■住宅関連情報/2026年7月 ■        過去の住宅情報
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>

住宅関連
  1. 住宅着工動向:国土交通省情報/2026年6月の新設住宅着工戸数-前年同月比18.6%増の6万6344戸、新設住宅着工床面積-同17.0%増の505万2000㎡と、いずれも3カ月連続の増加。季節調整済年率換算値/前月比3.9%増の78万6000戸。※国土交通省7-31/26配信
  2. 住宅着工動向:同上/種別-★持ち家は前年同月比15.7%増の1万8553戸と3カ月連続の増加、★貸家は同24.6%増の3万253戸で3カ月連続の増加、★分譲住宅は同14.2%増の1万7211戸と3カ月連続の増加。分譲住宅のうち、マンションは同1.74%増の6048戸で2カ月連続、戸建て住宅は同21.7%増の1万861戸と、3カ月連続で増加。※同上
  3. 住宅:マンション動向/不動産経済研究所情報-首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の1-6月の新築分譲マンション平均価格は前年同期比13%上昇の1億135万円。1億円越えは初。専有面積が縮小する動きも強まり「狭い億ション」が目立ち始めている。※日経7-22/26P13
  4. 住宅:マンション動向/同上-地域別。★東京23区/9%上昇の1億4249万円と、1973年の調査開始以来の最高。★千葉県や神奈川県、23区以外の都内も上昇。★埼玉県/1%下落の6469万円。※同上
  5. 住宅:マンション動向/同上-供給戸数。1%減の7989戸と3年連続で1万戸を割った。用地取得難や資材・人件費の上昇が続き、不動産デベロッパ-各社は採算を見込める高額物件に軸足を移している。※同上
  6. 住宅:マンション動向/同上-住宅の面積。「億ション市場」/新築価格が高額になる一方、住宅の面積は狭くなっている。1億円を超す新築1戸あたりの平均専有面積は25年に68㎡と10年前に比べて15%縮小。100㎡を超えていた2000年代前半より約3割小さい。「価格高騰対策で、面積を縮小して調整する動きがある」(ト-タルブレイン)と指摘。※同上
  7. 住宅:マンション動向/同上-国土交通省の「住生活基本計画」から3人世帯(夫婦と6-9歳の子ども)の住宅の広さは70㎡必要とする目安が削除された。東京23区で広さ70㎡のマンションの取得には1億5582万円が必要だ。パワ-カップルの「新築離れ」が。※同上
  8. 住宅:住宅価格/東京カンテイ情報-6月の新築小規模戸建て住宅の平均希望売り出し価格は東京23区で、前月比5%安の9263万円。2カ月ぶりに下落。→敷地面積が50㎡以上100㎡未満の新築木造一戸建て(土地含む)について、最寄り駅まで徒歩30分以内またはバスで20分以内の物件を対象に価格を調べた。※日経7-10/26P21
  9. 住宅:住宅価格/同上-前月に渋谷区などで高額物件の供給があり相場が押し上げられた反動で、平均価格が下落。★都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)/前月比5.3%安の1億7300万円。★東京23区/下落したとはいえ、2カ月連続で9000万円を維持し、前年同月比で18.8%高い。※同上
  10. 住宅:住宅価格/同上-資材費や人件費の増加もあり住宅価格は高値が続きそうだ。 ★首都圏(1都3県)/前月比1.1%安の6203万円と、2カ月ぶりに下落。★川崎市/2.9%安の5817万円★相模原市/5.4%安の4507万円、★千葉市/1.3%安の4340万円★さいたま市/5.5%安の5680万円。★横浜市/5.0%高の5273万円。※同上
  11. 住宅:定期借家の家賃/アットホ-ム調査情報-契約期間の満了後に更新がない「定期借家」契約のマンション賃料の上昇が東京23区で加速している。ファミリ-向けの大型物件では定期借家の平均賃料の上昇率が普通借家を上回る。貸し手が優位な家賃を設定しやすい市場環境にあることを物語る。自社サイトに登録・公開の賃貸物件を調査。※日経7-3/26P21
  12. 住宅:分譲マンション賃料/東京カンテイ情報-6月の分譲マンション賃料は東京23区で前月比0.8%高の1㎡あたり5118円。堅調な需要を背景に2カ月ぶりに上昇。分譲マンション賃料/住戸を持ち主が貸し出す際に設定する。東京カンテイが専有面積30㎡未満の住宅や事務所・店舗を除くファミリ-タイプを対象に、月額の平均賃料を集計。※日経7-17/26P23
  13. 住宅:分譲マンション賃料/同上-東京23区の需要は底堅い。人口流入が続いていることに加え、住宅価格の高騰や住宅ロ-ン金利の上昇を受けて購入を見送った層が賃貸市場に流れている。賃料設定を見直しやすい定期借家契約の増加も押し上げ要因になっているようだ。賃料/最高値を更新した2月(5149円)を下回る水準が4カ月続く。※同上
  14. 住宅:分譲マンション賃料/同上-前年同月比の上昇率/6月は6.6%。4月の10.4%、5月の8.2%から縮小。特に築5年以内の物件で賃料設定に調整が進んでいる。※同上
  15. 住宅:分譲マンション賃料/同上-★首都圏(1都3県)は前月比2.0%高の4193円と2カ月ぶりに上昇。★さいたま市は2.2%高の2820円。★横浜市は0.4%安の3016円、★千葉市5.4%安の2419円。※同上
  16. 住宅:マンション賃料/アツトホ-ム情報-6月に東京23区の賃貸マンション平均募集賃料は、★単身者向け(専有面積30㎡以下)で、前月比0.9%高の11万4242円。集計を開始した2015年1月以降の最高値を25カ月連続で更新。前年同月比では12.4%上昇。家賃は賃料のほか、管理費や公益費なども含む。※日経7-28/26P21
