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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報

□□★                  <2021年7月号>     No.0195

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 (株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング

を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

1コロナワクチンパスポート

 

(2)住宅関連情報 今月の住宅関連情報へのリンク 
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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1)中国情報

 

中国レポート

 

コロナワクチンパスポート

 

7月に入っても梅雨明けどころか、各地で大雨が降り続いています。2日夜から3日朝に

かけて、東海から関東の太平洋側で記録的な大雨となり、静岡県熱海市で3日午前、大

規模な土石流が発生して、30名以上の犠牲者がでました。心よりご冥福をお祈りいたしま

す。 土石流の起点は長年続けられた山頂部の盛り土部で、この付近の開発が原因では

ないかと言われていますが、これが本当であれば自然災害ではなく人災なのでしょう。

 

最近、災害が起きるたびに法の整備が整っていない等の話が出ますが、最終的には被

害が出て多くの犠牲者にそのしわ寄せがいっているような気がします。新型コロナウイルス蔓

延に関しても、同じように法の整備や関係機関や役所の連携が悪く、被害を拡大させてい

る傾向が目立ちますが、日本における優秀な官僚や政治家には、早急に社会の制度や仕

組みの改善に取り組んでもらい、将来に向けて大きく改善されていく事を期待します。

 

世界的にビジネスや観光目的の各国間の往来が20201月末頃に規制されてから、

1年半が過ぎようとしています。オンライン会議やテレビ電話の普及で、表面上は何とか切り

抜けていますが、現実には私どもだけではなく多くの企業においても、多くの問題が放置され

たままになっていると思います。少なくとも経済を円滑に回すためには、人々の往来が必要

条件となる事項は多く、将来への継続や発展には生のコミュニケーションが絶対条件だとい

う事が、今後見直されると思います。

 

最近コロナ禍において、各国のワクチン接種が進みつつある事から、欧州・中国等でワク

チン接種完了者にワクチンパスポートを発行する検討や実施が始まっています。

中国やベトナムでは3月には、ワクチンパスポート導入による、海外からの入国検疫方法の

簡素化を提言しており、今後急速にワクチンパスポートによる入国管理体制が世界的に整

備されるようです。

 

 中国においては3月中旬から「国際旅行健康証明」ワクチンパスポートの発行を始め、国

際基準にしたいようで、ワクチン接種状況・PCR検査・抗体検査等の情報が入っており、ビ

ザ申請の簡素化を図ったりするとしています。入国後の隔離を無くすとか、短縮するとかはま

だ決まっていませんが、当初中国製ワクチン接種者を対象としていましたが、現時点ではア

メリカ製のワクチンに関しても承認するとされています。

 

 ベトナムにおいては、今後段階的にベトナム国籍を持つ人々の入国を許可しており、14

日間の隔離は必要だが、PCR検査等の陰性証明者の提示は必要なくなる方向、9月に

はベトナム政府が承認しているワクチンを接種した人は、陰性証明書とワクチンパスポートの

提示により14日間の強制隔離は免除される方向だが、自宅における7日~14日間の保

険省の定めるガイダンスに従い、隔離は必要となるようです。(多分、自宅又はホテルと職

場(特定の取引会社)への決められた範囲の移動は可能)

 

ヨーロッパではドイツ・ギリシャ・チェコ等がワクチンパスポートを先行して導入運用していまし

たが、7月1日からEU加盟国は海外からの渡航者も含めて、陰性証明書とワクチン接種

証明書で、14日間の隔離を免除する事で運用が始まりました。

 

アメリカはワクチンを打てない人との差別問題が、クローズアップされた事もあり、連邦レベ

ルではワクチンパスポートを導入しない事がきまっています。英国においては国内の大規模イ

ベントに、入場する場合提示する必要があるとのワクチンパスポートは議会で廃案となってい

ますが、海外への渡航や入国に関する規定は別途必要だと言われています。

 

日本においては、政府が7月下旬にワクチンパスポートを発行すると発表しており、当面

は海外旅行に使用する目的で、海外渡航に必要な旅券(パスポート)を持っている人を対

象に、市区町がワクチンの接種記録をもとに書面で発行されますが、将来的にはデジタル

化も検討するとしています。

 

このワクチンパスポートの運用は、たぶん各国間での協定により決まる事になるのでしょう

が、ワクチン自体が100%感染を無くすものでない限り、渡航時点や入国時のPCR検査

や抗体検査等は従来通り実施されると思います。少なくともビザ申請の簡素化や入国後の

14日間の隔離等が無くなれば各国間の渡航はかなり活発になると思います。

 

なるべく早く停滞した1年半を取り返す必要があると考えています。この停滞する状況が

多くの人の生活を変えてしまう事になっていますが、それぞれの人々にとって悪い方向ばかり

でなく、良い方向に変化する事も数多くあるのではないかと思います。

 

  2021年07月10日

          車田 修

 

2)住宅関連情報

 

2021年6月

目次
1.住宅関連

2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

今月の住宅関連情報へのリンク

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

これまでのアドペックレポート

 

 

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