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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2009年6月号>      No.0050
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㈱アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
 
 

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国情報    

  中国のラジコン飛行機―1

(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
    て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

中国レポート

中国のラジコン飛行機―1

 

今回は興味のない方には申し訳有りませんが、私の趣味のラジコン飛行機の話です。

私は小学生の頃から、飛行機に憧れ小学校4年生の時にU-コンと言われるラインコン

トロールのエンジン機を父に買ってもらったのがきっかけで、高校1年の頃まで趣味として

やっていました。

 当時もラジオコントロール(当時は押しボタン式の操縦装置)は日本でも存在していま

したが、高価でとても子供のこずかい程度では手が出せるものでは無く、あきらめて他の

趣味に転向したのですが、結婚後の余暇の過ごし方を考えている時、あきらめたものが

今なら可能かと思って始めたのが30年前です。当時はすでにプロポーショナル(比例制

御)の操縦装置が完成されており、子供向け(一部大人も)にも電動カーと言われたモ

ーター駆動のラジコン自動車(バギータイプが主流)が流行り始めた頃でした。

 その後、電波障害を克服する為に、送受信機の電波方式・制御方式が急速に進

化してAMの電波からFMになりパソコン内蔵のPCMデジタル方式になって、完成の域

かと思ったら今年から電波法の改正に合わせて、2.4Gと言われるパソコンの無線ランに

も使われているマイクロ波が使われるようになってきました。

 エンジンや機体自体も格段に進化しており、機体に関しては以前はバルザ材や合板

から自分で切り出して自作したり、切り出してある部材を接着剤で組み立てるキットと言

われる物が主流でしたが、最近はARFと言われる完成機(部分的に組み立てて、受信

機やサーボモーターを取り付けて、リンケージをすれば完成)が主流になってきており、古

い考えの私たちから製作する楽しみを奪っているのが現状です。

 と言うのも、その完成機の出来栄えが良くなってきていることと、価格的に自作や、キッ

トの製作品よりも安価に売られており、そのほとんどが中国で製作されているのです。

 数年前に、ちょっとした情報から中国の中山市の隣の市である佛山市のラジコンショッ

プ(中山市から車で2時間の距離)を探し当てたことにより、そのARFと言われるラジコン

飛行機の完成機を私の所属するクラブ

(竜泉寺ラジコンクラブhttp://www2m.biglobe.ne.jp/~osamu-k/

のメンバーからの依頼で、当然日本で買うより中国で買うほうが安いだろうと・・・・・中国に

出張する度に買って、ハンドキャリーで日本に運ぶボランティアを引き受けてしまったのが中

国のラジコン事情を知るきっかけになり、中国出張中でもラジコン飛行機が飛ばせる(当

然休みの日です)事が現実になってきました。

 今年になってから、中山市に大型ラジコン飛行機のメーカーが在る事を教えてもらい、早

速コンタクトを取って、訪問して工場見学をさせてもらいましたが、アクロバット用のガソリン

エンジン機が主流のメーカーで、50CCクラス(翼長で約2150mm)から250CC(翼長で約

4600mm.実機の1/2)まで製作しており、40歳代の若い3人の共同経営と言うことで、開

業してから1年で徐々に工場面積(貸し工場)を増やしてきて、今現在従業員60名で月

100機位製造しているようです。

 販売先は中国国内もあるが、輸出の方が多いとの事でアメリカを始めヨーロッパ・アフリカ・

南米・オーストラリア・韓国等14箇所の国の販売店と代理店契約をしており、今日本か

らも代理店の申し込みがあるとの話でした。

 この3人の中の1人は香港を拠点としている大手のラジコン飛行機メーカーに勤めていた

との事から、短期間でこれだけの販売網と製造工場を立ち上げることが出来たのだと推測

しますが、何故一般の大量に売れる小型機・中型機(一般のラジコン飛行機は、グロー

エンジンと言われるアルコールを燃料とした2.5CC~30CC位の物と最近は高性能電池リ

チウムポリマーによる電動機が主流)を製造しないかとの質問には、私たちは中国でも後発

メーカーだから他と同じ物を作っていたのでは商売にならないと言っていました。

 工場見学をさせてもらったり話を聞いた印象は、徹底した市場調査と計画性の上に、良

いものを安く作ると言う精神が感じられて、我が精一のスタッフも見習う必要が有るのではと

・・・・まあ、話をしても所詮おもちゃだと言われかねないのですが・・・・。

 この後、彼らと一緒に中山市の三角と言うところにある実機の個人飛行場(香港人所有

で普段は使っていないので、ラジコン飛行機に開放している)に行って、試作機のテスト飛

行に付き合ってきました。

 まあ、日本が主流だと思っていたラジコン模型業界も今や中国が取って変わろうしている

現状(機体等はもうすでに中国製が主流になってきていて、送受信機やエンジンは未だ日

本製が世界では主流ですが、徐々に台湾製や中国製に変わり始めている)は、私たちの

産業機械における動向の縮図を見ているような気分になって、良いことかどうか判断が付

かない気持ちになっています。

 私個人としては、安価で良いものが手に入るルートを見つけた事と、中国での暇な時間

の過ごし方に幅が広がってきた事で気分は良好ですが・・・・・・。

今後も時々この手の情報は発信するつもりでいます。

 

報告:中国の車の運転免許1回で合格しました。(中国語で受けて94点合格です)

5月14日に免許証入手しました。

 

                                       20090610

                                           車田 修

                                                                          
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2009年5月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連


尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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不要の方は、お手数をお掛け致しますが配信不要とご記入頂きメールでお知らせ下さい。
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