  17. 住宅:マンション賃料/同上-貸し手による強気な家賃設定が続いている。家賃に加えて引っ越し費用が上がり、借り手が住み替えを控えるようになった。空室が出にくくなっていて、駅が近かったり、間取りが良かったりする物件はすぐに埋まる。※同上
  18. 住宅:マンション賃料/同上-首都圏(1都3県)全体でも上昇傾向が続く。東京都の23区以外/前月比0.8%高の6万6808円、神奈川県/1.6%高の8万1593円、埼玉県/2.7%高の7万1217円と最高値を更新。千葉県/0.2%高の7万5957円。※同上
  19. 住宅:定借マンション/期限付きで借りた土地に建てる「定期借地権付」マンションの供給が増えている。2026年は過去最多となる見通し。新築マンションの供給が細る中での急増の背景には、発売時の税負担を敬遠する地主の事情や住宅購入者も持ち家志向の希薄化がある。定借マンション/期限が来たら更地にして、地主に返す契約が多い。※日経7-11/26P2
  20. 住宅:定借マンション/購入者-通常の管理費や修繕積立金に加えて地代と解体積立金を毎月負担する必要があるが、土地を取得しない分、初期費用が割安となる。固定資産税も建物分だけだ。→東京カンテイ情報/26年に竣工が予定されている定借マンション-全国で4808戸。前年比6倍、最多の03年比でも約2倍と急激な伸びとなっている。※同上
  21. 住宅:タワ-マンション不都合の真実/日経調査情報-東京と大阪の都心部に立地するタワマン300棟の最上階の全住戸を調べたところ、約5割の所有者がタワマンの所在地に住所を移さず別の場所を登記していた。住まない所有者が増えれば管理や修繕などを巡り合意形成が難しくなる。※日経7-27/26P1,3
  22. 住宅:タワ-マンション不都合の真実/同上-東京と大阪の都心部のタワマンは投資用不動産としても人気があつまり、住宅市場が過熱する一因になっている。不動産経済研究所情報/東京23区の新築マンションの平均価格-2025年度に1億3000万円を超え、過去最高となった。※同上
  23. 住宅:タワ-マンション不都合の真実/同上-東京都の都心6区と大阪市の都心3区に建つ20階建て以上の高層マンション303棟を対象とし、25年12月時点の不動産登記を基にタワマン最上階の所有者の住所を調査。計1867棟のうち、48%にあたる895戸がタワマンの所有地と一致していないことが分かった。※同上
  24. 住宅:タワ-マンション不都合の真実/同上-東京都心6区に限ると「住所不一致」は582戸。うち都内の別の住所を登記していたのは352戸、海外が88戸、東京除く関東地方が77戸と続く。大阪都心3区/「住所不一致」314戸。府内の別の住所を登記していたのは226戸、大阪除く近畿地方が39戸、海外が21戸。※同上
  25. 住宅:タワ-マンション不都合の真実/同上-「新築マンションは所有者移転と住所変更がほぼ同時にできている。居住用だと物件の住所と所有者の住所がずれることはない。一致しない場合は投機用の可能性が高い」(司法書士)と。国土交通省情報/東京23区の新築大規模マンションの購入後1年以内の短期売買は2024年1-6月で575件と.23年の3倍。※同上38)住宅:タワーマンション不都合の真実/同上-実需が薄いとみれれる海外に住所がある人による新築マンションの取得も増えている。千代田区や中央区など東京都の都心6区での海外からの取得割合/25年1-6月-7.5%と24年の2倍以上になった。→不動産協会/25年-短期の転売を抑制する方針を公表。※同上
  26. 住宅:分譲マンション/東京カンテイ情報-「貸すより売る」。東京23区の「2次流通市場」/最近は賃貸よりも売却を選ぶオ-ナ-が多くなっていることが分かった。中古マンション相場の高騰を受け、値上がり益を狙う傾向が高まっているようだ。背景/中古マンション相場の上昇。中古市場/投資家や富裕層の資金も流れている。※日経7-31/26P21
  27. 住宅:分譲マンション/同上-調査は東京23区の分譲マンションのうち、賃貸として貸し出されたり中古として売り出されたりした物件の戸数や値動きを調べたもの。オ-ナ-が購入した物件でどのように収入を得ようとしているかがわかる。※同上
  28. 住宅:分譲マンション/同上-2025年10-12月期の賃貸戸数は前期比0.5%増の1万523戸、中古での売却戸数は3.7%増の1万9797戸。総戸数に占める賃貸の割合/前期比0.7ポイント低い34.7%、6年ぶりの低水準。直近ピ-クだった21年4-6月期(46.6%)と比べて11.8ポイント下落。賃貸よりも売却を選ぶ比重が高まっていることが鮮明だ。※同上
  29. 住宅:三井不動産/7日-東京都文京区の日本サッカ-協会本部があったJFAハウス跡地に建てるタワ-マンションのモデルル-ムを公開した。最高価格/8億円台で医療関係者ら高所得世帯を狙う。※日経7-8/26P13
  30. 住宅:東急不動産/東京・渋谷で働く会社員や起業家向けに、賃貸住宅を開発する。東京・南青山に1棟目を2028年に竣工し、渋谷に通勤しやすいエリアを増やしていく。入居者同士の交流や起業家を支援し、渋谷にある企業の住宅需要を取り込む。家賃は未定/周辺相場より低めに設定し、若い世代を入居しやすくする可能性も。※日経7-14/26P12
  31. 住宅:不動産情報サ-ビス「ライフルホ-ムズ」情報/都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)の単身向けマンションの平均賃料-5月に平均16万789円と、3年前比4割高い。※同上
