くをめどに増額することも検討する。※日経4-8/25P1
- 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-3月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は前月比0.08ポイント低下し3.86%。低下は2カ月ぶり。企業が人材確保のため、充実した設備の広いオフィスに移転する動きが続いた。※日経4-11/25P21
- 不動産:オフィスビル/同上-地域別。千代田区/前月比0.15ポイント低い1.90%、中央区/0.32ポイント低い4.49%、新宿区/0.14ポイント低い3.62%。港区/0.07ポイント上昇の5.51%、渋谷区/0.12ポイント上昇の3.05%。千代田区の空室率/2020年6月以来の低さ。企業がより広いオフィスを求めている。※同上
- 不動産:オフィスビル/同上-賃料。3月の平均募集賃料/1坪(約3.3㎡)あたり2万641円。前月比で160円上昇。14カ月連続で上昇し、21年11月以来の水準。※同上
- 不動産:野村不動産ホ-ルディングス/2025年3月期連結-増収増益。売上高7576億円(前期/7347)、経常益1067.40億円(同/982.48)、利益748.35億円(同/681.64)。26年3月期連結見通し/売上高9400億円、経常益1080.00億円、利益750.00億円。※日経4-25/25P21
- ゼネコン:大成建設/2025年3月期連結見込み-純利益は前の期比3.1倍の1238億円。従来予想から408億円引き上げた。過去最高の18年3月期(1267億円)に次ぐ高水準。国内の大型工事が想定以上に進捗した。売上高-22%増の2兆1540億円、営業利益-4.5倍の1201億円。それぞれ1640億円、331億円上方修正。※日経4-24/25P18
- ゼネコン:清水建設/2025年3月期連結見込み-純利益は前の期比3.8倍の660億円。従来予想を60億円上回った。国内の建築や土木工事の施工が順調に進み、完成工事高が想定を上回った。国内土木工事の採算が改善した。売上高-3%減の1兆9443億円、営業損益-710億円の黒字(前の期/246億円の赤字)。※日経4-26/25P16
- 建築:建設物価調査会情報/3月の東京地区の建築費指数(速報値、2015年=100)-★マンション(鉄筋コンクリ-ト造)は136.0と2月比0.4%上昇、過去最高更新。人件費や燃料費の上昇を受けガラス製品などが値上がりし、全体のコストを押し上げた。※日経4-+11/25P21
- 建築:同上/マンション以外の指数も全て最高値-★オフィスビル(鉄骨造)は前月比0.4%高の136.6、★工場(同)は0.4%高の135.3、★住宅(木造)は0.2%高の141.1。※同上
- 内装:乃村工芸社/2025年2月期連結-増収増益。売上高1502億円(前期/1341)、経常益90.59億円(同/53.73)、利益67.57億円(同/38.62)。26年2月期連結見通し/売上高1550億円、経常益96.00億円、利益70.00億円。※日経4-11/25P17
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- 原油:日本がサウジアラビアから輸入する原油(DD原油)の価格/2カ月連続で下落。代表油種「アラビアンライト」の3月積み価格/1バレル76.34ドルと、2月積み比2.98ドル(3.7%)下落。米政権の関税政策が景気悪化につながるとの懸念が原油相場を下押しした。軽質、中質、重質の全4油種で3月の輸入価格は下落。供給不安もある。※日経4-2/25P23
- 原油:原油価格急落/3日-海外市場で国際指標は一時8%下落、約3年ぶりの下落率。「OPECプラス」が決定した増産量が市場の想定を上回った。米トランプ政権の相互関税により世界の景気が減速し、需要が落ち込むとの懸念も下押し圧力になっている。WTI先物/3日-前月比4.76ドル安(6.6%)の1バレル66.95ドル。※日経4-5/25P10
- 原油:OPEC/14日、トランプ米政権の関税政策を受け、2025年の石油需要見通しを引き下げた。市場の見通しは明るいとして増産の前倒しを決めた3日の発表と整合性はとれない。原油相場/下押し圧力が強まっている。米指標のWTI先物/9日、一時1バレル55.12ドルとコロナ禍以来、4年2カ月ぶりの安値をつけた。※日経4-16/25P9
