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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2007年5月号>      No.0025
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㈱アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
 
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国情報
  偽物
(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
    て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
 
偽物
 
 今回は、最近時々ニュースでも話題になります中国の偽物に関するレポートをします。
ただし、このレポートの内容に関しては、ほとんどが憶測の領域を脱し得ない事をご了解
下さい。
 かなり前から、韓国・香港・中国等の旅行に行った時に、興味本位でブランド品の偽
物を売っている場所を覗き、時計・財布・バッグ等を中心に買われて日本に持ち込んだ
経験のある方は(違法ですが)多くおられるでしょう。
 その生産拠点のほとんどが中国広東省だと言われており、一時韓国では一流ホテル
の売店でも手に入る事もあったようですし、中国の北京・上海では特定の場所で日中
堂々と店頭に並べて販売されていました。
 2年ほど前にその場所も強制的に閉鎖され、(実際には偽物ばかりではなく、庶民の
安価な日常品や衣服を販売する目的の市場的な場所だったのですが)現在中国では、
珠海市のマカオ入出国センターのある市場で、まだかなりの偽物ブランド品等が堂々と販
売されていると聞いています。
 北京・上海は中国の都会でもあり、北京オリンピックや上海万博を控えてイメージダウ
ンにならないように政府からの圧力で撤去されたようですが、実際には何処の国でも有る
ように、取り締まりにより減ってきてはいると思いますが、分散された形で上海でもダウンタ
ウンの路上とか、観光客が集まる場所の裏通り等では日本人と見るなり寄ってきて、時
計やバッグ等のカタログ片手に、しつこいくらいつきまとってくる現状が有ることは、今後中
国を訪問される方々も知っていて気をつけていただきたいと思います。
 最近急速に増えてきているのは、偽物のブランド品ではなく映画等のソフト、音楽ソフ
ト等のCD/DVDを初めてして、日本のゲーム機をねらった改造ソフトやパソコンの付属部
品的なメモリースティック・イヤホーン等のブランド品の偽物も多く販売されている用です。
 品質的には、買う個人の認識にもよりますが使用する範囲と目的によって違ってくると
思いますが、ほとんどが問題ない範囲のものに仕上がっていることが、逆に大きな問題に
なってくるのではないかと考えています。
 当然の事ながら、偽物の品種によって考え方も違ってきますが、手芸製品的な物から
工業品の部類に移行してきていると言うより、広がってきており、需要が有るかぎりその広
が入りは大きくなって行くと思われます。
 中国人一般的なモラルに問いかけて、減らしていく努力や強制的な圧力で撲滅させて
いく努力は今後も続けて行くのでしょうが、まだまだ数十年では無くならないのでは無いか
と思われます。
 装飾品や時計等のブランド品・パソコン関連・音楽・映像ソフトのコピー品や偽物品ば
かりではなく、私どもの仕事で取り扱って居ます工業製品の偽物ブランドが多くなってきて
いる現状が有ることは日本ではあまり知られていないと思いますが、工業用自動化設備
等に使用される、スイッチセンサー・ベアリング・チェーン等は、急激な中国の工業化と日
系企業等の進出にあわせて、偽物が出没してきており、日本のそれらの製造メーカーも
頭を悩ませている現状が有ります。
 当然、装飾品のブランド品も含めて大がかりな設備が無いとできない商品も有り、品
質的にも粗悪な物がほとんどですが、中には十分使用できる範囲の物も生産され、本
物よりも安価に販売されてきている現実は何を物語っているのか、偽物を養護するわけ
では無いのですが、本物といわれる一流ブランド品や日本製の工業製品も含めて、実
際の製造コスト・流通コスト・販売価格・品質管理等々のあり方、中には製造コストを
遙かに上回る莫大な宣伝広告費等、需要とのバランスも有ると思いますが、私たち消
費者の立場から見ても何か違和感のある価格帯のブランド品や、工業製品の2重・3重
価格の設定等、偽物を作らせる何かがその辺にも有るのではないかと考えてしまうのは、
私の歪んだ考え方なのでしょうか?
 偽物品の品質と販売量がが本物を超えて、新たなブランドが誕生したらどちらが偽物
なのか?・・・・・・・なんて、もっと歪んだ考え方をしてしまうのは、中国人とのつきあいが
長くなった証拠かもしれませんね!
                                                                        2007年05月10日
                                                                                 車田 修
 
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2007年4月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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