  32. 住宅:タマホ-ム/2026年5月期連結-減収減益。売上高1977億円(前期/2008)、経常益37.57億円(同/37.89)、利益12.13億円(同/14.78)。27年5月期連結見通し/売上高2300億円、経常益67.00億円、利益40.00億円。純利益/26年5月比3.8倍。注文住宅の受注が回復傾向で、戸建て分譲やオ-ナ-向けリフォ-ム事業も伸びる。※日経7-15/26P18,19
  33. 住宅:中古/東京23区の中古マンション価格が2年2カ月ぶりに下落。急ピッチで上昇していた都心の物件で値下げの動きが強まったことが大きい。実需層の手が届かない高額物件が増えるなか、高値での売買を期待しにくくなった投資家らの需要も鈍っている。※日経7-24/26P19
  34. 住宅:中古/同上-東京23区の中古マンションの平均希望売り出し価格は6月時点で前月比0.8%安の70㎡あたり1億2741万円。小幅ながら26カ月ぶりに下落。→調査/事務所や店舗用を除いた専有面積が30㎡以上のフェミリ-タイプの物件を対象にしている。都心で高騰に一服感が強まっていることが全体を押し下げた。※同上
  35. 住宅:中古/同上-★都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)の平均価格は前月比1.3%安の1億8521万円と2カ月連続の下落。5月の0.4%安に比べて下落幅が拡大。都心6区の平均価格/既に実需層には購入しにくい高値水準にある。※同上
  36. 住宅:中古/同上-住宅ロ-ンの借入額は年収の約5-7倍が一般的だ。「パワ-カップル」の目安のひとつとされる夫婦ともの年収700万円の世帯の予算/7000~9800万円で、希望売り出し価格と乖離している。実需層の手が届かないなかでも投資家や富裕層が購入して相場をけん引してきたが、ここに来て投資目的の購入も手控えている。※同上
  37. 住宅:中古/同上-★買い手がつかないまま売り出し中の戸数(流通戸数)増えている。都心6区/4月-4682戸、5月-4871戸、6月-5003戸。初めて5000戸を超えた。中古物件を新たに売り出す際の価格設定についても、強気の姿勢が薄れてきたようだ。※同上
  38. 住宅:中古/同上-★都心以外は上昇基調が続いている。城南・城西6区(品川・目黒・太田・世田谷・中野・杉並)の平均価格/前月比1.1%高の1億794万円。城北・城東11区/0.5%高の8338万円。都心以外の区はもともと投資目的が少なく、実需層の購買が大半だった。都心の高騰についていけない実需層の一部/都心外に向かう。※同上
  39. 地価:国税庁情報/2026年の路線価(1月1日時点)/全国31万地点の標準宅地の平均-前年比2.9%プラス。上昇は5年連続。現在の算出方法となった10年以降で最大の伸び率で、3年連続で過去最大を更新。→東京都の標準宅地の平均上昇率/前年比9.4%。全国平均(2.9%)の3倍で、全国最高となった。※日経7-2/26P2
  40. 地価:同上/都心のオフィスビルは空室率が1%を切り、価格高騰が続く。東京の上昇率は前年比1.3ポイント拡大。拡大の最大の要因/都心のオフィスビルへの需要拡大だ。米不動産情報サ-ビスのジョ-ンズラングラサ-ル情報/日本の不動産への25年の投資額-前年比13%増の6兆2180億円。07年の調査開始以来、最高値を更新。平均賃料も上昇傾向。※同上
住宅リフォーム関連
  1. HC:カインズ/2027年度をめどにリフォ-ム専門店を現状の約7倍の50店に増やす。人手不足で水回りなどの小規模な自宅修繕に対応できない施工業者が増えており、専門店を通じてリフォ-ム需要を開拓し新しい収益源に育てる。リフォ-ム事業の売上高/2035年をめどに3倍の約1500億円を目指す計画だ(強力会社/約500社へ)。※日経7-24/26P15
  2. HC:同上/カインズが店舗網を広げるのはリフォ-ム専門店「カインズリフォ-ム」。10坪前後の小型店舗で消費者から無料で自宅修繕の相談を受け付ける。実際に消費者がリフォ-ムを発注する場合は、カインズがリフォ-ム料金を受け取り外部の協力会社にリフォ-ムを委託。2025年には数千円の電球交換から数千万円規模の大型改装まで約21万件の受注があった。※同上
  3. HC:同上/カインズがリフォ-ム事業を拡大する背景-人手不足で個人での小口修繕の需要に対応できない施工業者が増えていることがある。国勢調査情報/住宅の建設や修繕の担い手である大工の人数-20年時点で30万人弱と過去20年で半減した。日本DIY・ホ-ムセンタ-協会情報/25年のホ-ムセンタ-市場-前年比微増の4兆130億円。※同上
住宅ロ-ン関連
  1. 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構情報/長期固定金利型住宅ロ-ン「フラット35」の7月の適用金利-返済期間が21年以上35年以下の最低金利は3.14%。4カ月ぶりの下落で、下げ幅は前月比で0.07ポイント。前月は、現行制度になった2017年10月以降で初めて3%を超えた。それに次ぐ高さになった。※高新7-2/26P7
  2. 住宅ロ-ン:同上/融資率が住宅購入価格の9割以下の場合-返済期間が21年以上35年以下は3.14~5.40%。20年以下は2.82~5.08%。→フラット35/金利動向を気にせずに済むとして需要が高まっている。※同上
  3. 住宅ロ-ン:三菱UFJ銀行など大手5行/8月に10年固定型の住宅ロ-ン金利を引き上げる。最優遇金利/平均で前月比0.198%高い3.698%。上昇は2カ月ぶり。固定型の主な基準となる10年物国債利回り(長期金利)の上昇を踏まえた。5行の平均金利/直近1年間で約1.6%上昇。※日経8-1/26P4
建材・住設・家具関連
