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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2006年1月号>      No.0009
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㈱アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 
2006年
新年あけましておめでとうございます
 
 アドペック開業から6年が経過し、多くの方々のご支援とご協力に支えられ無事に7年
目を迎える事が出来ました。
お客様始め皆様に、深く心から感謝の気持をお伝えしたいと思います。
 
 昨年は、中国の合弁企業精一機械(中山)有限公司の工場完成と開業を果たし、ア
ドペックグループとしての一つの区切りの年になりましたが、今年は、製造基盤となる精一
機械(中山)有限公司の操業の安定化と、組織形態の充実を図り、成長する企業への
方向付けをするべく、アドペックグループとして全面的に協力・指導をしていく考えでおり
ます。
 
 日本国内の景気も上向いて来ていると言えども、現実にはまだまだ厳しい状況が続い
ておりますが、株式会社アドペックは日本国内の営業展開に関して、従来に増して高品
質で経済的な設備機械を関係業界にご提供出来るよう、グループ企業とより深い連携
を取りながら努力してまいります。 
 
 昨年後半は、円安及び中国元切り上げ等の原因で、原価の上昇が利益率を圧迫
する状況が続き、どうにも避けられない状況でしたが、今後は中国新工場においての製
造コスト削減と中国工場内での試運転調整を本格的に行える事による、日本国内据
え付け作業及び試運転の短縮化等による、トータル的な経費削減により対応していけ
る目処が立っております。
 
 例年に無い寒波が日本列島を覆い込んでいる中で迎えた新年ですが、私どもアドペッ
クグループは一丸となって常に前向きに取り組んで行きますので、今年も益々皆様にお引
き立ていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
 アドペックレポートも、中国情報・住宅関連情報・アドペックグループ関連情報を中心に
皆様にお役に立てる情報を引き続き配信してまいりたいと思っておりますので、よろしくお
願い申し上げます。
尚、レポート内容に関してのご意見等ございましたらご遠慮無くメールにてご連絡下さい。
ご意見を参考により充実した内容にしていきたいと考えております。
 
   本年もよろしくお願い申し上げます
                                                          株式会社アドペック
                                                                    車田 修
 
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)2005年公開情報からみた住宅&住宅関連市場動向
(2)中国情報
  中国の合弁会社精一機械(中山)有限公司からの情報を中心に発信します。
(3)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
    て発信します。

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・・・・・(1)2005年公開情報からみた住宅&住宅関連市場動向・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
  公開情報からみた2005年の住宅&住宅関連市場動向を分析してみました。ご参考
になれば幸いです。
05年は同市場では、3つの出来事が社会に衝撃(マイナスイメ-ジ)を与えました。
①悪質リフォ-ム業者の問題/信用・安心回復のために、国や地方自治体、業界団体
が動きました。住民の意識も高めました。
②アスベスト健康被害問題/工場周辺住民を巻き込んだ問題に発展、国&当該企業
が再発防止&補償対策のために迅速に動きましたが、新法施行など継続課題です。
国際的な規制の動きに遅れたことが被害を大きくしたようです。
③耐震強度偽装事件/社会に大きな衝撃を与えました。住民救済や責任問題は継
続課題です。マンション販売への影響が懸念されます。
          
05年の住宅&住宅関連市場の特徴的な動きは下記のとおりです。
詳細は「2005年公開情報から住宅&住宅関連市場動向分析」をご参照下さい。

1)住宅市場:年率換算値で120-130万戸と高い水準で推移。賃貸と分譲(建て売り
戸建て住宅、マンション)かけん引。持ち家(注文住宅)は漸減傾向で、一部住宅関連市
場にマイナスの影響も出た。投機的住宅も新設住宅着工戸数の増勢に寄与/不動産
融資警戒へ。
2)リフォ-ム市場:市場規模/既存住宅約4,700万戸、うちリフォ-ム予備軍とされる築15
年以上の住宅が6割強、リフォ-ム市場拡大はほぼ間違いない。
参入企業は異業種からの参入も含め増加傾向、競争も激化、04年に比べ利幅が減少
傾向、各社は拡販施策打ち出す。
3)建材市場:木質系・窯業系とも公開情報は少なかった/成熟市場化。戸建て住宅
メ-カ-やマンション開発企業の資材調達動向からみて、価格競争が厳しいようで、鋼材・木
材など原材料の価格上昇もあって、9月中間期の収益は悪化傾向であった。
4)家具市場:家具関係の公開情報は、大塚家具とオフィス家具関係の情報が中心であ
った。大塚家具は展示販売店を一部閉店するなど、伸び悩み傾向。オフィス家具は企業
の業績回復もあって好調だった。ホ-ムセンタ-取り扱い商品は中国などアジアでの生産品が
主流に。
5)合板市場:輸入合板/マレ-シア産合板が急増傾向、インドネシア産合板は伐採規制
強化などから丸太不足で休廃業が出るなど、地盤沈下傾向国内市場での輸入合板の
シェア約6割強。国産合板/厚物合板は05年に入り値下がり傾向で苦戦、減産で値上
げ図る。
6)木材市場:南洋材、北洋材、NZ材、米材ともに対日輸出成約価格は漸増・高止まり
傾向。背景/伐採規制強化、天候不順、円安・ドル高に加え中国などアジア諸国の需
要が旺盛、米国も住宅市場が好調。国産材は中国輸出や産地材活用に努力するも
価格は漸減傾向。
7)環境/その他:住宅の省エネ対策/太陽光発電装置-住宅への装備は着実に増
加傾向、搭載住宅に力を入れている積水化学工業やパナホ-ムは業績好調燃料電池
式の熱電併給システム-実用試験段階へ。木材(廃材利用含む)利用のバイオマス発電
が本格実用期に。 

                                                                                                大野幾男
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・・・・・(2)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
中国レポート
WMF北京木工展のお知らせ! 
 
第十一回国際木工機械及び家具生産製造設備展覧会が家具部材・木製品展覧会と併
せて中国・北京にて開催されます。
今回から精一機械(中山)有限公司として出展します、興味の有る方は入場券等を配布して
おりますので、アドペックまでご連絡下さい。
 
精一機械(中山)有限公司の今回の展示品は、精一機械にて製造販売しているフローリング
塗装設備として下記の機械を展示、運転する予定でおります。
 サンダー(アミテック株式会社技術提携品)
 Nロールコーター(株式会社杉井鉄工所技術提携品)
 NR(W)ロールコーター(株式会社杉井鉄工所技術提携品)
  フローコーター(株式会社杉井鉄工所技術提携品)
 UV照射装置(ジーエスドイテック株式会社提携品)
 ライン用スイングベルトコンベヤー等
 
展覧会詳細
  展覧会名称     WMF北京木工展
                            第十一回国際木工機械及家具生産設備展覧会
                 The 11th International Exhibition on Woodworking Machinery and
                             Furniture Manufacturing Equipment.
                 第十一回国際家具配件・材料及木製品展覧会
                             The 11th International Exhibition on Furniture Accessories,
                             Materials and Wood Products.
 場所            中国・北京・中国国際展覧中心
                China International Exhibition Center, Beijing, P R China
 開催日時        2006年3月7日~10日
                            3月7日    10時~17時
                3月8日・9日  9時~17時
                3月10日    9時~15時
 精一機械展示ブース      Hall   1B
                                       Booth No.    1B- B1   
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・・・・・(3)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2005年12月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連



尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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不要の方は、お手数をお掛け致しますが配信不要とご記入頂きメールでお知らせ下さい。
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   発行:株式会社アドペック  
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