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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報

□□★                  <2024年1月号>     No.0225

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材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

1謹賀新年

(2)住宅関連情報 今月の住宅関連情報へのリンク 
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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中国レポート

 

謹賀新年

皆様には、幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
旧年中は大変お世話になりまして、まことにありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。 

 

今年のお正月前後の名古屋地区は天候に恵まれ、平年に比べて暖かい日が続きましたが、

111610分に石川県能登半島にある、鳳珠郡穴水町の北東42km震源にお

いてMj7.6の地震が発生しました。観測された最大震度7は石川県羽昨郡志賀町で記

録され、石川県輪島市の輪島港では最大1.2m以上の津波が観測されました。名古屋地

区でも震度4が記録され、1分以上の大きな横揺れを体感しました。この地震において能

登半島全域で家屋や多くの建物の崩壊や、道路の隆起・亀裂又地滑り等の被害が起こ

り、ほとんどの道路が寸断される事例が報告されています。石川県においては死者200人、

安否不明120人と現時点では報道されています。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔

やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 

今回の津波に対する被害状況は、現時点ではほとんど把握できない状況のようですが、

この地区は人口減少や高齢化が進む過疎地域の為、住宅の耐震化が遅れており輪島市

における耐震化率は46%と、全国平均87%に対してもかなり低い水準の住宅が多く、建

物の倒壊や家具の下敷きになって死亡する被害が多く発生したようです。又、この地域は

液状化しやすい砂地が広がっており、今回の被害をより大きくした要因とされています。今

回の地震で、液状化現象が新潟県、富山県、石川県、福井県と広い範囲で確認されて

おり、震度4の地域でも発生しており、地盤改良などの対策が今後問題となりそうです。

 

日本は自然災害大国と言えるほど自然災害の多い国ですが、日本国内のどの地域の

災害が少ないかという議論はほぼできない程、日本各地の過去数百年の記録からどこにい

ても遭遇する可能性があると言われています。地震・津波・台風・火山噴火・大雨・大雪

等の自然災害とそれに起因する多くの災害があるのですが、少なくとも自分の居住する地

域と拠点の災害ハザードマップ等を参考に、自分自身での対策を立てる必要があります。こ

れから新たに土地を探して家を建てたり、住む場所を決める場合も自然災害の少ない地

域を探す必要があるのかもしれません。

 

少なくとも海に近い場所、川の洪水を避けられる場所、造成されたのり面、山や丘のふも

と等を避け、戸建ての家・集合住宅等の耐震の確認、大規模火災が起きやすい地域を避

ける等々・・・・、これらを選択できる人はほんの少しの人に限られるかもしれませんが、これか

ら住居地等を計画される場合は、被災の確率面から考慮する必要があるのかもしれませ

ん。

 

今回の能登半島地震が起きなければ、起きなかった大きな事故が東京羽田空港で起

きてしまいました。12日午後547分ごろ、羽田空港C滑走路上でJAL516便(日

本航空)と海上保安庁のMA722の航空機が衝突事故を起こしました。離陸しようと滑走

路上に待機していた海保機に着陸したJAL機が追突して炎上した事故ですが、海保機は

能登半島地震の救援物資を運ぶために、新潟空港に出発しようとしてこの事故に遭遇し

ました。

 

日本航空JAL516便の乗客乗員379人は全員が脱出用スライドから避難して、14

が打撲や体調不良で医療機関を受診したようですが、命に問題はないとの事です。一方

海保機の乗組員6人の内5人が死亡し、機長一人が大けがをしたようです。日本の空港

では起きえないと考えられていた事故が起きてしまったのですが、基本的にはヒューマンエラー

ではないかと言われています。

 

現在事故原因等は調査中ですが、多くの報道があり安全対策等は現時点で把握でき

る範囲で直ちに取り組んでいくとの事です。航空機の運航に関しては機体自体の安全性を

はじめとして、各空港における管制を含めた安全対策は、日本においては世界でトップレベ

ルとなっていますが、究極は管制官とパイロットの交信によって成り立っているのが現実です。

お互いの意思疎通での勘違い等は人がやっている事なので、とうぜん起き得ることなので、そ

のエラーに対する何重もの安全対策はとられているはずだと思うのですが、何か落とし穴的な

問題があるのでしょう。

 

今回は地方空港で起きた事故ではなく、日本の玄関口と言われる羽田空港で起きたし

まった事が、より多くの人にショックを与えていると思います。各航空機の居場所は管制等で

把握できるシステムがあると思いますし、見落としによるエラーがなぜ起きたかがこれから問題

になると思います。羽田空港のピーク時の発着は2~3分起おきで、山手線並みと言われ

ていますが、これは管制官一人が処理できる範囲だと、国交省は言っているようですが、今

後、完ぺきな人間はいないという条件がどこまで考慮されており、センサーや計器による安全

のバックアップが、どうなっているのかも公表されてくると思います、

 

 政治の信頼性に赤信号がともっている日本において、今回のような事故は起きないシステ

ムが構築されているはずですが、これらの信頼性も問題となってしまう事との関連性があるの

でしょうか。

 

これからの1年、皆様と一緒に無事で過ごせることを願うばかりです。

 

    2024年01月10日

                      車田 修

 

 

 

(2)住宅関連情報

 

2022年12月

目次
1.住宅関連

2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

今月の住宅関連情報へのリンク

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

これまでのアドペックレポート

 

 

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