  1. 建材:ステンレス/ステンレス鋼板の流通価格-2年ぶりに上昇。標準仕様品/現在-6月比で4%高い。メ-カ-値上げが、鋼材問屋や加工業者、需要家の間での取引価格に一部波及。半導体製造装置向けなどの需要回復も価格上昇を後押ししている。※日経7-7/26P18
  2. 建材:ステンレス/同上-★ニッケル系の代表品種「SUS304」の店売り(一般売り)価格(東京地区、厚さ2mm品)は現在、1トン58万5000円程度。6月比で2万円(4%)上昇。日本製鉄/2025年夏から段階的に販売価格を引き上げた。6月も前月比2万5000円値上げ。25年8月からの累計の上げ幅は10万円を上回った。※同上
  3. 建材:ステンレス/同上-★クロム系の流通価格は横ばいで推移。クロム系の代表品種「SUS430」の店売り価格(東京地区、厚さ2mm品)は現在、1トン41万5000円前後。メ-カ-は累計で4万5000円の値上げを打ち出しているが、転嫁に時間がかかっている。※同上
  4. 建材:ステンレス/日本製鉄-7月契約分のステンレス冷延薄鋼板、厚中板の一般流通(店売り)向け価格を前月から横ばいとする。ニッケル系、クロム系ともに据え置きは3カ月ぶり。原料となるニッケルの5-6月の国際価格/4-5月に比べやや下落したものの、円安・ドル高基調から円建て価格は高止まりした。クロムの国際価格/横ばいだった。※日経7-15/26P21
  5. 建材:建設用鋼材/東京製鉄-8月契約分の鋼材価格を全品据え置く。据え置きは2月ぶり。7月分で1トン2000~3000円値上げするなど4カ月で3回の値上げをしており、市場への影響を見極めるとしている。※日経7-14/26P20
  6. 建材:建設用鋼材/同上-販売価格。★H形鋼は1トン11万6000円、★ホットコイルは10万円など、鉄スクラップや原油の値上がりを受け、高炉、電炉各社が転嫁値上げを推進。主要品種の一般流通価格に反映され始めている。安い輸入鋼材の流入が減少していることも追い風。東京製鉄/エネルギ-価格上昇の影響が今後も続くとし、値上げに含み。※同上
  7. 建材:建設用鋼材/「ときわ会」情報-6月末のH形鋼在庫は21万5500トンで前月末に比べ3500トン(1.6%)減少。3カ月連続で減少したものの、在庫水準はなお高めだ。在庫率/3.31カ月。需給判断の目安のひとつとしている3カ月を上回ったままだ。※日経7-16/26P24
  8. 建材:鋼管/JFEスチ-ル-鋼管の一般流通(店売り)向け価格を8月契約分から5%引き上げる。一般的なガス管の流通価格の場合、上げ幅は1トン1万円以上になる見込み。2月契約(5%)、7月契約(10%)に続く今年3度目の価格改正。物流費や人件費の増加に加え、原油高を受けた塗料や包装材料などの値上がり分を転嫁。※日経7-15/26P21
  9. 建材:セメント/セメント協会情報-6月にセメント国内販売量は前年同月比1.3%減の254万1741トン。46カ月連続で前年同月を下回った。悪天候で工事が停滞した地域があり、全体を押し下げた。11地区のうち販売量が前年を下回ったのは九州や沖縄など5地区だ。沖縄では台風の影響で雨の日がく、工事が進まなかった。※日経7-28/26P21
  10. 建材:産業資材/景気動向を敏感に映す素材や燃料などの国内取引価格から算出する日経商品指数42種(1970年=100)の7月末値-前月比1.3%高い300.559。2カ月ぶりに上昇し、月末値として過去最高を更新。「化学」「鋼材」「非鉄」など5業種の指数が上昇し、低下は「石油」の1種だった。石油は6月に続いて下落。※日経8-1/26P19
  11. 建材:三協立山/2026年5月期連結-最終赤字。売上高3575億円(前期/3594)、経常益8.82億円(同/9.44)、利益▲134.98億円(同/▲23.36)。中東情勢混迷に伴うアルミ価格の高騰が収益を圧迫。建材事業で約162億円の減損損失を計上。27年5月期連結見通し/売上高3900億円、経常益15.00億円、利益10.00億円。※日経7-10/26P15,17
  12. 建材:三協立山/新社長-黒畑 靖之氏(くろはた・やすゆき)。1989年(平元年)三協アルミニウム(現三協立山)入社。23年取締役常務執行役員。富山県出身。61歳。(8月27日社長就任。平能正三社長は代表権のない会長に)。※日経7-10/26P15
  13. 建材:ノダ/2026年5月中間期連結-最終黒字化。売上高319億円(前年同期/319)、経常益▲6.13億円(同/▲1.00)、利益2.31億円(同/▲3.67)。26年11月期連結見通し/売上高650億円、経常益5.00億円、利益2.00億円。※日経7-16/26P22
  14. 建材:大倉工業/2026年6月中間期連結-増収増益。売上高524億円(前年同期/435)、経常益54.47億円(同/34.93)、利益37.34億円(同/25.52)。26年12月期連結見通し/売上高1030億円、経常益87.00億円、利益57.50億円。※日経7-31/26P18
  15. 建材:岡部/2026年6月中間期連結-増収減益。売上高345億円(前年同期/330)、経常益19.83億円(同/24.43)、利益14.85億円(同/17.52)。26年12月期連結/売上高725億円、経常益53.00億円、利益37.00億円。※8-1/26P16
  16. 住設:クリナップ/ユニットバスやシステムキッチンなど全商品を平均10%程度値上げする。10月2日正午以降に受注した分から値上げを実施しる。原材料費や物流コストの上昇を価格に反映する。同社/「企業努力だけで対応することは極めて困難な状況にある」として値上げに踏み切る。※日経7-8/26P13