- 原油:原油価格が急落した。米国指標のWTI先物/23日、一時前月比4%安い1バレル61.53ドルまで下げた。主要減産国が供給を増やすとの観測が伝わり、需給の緩みを警戒した売りが広がった。終値/前日比3%安の62.27ドル。※日経4-25/25P9
- 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/塩ビのアジア価格が低迷している。指標となる台湾大手メ-カ-がインド向けに輸出する4月積みの価格/1トン700ドルと、前月から40ドル(5%)下落。中国向け/同700ドルと、前月から25ドル(3%)下落。最大の輸入国のインド/足元で需要が伸び悩む中で、景気低迷の中国からの輸入増で、価格下落が続く。※日経4-4/25P19
- 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/塩ビ工業・環境協会情報-水道管に使われる塩ビのパイプ向け出荷が鈍い。塩ビのパイプ向け出荷量/3月-1万6572トンと前年同月比18%減。例年/公共工事が集中しパイプ向け出荷が増える3月-今年は伸びなかった。2024年度年間も23年度比7%減と落ち込んだ。工事の人手の確保/課題。※日経4-29/25P18
- 素材:コニシ/2025年3月期連結-増収増益。売上高1358億円(前期/1329)、経常益111.94億円(同/108.06)、利益80.84億円(同/73.44)。26年3月期連結見通し/売上高1420億円、経常益112.00億円、利益81.00億円。※日経4-26/25P17
- 素材:ナフサ/石油化学製品の基礎原料ナフサの1-3月期の国産価格-前四半期比0.3%高と小幅に上昇。背景/主に1月の円安で輸入価格が押し上げられたため。足元では原油価格の下落と円高が進行し、4-6月期は下げに転じそうだ。※日経4-26/25P21
- 素材:ナフサ/同上-1-3月期の国産価格は1㎘7万3400円でほぼ確定。2024年10-12月期比200円(0.3%)高い。国産価格/輸入ナフサの平均価格と連動し、輸入ナフサの1-3月期価格は主にアジアで取引する24年11月~25年1月ごろのスポット価格を反映。この時期のアジアのスポット価格/1トン600-700ドルで推移、前の期からほぼ横ばい。※同上
- 素材:ナフサ/同上-原油安・円高の基調が続けば1年半続いた1㎘7万円の大台割れが視野に入り、合成樹脂などの値下がり要因になる。国内の国産ナフサの使用量/4割程度。ただ、物流費や人件費、設備修繕費など原料以外のコスト転嫁する動きがあり、合成樹脂の取引価格は大きく下がらない可能性もある。値上げの動きある。※同上
- 塗料:日本ペイントホ-ルディングス/2025年12月期連結見通し-純利益は前期比27%増の1620億円。従来計画から280億円上方修正。米化学企業の買収完了に伴う効果などを反映。6期連続の増益。売上高は同11%増の1兆8200億円、営業利益は同30%増の2440億円。それぞれ従来計画から800億円、460億円引き上げた。※日経4-4/25P16
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- 太陽光発電:東急不動産と再生可能エネルギ-開発の自然電力(福岡市)/農業と発電を両立する農営型太陽光発電を開発する新会社を設立した。まず北海道で太陽光パネルを垂直に設立した発電所を作る。太陽光発電の適地が限られる中で農地活用に注目が集まっており、約2年間で1万kwの電源開発を目標とする。※日経4-22/25P15
- 脱炭素:レンゴ-/住友林業と再生航空燃料(SAF)の原料を生産・販売する新会社を立ち上げる。建設・解体工事で出た廃材などを木材チップに加工しSAFの原料となるバイオエタノ-ルを作る。住友林業と組むことで木材を安定的に調達できるようにし、バイオエタノ-ルを大量生産する体制を整える。SAF/CO2排出量を8割削減できる。※日経4-23/25P19
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- 海外:米国/旭化成-米テキサス州の住宅市場に参入。現地の工事会社を買収や統合することなどして工事を短縮し、大手ビルダ-から受注を目指す。10日発表予定の2025年度からの新中期経営計画で、米国の住宅事業を需要成長領域に格上げ。※日経4-4/25P14
