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(中国情報等) 

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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報

□□★                  <2026年9月号>     No.0257

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 (株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資 木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング 

を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに 住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

1 ベトナム製造設備メーカーの現状と今後の成長の可能性

(2)住宅関連情報 今月の住宅関連情報へのリンク 
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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中国レポート

 

 ベトナム製造設備メーカーの現状と今後の成長の可能性

 

8月から9月初めにかけて、前半は日本各地で記録的な暑さが続きましたが、後半は豪

雨災害が各地で相次ぎました。8月中旬以降の台風・線状降水帯・局地的豪雨という、

非常に変化の大きい状況となりました。今年は台風の発生ペースが例年より速く、8月上

旬までに16個が発生するなど、かなり活発な状況となっています。特に811日前後に

は、台風13号、15号、16号が同時に存在する「トリプル台風」となり、日本近海の気象が

非常に不安定になりました。

台風15号は811日夜、茨城県南部に統計開始以来初めて上陸し、関東・東北

を中心に強風や大雨となりました。その後8月下旬には北陸を中心に再び記録的大雨が

発生しています。この1か月の日本の気象は、単純な「暑い夏」ではなく、高温化した大気

に大量の水蒸気が蓄積し、それが台風や前線によって一気に大雨となる「極端気象」の様

相が強まった1か月と評価されています。特に千葉豪雨は、都市部の排水能力や道路・河

川などの防災インフラの限界を改めて示す災害となっています。

 

今回は、ベトナム製造設備メーカーの現状と今後の成長可能性に関するレポートです。

 

ベトナムは、近年急速に製造業の集積が進んでいます。特に電子・半導体・自動車・電

機・食品・木材加工などの分野で海外企業の進出が増加し、ベトナム国内の製造設備

需要も拡大しています。一方で、ベトナムには以前から機械・設備メーカーが存在していた

にもかかわらず、ハイテク分野を除く一般的な製造設備メーカーの成長は、必ずしも順調で

はありませんでした。その大きな理由の一つとして考えられるのが、中国から非常に安価な製

造設備が大量に流入したことにあります。ベトナムの設備メーカーが製造技術を向上させ、

国内製造業の発展とともに成長する前に、中国メーカーとの価格競争にさらされてしまいま

した。

 

 中国製設備の大量流入がベトナム設備メーカーに与えた影響をかんがえると、ベトナムの

製造業では、設備投資を行う際に「できるだけ安い設備を導入する」という考え方が強かっ

た。これは発展途上の状況では一般的な考え方です。特に、搬送装置・乾燥機・ボイラ

ー・集塵設備・コンベヤー・包装機械・食品加工機械・木材加工機械・一般産業機械な

どでは、中国製設備が非常に安い価格で供給されてきました。中国メーカーは、設計 →

部品調達 → 加工 → 組立 → 制御 → 輸出までのサプライチェーンを国内に持ってい

るため、非常に低い価格で設備を供給できる。その結果、ベトナム国内メーカーが設備を開

発しても、「中国から同じような設備をもっと安く買える」という状況になっていました。

 

これはベトナムの設備メーカーにとって大きな問題であったが、ベトナムメーカーが中国メー

カーに勝てなかったのは、単純に技術力だけの問題ではなく、部品調達力の差が大きいと

言われています。中国には、モーター・インバーター・減速機・ベアリング・鋼材・センサー・

PLC・空圧部品・油圧部品などの産業部品メーカーが非常に多く、中国メーカーは部品

を安く大量に調達できる。一方、ベトナムでは国内部品産業がまだ十分に形成されておら

ず、輸入部品への依存度が高い事になっていました。巨大な中国市場をベースにした製造

規模の差もコストの差となっています。

 

技術の蓄積の差も大きく、中国メーカーは、欧米、日本、台湾などから長年にわたって技

術を吸収してきました。その結果、「完全なコピー」→「改良」→「独自設計」という段階を経

て技術力を高めてきました。これは日本でも過去に経験している現象ですが、ベトナムメー

カーは、この技術蓄積の期間がまだ短かく、中国メーカーと競争できるレベルまで成長してい

ません。

 

 しかし、少しずつ状況は変わり始めているようです。2000年以降急激に拡大している一種

の財閥であるビングループ(Vingroup)が2019年にベトナムの国産車の製造をするVinfast

という企業を立ち上げているほか、このグループは不動産・リゾート開発を始め、ショッピング

センターやスーパーマーケットの展開、スマートフォンの製造等多くの事業を展開しており、国

内での多くの機械や部品関係の需要も増えてきているようです。海外企業がベトナムに工

場を建設する事案も増えてきて、これらの工場が単純に安い設備を買うことはなく、設備及

び部品の精度・安全基準・生産スピード・省エネを重視する設備が必要となってきています。

 

今後のベトナム設備メーカーは、すべての分野で一斉に成長するのではなく、次のような

分野から成長していく可能性が高いと考えられます。第1段階は中国製設備の単純コピ

ー・低価格設備の製造から始まり、第2段階は中国製設備の改良・現地仕様化、第3

段階は海外企業向けの設備製造となり、第4段階自社設計・自社ブランド化が始まり、

5段階にASEAN諸国への輸出が始まるという、流れが形成される可能性があります。

特に有望なのは「中間技術」の設備の製造であり、ベトナムがいきなり最先端の半導体製

造装置を作るのは難しいと思います。しかし、中国製では品質が不足し、日本製では価格

が高すぎるという中間領域には大きな市場が存在します。

 

 私どもが手掛けている分野もそろそろ、ベトナムで製造するという需要が増えてくると考えて

おり、現在ハノイで製造中のHAANとの合弁会社HABINの新工場が11月完成で進んで

いる事は、タイミング的には良いのだろうと考えています。建材業界は遅れており、外資系の

計画も出てきていませんが、日本の自動車関係新工場建設の話もあるようで、その他地場

産業の食品関連もねらい目としては、面白いのではないかと思っています。

2026年09月10日

             車田 修

 

 

 

2)住宅関連情報

 

2026年8月

目次
1.住宅関連

2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

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