  17. 家具:オフィス家具レンタル料/5カ月ぶりに下落。デスク、チェア、書庫、ロッカ-の平均料金で構成するレンタル家具指数(1年平均、2015年平均=100)-5月は134.2と、前月比6.37ポイント低い。中東情勢悪化で、企業によるプロジェクトの延期や見直しが相次ぎ、需要が停滞。オフィス家具のレンタル/社員研修や新規事業の立ち上げなどの一時利用が多い。※日経7-8/26P21
  18. 家具:くろがね工作所/2026年5月中間期連結-経常赤字。売上高34億円(前年同期/34)、経常益▲0.17億円(同/0.41)、利益0.37億円(同/0.30)。26年11月期連結見通し/売上高74億円、経常益0.75億円、利益0.90億円。※日経7-16/26P22
合板・木材関連
  1. 木材:集成材/木造住宅の梁や柱に使う国産木材の一部の取引価格が上昇した。集成材の東京地区の取引価格/6月に前月に比べて1-4%上昇。中東情勢の混迷を受けたコスト高をメ-カ-が取引価格に転嫁した。一段の値上げには需要が上向くことが必要となりそうだ。※日経7-4/26P17
  2. 木材:集成材/同上-指標となる梁に使う集成平角の東京地区の取引価格は1立方m8万3000~8万7000円と中心値で5月比1000円(1.2%)上昇。上昇は10カ月ぶりで、2023年4月以来の高値。柱に使う集成管柱/1本あたり2800~2900円と、5月比で100円(3.6%)高い。※同上
不動産・建築・ゼネコン関連
  1. 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-東京都心のオフィス需給の逼迫が強まっている。都心の空室率/6年ぶりに1%台まで低下。人手不足のなかで企業が人材確保に向けて本社などを移転する意慾が旺盛だ。社員交流の空間などを増やす動きがオフィス獲得競争に拍車をかけている。※日経7-10/26P21
  2. 不動産:オフィスビル/同上-6月の東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィス空室率は前月比0.08ポイント低い1.99%、3カ月連続で下がり、2%を下回るのは2020年6月以来6年ぶり。空室率は5%が需給均衡の目安とされ、1%台は不足感が強い状態だ(20年2月/1.49%まで下落)。※同上
  3. 不動産:オフィスビル/同上-空室率に低下は賃料も押し上げる。都心5区の6月の平均募集賃料/前月比0.65%高の1坪あたり2万3993万円と、29カ月連続で上昇。1年で10.14%(2116円)上昇。新宿区の平均募集賃料/2万円を上回り、20年10月以来5年8カ月ぶりに5区すべてが2万円台に乗せた。※同上
  4. 不動産:オフィスビル/三幸エステ-ト情報-「賃料が高くても好条件のビルを借りたい企業はコロナ禍の前よりも多くなっている」と指摘。26年に完成するビルの内定率は既に9割に上がる。「需要の引き締まった状況は今後3年ほど続きそうだ」という。※同上
  5. 不動産:米ジョ-ンズラングラサ-ル(JLL)/まとめ-不動産市場でデ-タ-センタ-の存在感が高まっている。2026年1-6月の国内の不動産売買額/前年同期比17%増の3兆7517億円と同期間で最大。1000億円超のデ-タ-センタ-の大型取引が全体を押し上げた。26年通年の年間総売買額/07年の調査開始以来初めて7兆円台に達する見通し。※日経8-1/26P1
  6. 不動産:ヒュ-リック/2026年6月中間期連結-増収増益。売上高4165億円(前年同期/3000),経常益708.61億円(同/665.47)、経常益499.78億円(同/448.93)。純利益/前年同期比11%増。この期間では昭栄と合併して以降で過去最高。好調な不動産市況を背景に物件の売買益が増えた。26年12月期連結見通し/未発表。※日経7-29/26P17,19
  7. ゼネコン:清水建設/2030年度をめどにヒト型ロボットを建設現場に導入する。機械をAIで自律的に動かす「フィジカルAI」を使い従来難しかったビルなど足場の悪い現場での活用や塗装・左官など複数の作業の代替を目指す。建設業界/鉄筋の組み立てや資材の運搬、現場の測量など特定に作業に特化したロボットの開発が主流だった。※日経7-9/26P13
塗料・素材・原油関連
  1. 原油:日本がサウジアラビアから輸入する原油(DD原油)の価格が下がり、4カ月ぶりに1バレル100ドルを下回った。6月積みの代表油種「アラビアンライト」の価格/1バレル94.77ドルと前月比27.3%下落。軽質油のエキストラライト、中質油のミディアム、重質油のヘビ-を含む全油種で下落。中東の指標であるドバイ・オ-マンの月間平均価格/6月-79ドル台。※日経7-2/26P23
  2. 原油:原油価格にさらなる下押し圧力がかかっている。ホルムズ海峡の実質封鎖で滞っていた中東からの供給が回復する中、中国を中心に需要も鈍く、市場では先安観が浮上している。OPECプラス/増産を決めた。国際指標の北海ブレント原油先物の期近9月物/6月に1バレル71ドル台、WTI先物/同68ドル台で推移。※日経7-7/26P3
  3. 原油:原油価格が上昇している。中東産の指標のドバイ原油のスポット価格/13日-1バレル73.4ドルと前週末比4%高となり、3週間ぶりの高値を付けた。国際指標の北海ブレント原油先物やWTI先物も一時5%高まで上昇した。米国とイランによる攻撃の応酬で、ホルムズ海峡の通航正常化は見通しにくくなった。※日経7-14/26P20
  4. 原油:原油価格が急落/米国がイランへの大規模攻撃を当面見送ると伝わったことを受けて。国際指標の北海ブレント先物の期近9月物/27日に一時、前月末比10%下げ、1バレル87ドル台と節目の90ドル台を割り込んだ。23日には102ドルまで上昇した。WTI先物価格も27日、同8%安の82ドル台まで下げた。※日経7-28/26P21