- 海外:米国/同上-全社的な戦略投資は現中計とほぼ同規模の7000億円ほどで、住宅や医療など重要領域に8割ほど割り振る。同社の住宅事業/国内の建築請負などが中心で、安定した収入源かつ稼ぎ頭となっている。更なる成長に向け特に投資を強化するのは、人口や市場の伸びが見込める米国だ。成長分野と位置づけ投資を積極化。※同上
- 海外:米国/同上-アリゾナ州やフロリダ州で事業を展開しており、次に狙うのがテキサス州だ。米国でサブコンと呼ばれる専門工事会社(配管・基礎・電気・躯体など)を買収・統合して束ねる独自の事業モデルを手がける。逼迫する住宅需要や工程管理の甘さなどを背景に長期化している工事を短縮できるのが売りで、顧客は大規模住宅開発のビルダ-だ。※同上
- 海外:オ-ストラリア(豪)/日本から豪への直接投資が2024年、1411億豪ドル(約13兆円)と過去最高更新。不動産や資源分野がけん引した。トランプ関税などで世界経済への先行きが見通しにくくなるなか、今後は豪が米国や中国に代わる投資先としてさらに魅力を高める可能性がある。※日経4-8/25P12
- 海外:オ-ストラリア(豪)/同上-不動産分野は日本が2番目に大きな外国投資家となり、投資額は30億豪ドル超に達した。豪は住宅不足が深刻だ。日本企業は開発や建築ノウハウを生かし、分譲住宅や賃貸住宅、戸建てなどの幅広い形態に進出している。このほか、企業や自治体、大学などが協力関係を結ぶパ-トナシップも55件締結された。※同上
- アジア:中国/TOTO-中国の3つの製造拠点のうち衛生陶器の2拠点を閉鎖する。2026年3月期に関連費用を特別損失として計上する。中国/不動産不況に端を発した景気停滞が続いている。競合他社との価格競争に巻き込まれて採算が悪化しているため、事業の見直しが必要だと判断した。※日経4-29/25P29
- アジア:中国/同上-北京市と上海市にある工場を稼働停止した(18日)。近く閉鎖し、運営会社も解散する。2社の2024年12月期の売上高/計約8億元(約157億円)、従業員/25年4月1日時点で計約2000人。今後は25年中に稼働予定の大連市の新工場を含めた2拠点体制に移行する。閉鎖で生産能力は現行より4割ほど減る。※同上
- アジア:中国/同上-中国はGDPの3割程度を占めるとされる不動産とその関聯産業が低迷し、その余波を受けて市場減退が続く。TOTO/市場が拡大する中高級分野の新製品を順次投入し、巻き返しを図る。田村社長/「中国事業を安定した状態に戻すことが最大の課題」と強調。25年3月期連結/純利益-前の期比67%減。※同上
- その他:トラック運転手/物流コンサルティングの船井総研ロジ(東京・中央)-トラック運転手の外国人採用を仲介支援するサ-ビスを始める。海外の機関などと組み、現地での採用面接ツア-や研修、入社後の生活支援などを手がける。政府の残業規制に伴う運転手不足が懸念されるなか、新たな担い手を求める物流事業者を取り込む。※日経4-12/25P14
- その他:日本人の人口/総務省情報-2024年10月1日時点の人口推計。外国人を除いた日本人の人口/1億2029万6000人と89万8000人減少。過去最大の減少幅。出生児数が死亡者数を下回る自然減が18年連続で続く。※日経4-15/25P1,3
- その他:同上/生産年齢人口-人口減を反映し、労働力の不足が年々深刻さを増している。成長を支える15-64歳の生産年齢人口/7372万8000人で22万4000人減少。全体に占める割合は59.6%。18年から6割を下回り続けている。※同上
- その他:同上/生産年齢人口-将来も減少傾向が続く。国立社会保障・人口問題研究所情報/32年-7000万人を割り、70年-4535万人とピ-クの5割の水準まで減少する。国の生産活動を維持し、社会保障制度を維持するには、女性や高齢者労働参加の促進や外国人の受け入れが欠かせない。※同上
- その他:同上/外国人を含む総人口-前年比55万人少ない1億2380万人。減少は14年連続で、マイナス幅は比較が可能な1950年以降で4番目。70歳以上の人口/前年比70万人増加し、2077万7000人で、総人口の16.8%を占める。ニッセイ基礎研究所情報/70年の外国人労働者依存度-22年の3%ほどから1割まで高まると予想。※同上
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■トピックス ※生かせ国産木材(上)/住宅にもっと国産材を <日経4-8/25P22>
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