  5. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/アジアの価格が2カ月連続で下落。指標となる台湾プラスチック(FPC)の7月積みの輸出提示価格/★インド向けは1トン815ドルと6月積み比12%(115ドル)安、★中国向けは同760ドルと14%(120ドル)安。5月積みの直近高値から3割近く下落。背景/最大需要国のインドの「パニック買い」の収束にある。※日経7-3/26P21
  6. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/塩ビの国内価格が再び上昇し、最高値を更新。中東危機による原料高を受けた国内メ-カ-の追加値上げが浸透した。供給不安がやや残る中、購入企業は安定調達を優先し値上げを受け入れた。塩ビ管など川下製品にも価格転嫁が広がっている。大手塩ビメ-カ-/「当面、塩ビ樹脂の値下げ余地はない」と。※日経7-25/26P19
  7. 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/同上-指標となる東京地区の取引価格(需要家渡し)は1kg303~315円と、前月に比べ15円(5%)高い。中東危機を受けた値上がりは5月に続く2回目で、累計の値上がり幅は45円(17%)に達する。大手塩ビメ-カ-/「今回の値上げには電力代や物流費、人件費など主原料以外は含まれていない」と。※同上
  8. 素材:合成樹脂/汎用合成樹脂(プラスチック)の国内取引価格が一段と上昇し、最高値を更新。中東の混乱に伴う原料ナフサの高騰を受け、メ-カ-側が打ち出した追加値上げが進んだ。品薄を懸念した需要家が安定調達を優先し値上げを受け入れ、4月末と比べ相場は1割上昇。※日経7-4/26P17
  9. 素材:合成樹脂/同上-★低密度ポリエチレン(一般用フィルム)は1kg438~466円、★ポリプロピレン(雑貨向け)は同438~478円と、それぞれ2カ月前から中心値が40円(10%)ほど高い。中東危機を背景とした値上がりは4月に続き2回目で、累計の上げ幅は4割程度に達する。主要樹脂メ+カ-/5-6月分から1kg40-50円以上の値上げを表明していた。※同上
  10. 素材:合成樹脂/食品包装材に使う合成樹脂ポリスチレンの取引価格が7月、前月比5-7%上昇して最高値を更新。原油・ナフサ高を反映し春先から3カ月間では4割値上がりした。カップ麪などの加工食品やス-パ-のパック商品の原価押し上げ要因になっている。※日経7-29/26P22
  11. 素材:合成樹脂/同上-一般用ポリスチレン(GPPS)の国内取引価格は1kgは378~398円。中心値では6月比で20円(5%)高い。ゴム成分を添加した耐衝撃性の高めるポリスチレン(HIPS)/同433~453円と30円(7%)上昇。PSジャパン、東洋スチレン、DICの樹脂大手3社/4-5月に打ち出した値上げについて、需要家が受け入れた。※同上
  12. 素材:国産ナフサ/石油化学製品の基礎原料となる国産ナフサ価格が4年ぶりに最高値を更新。30日に決まった4-6月期の価格/1-3月期の約2倍。中東危機による原油高の影響の大きさは、国産ナフサが初めて1kℓ10万円を超えるかたちで示された。国産ナフサ価格/輸入ナフサの平均価格と連動し四半期ごとに「後決め」で確定。※日経7-31/26P21
  13. 素材:国産ナフサ/同上-国産ナフサ価格は合成樹脂など国内の石化製品の価格交渉の基礎となる。4-6月期/1kℓ11万8900円でほぼ決定。1-3月比5万3200円(51%)高く、3四半期連続で上昇。初めて10万円を超えた。合成樹脂メ-カ-/3月から前倒しで4-6月期のナフサ高を転嫁する値上げを打ち出していた。※同上
  14. 素材:国産ナフサ/同上-ポリエチレンやポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニ-ル樹脂などの汎用合成樹脂の取引価格は春先に比べ2-4割ほど上昇し、軒並み最高値を付けた。包装フィルムや塩ビ管などでの価格転嫁も一部進んだ。足下/中東情勢の先行きに対する警戒感が再燃し、7月下旬には1トン1000ドルを上回るなど値上がり圧力が再び強まっている。※同上
  15. 塗料:日本ペイントホ-ルディングス(HD)/塗料世界3位のオランダのアクゾ・ノ-ベルに対して建築用塗料事業の買収を提案している。総額/75億ユ-ロ(約1兆3850億円)で買収を提案しており、実現すれば日本ペイントHDとして過去最大規模。日本ペイントHD/塗料世界4位で、建築用塗料に強みを持つ。アクゾ買収の狙い/欧州市場のシェア拡大。※日経7-14/26P13
  16. 塗料:川上塗料/2026年5月中間期連結-黒字化。売上高31億円(前年同期/27)、経常益2.10億円(同/▲0.18)、利益1.54億円(同/▲0.11)。26年11月期連結見通し/売上高63億円、経常益2.38億円、利益1.82億円。※日経7-15/26P19
環境関連
アジア関係/その他
  1. 海外:米国/大和ハウス工業-米南部のフロリダ州を地盤に戸建て住宅を手掛ける米ホリデイ・  ビルダ-ズを買収。買収額/数百億円とみられる。大和ハウス工業傘下の米スタンレ-・マ-チンがホリデイ社の全株式を取得。2017年にスタンレ-・マ-チンを傘下に加えて以降、米国の戸建て住宅に関連する事業や株式の取得を進めている。ホリデイ社は7社目。※日経7-31/26P15
  2. 海外:米国/同上-ホリデイ社は25年12月期に1050戸の住宅を販売。1戸当たりの価格/4900~6500万円程度が多く、初めて住宅を購入したり買い替えしたりする顧客を開拓。大和ハウス工業/25年に、米国で戸建て住宅引き渡し戸数を8000戸(1万戸を中東情勢の影響で修正)とする目標を掲げる。この買収で目標達成の確度高まる。※同上
  3. その他:東京商工リサ-チ情報/1-6月の人手不足に起因する倒産件数(負債額1000万円以上)-前年同期比38%増の237件。同社が踏査を始めた2013年以降で最多となった。※日経7-4/26P13
  4. その他:東京商工リサ-チ情報/2026年上期(1-6月)の全国の倒産件数(負債額1000万円以上)-前年同期比7%増の5346件と、13年ぶりの高水準。物価高と人手不足による賃上げ圧力で、経営体力のない中小企業が淘汰されている。※日経7-9/26P2
  5. その他:同上/負債総額-6%増の7340億円。中小企業の倒産が多く、従業員10人未満が4844件と全体の9割を占めた。倒産の増加は失業を増やす一方で、慢性的な人手不足のなかでは成長企業へと労働者のシフトを促す側面もある。※同上
  6. その他:同上/★経営者の高齢化が進み、後継者の不在を主因とする倒産/15%増の264件。集計を開始した13年以降で最多。9割近くが代表者の死亡・体調不良が主因となったケ-スだ。→金利上昇を背景に利払い費の負担も重くなりつつある。物価高が主因となって下期の倒産件数も前年を上回る可能性が高いと(帝国デ-タバンク)。※同上
  7. その他:同上/業種別-★サ-ビス業の倒産は7%増の1819件と直近30年間で最多。うち飲食業は5%増の509件。客離れを警戒して仕入れ価格の高騰を転嫁できていない企業が多い。★建設業は6%増の1025件と12年ぶりに1000件を上回った。建設資材の高騰と人材不足が深刻化している。※同上
  8. その他:帝国デ-タバンク情報/1-6月の物価高倒産が前年同期比24%増の556社。同社が集計を始めた2018年以降で最多。原油や燃料、原材料などの「仕入れ価格」上昇、取引先からの値下げ圧力などで価格転嫁できなかった。「値上げ難」などで、収益が維持できずに倒産した企業を抽出。6月の倒産件数/113件、単月で過去最多。※日経7-8/26P15
  9. その他:総務省情報/住民基本台帳に基づく1月1日時点の人口動態調査-★日本人は2025年から91万6744人減の1億1973万6483人。17年連続の減少で、減った人数と割合はいずれも調査開始以降で最大。1984年以来42年ぶりに1億2000万人を下回った。※日経7-30/26P1,5
  10. その他:同上/★外国人は35万3696万人増の403万1159人。外国人集計開始の2013年以降で最多で、総人口に占める割合は3.26%。外国からの転入者数も最多の72万988人。外国人は外国人の集計を始めた2013年以降最多。※同上
  11. その他:同上/★都道府県別-増加は東京都のみ。それ以外の46道府県は減少。減少数最大/北海道の5万104人、減少率最大/秋田県の1.95%。★自然増減率(出生者数-死亡者数)/92万3008人減で、自然増減数は調査開始以来で最大の減少。※同上
  12. その他:同上/★日本人と外国人をあわせた総人口-1億2376万7642人、56万3048人減。★都道府県別/増加-東京都、大阪府、千葉県の3都府県。★総人口に占める外国人の割合/東京都が5.57%で最大。★外国人で最も多い年齢層/25~29歳。★15~64歳の「生産年齢人口」/総人口の59.97%。外国人の86.17%が生産年齢人口。※同上
■トピックス  
 <その一>マンション不都合な真実/あえぐ管理組合(上)-切り捨てられる小型物件 <日経7-20/26P1,3>
  • マンションの管理組合:★区分所有法に基づき、分譲マンションの所有者全員でつくる組織。全国に10万以上ある。建物や敷地の保守、生活していく上でのル-ル策定、長期的な修繕計画の作成など手掛ける。管理費や修繕積立金を住人から集める。近年は積立金を債券で運用する組合も増えている。★住人から選ばれた複数の理事と監事からなる理事会が実務を担う。大半の組合は一部またはすべての業務を管理会社に委託。管理会社が請け負う業務は幅広い。日頃の共用部の清掃のほか、専有部の配水管掃除などを手配。エレベ-タ-故障や水漏れといったトラブル対応の窓口にもなる。物件に常駐する管理人を派遣するほか、組合総会の司会進行をすることも多い。★近年は高齢化により組合の理事を引き受ける住人が減っており、理事会機能までを管理組合が担う「第三者管理」も広がる。マンション管理業を営むためには、国土交通省への登録が必要。同省の登録された業者/全国に約1700社ある。
  • 管理会社/解約通知は突然に-「40戸ないと採算合わず」:分譲マンションの管理組合が危機に陥っている。コスト上昇や人手不足により、見方だったはずの管理会社との関係が暗転。大規模な修繕工事には不正の影が忍び寄る。購入時には想定できなかった事態に、自衛の道はあるか。
  • 利益生みにくく:★管理費の引き上げ要求は全国で相次ぐ。主な理由/人件費や資材費の高騰だ。VSG不動産の調査情報/約1000人のマンション住人を対象に実施した2025年の調査-過去3年以内に管理費を値上げされたと答えた割合が47.9%に上がった。★管理組合は大切な顧客のはずなのに、管理組合が一方的に契約を打ち切るケ-スも目立ってきた。固定費に対して戸数が少ないと利益を生みにくいため、「40-50戸が採算ライン」(管理大手)と。→国土交通省情報(5年ごと調査)/分譲時から管理会社を変更したマンション-23年度調査で全体の24.5%。10年前に比べ6.2ポイント上昇。1974年以前に建てられた古い物件では半数以上に上がる。→国土交通省が示すマンション標準管理委託契約書/契約解除の申し入れは「少なくとも3カ月前まで」とされているが、「通告を受けてから新たな委託先を探そうとしても、3カ月では難しい」(マンション管理  士)と。
  • 対策/外注業務を圧縮:住人の高齢化が進むマンションでは、自主管理で運営する余力も乏しい。管理不全に陥った物件はたちまち劣化し、資産価値も急落していく。★高額な管理契約か完全自主管理か/現実的な解決は二者択一ではなく、外注する業務圧縮にある。自力で担えない分野を外部の委ねるあり方だ。★ニ-ズを捉えようとする動きもある。自主管理マンションを支援する横浜サンキュ-(横浜市)/管理組合の会計業務に特化した代行事業を2019年に始めた。★国土交通省情報/24年末時点のマンションストック総数-全国で713万戸超。国民の1割超(推計)がマンションに住んでいる。管理を保ち、資産価値を維持するためには住人各自が現状を知ることが重要だ。解約通知を座して待つ前に、できることは多い。 111-75
  <その二>マンション不都合な真実/あえぐ管理組合(中)-ドル箱の大規模修繕  <日経7-21/26P1>
  • 「なりすまし住人」高値誘導/裏切るコンサル:6月中旬/東京近郊のホテルで開かれたマンション管理組合向けセミナ-で、関東のマンション大規模修繕工事で談合を繰り返したとして、公正取引委員会の立ち入り検査を受けた施工会社の経営者/地面に伏して謝った。→修繕工事大手を含む計38社に独占禁止法違反(不当な取り引き制限)で処分案が通知された今回の談合。工事費を低く抑えてくれるはずに設計コンサルタントが受注調整に関与し、不当に金額をつり上げていた実態が明るみに出た。
  • 今回の談合の深刻さ:管理組合が相談相手として頼ったコンサルが平然と住民を裏切っていた点だ。「受注が決まれば工事費の5-10%のマ-ジンが入る。結果的に工事費は全体で2割ほど割高になる」(コンサルの元社員)と明かす。→設計と施工のプロ同士が結託すれば、素人である管理組合が適正価格を見破るのは至難の業だ。「もはや誰を信用していいのか分からない」(セミナ-参加者)との声も。→近年は組合内部に悪意のある人物が入り込み、理事会や修繕委員会の議論を引っ張って利益誘導するケ-スも出てきた。
  • 情報が財産守る:修繕時期を把握した施工会社は社員が住人になりすましたり、実際に一室を購入したりして組合の意志決定の場に潜り込む。なり手が少ない執行部に立候補して修繕の議論を主導。割高な工事を整えた後、こっそり退場していく(事例あり)。→大規模物件だと工事費が億単位に上る大規模修繕はまさに「ドル箱」。情報格差を武器に忍び寄る悪意にどう対処すればいいのか。→横浜市/マンション修繕支援のスマ-ト修繕(東京・新宿)と連携し、見積書をエリアや規模に応じた相場と比べられるシュミレ-ションを管理組合向けに無料で提供している。「組合が相場の感覚を持つだけでも不正に対する抑止力になる」(スマ-ト修繕)と指摘。111-76
  <その三>マンション不都合な真実/あえぐ管理組合(下)-よみがえった築古物件<日経7-22/26P1>
  • 人気の街でも:福岡市の博多駅近くに、長らく廃墟と化していた11階建てのマンションがある。1973年の竣工で、戸数は約130。バブル期に地上げを狙った東京のデベロッパ-が100戸ほど買い上げた後に一部住人と対立し、管理組合が機能不全に陥った。→料金滞納で共用部分の電気が止まり、88年には給水も停止。不審火が相次ぎ、住人が退却してスラム化した。今年ようやく売却が進み、春には解体工事も始まったが、近隣からは「もっと早く対処できなかったのか」と。★人気の街の「一等地」に生じた廃墟の姿は、都会に林立するマンション群に潜むリスクを体現している。「管理が滞れば建物はあっという間に古くなり、街の治安にも影響する」(福岡県マンション管理士会)と。★築年収が古いマンションは増加の一途だ。国土交通省情報/築40年以上-2024年末で全国に約148万戸。20年後には3倍超の約483万戸に上がると推計されている。→マンションの物理的な寿命/80年とも100年超とも言われる。国の調査で永住希望者が6割に上がる中、いかに長生きさせるかは管理組合の重要な課題だ。
  • 住民自治が「廃墟」防ぐ:名古屋市中心部にある築55年の「パラシオン覚王山」(約70戸)/好立地にありながら00年ごろは外壁がはがれ、コンクリ-ト片が落下する崩壊寸前の状態だった。→当時は自主管理しつつも管理組合がなく、不動産業者の評価は5段階の最低クラス。新たに購入した住人らが理事会を組織し、30年以上手つかずだった本格的な修繕工事に着手した。★マンション維持管理機構(同市)やNPO法人の協力を得て長期修繕計画を作成。公的機関から資金を調達し、外壁や手すりを1つずつ修復した。23年には耐震工事も終え、今では入居希望者が途絶えない人気物件に生まれ変わった
  • 長寿命化めざす:「買いたい、住みたい」という欲求の喚起は物件への愛着を育み、資産価値の向上をもたらす。★築52年の「高島平ハイツ」(95戸、東京都板橋区)/国が22年度に始めた「管理計画認定制度」の初適用物件だ。自治体が管理計画の内容を精査し、適正と認めれば金融面などで優遇措置が受けられる。「認定第Ⅰ号」と知られたことで「管理状況への信頼から購入を決める居住者も出てきた」(管理組合)。★自治を後押しする法整備も進む。4月施行の分譲マンション関連法では組合決議の要件を大幅に緩和。所在不明者などの所有者を母数から外し、速やかに意志決定できるようにした。★欧州では築100年超でも管理の力で価値を高めている物件がある。「日本でもできるだけ長寿命化させる管理を目指すべきだ」(京都市大学大学院の斎藤特任教授)と。→マンションの価値/新築時がピ-クとは限らない。淘汰が迫る時代にあって、住居の未來をどう考えるか。住人各自の姿勢が明暗を分ける。111-77
■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=国際貿易促進協会京都総局
※国貿=国際貿易 ※高新=高知新聞